Muv-Luv ALTERNATIVE <The White Evil King>   作:段段だ段

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今回短く上、浅いです。
社会にがてで。


Muv-Luv ALTERNATIVE <The White Evil King>第五話

 

 

 

 

Muv-Luv ALTERNATIVE <The White Evil King>

第五話

 

 

 

『世界の反応』

 

 

 

 

 

ドイツ総督の邸宅―――

 

 

大型モニターにはガンダムサタナエルがBETAを血祭りにあげていた。

 

くくく…という中年の含み笑いが部屋に響く。

 

「くくく…。

ふはははははははははははははははっ!!!!

圧倒的ではないか‼

あの機体は‼」

 

もう我慢できないといった様子で現在ドイツを収める中年―――総督は吹飯した。

総督は子供のような視線でモニターをいつまでも見つめる。

 

「これはもう戦術規模の戦力レベルではありませんね…。

さしずめ『戦略機』といったところでしょうか」

 

秘書官を務める冷たい印象の男がそう答える。

 

「駆る衛士はプシュケー・ディアキリスティス、嘘か誠か異世界から来た来訪者らしいです」

 

秘書官は資料を目にしながらそう言い放つ。

総督はソファーに身に沈めながらふむ、と呟く。

 

「異世界だろうがなんだろうが、どっちでもかまわん。

大事なのは奴が我が国にいることだ」

 

総督はそう言い放つ。

顔は満足げな笑顔に染められている。

 

「調査によると、ディアキリスティス氏は相当な女好きなようです。

これを利用しない手はないかと…」

 

相変わらず秘書官は資料から目を離さない。

 

「女を送り込め。

囲って我が国から出すな!」

 

総督はディアキリスティスにとってはご褒美な命令を行う。

秘書官ははっと返事を行うと早速内線で指令を下す。

 

「産毛までしゃぶってやるぞ…。

ガンダムサタナエルの力で世界を社会主義に染めてやる…」

 

総督はソファーの手もたれを力強く握り、来るはずのない未来に顔を愉悦にゆがめた。

 

 

 

 

 

――――――――

 

 

 

 

アメリカ、ホワイトハウス―――

 

 

 

「悪夢だ…」

 

 

 

現在、アメリカ合衆国の大統領を務める男は大統領執務室で頭を抱えていた。

額には脂汗が浮かび、顔は青ざめている。

 

「よりによって社会主義のかの国にこんな化け物がやってくるなんて…」

 

隣に控える秘書官は震える手で資料をめくる。

 

「スイーパからの情報によると、機体の名前はガンダムサタナエル。

衛士はプシュケー・ディアキリスティス。

異世界からきた傭兵らしいです」

 

「ガンダムサタナエル?

サタナエルはわかるがガンダムの意味が解らんな、引き続き調査しろ。

戦争屋ならば金で動いてくれるとおもうが、かの国が離してくれると思わんな」

 

大統領は希望的観測を頭に浮かべながらため息をつく。

 

「それと…ボーニング社から調査資料が届きました…。

と言っても調査とは言えない内容ですが…」

 

秘書官は一枚の資料を大統領の手元に差し出す。

 

「我が軍の主力戦術機…『ファントム』とのキルレシオは…『計測不能』…らしいです」

 

大統領はその言葉に再び頭を抱えた。

 

 

 

―――――

 

 

 

 

欧州、某所―――

 

 

「冗談ではない…」

 

欧州連合では閣僚会議が開かれていた。

イギリス代表は震える手で資料を見つめていた。

 

「ドイツはいつの間にかSF小説を現実化する技術を手にしたのか?」

 

フィンランド代表はもうヤケクソといった風体で煙草を吹かす。

 

「国連を利用して技術を接収したいが…彼者は傭兵…。

おまけに自称、異世界からの来訪者ときたものだ。

弱みが無い…」

 

イタリア代表はため息をつくと眼鏡をはずし、米神を揉む。

 

「これではイニシアティブは完全に奴に握られた事となる。

武力を行使してくれるのも、技術を提供してくれるのも彼者の気分次第ということとなるな…」

 

フランス代表はため息と共にちらりと大型モニターに目を移す。

モニターではガンダムサタナエルがBETAを虐殺を楽しんでいた。

 

 

 

 

――――――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




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