続きがかけなさそうなものを供養する場所   作:lkjhg

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ここまでです。


ありふれにオリキャラ4人ぶち込んだら続きが書けなくなってしまったお話その5

今回は私。空間の魔女がお送りするわ。

 

これからの方針が決まったの。

お母さんは七大迷宮をまわる。時間の魔女は学校へ行かせるために私が地球へ連れて帰る。そのあと私は自由ってことになったのだけれど気になることがいくつかあるからそれを調べるつもり。

 

「それじゃお願い。空間の魔女。」

「はいはい。」

 

私は色々な世界を見てきたけれど結局は地球が一番良いと思う。

それこそ、このトータスのようなファンタジー世界は腐るほどある。お母さんにトータスに来てからのあらましを聞いたけれどやはりどこの世界も似たようなものだった。面白みも真新しさもなかった。

 

「ここでいいわね。」

「うん。じゃ、またよろしくね。」

 

さて、まずはいったん家へ帰ろう。

 

「あ、おかえりお姉ちゃん。今度はどこへ行っていたの?」

「異世界。」

「あちゃ〜またか。」

 

妹。魔女ですらなく私と同じ時を生き続ける死体。体温はない、言ってしまえば聴覚視覚以外には感覚はない。そんな壊れすぎている存在。

 

あれはたしか1996年前のことだった。

私は、4歳で魔女になりたてだった。誰かにそのことは言えなかった。魔女という存在は忌み嫌われ、慰み物にされ、切り刻まれ、焼かれて死ぬ。焼かれるまで死なない気絶しない呪いをかけられて。私は頭がよかったから成人して、村を出てから魔法を練習しようと考えた。そしてそのとおりに実行した。

 

村を出てから数年後私は故郷の村へと帰った。

無論魔法は封印よ。正確に言うと魔女ではなく魔法を使う存在が忌避されていた。

 

帰ると妹がいた。

私が村を出たあとに産まれたらしく、どうやら旅をしているお姉さんと認識されたみたいだった。両親と私の必死の説明でようやく私は妹の姉になった。

 

再び村を出るための準備をしていたとき武器を持った男たちが私達の家に押し入ってきた。村の兵士だった。

 

「この家に魔女がいる。お前だ。連行に応じなければその場での殺害も許可されている。ついてこい。」

 

怖かった。

だけどね、怒りのほうが勝っていたのよ。

だって。

私じゃなくて。

妹を指差していたのだから。

 

「姉も連行しろ。親は殺せ。魔女の血は絶やさねばならん。」

 

ああ、なんて勝手なのだろう。

すべての人間がコイツらと同じではないのだろう。だけどそのことを差し引いたとしても、私は恨まずには、憎まずにはいられなかった。相手と自分を。だから私は、永遠を生きる魔女へとなった。同じ人間ではいたくないから。

 

そこからは簡単だった。

空間の圧縮によって心臓を潰して村全員、老若男女問わず殺した。妹は生きていた。殺される前に助け出したから。でも、それは生物的な話。精神は死んでいた。自分を守るために精神という水の入った容器に蓋をした。

 

私はずっと妹の世話をした。

ずっとずっとずっと。

精神が回復するまで。色々な世界を見てほしかった。色々なものを感じてほしかった。きれいな物。甘いもの。嬉しいこと。悲しいこと。

 

そして私は妹を呪った。

お前が壊れたままなのなら死ねないようにしてやろうと。

今思い返してみれば私は私で壊れていたのね。

 

呪ってから数百年。

遅すぎるよと言いたかった。

ようやく意識を取り戻した妹が最初に放った言葉。

 

『死にたい。』

 

私は絶望した。

感謝はいらないと割り切っていた。

むしろ罵ってくれてもいいと思っていた。

自分勝手な都合に勝手に突き合わせてふざけんなとでも言ってくれればまだ良かった。

 

願望。それは綺麗でもあり醜くもあるモノ。

私の妹に対する願いはきっと醜く、妹の願いは綺麗なのだろう。

 

死とは救済である。

それを身をもって体感しそうになった。

 

そんな時に魔女が現れたの。

 

『お前は妹を殺して自分も後を追おうとしているな?やめろ。妹の記憶を消して調整してやる。お前が望む姉さん姉さんと呼びかける無邪気な妹にしてやる。』

 

『その代わり魔女になれ。私と同じ、3番目の魔女に。』

 

このときほど自分勝手がすぎると思ったことはない。突然やってきて勝手に解決しようとして私に仲間になれとそう言ってきた。ふざけるなと怒った。だけど、意味はなかった。

 

『魔女とは自由だ。お前もそう思ったから呪ったのだろう?自分のわがままで。魔女になれとは言ったが、お前は既に魔女なのだ。気負う必要はない。今までどおりに過ごし、たまに私の手伝いをしてくれればいい。』

 

こんな言葉を聞いてしまってはもう後戻りはできない。

なんて優しいのだろう。

なんて寛容なのだろう。

なんて素晴らしいのだろう。

 

人じゃない。魔女なら大丈夫だと思った。

裏も表もない。ただ自身の欲求のみに従う魔女ならばと。

 

そして空間の魔女になり、妹と仲良く暮らしている。

 

「なんか5分くらいぼ〜っとしてたけど大丈夫?お姉ちゃん。」

「ん、ああ大丈夫。ちょっと思い出に浸っていただけだから。」

「ならいいけど。」

 

私達の家の周囲にはおよそ10万の結界が張ってある。私達姉妹以外で自由に出入りできるのは星眼の魔女、お母さんのみ。

 

「ごめん。用事思い出したから出かけてくる。」

「いつものことじゃん。いいよ。いってらっしゃい。」

「行ってきます。」

 

さてと。

転移で人形の魔女の家に行く。

「あら、突然の来客かと思えばあなたでしたのね。空間の魔女。」

「あんたのほうこそ今までどこへ行っていたのよ。」

「素材集めに。おかげで完成しそうですわ。私だけのガンプラが!」

「ん?」

 

ちょっとまって何をいっているのかしらこの女。

 

「金属素材を錬成やら合成を繰り返し原作と同じ金属を生み出しそして究極のイチを作り上げた。私は人形の魔女。人形に限らず人の形であれば操れるんですの。」

「うん。それは知っているわ。でもおかしいでしょ。プラモデルじゃないわよそれ。」

「ええ。リアルスケールで作っていますので、プラモデルではありません。」

 

違うそうじゃない。プラスチックじゃなくて金属使うのはもうプラモって言わないのではないかと私は言いたいんだ。というかいまリアルスケールって…

 

「安心してください。核エンジンは積んでおりません。GNドライブ(太陽炉)を4個ほど積んでおりますが。」

「なんのために…」

「基礎的な機動力、エネルギー供給能力の上昇が目的ですがトランザムを使うときは2基のみの解放ですわ。」

「どこが安心できるのよそれ…」

 

こいつ戦争の火種作ったぞ。

 

「というかあんた今までどこにいたのよ。この家探し回ってもいなかったのだけれど。」

「それは秘密ですわ。まぁ地下にいたとだけ。」

 

お母さんを裏切ることはないだろうけれど隠し事が多い気がするのよね。この魔女。私は特に隠すことはない。どちらかといえば守るものがあるだけ。

 

「名前は決まってるの?」

「フォースGNドライブシステム搭載機(仮)って感じですわ。略してFGDSですわね。」

 

おそらく素体がダブルオークアンタであろうことはわかるのだが形がなんとなく歪だ。

 

「それで武装は?」

「クアンタムシステム以外はすべて再現し、追加でビットを100基ほど乗せていますわ。」

「はぁ…」

「何ですのそのため息は。」

「いや…なに…あほだなぁって。」

「なんですって?」

 

人形の魔女の並列思考数は300にも及ぶ。そして彼女自身が作った人形であれば同時に200動かすことができる。そのことをふまえると100というのは少ない。戦闘時思考に余裕を保つためでしょうけれど。なるほど、ビット追加したからそんなに形が歪なのか。

 

「強い主人公機にさらにマニュアル操作のビットが100加わるんでしょ?過剰戦力過ぎてアホって言ってんの。」

「果たしてそうでしょうか。」

「えっと?」

「現在地球は宇宙で囲まれている状況にあるんですの。」

 

なん…だと…。

正気?

 

「自分で確認されてください。今すぐに戦いが始まるわけではありません。それはもう遠くにいますので。お母様はとてもお強いですが全周囲警戒、対処というのは厳しいはずです。そこで4分の1だけでもと思い制作しました。」

「ELSではないのよね?」

「そこは安心してください。人形の魔女の名に誓ってELSではありませんわ。」

 

ならどうにかなるか。むしろ普通(?)の宇宙人であれば殲滅するだけで問題はない。というかどこに向かってんのよこの作品。

 

「ま、いいわ。後でお母さんに報告しておくけどいいかしら?」

「ええもちろんですわ。ところでお母様は今どこにいらっしゃるので?」

「異世界。」

「へ?」

「トータスっていう異世界。」

「大丈夫なんですの?」

「問題なさそうよ。」

「なら安心ですわ。私は追加の装備や機体を作るのでそちらはお任せします。」

 

さて確認しにいくとしますか。

一般人にそう気軽に行けるものじゃないと言われそうだが私は空間の魔女。たかだか宇宙空間はわけない。

 

「人間が行こうとしたら何年かかるかわからないわねこの距離。」

 

太陽系の外で発見したのだけれど人形の魔女はどうやって見つけたのかしら。

 

地球で言うところの空母みたいなものが数十隻。護衛艦であろうものがその数倍。最奥に戦艦枠であろう巨大艦が1つ。控えめに言ってやばいわね。現在地球へ向かってゆっくりと進行している。ちょっと大変だけど太陽系の周囲に結界を張っておきましょう。今の進行ペースなら半年、早くても3ヶ月後といったところかしら。まったく、異世界の次は宇宙だなんて馬鹿げてるわ。お母さんへの報告は来週行いましょう。時間の魔女を連れて行くことになっているから。

 

「まったく、本当にどうしてファンタジーにSFが加わっているのかしら。骨が折れそうね…」




星眼の魔女
まともな方ではあるがきっちり魔女なので人間的にはやべーやつ

星眼「なんかすまないな。うちの魔女共が。」
作者「お気になさらず。」


時間の魔女
痛覚が快感に変わる程度の能力を持っているため時間操作系の魔法使用時の副作用による強い頭痛で自慰する程度のやべーやつ。なお魔女になる前からやっていたことでありその時はリスカしてたりした。その結果回復魔法もめちゃくちゃ得意。

作者「学校でするのは流石にどうなの?」
時間「いーじゃんいーじゃん。テストの時に時間停止使うよりは健全でしょ?」
作者「そっすか。」


空間の魔女
妹大好きすぎて、なおかつ星眼の魔女の前だけ幼児退行して愛情を欲するやべーやつ。人間無理。死ねって感じ。

作者「ねえ空間の魔女。なんかしらんけどそこまで嫌う必要ある?」
空「うるさいわね。死ね。」


人形の魔女
魔女とは自由であるという文言を一番自由に行使している全ての元凶。人間は好き。なぜなら作った人形を買って愛してくれるから。本編で書いたように突飛なことしかしないため出禁になる可能性が一番ある。

作者「というかなんで君MS作っちゃってんの?自由すぎない?毒され過ぎだよ?二次創作でもやって良いことと悪いことあるんだよ?君のせいで続きが思いつかなくなったんだからね?」
人形「ガンプラは自由!ですわ!」
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