皆さん。
今まで更新ができず、申し訳ありません。
コラボ相手であるゆっくり霊夢さんが忙しくてコラボの相談があまりできませんでした。
でも、このまま更新しないのはダメだと思うので、コラボと本編を同時進行で書いていくことにしました。
もしページ数が増えたのに新しい話が更新されていなかったら、コラボの方を確認してください。
よろしくお願いします!
P.S.
実は、再び欧我君のイラストに挑戦しました!
Google画像検索で絵を検索して参考にしながら、鉛筆ですらすらと。
それは後書きに載せますので、ぜひ見てください。前書きが長くなるのが嫌なので…。
下手だとしても、決して非難はしないでくださいね。泣きますから。
では、よろしくお願いします!
7月9日、ゆっくり霊夢さんとのコラボを更新しました。
一つ前のページですので、読んでください。
第25話 舞い込んだ依頼の手紙 ★
「うーん…。」
火にかけられた巨大な鍋とにらめっこを続けて、これで大体15分が経過。
未だに決着はつかず、このまま睨み合いが続く。どうしよう、バナナはもう食べきっちゃったし…。
今の時刻は2時27分。いつも通り大量の昼食を作り上げ、その食器の片づけも終わったところで、一人台所に残って黙々と調理を続けている。え?何を作っているのかって?アレですよ、アレ。この前上質な豚のバラ肉を塊で貰って、その時に頭に浮かんだ強烈な存在感を放つ男のレシピ…そう、“ぶt
「おーうがっ!」
「わっ!?」
腕を組んだまま
俺を驚かした人物はそのまま両腕を前に持ってくると、俺の体を引き寄せてぎゅっと抱きしめる。
「えへへ、驚きました?」
そう耳元で囁く声には聞き覚えがある。それだけではなく、抱きしめられているとひしひしと感じる温もりと幸せ。これだけヒントがあれば、誰が驚かしたのかという問題の答えは簡単に導き出せる。
前にまわした手を取って優しく握りしめる。その左手の薬指には、光を受けて鮮やかに輝く薔薇の指輪がはめられていた。
「まさか、文に驚かされるなんてね。」
文に驚かされたことが何故か嬉しくて、笑顔を浮かべる。
多分、文が俺を驚かすことなんてこれが初めてなんじゃないかな?もしかして小傘に感化されたのかな?
しばらくこの状態を堪能しよう…と思っていたら、いきなり文が思い出したように喋り出した。
「あ、そうそう。実は私だけじゃないですよ。」
文が言葉を言い切る瞬間、
「うらめしやー!!」
「うわっ!?」
突然目の前にナス色の傘が姿を現した。
完全に不意を突かれたが、驚かされて嫌な気持ちはしなかった。満たされたように満面の笑みを浮かべる少女。その笑顔を見て、俺も思わず笑顔になる。
「いらっしゃい、小傘。料理の味はどう?」
「うん、すっごく美味しいよ!ごちそうさま!」
俺の問いに笑顔で答えると、小傘は胸に飛び込んできた。
背中に手を回し、小傘をぎゅっと抱きしめながらよしよしと頭を撫でる。
さらさらでほのかに甘い香りの漂う髪の質感を堪能しながら、前後から挟まれた状態で幸せを心に補充する。そのサンドイッチ状態に嫉妬した(?)のか、鍋のふたがカタカタと震えだした。
来た!
今まで待っていた反応が起こり、思わず2人を振りほどく。
火を止めて鍋を流し台に移動させ、ふたを開ける。鍋の中に敷き詰められた肉を取り出して、鍋と一緒に水できれいに洗う。
「欧我、これって…もしかして!」
巨大な肉の登場に、文が目をキラキラと輝かせている。そう言えば文の好物ってこのような感じの肉だったよな。小傘も食い入るように肉を見つめている。…っていうかよだれ!?
「うん、そうだよ。豚の角煮を作ろうと思ってね。」
「「角煮!?」」
よく洗った肉を適当な大きさに切り分け、きれいに洗った鍋の中に戻す。
「…あ、でも、角煮を作るときって特殊な鍋を使う必要があるんじゃなかったっけ?」
「ああ、圧力鍋ね。」
その鍋の中に、生姜を薄く切ったものや酒、みりん、しょうゆなどの調味料を入れていく。
でも、この鍋はどこからどう見ても普通の鍋だ。そもそも、白玉楼の倉庫を探してみても圧力鍋を見つけることはできなかった。じゃあ、なぜこの調理が可能なのか…。
みんな、忘れていない?俺の能力の事を。
…まずは圧力鍋について簡単に説明しよう。
「圧力鍋を使えば、大気圧以上の圧力を加えることができる。そうすれば中の液体の沸点を高めることで、食材を通常より高い温度と圧力の下で調理することができるんだよね。別に無くてもできますが!!」
「それは欧我だけだ。」というツッコミが聞こえたような気がしたが、そんなのは無視だ。聞こえないったら聞こえない。
俺の『空気を操る程度の能力』は、気圧をも左右することができる。鍋の中の気圧を操って気圧をドンと掛ければ、普通の鍋を圧力鍋に変えることができる!
「空気は目に見えない、だから何でもできるのさ。普通の鍋を圧力鍋にすることだってな!」
そう胸を張る。
そんな俺を見て「もう完全に欧我の決め台詞ね。」と若干呆れる文と「わぁ~、すご~い!!」と一人ではしゃぐ小傘。
そんなことは置いておいて調理に戻ろう。調味料を入れた鍋を再び火にかけ、中の気圧を操って加圧。その状態のまま10分程煮込めば…。
「これでよしっと!」
大量の豚の角煮が完成した。
そうだ、二人が来たのなら一緒に食べよう!
俺と文、小傘、妖夢の分として3切れずつ皿に取り分け、残りを大皿に盛りつける。…あ、もちろんこれは幽々子様用ね。
後は鍋の中に残ったタレを万遍なくかけ、練りからしを添える。俺は辛い物が大好きだからからしはもちろん大量に…っと。
「完成!!じゃあ折角だしみんなで食べようよ!」
「「わーい!」」
まるで子供の用にはしゃぐ文と小傘を引き連れ、幽々子様のいる部屋に向かった。ちょうどその部屋に妖夢もいたので、5人で出来たばかりの角煮を堪能した。口に入れた瞬間とろけてしまう食感で、噛むたびに中から肉汁がぶわぁっと溢れ出した。
…あ、そう言えば料理に夢中になっていたから気にしていなかったけど、どうして2人はここに来たんだろう。ちょっと聞いてみよう。
「そう言えば、文と小傘はどうしてここに?」
「あ、そうだった。」
文は何かを思い出したかのように箸を置くと、懐から1通の手紙を取り出した。
それを受け取って差出人を確認する。ふむふむ、差出人は上白沢慧音さん。流石先生、かなりの達筆だ。
封を開けて中の手紙を読む。内容を要約すると、寺子屋で料理教室を開くから先生として子どもたちに料理を教えてほしいのだそうだ。慧音さんや妹紅さんがいるのに、どうして俺なんだろうか。その質問を口にしたら、文がその理由を教えてくれた。どうやら子どもたちから熱烈なオファーを受けたらしい。
子どもたちに頼まれた以上は引き受けたい。…でも、幽々子様は許してくれるのだろうか。
「そうね。欧我が幽霊になってどれくらいになるかしら?」
「確か…少なくとも1ヶ月は経ちましたね。」
俺が白玉楼に幽霊として蘇ってから今日でおよそ1ヶ月とちょっとが経過している。でも、それがどうしたというのだろうか。
俺の返事を聞いた幽々子様は小さくうなずくと口を開いた。
「そう。なら、冥界の外で過ごせる時間が長くなっているわ。」
「本当ですか!?」
思わず身を乗り出した。
今までは5時間程度しか活動できなかった。それが5時間を超えて長時間冥界の外で活動できるとなれば、いろんなところに行けて、いろんな人に会える。もしかしたら文の家に帰れるかもしれない。
「ただ、外で過ごせる時間がどれだけ長くなったのかは分からないわ。だから常に時間を意識して、何か不調を感じたらすぐに冥界に戻ってくるのよ。」
つまり、個人差みたいなものか。
でも、時間が長くなったというのは素直に嬉しかった。
「本当は妖夢に付いて行ってほしいけど、文が常にそばにいるのなら心配ないわね。無事に成功することを祈っているわ。」
「ありがとうございます!!」
幽々子様の言葉が嬉しくて、つい勢いよく頭を下げる。
テーブルにゴンっと頭をぶつけてしまったが、そんな痛みは気にしない。
「文、悪いけど慧音さんに伝言をお願い。その依頼を引き受けますって。」
「ええ、分かったわ。」
「それと…ひとつ条件がある。」
「条件…?」
「うん。絶対に妹紅さんを呼んでください。」
お待たせいたしました。
あえて名前を付けるとすれば…『キス5秒前』ですかね?
鉛筆ですらすらと書いた落書きがこちらです。
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【挿絵表示】
どうですかね?
鼻が大きかったり、形がおかしかったりと変なところが沢山ありますが、まあ絵を描くのは下手なので勘弁してください。
それと、実は色鉛筆を使って塗ってみました。
色を塗るのはものすごく苦手なので、かなり雑ですが…。
え?どうして色鉛筆なのかって?そりゃあ手元に色鉛筆(11色)しか無かったからだ!
影の付き方が変だけど、気にしないでね♪
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【挿絵表示】
欧我と文のラブラブな感じや、文の頬にそっと左手を添わせているシーンが伝われば幸いです。
そういえば東方キャラを描いたのって初めてだな。
…あっ!胸元のリボン描くの忘れた!!
うーん、まあいいや。
それはそれとしてもっと上手く描きたいです。
最後に、欧我君の特徴について説明します。
絵では分かりにくかったと思いますが、
・濃いめの銀髪
・エメラルド色の瞳
・白いカッターシャツ
・黒のベスト
・青のジーンズ
・青い帽子
・縁が茶色のゴーグル
・星の中に鈴の付いたネックレス
・目と同じ輝きを放つ指輪(料理中は外して保管。)
ですね。
もう絵を描くことはないでしょう。さらばです!アデュー♪