物凄く久しぶりに番外編の更新です
大変待たせてしまい申し訳ございません
不定期ですが、こちらもまた更新させていただくのでよろしくお願いします
学校が終わり次第、家に帰宅する
今日は部活もバイトもないので夕食の準備をしつつ、ある程度ゆっくり出来る
「……おかえり」
家に帰ってきて出迎えてくれたのは妹の七七。小学6年生である。何処かふわふわして掴みどころがない所がチャームポイントである
背丈は俺と同じぐらい。小6の背丈とタメを張れるこの身長がいかにヤバいかよくわかる
「ただいま。良い子にしてたか?」
「うん。お姉ちゃんに言われた通り、七七、良い子にしてた」
そうかそうかと、俺は七七の頭を撫でる
七七はあまり表情が変わらないが、それでも気持ち良さそうなのは理解できる
ひとしきり撫で終われば、台所にて夕食の準備を始める
冷蔵庫を確認すれば、あるのはピーマンなどの野菜類と蓮根。冷凍庫には豚肉。酢豚でも作ろう
野菜を炒めていると、玄関のドアが開く
「ただいま。姉さん、今日の夕食は何かしら?」
「酢豚だ。あと30分ぐらいで出来るはずだからテーブルで待っててくれ」
帰って来たのはエウルア。俺の妹である
……そう、妹。よく姉と誤解されるがれっきとした現在中学2年生の妹である。モデルみたいに背が高く、中学生とは到底思えないアダルトボディをしているため、大人と偽っても全く疑われないだろう。
勿論、主観的にも客観的にも美少女に当てはまるものであり、これまで受けた告白の数は三桁を優に超えるらしい。そしてそれら全てを振ってきた猛者でもある。
中学校では色々な異名で呼ばれてたりするとかしないとか。詳しいことは流石に分からない
まあ、そんな中学校の高嶺の花も家に帰れば無防備。ブレザーを脱いでシャツの首元を緩めた姿は血が繋がっていて、尚且つ同性だとしてもなんとも艶めかしく感じる
こんなのが同年代にいたらと考えると、まあ、モテる理由も納得できる
酢豚を食器に盛り付け、ご飯を良添えば夕食の完成である
余り物で作った割には美味しそうに出来たと思う
「「「いただきます」」」
「……うん。姉さんのご飯はいつも美味しいわね」
「………おいしい」
「なら良かった。数少ない俺の特技だからな。うまくなかったら困る」
料理以外なら出来ることと言えば家事ぐらいしかない。テストは前世の知識で半分程度ゴリ押しているだけであり、俺自身は頭も良くなければ勉強も出来ない。運動は苦手だし、手先は不器用だ。
エウルアはため息を吐いて
「姉さんの悪い所よ。もう少し自分に自信を持って。私たちはそれで凄く助かっているんだもの」
「そんなこと言われても事実だからな。お前らの『姉』として出来ることなんて、料理と家事だけだ」
この体じゃあ出来ることなんて限られてる。だからせめて、初めて持った『妹』達の為に出来る最大限のことをしたい。二度目の人生を送っている俺よりも、『妹』達の方が大事なのだから
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