続きがかけなさそうなものを供養する場所   作:lkjhg

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異世界の魔女(オリ主)をぶちこんで見た話です。プリズマイリヤはとても好きなのですがよくよく考えたらツヴァイヘルツ最終話からしか見ていないことに気づきました。他の方の二次創作である程度流れはわかっていますが、続きを書くかは保留になっています。
題名は『Fate/Parallel's primitive Witch』の予定でした。
あとがきは設定のメモになっております。


原作:Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ
プリズマイリヤに異世界の魔女をぶちこんでみた話


大昔も大昔、あるところに少女がいました。

生きるのに精一杯な時代ですから、娯楽などひとつたりともありません。ですが、楽しみはありました。

 

星を見ることです。

見上げる夜空に浮かぶ星の数々。それはそれは綺麗でした。空気の汚染などもなく、雲はあってもそれ以外に遮るものがない空。

 

少女は、星に、憧れました。

 

なんてきれいなのだろうと。

 

少女は、星に、願いました。

 

明日も生きていられることを。

いつか来る終わりの日まで元気に過ごせることを。

 

 

彼女が生きたいと願ったそれはあろうことかその願いを汲み上げました。

そうして彼女はずっとずっと元気に生きています。病気になることもなく、怪我をしてもすぐに治ります。

 

ええ。

 

数千年たった今でも生きています。

 

星々は汲み上げた願いを、その少女を星へ置き換えることで叶えました。光と熱を生み出し続ける恒星へと。エネルギーが尽きることのない存在へと置き換えたのです。かくして彼女は今も生きているのです。

 

少女は他にも授かったものがありました。

後に魔法と名付ける奇跡です。自身の生み出すエネルギーをもとに奇跡を行使しました。そんな彼女はたちまち村の重要な存在になりました。

 

ある時、王様の耳にその少女のことが耳に入り、連れてくるよう部下へ命じました。

 

少女はその命令に応じました。

村の皆からは心配ばかりされていましたが、大丈夫だと言い、村を離れました。

 

王城まで馬車で数週間の道のりです。

とてもとても退屈でした。

 

 

 

「おお!よくぞ参られた。貴殿の成した軌跡の数々聞き及んでいるぞ。」

「それは恐縮です。単刀直入に聞きますがどのような要件でしょう。」

 

少女は遠回しに早くしろと言っているようなものです。それに気づかないほど王様も愚かではありません。

 

「私を不老不死にし、永遠の栄光をもたらせ。それが要件だ。」

「僭越ながら、不可能です。怪我や病を治したり、ある程度天候を予測すること、魔除けなどはできますが寿命を引き伸ばすなどという神の御技と言えることはできません。」

 

少女は、正直に話しました。

 

 

「そうか。お主でも無理なのだな。ではできるまで返すわけにはいかない。」

「なんだと?」

 

少女は驚きました。

 

「牢に入れておけ。私の願いを叶える奇跡を編み出したのなら出してやる。」

 

少女は牢へ繋がれました。

仕方なく、仕方なく奇跡を組み上げていきます。

牢の中は計算式でいっぱいになっていました。

 

2年後、王様は長すぎると文句を言い出しました。

少女が確実に進めていたところに王様が文句を言ったので、少女はへそを曲げて研究をやめました。すると今度は王様がお前の村の人間を殺すと脅したものですから研究を再開させます。

 

さらに一年後、王様は待ちきれなくなりました。

 

「お前は急ぐということを知らないのか!」

「無理だと言っているだろう!どこか一つでも間違っていたらお前は死ぬぞ!!」

「私にお前といったな。よし、もってこい。」

 

王様は部下に命じてもってこさせたのは村の長の首でした。

 

「おい…それは、嘘だろう?そん…ちょう…」

「お前がいつまでたっても完成させないからこうなったのだぞ。他の物もあるから見るか?」

「…そうか。わかった。牢へ戻せ。続きをやる。」

「ようやくやる気になったか。」

 

少女は急いで完成させました。

奇跡ではなく、魔法を。

30日ほど寝ずに開発を続けた成果です。

 

 

「ようやくできたのか。それで?どのような儀式を行うのだ?」

「恐れ入るがこの上で血を数滴垂らせばいい。それで奇跡は始まる。」

「そうかそうか。ならば血の数滴など苦でもない。」

 

描かれていた文字列は赤い光を放ち始めました。

 

「おお!おお!ついに!ついに!」

「ああ。お前は、いやこの周辺国ごと滅びるさ。」

「な!?なんだこの拘束は!」

 

少女は怒っていました。

あと数年待てば完成していたのに。そのことは伝えておいたはずなのに。

 

「愚かだな王という生き物は。」

「貴様!村の連中までもが死ぬぞ!」

「知っているぞ。既に皆殺しにして焼き払っていることはな。」

「誰だ!誰がこいつに教えた!」

「誰でもない。死んだ者たちがお前を呪うためにここへ来たときに教えてくれたのさ。」

 

幽霊や亡霊など普通の人間には見えません。

しかし少女は普通ではありません。

過去に死者の言葉を聞くという奇跡を使っていました。

 

「私は星が見える。

 

私には星がある。

 

私は星である。

 

そして魔女となった。

 

国を滅ぼす存在へと至った。

 

天変地異?神の御技?

 

私とて可能だ。

 

なぜなら星の魔女だからだ。

 

これより私は、星眼の魔女である。

 

もう、人間に愛想は尽きた。

 

一度世界を終末へと導こう。

 

王の血が鍵となり隕石が落ちてくる気分はどうだ?

 

王を殺すか?殺したところで止まらんぞ。

 

私を殺すか?たわけ、そもそも殺せない。

 

さぁ最後の晩餐にさえありつけない愚民ども。

 

生きることを願うな。

 

安らかに死ぬことを願え。」

 

めでたしめでたし。

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

「とまぁそんなことがあったんだよ。遠い遠い昔にな。」

「へぇ〜初めて聞いた。そのおとぎ話?」

「おとぎ話じゃなくて事実なんだがなー…」

 

ああそうだ。

すべて事実だ。と言ってもこの世界での出来事ではない。伝承や神話などで語り継がれているはずもない。もっとも、書かれていたとして私は災厄として書かれるだろうが。

 

「王様も王様だけど、その女の子もちゃんと自分の気持ちを伝えられてなかったのが原因だよね。」

「む。まぁそうだな。」

「はぁーフィクションでよかったよ。マギサ。」

「どうしてだ?イリヤ。」

「だって日本とかお隣の韓国とかがばーん!って消えちゃうんでしょう?そんなの嫌じゃない。」

 

小学生は無邪気でいいよな、と最近思う。

それは悪いことでもなんでもないが眩しいというのが本音だと思う。世の中を知らない無垢な願いはそれだけでも尊いとすら思える。このイリヤスフィール・フォン・アインツベルンという少女に限っていえば、だがな。

 

「それで今日の晩御飯の献立はわかるか?」

「え?えーっとハンバーグじゃなかったかな。」

 

私はアインツベルン家に住んでいる。

義理の双子の姉妹とかいうわけのわからないことになっているが。私達には衛宮士郎という兄がいるこれまた義理だが。家事スキルがとてつもなく高い男だ。将来家政婦でもやれば儲かるんじゃないかと勝手に思ってる。

 

「ま、士郎の作る料理はなんでも美味いから何がきても文句はない。」

「それ私に聞いた意味ないじゃん。」

「そうだイリヤ。先に帰っておいてくれ。用事があるんだ。」

「いいけど買い物なら手伝うよ?もしかして危険なことだったりする!?」

「どちらでもない。」

「ならいいけど・・・」

 

いいのか。

 

〜〜〜〜〜〜〜

 

しばらく歩いて目的地へと向かう。

 

最近は平和だったというのに厄介ごとが迷い込んでしまった。

 

()()()()()()()私の使う魔法に当たる魔術の存在を知ったときは驚いたが英霊の存在となると腰を抜かしそうになったな。」

 

私の使う魔法の中にはこの世界の魔法に当たるものもあるだろうがどうでもいい。

目の前にいる黒い靄のかかった現代にあるまじき格好をした女。

 

「伝説の存在、まぁ私自身とてその中に数えられそうだが、それに会えるのは光栄なことだ。しかしどうやら理性は残っていないらしい。」

 

目隠しをしていることから目が伝説にでも関係しているのか?

私の目も人間からしたら異形だろうから魔法で隠蔽している。目の伝説といえばメデューサくらいしか思い浮かばないがどうなんだろうな。髪が蛇であると聞いた覚えがあるが違うしな。

 

「どうだっていいか。今の平穏を邪魔されたくないから殲滅させてもらおう。」

 

私が通常攻撃として用いるのはエネルギーをビームとして打ち出すこと。

 

「結界を張ったから周囲を気にせず攻撃できる。それと、ビームが一本などとは言ってないぞ。」

 

相手の動きは非常に素早く、常時20ほど発射しているが掠る程度でしかダメージを与えていない。遠距離での攻撃を与えてこないことと、手に持っている武器から近接型と判断。攻撃の手を緩めて不意打ち対策の物理無効化の魔法を起動する。

 

「どう考えても人ではできない動きだな。英雄がなぜそこまで堕ちたのか気になるが終わらせるか。」

 

直線軌道だったビームを追尾型(ホーミング)に切り替える。

すると捌き切れず、ビームによって焼き貫かれた。

 

タロットカードのようなものが落ちてきた。

 

「ライダー、か。」

 

どんな意味があるのかは知らないがとりあえず持ち帰って調べてみるとしよう。

結界を解いてみると真っ暗になっていた。そして見知らぬ女二人と少女一人とイリヤがいた。

 

「なんでマギサがここにいるの!?」

「私のセリフでもあるんだが。」

「ちょっと誰よこの子!何平然とクラスカード持ってるのよ!」

「なんか倒したらドロップした。」

「ゲームじゃないのよ!」

「いや、あの程度どうってことはない。」

「はぁ!?」

 

なんだこいつは。

私の昔話はイリヤでさえ御伽噺判定なのだから話したところで意味はないだろう。

いや、そんなことよりなんだこいつは。大事なことだから2回言ったぞ。赤い服を着た女と青いドレスをきた女。明らかに面倒くさいだろうこいつら。

 

「普通の魔術師じゃまず勝てない、劣化しているとはいえ英雄相手にどうってことはないぃ?封印指定のリストにもないってなんなのよあんた!」

「魔女だが?」

「頭狂ってんの!?」

 

赤いのはやかましいな。

青いのは今静かだがどうせこいつも口を開けばうるさいのだろうな。

 

「あ、あの凛さん?いくらなんでも私の姉を頭狂ってるっていうのは見過ごせないですよ?」

 

おお。イリヤから威圧を感じる。

 

「む、ぐ・・・。ごめんなさいイリヤ。でもこれだけはわかってほしいの。バカステッキを使っても簡単には倒せない相手をなんの礼装もなく倒すのって異常なのよ。」

「は、はぁ。後でお話聞かせてもらうよ。マギサ?」

 

赤いのに向けていた威圧がこちらへ向いてしまったな。機嫌を損ねたわけではないだろうが今度ケーキでも買ってやろう。




ちょっとノリが軽い感じで書いてたので次の話でお風呂シーン有ります。

現在のマギサ(星眼の魔女)のスペック

白髪ロング碧眼のロリ
異世界で国のついでに世界を滅ぼした魔女
生身で英霊に無傷で勝利
人じゃなくて恒星(または人の姿をした恒星)
無限の魔力(恒星は自ら光と熱を発するためそのエネルギーを変換している)
おそらく不死
英雄王以上にバカスカ撃てる
他人を不老不死にすることが可能(絶対やらない)

自分で書いておいてあれなんですけどなんですかこのチートの塊。あ、でも流石に乖離剣エアでエヌマ・エリシュされたら死ぬかな?


Fateのクラス適正を考えてみました(FGO方式)。
僕の頭の中にある設定では

1.キャスター
2.アーチャー
3.アヴェンジャー
4.フォーリナー
って感じになりました。

キャスターに限り追記しますとクラス固有スキルに加えて『魔法作成EX』が追加されます。これはオリジナル要素です。


魔法作成EX:Fate世界における魔法、魔術を作成することができるスキル。また、オリジナルの魔法の作成も可能。

常々思うことではあるが別作品の魔法職のオリキャラをFate世界にぶちこむと説明が本当に面倒くさい。魔法作成についてすごく大雑把に簡単にいえばどんな魔法でも作って行使することができる。なお本人はFate世界の魔法に何一つ興味を示していない。『無駄なことばかりじゃないか。利用価値があるのはせいぜい第3くらいだぞ。』とのこと。

宝具というわけではないですが隕石落とせます。というかほんとにだいたい何でもできるっていう設定なので宝具みたいな必殺技がないんですよねぇ…。疑似エクスカリバーできますし。隕石おとすサーヴァントいないなーって思ってたら正月鯖で追加された闇コヤンが落としてましたw
ちなみ闇コヤンは無課金宝具4を達成した2基目のサーヴァントです。1基目は斎藤一。卑弥呼が出らんかったんや。

最後に…設定考えるの楽しいなぁ。
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