SCP-000『オール・イン・ワン』 Object Class: Thaumiel / Apollyon   作:アママサ二次創作

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第7話 命の重さ

「全員揃ったね! では、戦闘訓練のお時間だ! 似合ってるぜ、みんな!」

 

 全員が揃ったことを確認したオールマイトは、喜ばしそうに声を上げる。

 

「先生! 入試の会場ということは本日は市街戦演習を行うのでしょうか!」

 

 感慨深げにうなずいているオールマイトにそう問いかけたのは、クラスでも堅く生真面目な様子を見せている飯田だ。

 

「いいや! 今日やるのは屋内での対人戦闘訓練さ! もっと先に進むよ!」

 

 そう言うとオールマイトは、今日の訓練の意図について説明し始めた。曰く、目立つヴィラン対峙や大捕物は屋外で行われているが、実際のところそうして屋外で暴れるヴィランはただ個性を持て余しただけの者が多く、より狡猾な、あるいは計画性のある犯罪を犯しているヴィランは屋内での犯罪を行うことが多いらしい。そうでなくても、何らかの企みをするときにも屋外ではなく屋内の密室などで行うことが考えられる。

 

 そうしたヴィランとの戦闘を想定し、また、初めての授業で人間相手に暴力を振るう、戦うということを理解させる。それが、初めての授業でいきなり対人戦闘訓練を行う理由であった。そもそも壊して良い相手や壊して良い街であれば、ある程度破壊して入試を突破してきたのがこの場にいる者たちだ。だからこそ、壊してはいけないことの難しさを理解させるのである。

 

「良いかい! シチュエーションはヴィランがアジトに核兵器を隠していて、ヒーローはそれを処理する! ヒーロー側の勝利条件は制限時間内にヴィランを確保するか核兵器を確保すること! そしてヴィランの勝利条件はその逆、核兵器を守り切るか、ヒーローを捕まえることだ!」

 

 カンペを読みながらそうルールを説明したオールマイトに、要はマスクに隠れて見えないものの若干呆れの表情をした。その屋内に、それも普通のビルに核兵器を保管するヴィランは、一体どんな異常な物を収容しているのだろうかと。

 

 状況設定がそもそもありえないのだ。普通に動いてそんな状況になりようが無いのである。誰が自分のアジトに核兵器など持ち込むものか。それもビルであるとすれば、それなりに本拠地である可能性がある。これが港の倉庫などであれば隠し場所にもってこいだと思うのだが。

 

 ちなみに要の脳内にある報告書には、意外な事に核兵器という記載は結構な量ある。そのうちいくつかは、不死身の爬虫類含め凶悪でかつ攻撃的なオブジェクトを止める、あるいは処分するための手段として考案され、また一部では実際に使われている。

 

 そして残りの大半は、収容違反が発生した際の抑止力として、そこに勤めている人間ごとサイト、即ち拠点を1つ吹き飛ばすという手段に用いられる。これが設置されている拠点というのは、存外多い。それだけ危険度の高いオブジェクトを収容していたということだ。この処置ももはやそのサイトの生き残った人間は生き残りと考えられておらず、その状況下においては核に殺されるかオブジェクトに殺されるかの違いしか無い、という判断がなされているために定められた手順だ。

 

 それを考えると、自分の拠点内に核兵器をぽんと設置するようなことは、普通に言えば考えられないのである。

 

「コンビ及び対戦相手はくじ引きだ! さあみんな引いてくれ!」

「くじで良いのですか!?」

「どうせみんな互いのこと知らないだろうし、どんな相手でも連携する。それがヒーローというものさ!」

 

 飯田のツッコミにスラスラと答えるオールマイトに促されて、皆1人ずつくじを引いていく。と、途中でまた気づいた飯田が声をあげた。

 

「先生! 21名居ます!」

「ああ! だから一組だけは3人でやってもらう! その分連携は難しくなるが、戦力も多くなる。よく考えるんだ!」

 

 そうしてくじ引きを行っていく。

 

 要の組はA。味方は緑谷と麗日であった。チームメイトが決まったところで、2人の個性について昨日の個性把握テストを思い出す。

 

 確か麗日の個性は触れたものの重さを0にする、という個性だったように思う。物体を好きな方向に飛ばし続ける力にしては、ボールを投げた後に集中していなかった。おそらく手放した段階で発揮されているはずだ。

 

 そして緑谷は、指を損傷するほどのパワーの個性。正直言って対人でまともに使える個性じゃない。威力の加減ができる、というわけではないのだろう。出来ているなら怪我などしていないし、あの力を他の種目でも発揮しているはずだ。

 

「それでは一試合目!」

 

 そう言ってオールマイトが引いたくじ。Aチームがヒーロー側でDチームがヴィラン側。相手は爆豪と飯田だ。爆豪はおそらく手のひらを爆発させる個性。爆発地点の操作などは出来ないだろう。そして飯田はふくらはぎの部分にエンジンがあるようで、それを推力にして高速で走っていた。おそらく蹴りや、使い方しだいでは跳躍にも転用ができる。

 

 そんなことを考えているうちにヴィラン組は屋内に移動するようにとオールマイトから指示が出た。

 

「よ、よろしく財田くん」

「財田くんなんかごっついなあ。自衛隊、みたいな感じやね!」

「よろしく」

 

 短く2人に返して、要はビルの見取り図に目を通す。

 

(まあ、中の地形がわかってて何がいるかわかってるだけまし、か)

 

 大体の中身を暗記してしまった要は、その用紙を畳んで腰のポーチにしまう。ウェポン1に装填されている弾丸はテーザー弾。ウェポン1は複数弾同時に装填することができるが、弾丸を切り替えることを考えて一発だけに留めている。戦闘前に準備する暇があるなら弾を込め直せばいいし、この相手に奇襲を受けた場合には一発撃ちきってウェポン2に持ち帰ればいい。こちらには2発テーザー弾が入っている。

 

 緑谷と麗日が作戦会議、というにはのほほんとした会話をしていたが、要は1人で別行動をするつもりなので関係ない。そもそも相手と比べて1人メンバーが多いのである。それを利用して手数を増やした方が合理的である。各個撃破、ができる相手ではないだろう。特に爆豪は。

 

「ざ、財田くん、あの、作戦どうする?」

「……俺は1人で侵入する。そっちは2人で行くか分かれるかは任せる」

「え、一まとまりにならんの?」

「相手によりけりだが、相手のうちどちらか、あるいは両方が核の場所を離れて動いている場合は遭遇したやつはその場で足止めをして、あまった1人が核を取ればいい。とにかく、相手1人に対して2人以上かけたり時間を稼がれたりする方が問題だ。逆に相手が2人とも核を守っているなら通信で全員揃うのを待ってから攻め込めばいい。1対1であたって時間を稼げば良いんだ。たった1人生き残ればいい」

「はー、財田くんって頭良いんやね」

「……いや」

 

 財田にとっては、これは割と当たり前というべきか。とにかく目的を達成をすることが最優先事項である財団の作戦の記録などに目を通しているので、それから考えただけである。今の作戦は言ってみれば、例えば爆豪が待ち伏せに回ってるとしたら、それに遭遇したのが麗日であれ緑谷であれ、そして要であれ、なるべく時間を稼いでボコられろ、という話をしているのである。犠牲を許容する考え方だ。

 

「そ、っか。わかった。じゃあ財田くんは一階部分から」

「いや。麗日さん、俺を浮かせられるか?」

「え、うん。浮かせられるけど。こう、指5本で触ったら」

「なら浮かせてくれ。俺は一番上の階から侵入する。俺が合図を……手を振ったら個性を解除してほしい」

 

 要の説明に麗日が頭の上にはてなマークを浮かべるが、緑谷がそれを補足してくれた。

 

「別れて攻めようってことだよ。はさみうち、みたいな感じで。だから僕たちが下から行って、財田くんが上、ってことだよね?」

「ああ。逆でも良いが」

「あ、ごめん私自分は浮かせられんのよ」

「なら俺が最上階だ。上まで行ってから屋上に一旦着地するか直接窓にアクセスするか決めるから、手を振るまで待っててくれ」

 

 麗日が頷いてくれたのを確認して、要はビルの見取り図に思いを馳せる。どうもビルというが不思議な構造をしていて、部屋の数はそれほど多くない。その代わりに屋内に柱があったりする。要がその部屋に到達出来た場合には、スタングレネードと発煙筒で目くらましをしている間に確保するのが妥当だろう。

 

『では、試合開始だ!!』

 

 地下のモニタールームに移動したオールマイトからの放送で試合が始まる。要は一旦ウェポン1を背中に背負い、麗日に浮かしてもらう。そして3階のあたりの窓に向かって押し出してもらった。

 

 麗日の個性はその物を無重力状態に置くだけらしく、浮き上がる方向に力が働くわけではないらしい。そこで一旦3階の辺りに取り付き、そこから手を伸ばして少しずつ上に上がっていこうというのだ。ちなみに落ちたら死ぬので、取り付くまで麗日に下で待機していてもらった。

 

 そのまま5階部分に顔を出した要は部屋の中を覗き込む。室内には誰もいない。また窓は鍵がかかっていないようで、外から開けることが出来た。開いていなかった場合は屋上からラペリングをしてぶち破るしかないかと思ったが、どうやらその必要は無かったようである。ちなみにラペリングの際の安全装置は無いので、今度作ってもらわないといけないだろう。というかラペリングなんて知識だけで実践したことはないので、実践しないといけない。

 

 窓を開けて室内にそっと降り立った要は足を地面に押し付けた後、窓から顔を出して下に手を振った。それを合図に麗日が個性を解除し、体に重さが戻ってきた。

 

(凄いもんだな、個性は)

 

 それは、要が初めて感じる超常の力。自分で自分に及ぼせないだけに、人生で初めて、個性の力というのを体感したのだ。

 

 そしてそのまま要は、部屋の入口あたりまで移動した後数分待機することになっている。要の侵入まで2人は下で待機していたので、今から侵入して上ってくるのに時間がかかるのだ。そして要が動き出すのは、2人が誰かと遭遇した場合か、核を見つけた場合である。もっとも、緑谷の意見からおそらく前者になることは予想できている。

 

 と。

 

『ば、爆豪くん来た……!』

「ラジャー」

 

 下の方の階で爆発音がし、直後に息が上がった麗日からそう無線で報告がある。自前の無線を持ってこなかった要だが、チームでの訓練だからか無線は貸し出された。今はそれを装着しており、それで会話を行っている。

 

(なら、俺が動く番だな)

 

 ビルの見取り図を思い出した要は、相手に後ろを取られることがないように廊下をクリアリングしていく。クリアリングのために用意してもらった鏡も大活躍だ。

 

 そして。5階の部屋を最初に入った部屋含めて3つ確認し終えたところで、中央の部屋の入り口が視認できる位置まで来た。手鏡を使って部屋の中を覗くと、部屋の中に核と、入り口に背を向けて飯田が立っているのを確認する。何やらブツブツ言っているようだったが、要の知ったことではない。

 

 先程から階下から連続で爆発音が聞こえてくる中で、飯田の位置を確認した要はスタングレネードと発煙弾をそれぞれ1つずつ取り出し、ピンを切って部屋の中に放り込む。そして耳と目を塞ぎ、口を開けた。

 

 直後。スタングレネードが起動し、爆音が走るとともに室外にいた要のまぶたの裏まで光が走る。直視していればしばらくは視界が効かなくなる。

 

 爆発を確認した直後、要はその場から駆け出しウェポン1を構えたまま室内に突入する。室内は既に煙が覆っており、そのまま要が核に到達するのを飯田が止めることは無かった。というか、音からの推測だが、おそらく地面に倒れ込んでもがいていたのだろう。

 

『ヒーローチームゥゥ!! WINNNNNN!!』

 

 その大声での放送聞いた要はウェポンを背中にぶら下げ、床でもがいているだろう飯田の救出に向かった。力の入っていない様子のその肩に手を貸し、煙幕がほとんど漏れ出していない室外へと連れて行く。

 

 そこに一旦座らせ、取り敢えずポーチから携帯用の水分入れを出して飲ませる。

 

「大丈夫か?」

「ああ、財田君、か。いや、俺は、何が……」

「スタングレネードだ。音と閃光で人間の動きを止める」

「ああ、そうか、それで。まだ頭が揺れてるみたいだ」

 

 そう言いながら飯田は頭を左右に振り、そして立ち上がった。

 

「大丈夫か?」

「ああ、歩く分には、問題ない。よし、もう回復してきた」

 

 おそらくだが、威力が後を惹かない程度に制限されているのだろう。良い調整だ。これは感謝をデザイン事務所に送っておかないといけないだろう。

 

「下に降りるぞ」

 

 要に促され、足元のふらつきも収まった飯田も下へと向かう。

 

「君は、その、いつ来たんだ?」

 

 階段を降りながら飯田がそう話しかけてきた。

 

「一番最初に5階の窓から侵入した」

「窓!? どうやって……」

「麗日さんが俺を浮かせてくれて、そこからアクセスした」

 

 要が言うと、飯田がマスクの下で驚いている表情をしているのがわかった。

 

「そうか! 彼女の個性であれば……! 俺はしなければならない想定が出来ていなかったというわけか……!」

 

 悔しそうに言う飯田に、要は特に何も言わない。実際そうなのであるし、それをわざわざ言うまでもないからだ。ただ。

 

「それ以前に、あの部屋で入り口に背を向けてどうするんだ?」

「ど、どういうことだい?」

「だから。飯田の役目はあの部屋の守護だ。そして入り口は扉しかない。なら扉の方を見ておくしか無いだろう。まあ室内にスタングレネードを入れられた時点で対策が難しいというのはあるが、お前の早さなら部屋の外に逃げ出すか、グレネードを拾って投げ返すか出来たはずだ」

「そ、そうか。確かに……俺は気を抜いていたのか」

 

 モニター室に到着すると、まだ3人は戻っていなかった。どうやらモニターを見ると、爆豪と緑谷が揉めていたらしい。それを止めるためにオールマイトが向かったようだ。やがて、いらついた爆豪と気まずそうな緑谷、そして麗日がオールマイトに連れられて戻ってきた。

 

 そしてオールマイトの講評が始まる。

 

「今回のベストは財田少年だ!! といっても財田少年にも改善すべき点はある! まあイヤホンで聞いていた私だけがわかることだけなんだけどな!」

 

 オールマイトがそう言うと、生徒達は首をかしげる。それを説明する前に、オールマイトは観戦していたクラスメイトに問いかけた。

 

「はい! じゃあ今の試合それぞれのメンバーの良かったところと悪かったところが分かる人!」

 

 その問いかけに、八百万が手をあげた。彼女は随分軽装のコスチュームをまとっている。軽装というか、露出過多というべきだろう。

 

「はい。爆豪さんは独断で先行しすぎですわ。連携も出来ていませんでしたし、実際麗日さんも逃してしまいました。ヴィランとしても役割から外れています。緑谷さんはあの場面で麗日さんを行かせることが良かったとは思えません。既に財田さんが上の階から侵入した以上先に核に接触するのは彼です。また財田さんには麗日さんを待つ様子が無かったので、そこの連携も取れていません。爆豪さんとの私怨を優先していたように見えます。麗日さんも同様です。飯田さんは気を抜いていた部分があります。そこを財田さんにつかれました。財田さんには目に見える欠点は無いようでしたが、下との連携を取ろうとせず1人で確保に急いだというのがあげられます。実際確保に成功しましたが、飯田さんが気づいていた場合には回避されてしまいますわ」

「室内にいる限りスタングレネードは避けられないし、スモークがある以上飯田の視界は奪っている。この条件での核の確保の問題は無いだろう」

 

 八百万の指摘に対して要は反論した。戦闘慣れ、という点で、飯田がスタングレネードを回避するのはありえない。そこまで判断してのスタングレネードだし、そっちを回避されたところでスモークで視界が無くなった以上、要が核に到達するのを避けるのは不可能だ。

 

「では、何故発煙弾まで使用したのですか? スタングレネードで無力化して拘束することも出来たと思います。発煙弾は不確定要素になりますわ」

「財田少年の問題は、まさにそこだね!!」

 

 財田と八百万の間に若干不穏な空気が漂いかけたところで、オールマイトが割って入る。

 

「財田少年、君は戦闘前のブリーフィングでこんなことを言っていたね。『最後に1人生き残ればいい』」

「はい」

「それはどういう意味だったかな?」

「文字通りです。爆豪と戦って緑谷が倒れようと、あるいは飯田と戦って俺が倒れようと、最後の1人が核にたどり着けばいい、という意味です」

「そうだね。じゃあ最後のスモークの意味は?」

「最後は核を確保すればいいわけですから、見られていない間に近寄ろうと考えました。その過程で俺が腕を持っていかれようがどうなろうが、それは些末なことで。とにかく突破することだけを考えていました」

 

 財田の答えに、オールマイトは満足げにうなずく。その、『どんな犠牲を払ってでも成し遂げる』というのは財田の強いところでもあり、また弱いところでもある。

 

「確かに、目的達成、という意味で言えば財田少年の作戦は正しい」

「ありがとうございます」

「で、ですがっ!」

 

 何か言おうとした八百万を止めて、オールマイトは続ける。

 

「だけどね。ヒーローは最初から犠牲を出す前提で作戦を行っては駄目なんだ。ヒーローは、自分たち自身すら守らなくてはいけない。人々を安心させるためにはね。もちろん、命をかける覚悟というのは常に必要だ。だが、だからといって命を駒にしていいわけではない。私の言っている意味がわかるかい?」

 

 オールマイトの諭すような言葉に、要は少しの沈黙の後口を開く。

 

「理解は出来ます。ですが今回の作戦は核兵器の確保が任務。3人のヒーローの命ならば安いものです」

「それが、駄目なんだ。命に安い重いは無い。例えどれだけ重要な場面でも、命を大切にしなければならない。例え、最後に命をかけることになったとしても」

 

 それは、要の倫理観の問題である。財団は、命を駒として、あるいは出汁としてオブジェクトを収容してきた。だがそれは、ヒーローの倫理的にはありえない。誰も死なずに全員助ける。そんな綺麗事を実践するのがヒーローであり、実践することしか許されないのだ。

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