今回は、私が主人公よ。
私は時間の魔女。ピチピチの女子高生。不真面目だけどね。
星眼さまは今前回消し飛ばした場所にお城を作っているわ。空間の魔女は誰も侵入させないように結界を展開し維持している。私たちが魔女とはいえ限界はある。つまり空間の魔女の結界にも限界があるってこと。私は外敵の排除が仕事だよ。
「さーって、狩の時間だね。」
星眼さまから言われたことによればこの国は現在戦争の準備中でかなり兵士の数がいるみたい。
ま、私のArexRexZero1と無駄に切れ味と強度の高いサバイバルナイフがあればどうにかなるでしょ。 ArexRexZero1、
「初めまして兵士諸君!私は地球出身の時間の魔女だよ!」
ここまで行進してきた兵士たちがどよめく。
「さぁ、開戦だ!千だろうと万だろうと尽くを殲滅しよう!勇気あるものは前へ!帰りたいものは懲罰覚悟で帰れ!私たちが行うのはこの場所の占拠のみ。国に対する侵攻ではないよ!」
うふふ迷ってる迷ってる。
そんな時間があるのならね。
「ザ・ワールド!時よとまれぇえええ!」
こうなっちゃうんだよ。
私に魔法を使わせない用にラッシュを畳み掛けるか意識外から狙撃するかしないと基本的に勝てないだろうなぁ。
それに言ってみたかったんだよねぇこのセリフ。
「アハハハハハハ!」
撃って撃って撃ちまくる。
リロードしては撃ちリロードする。
「そして時は動き出す。」
ここまで60秒。
時が動き出したとき銃弾ももちろん動き出すわけで一斉に兵士たちの頭へ吸い込まれていった。
「あぐぅ…いだい。ぐええいったいなーもう。でも…」
時間操作による副作用が襲ってくる。
「あーだめ気持ちいい。いっちゃいそう。んっ…」
私はマゾだからね。君たち読者は知ってるだろうけど。
「楽しいのと気持ちいいのと痛いのが同時に味わえるのって最高♡」
これだからやめられない。どれだけ傷つこうとそれは快楽となる。痛みを感じないわけじゃない。それらが同時に起こるからこそ至高の快楽になるんだよ。私にとってはね。
「んふっ…ああ、援軍が来たんだ。じゃあ第2ラウンドと行こう。」
ナイフを取り出す。
自身の時間を加速させ、移動速度をあげる。
「あは、楽しいかな?気持ちいいかな?兵士たち!私はとっても最高だよ!」
相手が振るう剣を躱しカウンターでナイフを喉元へ突きこむ。後ろから襲ってくるやつがいれば即座にARZ1を撃ってヘッドショット。
終わらない兵士たちの波、悲鳴、怒声。
そして私の笑い声。
「あ、ヤバ…イって腰が…抜けた。」
「今だ畳かけろ!」
「恨むなよ嬢ちゃん!」
「仲間の仇だ!」
「しねぇええ!」
「ち く わ!」
「誰だ今の!」
私に突き刺さる数本の剣と無数の矢。快感は最高潮に昇ってきている。
それらすべてを引き抜き血を垂れ流す私。
正直この状態が一番気持ちいいんだよね。痛みによる快感と血が抜けていき段々と冷たくなっていくような感覚がもうっほんっとうに最高でさ、一度家で手首切ったんだけどお母さんに見つかっちゃってね。いやーあのときはやばかった。自分の自慰が見つかったはずかしさで私自身がやばかったのと母さんが私が自殺しようとしてるんじゃないかと勘違いして発狂しだしたのがやばかった。とりあえずリスカの記憶だけ星眼さまに消してもらった。
「うふふふあははははは。ざんねーん。死なないんだよなーこれが。」
私は時間の魔女である。しかしながらマゾという副属性により回復魔法にも長けている。瀕死からの回復なんて一瞬で終わるよ。
「さてさて。そろそろ疲れてきたからさっさと殺しちゃおう。」
『
『
『
『
future。将来とか未来って訳される英単語。
過去現在未来と時間の流れがあるけれど私はそれをグチャグチャに、ズタズタにした。死ぬことが終わりなのだからダルマ落としみたいに最後の物が来るまでその人の時間を切り裂き続ける。そんな魔法。この魔法の弱点は将来90とかそこらまで生きる人と60ほどで死ぬ人との間では死ぬまでに差が出る。例えると、90個分積み上げられたダルマ落としと60個分積み上げられたダルマ落とし、同じペースで叩き続けたらどっちが早く終わる?って話。単純明快でしょ?え?そうでもない?
まぁいいや。仕事は終わった。援軍も無いみたいだし。
「えー。前言撤回。第3ラウンドが始まりそう。今日だけで過労死しそうなんだけど私。」
次に来た集団は装備が豪華だった。
流石に気合入れなきゃやばいかと思ったけどある人物が目に止まった。
「あれ?えりりんじゃん。」
「あっ!時雨さん…」
「ということは君たち地球組か!いやー神隠しにあったとか色々騒がれてたけど本当に神隠しだったとはね。」
「どういうことだ!」
「お、君が天之河光輝くんかぁ。写真で見たとおりイケメンだねぇ。どういうことも何もそういうことだよ。警察、オカルトマニア、科学者などなど多方面の専門家が寄ってたかって調べたけれど最終的にたどり着いたのが『神隠し』。なんら不思議はない。元より日本では、というか世界中でたまーに本当の神隠しは起きているしね。」
「なぜここにいる!」
「はっはー。元気がいいねぇ天之河くん。何かいいことでもあったのかい?」
決め顔で、声を低くして、カッコつけてそう言った。
言ってみたいセリフ堂々の一位。
「ま、君の質問に答えるとただの観光だね。それと護衛。私がそんなことをするまでもなく強いんだけどねあの方は。」
それにしてもこのメンバー顔の偏差値高くない?
「私は魔女である。このフレーズに聞き覚えがある人は手を挙げて!」
ふむふむ。2,3人か。
「じゃあもうわかったと思うけど、星眼さま、たしか星ヶ丘姫って名乗ってるんだっけ。そんな姫さまと同じく私も魔女なんだよ。未熟ではあるけどね。」
今日の晩ごはんどうしようかな。
「質問いいかしら?」
「いいよー。ただし順番にね。」
「観光って言ってたけれどどうやってこの世界に来たのかしら?」
「魔女仲間に空間の魔女って子がいてね。その子は次元とか距離とか関係なしに転移できるから彼女に送ってもらったの。この結界も彼女が作って維持してるよ。」
「なら、私達を地球へ送ってもらえないかしら。」
「無理っす」
「即答!?」
いやーだってねぇ…
「空間の魔女って超超ちょー人間嫌いなんだよ。それにわざわざ助ける理由もないし。」
「そんな…」
「なら、私は?」
えりりんが喋ったー!
「やっほーえりりん久しぶり。」
「うん。久しぶり。」
えりりんはなんと魔女候補だったのだ!
読んでもらったらわかると思うけど過去形なんだよね。
「期待してたんだけどねぇ、選考落ちだよえりりん。ちゃんとした理由なんてない。ただ私達がこいつは魔女にしたくないからというだけで君は一般人のままだよ。魔女じゃないから助けない。」
「ふざっけんな!」
「私達魔女に公正公平な判断を求めても無駄だよ。魔女とは自由だから。というか素を出したね。」
表に出さないだけで一応理由はある。
彼女の適性が死霊やら魂だったんだよ。それでそんなやつが魔女にでもなったらまずいということで選考落ち。だって考えてみてよ。現時点で好きな人をゲッツするために色々やってるからねぇ。ちらっと過去を見た感じ傀儡を何体か作ってる。つまるところ私達魔女にとっても人間たちにとっても彼女は危険すぎるんだ。
「私が今までどれだけ苦労してきたと思ってる!?誰にもバレないように、自分自身すら騙しながら計画を練って実行してきた、今日まで!いいよ。この世界に来て得た力がある。それで頑張るさ。」
「悪いけどさ。『
「え?」
時間停止からの銃ブッパコンボ。脳心臓肺肝臓。人体の急所を撃ち抜く。
「な、何が起こって…中村!?」
「アハハハハハハ。はぁ…。どうやら時間稼ぎは終わったみたいだね。それじゃあ皆さん。また、会おう!」
危険な存在を生かしておく必要はないんだよ。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ふぅ〜。
「ありがと。空間の魔女。」
「大丈夫。そっちのほうがつかれたでしょ?」
「まぁ疲れはしたけど気持ちよかったから。」
「相変わらずね。」
「そっちこそ。星眼さまの前だけ幼児退行するのどうにかならないの?」
「無理。だってお母さんだし。甘えたいし、なんか包容力凄すぎて維持できない。」
「あはは、うん、わかるよ。お母さんよりお母さんって感じがするからね。」
それでも幼児退行の度が過ぎるぞ〜空間の魔女。
結界の一部に穴を開けてもらい中に入った私は空間の魔女とお風呂に入っている。
「何よ。」
「相変わらず体がきれいだなーって思ってさ。」
まさしくボンキュッボン。
「おねぇちゃん。」
「は?」
「お姉ちゃん。もしくは先輩?」
「やめてよ気持ち悪い。急にどうしたのよ。」
「いやー。体を弄らせてほしいなと。」
「揉みながら言うことじゃないでしょ。」
うわすげぇマシュマロかよ。もちもちすべすべ。
手から溢れてるし。何これ。
私もそこそこある方だけど比べ物になんねぇ。私の中のおっさんが目覚めそう。
「はぁ〜やばい。後でお菓子全部あげる。」
「ん。なら許す。」
空間の魔女は幼児退行しようとしまいとお菓子が大好きなのである。
「いっちゃえいっちゃえ。」
「もうやめてってば…」
どんな状況かはあなたの想像におまかせするよん。
時間の魔女は割と優しい魔女。そもそも別に人間嫌いじゃないから人間からするとSSR。