やっぱり琴葉茜と言えば葵ちゃんの存在も必須ですからね!
第二の主人公でもあるしこれからはもっと二人が活躍してく予定です。
この頃ポケットするモンスターにハマった作者、書くのがもっと遅くなりそうで怖い
ちなみに最初の六匹を色違いにしようと某配信者様を真似て苦行に挑戦中です。
………やっぱ、つれぇわ。
皆様もゲームは程々に
キャルちゃんの方でもアンケートやってます。
Twitterの方でもアンケートやってますのでご協力をお願いしますね。
お姉ちゃんっ子の葵ちゃん
皆さんこんにちは、琴葉葵です。
唐突ですが私には双子の姉がいます。
ちょっぴりおっちょこちょいで何時も鏡見て変な事呟いてる変わった姉だけど私の事最優先に考えてくれてとっても優しくて可愛い私の自慢のお姉ちゃん。
でも、昔は今ほどお姉ちゃんに付きっきりじゃなかったんですよ?
昔の私は何時もお母さんといっしょでお姉ちゃんの事は少し苦手だった。
昔からお姉ちゃんは他の子と比べるとだいぶ変わっていた、何時も一人で難しそうな本を読んでいたし好みも私達とは違い大人の人が好きそうな物をよく好んでいた、可愛い物も好きだが男の子たちが好きなヒーローものも好きで良く見ていた。
そして、とても頭が良かったのだ。私達が知らない事まで知っていたからそんなお姉ちゃんが昔は不気味に見えていたのだ。
でも私には何時も変わらず優しくて微笑んでくれていたから邪険にも出来ず私はモヤモヤしていた。
そんなある日私のそんなモヤモヤを消すくらいの出来事が起きた。
小学校に入りますますお姉ちゃんとの距離は縮まった、だが苦手意識も多少あり何時も仮面を被りお姉ちゃんと接していた。
お姉ちゃんは昔よりも私を可愛がるようになり、たまにお父さんみたいな表情で頭を撫でてくる、そんなお姉ちゃんを見ていて胸が痛くなっていた。姉はこんなにも愛をくれるのに私は苦手だからと言って仮面を被って接している…その事に罪悪感を感じていた。
それからお姉ちゃんとの関係に悩まされながら数年過ごした私は気づけば良く告白をされるようになっていた。
私はお姉ちゃんの事もあり好きになる事が良く分からなくなっていたから断っていた、罪悪感を感じつつも断る日々、そんなある日の放課後、この日一人の男の子から告白を受けた。今までの男の子と同じよな告白を聞きながら私は何時ものように断ろうとした瞬間
「そんなスッカスッカな気持ちでうちの葵に告白するなっ!!!」
とお姉ちゃんが割り込んできたのです。私は混乱してお姉ちゃんを見つめていると
「うち知ってるんやからな!あんたらが罰ゲームで葵に告白してるってことは!そんな遊び半分な気持ちでうちの妹に告白するなっ!!!ちゃんと心の底から好きだと思ったなら告れ!また同じような事するんならうちが許さへんからな!!!」
お姉ちゃんが怒鳴りながらその男の子の胸ぐらを掴む、男の子は泣きながら謝ってその場から逃げていった。私は未だ混乱している頭をフル回転させながらお姉ちゃんを見ると
「もう大丈夫やからな?葵に悪い事する奴らはこのうちが懲らしめたるから安心しとってな!」
私の頭を優しく撫でながら微笑んでいるお姉ちゃんをみて罪悪感だけを残し今まで感じていた苦手意識が無くなった。
私は無我夢中でお姉ちゃんに抱き着き
「ごめんなさい。ご”め”ん”な”さ”い”ごめんねお姉ちゃん!うわああああん!」
大泣きした、泣きながらお姉ちゃんに苦手意識持ってた事今までお姉ちゃんに酷い態度取ってた事、洗いざらい話した。
それを聞いたお姉ちゃんは最初ショックを受けたような顔になったが直ぐに優しい笑顔に戻り
「大丈夫。大丈夫やで、うちは気にしてないから、葵が思っとった事は正しいんやで。うちも他の子とは違うって事は自覚してたしな。それで葵の事苦しませとったなんて…うちの方こそごめんな。これからもっと葵の事考えて行動するからな…今まで辛い思いさせてごめんな。」
私の髪をまるで壊れ物を触るように撫でるお姉ちゃんに更に涙があふれ泣く私、お姉ちゃんの顔を見るとお姉ちゃんも泣いており私達は二人して泣き止むまで抱き合っていた。
泣き終え、お姉ちゃんと一緒に教室に戻る、手を繋ぎながら。
今まで感じていた苦手意識や罪悪感は無く、今あるのはこの姉の事が好きという事とこれからもっと仲良く出来るという期待で胸がいっぱいだった。今思えば都合がよすぎると思う、でもお姉ちゃんはそんな私を許してくれてた。だからこれからは私がお姉ちゃんの事を支えられるような存在になりたい。
そんな事もがあり私はこの日からお姉ちゃん第一に考えるようになった。
それからはお姉ちゃんに告白する男子達を観察、悪い奴らはこの私が排除した。(平和的に)
今まで苦に感じていたお姉ちゃんからの可愛がりは今では天国だと思えるほど心地いいものに変わっていた。
お姉ちゃんに可愛いと言われながら頭撫でられたり、抱き着かれたりされるのが一番の幸せだ。
だから、私とお姉ちゃんの仲を邪魔する奴は誰であろうと許さない。
あの日から私は心に決めたのだ、お姉ちゃんの為に生きると。
他のヒトから見たら単純だと思われるかもしれない出来事だが私の中では途轍もなく大きな出来事だった。
あれからお姉ちゃん第一に考える生活がスタートした、外ではお姉ちゃんは天才で何でも一人で出来ちゃう完璧人だが本当は違くて家では何時もぐーたらしてて、朝が弱くて一人じゃ起きられないそんな人だ。
何時もはお母さんがお姉ちゃんのお世話をしていたがあの日を境に私がお姉ちゃんのお世話をするようになった。
この時間だけはお姉ちゃんを独り占めできるし、何より頼ってもらえるのがこの上なく幸せなのだ。
小学校を卒業し、中学生になると私はお母さんから料理を教えてもらうようになった。お姉ちゃんの為に美味しい料理を作りたかったからだ、好きな人を落とすにはまずは胃からとも言うし、頑張ればお姉ちゃんに褒めてもらえる。
あとは告白ラッシュがより一層激しくなった、まあお姉ちゃんが可愛いのは世界から見ても絶対の事だし好きになるのは仕方ないが困らせるのは許せないから私がちゃんと見張ってなきゃね。
それから告白ラッシュが落ち着いた頃、私達姉妹はウマ娘の子達と仲良くなった。お姉ちゃん程ではないがウマ娘という事もありとても整った容姿をしていた、告白ラッシュの原因でもあるが私は気にしていない、だってこの子達が何かしたわけじゃないからね。
恨むのはお門違いである。
それから私達はその子達と遊ぶことが増えて充実した生活を送った、今まで詰まらなそうにしていたお姉ちゃんも生き生きし始めますます可愛くなった。
そんな中学生活から更に数年後、高校受験にも無事姉妹で合格しお父さんが私達にお祝いで何でも好きなものを買ってくれると言った。
私は無難にお洋服やアクセサリーなどを頼んだが、問題はお姉ちゃんだ。
お姉ちゃんはおねだりを自分からしたことが一度もない、誕生やクリスマスの日は両親に必死に勧められ渋々といった具合でねだっていた。だからお父さんもお母さんも良く心配していた、昔からお姉ちゃんは私第一だったから私がねだると
「うちの事はいいから葵に買ってあげて?うち?うちはお姉ちゃんやから我慢できるし大丈夫やで。」
と良く遠慮していた。そんな無欲なお姉ちゃんが今回の祝いに応じるのか私も心配したから私からもお姉ちゃんにお願いした。
するとお姉ちゃんは数秒考えこむと
「じゃあ、うちパソコンが欲しい。あとマイクやヘッドホン、キャプチャーボード、編集ソフトとかも…。」
と遠慮気味な声ではあるがそう言ってきたのだ。これには私を含め親も安堵していたし、初めてのおねだりにお父さんが物凄い喜んでいた。
でも何でパソコンなのかお母さんが聞くと
「あ~、うち将来ゲーム実況者になりたくてな…それで、その~、その為にパソコンとその他諸々が必要で…それで、あの…」
緊張した面持ちでそう語ったお姉ちゃんにお父さんとお母さんは顔お見合わせると笑顔で
「そうだったのね。私は応援するわ。茜、頑張れ!夢応援するわ。」
「なら、その作業行える部屋も必要だな。あそこの部屋があったはずだな…音が漏れたりしないよう防音にしよう。準備に多少時間掛かるが許してくれ」
そんな両親にお姉ちゃんはびっくりした顔で
「え?わ、笑ったりしないの?ゲーム実況者ってただの配信者だよ?お金にもならないかもしれないのに…何で…」
「おかしなこと言うわね。どんな夢であれ、子供がしたい事を応援するのが親ってものでしょ?流石に悪い事なら止めるけど茜はそんな事しないってお母さん信じているもの。それに初めて茜からのお願い事だもの、私達張り切ってるのよ?」
「ハハハ、お母さんの言う通りだよ。僕も茜には自由にのびのびと過ごしてほしいからね。まだ欲しいものあったりしたら言いなさい。買ってあげるから。それと危ない事はダメだぞ?配信するならある程度危険が付きものだからな。」
そうお母さん達が言うとお姉ちゃんは泣き始めてしまったのだ。
それには両親含め私も動揺してしまった、滅多に泣かないお姉ちゃんが泣いたのだもうそれは大慌てでお母さん達はお姉ちゃんに近寄り撫でたり痛い所無いか聞いていた。
泣いたのが痛みや悲しみじゃなく嬉し泣きと分かって安心する私達にお姉ちゃんは飛びついてきた。
それからは皆で抱き合ってお姉ちゃんをあやし泣き止ませた。
お姉ちゃんの泣き顔とても可愛くて…ジュル。はっ!いけない、いけない。
兎も角こうして入学祝いのプレゼントをお姉ちゃんにねだらせるのに成功したのであった。
あれから数ヶ月、高校生になった私達は充実した生活を送っている。
今日も学校だ、お姉ちゃんを起こさないと
「お姉ちゃ~ん。朝だよ~。」コンコン
扉をノックしながら声を掛けるが返事がない。私達は双子だが部屋は別だ、小さい頃は一緒だったがもう高校生だしね?
「お姉ちゃん入るよ?」
私はお姉ちゃんも返事を待たずに部屋に入る、すると未だに布団の中で幸せそうに寝ているお姉ちゃんの姿が目に入った。
「ふふっ。もうお姉ちゃんったら。」
私の日課であるお姉ちゃんの寝顔堪能タイムである、数十分はお姉ちゃんの寝顔を見つめる。(長い時は数時間)
「そろそろ起こさなきゃ!お姉ちゃん!朝だよ!」ユサユサ
三十分くらい堪能し起こすために体を揺らす
「むにゃむにゃ、あおい~あと五年~ねかせて~むにゃむにゃ」
「もう!そんなに待てないよ!そんな事言うならご飯抜きだよ?」
「はっ!ご飯!」
「おはよう。お姉ちゃん♪」
「んあ。…おはよ~あおい~」
「ほら、着替えなきゃ。」
「あおい~手伝って~」
「もう、仕方ないだから~ ハアハア」
こうして何時ものように身支度を手伝う
「いっただきまーす!」
「いただきます。」
「二人共早く食べちゃいなさいね。」
「ン~~!何時食べてもおかんと葵のご飯はうまいな~」
「ふふっ。ありがとうお姉ちゃん!」
朝ご飯を食べて
「「行ってきまーす!」」
「いってらっしゃい!気をつけてね~!」
「「は~い!」」
学校へ行き授業を受ける
「葵~帰ろ~」
「あっ、待って!」
学校が終われば家に帰り
「葵~お風呂先入る?」
「お姉ちゃん先でもいいよ?」
お風呂に入り
「「「いっただきまーす!」」」
「召し上がれ。」
夕食を食べる
「あおい~おやしゅみ~」ふわぁ~
「うん!おやすみなさい!」
そして寝る。それが何時もの私達の日常。
配信部屋が完成した最近は休日になるとお姉ちゃんは配信部屋に居っぱなしである。
そんなお姉ちゃんを呼ぶ係は勿論私。
「お姉ちゃん配信楽しそうだな~。私も誘われてるし今度一緒にできたらいいな」
部屋の前に着くと『茜と葵の配信部屋』のプレートが目に入る、それに自然と笑みがこぼれる。
「お姉ちゃ~ん。ご飯だよ~。」コンコン
返事がなく、仕方なく扉を開ける
「……ええんやで?」
「お姉ちゃ~ん!ご飯だよ?ん?誰かとお話してたの?」
「ん~、何でもないで~ほな、行こっか!」
「うん!」
お姉ちゃんはそう言うとあたしの腕を掴んで走り出す。
開かれた扉が閉まると カランッ と音が聞こえた。
私はその音が何かの始まりの音に聞こえた気がした。
「葵!」
「何?お姉ちゃん。」
「これから頑張ろうな!」
それが配信に対する事だと直感で分かると
「うん!」
私は元気よく返事をする。
これは、姉のする事に巻き込まれながらも健気に姉を支える妹に物語
お姉ちゃんは私が守り、支えます!
To Be Continued...
この葵ちゃん……できるっ!
はい、という訳で此処の葵ちゃんはお姉ちゃんloveな子です。
loveの力が強すぎてさっそくヤンの領域まで来てますが、たぶん大丈夫だろう。
次回は結構改稿しないといけないのでもう少し後になるかもしれません。
アンケート、何気に例の4人組に投票してくださる人結構いて嬉しいです。
まだまだ投票してますのでジャンジャン入れちゃってください。
ボイスロイド知らない人は是非動画見てみてください!ゲーム実況の他にも歌ってみたやMMDなんかもありますからね!
楽しみ方は人それぞれなので自身が楽しいと思ったボイスロイドライフを。
ちなみにですがニコニコで見る場合はランキング上位の作品から見たほうが面白いですよ。(個人的感想)
ようつべの方は良く知らないので自分が興味あるゲームのやつ見れば大丈夫です。
隠れた名ボイロ実況見つけるのも楽しいですからね。
皆様も推しのボイスロイド見つけてその子が出てるゲーム実況を見ましょう。(押し付け)
ボイロ実況についても募集中なので経験者の方いたら教えてほしいです。
配信物語という事で某小説のような凄い技術で出来ませんのであしからず。
こういった機能使ってみたらどうですか~とかこうしたら見やすいっていう案ありましたら教えてください!
今後この物語で使いたいです。
皆様、体にはお気を付けて。
感想、誤字報告等お待ちしております。
気軽にどうぞ!
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他の子達も出したほうがいい?
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ボイスロイドあまり知らないから・・・