デビルクエスト ~デビルサマナーの転生日記~(半凍結) 作:Rask86
ヒュルルルルルルルルと言う音と共に、風戸は落ちて行く。そして、心の中で悪態を付く。
(いつも生き返らせてくれるのは有難う・・・けどさぁ、これはちょっとひどくねぇ!?)
そう考えていると、雲を突き抜けた。簿分という音と共に、少し寒さを感じる。すると、風戸を待っていたのは――――
――――壮大で、美しい自然だった。鳥が飛び回り、木は生い茂り、獣達は鳴き続ける。
「・・・地球も、昔はこんなんだったのかな?」
風戸は呟く。が、これにより自分がどんな状況に居るのかを思い出す。
「・・・あ、今落ちてるんだった!?やべぇやべぇどうしよう!?」
彼の頭の中には走馬灯が走る。
子供のころの楽しかった記憶
あの日常を壊した父の死
自分が剣を持つことになった事件
自分の本当の父との遭遇
「 」との戦闘
そして、転生する記憶――――
「あ、新しく魔術作ればよくね?」
そう考え、何かを考え込む風戸。その間にも、地面はどんどん迫ってくる。その時、ふと腰についている愛銃と、愛剣を見た。瞬間、「ナニカ」が頭の中に流れ込む。すると、「ナニカ」から、謎の「既知感」を感じる。しかし、なぜかその「ナニカ」や、「既知感」からは、なにか暖かい――――
そう、自分の物が、手元に帰ってきたような感じすらした。
その「ナニカ」を受け入れると、数個のキーワードが頭をよぎる。
聖遺物
減速
停止
逆行
「――――――――」
次の瞬間、自分の口から、知らない言語が次々と出てくる。まるで、日本に住んでいる一般人が、外国の会議に放り込まれたように。それに驚いた、次の瞬間だった。
「 形 成 : 運 命 の 歯 車 」
自分の口から信じられない言葉が聞こえた。形成・・・だと・・・!?ちょ、ここはDies原作じゃないはずだが(メメタァ)。
風戸の後左右に、縦40cm、横1mほどにかけて、某弓兵の世界の背景のような歯車郡が現れる。そして、だんだんと落下スピードが落ちて行き――――
――――完全に止まった。
そう感じた瞬間だった。
――――時が巻き戻るかのように、風戸と歯車郡が上昇し始めたのは。
鳥は飛び立った木へと後ろから戻り、たった今飛び跳ねた猿は真後ろに跳ね返るように戻り、滝の流れは重力がひっくり返ったかの如く戻り始める。
しかし、たった一つ。その一つだけはその「現状」に左右されず、たった今、「新しい」を刻むのが――――
――――新城 風戸。この事態を引き起こした、張本人であった。
(本人はそれをわかっていないようだが)
激動(笑)の0.9話 モノローグ でしたw
うん、反省はしていない。ちなみに、下が現在予定中の詠唱。
「海は幅広く、無限に広がって流れ出すもの。
その中に内容したものを抱え込み、流さぬようにしても、
抵抗はむなしく、それすらも流れ出してしまう。
だから、どうか聞き届けてほしい。
世界は穏やかに安らいでいた、忘却されし日々へと。
新しき時よ、刻むのをやめてくれ。
どうかこの瞬間、栄光滅却の彼方で言わせてくれ。
――――時よ巻き戻れ。君が生きとしき世界へと。
時の分岐点よ、我は願う。こんなはずじゃなかった、
「バットエンド」なんかじゃない、「ハッピーエンド」に!
流出――――
――――時の歯車 巻き戻す螺子 可能性を超越した新世界
(Neue Welt, die die Möglichkeit Schrauben Rückspulrad wenn transzendiert)
うん、痛い(激痛)。
だがしかし、まだ終わらんよ!
「日は古より変わらず星を照らし、
定められた輝きをただただ発する。
そして戻す。森羅万象の全てを巻き戻す。
木から飛び跳ねた猿は、木から飛んだことを忘れ、
今仕方飛んだ鳥は、飛び方を忘れたかのように。
さぁ、今こそ永劫の円環から解き放たれ、
この世の理より脱出せよ。
そは誰にも知れず、届かぬものを掴む、至高の創造。
わが渇望こそが可能性の力。
創造――――
――――停止世界 狂った歯車 呪われた幕引き
(Vorhang ziehen verfluchten Gang verrückt Anschlag die Welt)
ちなみに、自分ですら読めないドイツ語使ってみた。
反省はしている、しかし後悔はしていない!
・・・アッハイスミマセン