魔軍指令ハドラーの影武者である豪魔軍師ガルヴァスはハドラーの手の及ばない仕事をしており、ある辺境の城を攻めようとしていた・・・
赤髪で屈強な魔族であるガルヴァスには6大将軍という6大団長の影といえる配下がおり、ガーゴイルのドラゴンライダーの超竜将軍ベグロム・リビングアーマーの魔影将軍ダブルドーラ・怪力でミノタウロスのような風貌の百獣将軍ザングレイ・炎と氷の三節棍を操る魔族の武道家である氷炎将軍ブレーガン・緑の髪をした肌に密着したグラマーな服を着用し、いばらの鞭で戦う妖艶な美女妖魔将軍メネロ・邪教に身を染め数々の秘技を使う不死将軍デスカール・・・
「今回は敵の戦力も大したことはない、デスカールとメネロだけで十分だろう・・・!」
作戦会議でガルヴァスがそう告げると6大将軍は解散した、、、
「ザングレイ、話がある少しいいか・・?」
ブレーガンが会議の後、ザングレイを呼び止めた。
「・・・実は俺、メネロが好きなんだ・・・!」
ザングレイは少し驚いた表情をしたがブレーガンは続けた
「良いところを見せて彼女を振り向かせたいけど、いつもデスカールと組むだろ?だから今回の作戦メネロと組ませて欲しいとガルヴァス様に懇願する・!」
そしてブレーガンはガルヴァスに直談判したのだった・!
「今回の作戦、俺に行かせて下さい!俺とメネロのコンビネーションが最高であると証明したい!」
「そこまで言うなら仕方あるまい!ただし失敗は許さぬぞ・・・!」
そして作戦当日2人は城に攻め込んだ・・・
「何でブレーガンなのかしら?」
不満そうな表情を見せるメネロだったが、ブレーガンはやる気十分だった!
「とにかく私の足を引っ張らない事ね・・・」
メネロがそう言うと辺りに張りつめた空気が流れた・・・
「囲まれたわね・・・!」
見渡すと2人は数十名の兵士達に囲まれていた・・・
「魔王軍の者か!?やってしまえ!!」
「やってしまえですって?冗談にしては笑えないわね!」
メネロは突撃してきた兵士達をジャンプで避け城の柱の上に乗り、いばらの鞭を振り回し次々と兵士達をなぎ払っていった!
「つ、強い・・・!」
見とれていたブレーガンだったが兵士の放った炎を纏った矢がメネロの背中めがけて放たれた!
「避けきれない・・!」
絶体絶命だと思われたが矢は命中寸前に凍りつき、バラバラになり地面に落下した・・!
ブレーガンの三節棍からは氷が放たれていた!
「メネロには触れさせんぞ・・・!」
激昂したブレーガンは三節棍を振りし炎と氷を発生させ、兵士達を燃やし、ある者は凍らせていった!
「大丈夫か、メネロ?!」
ブレーガンはメネロの方を向いたが、何やら様子がおかしい・・・
「わ、私の大事な髪が・・っ!?」
先程はなたれた矢の炎がメネロ髪に飛び移り、燃やしてしまったのだ!
「よくも!よくも!私の大事な髪の毛を!!」
メネロは激怒し、髪が逆立ち赤い仮面で覆ったような素顔を剥き出しにし、その眼光で兵士達を睨めつけた!
「ひっ・・・!うわあああ!!!」
闇雲に剣でメネロに切りかかってきた兵士はメネロの鞭で剣や鎧もろとも真っ二つになった・・・!
次の瞬間、物凄いスピードで兵士達の後ろに回り込み、凍った兵士達もバラバラにし、その鞭で兵士達を全滅させたのだ ・・!
「女は怖い・・・!ガルヴァス様より強いかも?!」
ブレーガンはその光景を観ているしかなかった・!
城にを制圧し正気に戻ったメネロはもとの美しい姿へと戻っていた。
「変身した姿も嫌いじゃないぞ」
ブレーガンはその想いを口にした
「メネロ。前から好きだったんだ・・・!」
「プロポーズのつもりかしら?悪いけど戦いしか興味がないの。」
メネロは素っ気なく言った・・・
「取り敢えず礼だけは言っておくわ!」
ルーラの使えないブレーガンにメネロは手を差し伸べた・・・
ブレーガンがメネロの手に触れると2人はルーラの光に包まれ消えた・・・