レストラン白玉楼   作:戌眞呂☆

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お久しぶりです、戌眞呂☆です。

この話は数話ほど続きますよ。
ぜひ最後までお楽しみください!
 


第79話 ぶらりぶらぶら 文さんぽ

 

「いい風が吹くなぁ…」

 

 

 白玉楼の縁側に寝転がりながら、吹き行く風を体全体で感じる。ちょうど日陰になっていて、風が辺りの暑さを持って行ってくれる。静かな白玉楼の縁側で大の字で寝転がり、風を感じながら目を閉じる。日向ぼっこは俺の大好きな時間だ。

 今日は土曜日、レストランは閉店している。いくら料理が好きだからといっても、毎日レストランに立っていたら自分だけの時間や家族と一緒に過ごす時間を確保することができない。文が妖怪の山を離れここで一緒に過ごすことができる金曜日から日曜日に合わせ、レストランも土曜日と日曜日に閉店することを決めた。俺だって家族のみんなや文と一緒にのんびりしたいさ。文じゃないけど、思いっきり羽を伸ばせる時間がほしかった。

 

 

「それにしても文来ないな。今日は小傘と心華も、付喪神同盟の会合があるって言って鈴蘭畑まで遊びに出ているし、文と二人だけの時間を過ごせるいい機会だと思ったんだけどな…」

 

 

 そう独り言ち、はぁっとため息をついた。俺だって文に甘えたいんだよ。レストランに立って料理をしているときや、小傘や心華と一緒の時間を過ごしているとき、なかなか文に甘えることができず、ずっとモヤモヤしていたんだ。今日こそは甘えようと思っていたのに、もう来ないんならふて寝しちゃうぞー。心の中でぼやき、そっと目を閉じた。

 

 

「ん?」

 

 

 しかし、またすぐにその目を開いた。風に乗って、かすかに文の声が聞こえたからだ。やっと来た、これで文と一緒の時間を過ごせる。逸る気持ちを抑えることができず、体を起こして空へと視線を移した。青の中に見えるあの黒髪と大きく広げた翼は間違いなく文のものだ。

 …あ、でも、あのスピードは速すぎる。あんなに慌ててどうしたんだろう。そう疑問に思う間も、文は猛スピードでこちらに向かって飛んでくる。

 

 

「おーうーがぁぁぁぁぁ!!!」

 

 

「お、おい…まさか…」

 

 

 脳裏にこの後起こるであろう光景がイメージされる。その光景通りに、文は俺の胸に猛スピードのまま飛び込んできた。空気の密度を高めてスピードを殺したため後方へ吹き飛ばされずに済んだのだが、それでも体に響いた衝撃はかなり強烈なものだった。文を受け止めた胸と押し倒された衝撃で打ち付けた後頭部がヒリヒリと痛む。

 飛び込んできた文は、胸の上に突っ伏したまま肩を震わせていた。え、泣いてるの!?

 

 

「ううっ、欧我ぁ…。どうしよう…」

 

 

「ちょ、ちょっと文!?どうしたの?まずは落ち着いて」

 

 

 文の背中に手をまわし、ぎゅっと抱きしめながら頭を優しく撫でる。文の髪は艶やかなうえに滑らかで、ほのかに花の香りが鼻に届く。まるで花畑にいるような華やかな香りだ。ぎゅっと抱きしめている身体もすらっとしていて細く、それでいてお腹に当たる感触は非常に柔らかい。

 しばらく抱きしめながら頭を撫でていると、どうやら落ち着いたのか泣き止んだようだ。それにしても、一体どうして文は泣きながら飛び込んできたのだろうか。購読契約を一方的に打ち切られたとかそう言った理由からなのかな。

 

 

「落ち着いた?」

 

 

「うん…」

 

 

「じゃあ、どうして泣いていたの?」

 

 

「じ、実は…」

 

 

 そうつぶやいただけで、再び口をつぐんでしまった。それほど言いにくい事なのだろうか。はっきりと伝えることができないほど重大なことなのだろうか。胸の上でうつむいたままでいる文の姿は、見ているだけで不安を感じてしまうほど落ち込んだ印象だ。

 

 

「じ、実はね…欧我。私……太ってた」

 

 

「……はぁ?」

 

 

 ふ、太っただけでそんなに落ち込むものなのか!?なんだよ、心配して損した…。

 

 

「そ、そうなんだ…。とりあえず、詳しい話聞かせてくれる?」

 

 

 若干呆れたように尋ねると、文はこれまでの経緯を話して聞かせてくれた。

 今日は久々に俺と二人だけの時間を過ごせるからと、家を出る前にシャワーを浴びたそうだ。だから髪からいい匂いが漂っていたのか。そして入浴後、数年ほど乗っていなかった体重計に何気なく乗ってみると…。なんと3kgも太っていたのだ。3kgっていまいちピンとこない数字だけど、女の子からしたら結構ショックな数字なのかな。文だって例外ではなく、その数字に激しいショックを受け、泣きながら俺のところまで猛スピードで飛んできた。

 文の話を聞き、どうコメントを返せばいいのか全く分からなかった。抱きしめた感触からは太ってるとは全く思えないし、かといって簡単に太ってないよって伝えてもいいのだろうか。女心って全く分からないな。

 

 

「ねえ欧我ぁ…。どうしよう。なんで太っちゃったのかな?」

 

 

「どうして…なのかな?うん、多分だけど…」

 

 

 今までの文の行動をすべて思い返してみると、一つ思い当たる節がある。文の体重が増えた最大の原因。それは…。

 

 

「食べすぎ…だと思う」

 

 

「えっ…」

 

 

 そう、食べすぎ。もっと言うと、甘い物の食べすぎだ。レストランができてからというもの、文は毎日のように来店しては、新聞の執筆をそっちのけでスイーツを大量に食べている。一番多い時でホールケーキの半分を平らげたこともある程。本人曰く「頭を使うにはたくさんの糖分が必要なの」ということだが、甘い物を食べたいがための言い訳にしか聞こえない。まあでも、そうまでして俺の作ったスイーツを食べてくれるのはとっても嬉しいし、とろけた笑顔をじっと見つめることができるのでものすごい幸福感で満たされる。だからきつく言えないんだけどね…。

 太った理由が食べすぎだと言われた文は、なぜかきょとんとした表情で首を斜めにかしげた。

 

 

「食べ…すぎ?」

 

 

 あれ、いまいち理解できていない?

 

 

「欧我、私は妖怪よ。何も食べなくても生きていけるわ。そんな私が食べすぎるわけないじゃない」

 

 

「その妖怪が、夜俺達と一緒に夕食を食べたり、レストランに来て甘い物ばかり食べていたりしたらどうなる?特に甘い物ばかり食べていると太りやすいの。もう少し食べすぎないように管理しないと…」

 

 

 ふと文の表情を確認した瞬間口をつぐんでしまった。え、なんで目に涙なんか溜めているの?なんで今にも泣きだしそうな表情をしているの?そうこうしているうちに文の目に溜まった涙は決壊し、滝のように流れ落ちた。

 

 

「うわぁぁぁんひどいよぉぉぉっ!!だって…っ、だって欧我の作る料理大好きだもんっ!それなのに、食べぢゃダメなんて…っ!そんなのあんまりじゃ…ぐすっ…もっと、もっど食べだいのにぃ…っぐずっ」

 

 

 嗚咽を漏らしながら、文は胸の内を吐き出すかのようにワンワンと泣き続けてしまった。俺の料理をそこまで好きでいてくれたなんて。思い返してみると、食事中の文っていつも非常に幸せそうな笑顔を浮かべていたな。それに、食べなくても生きていけるはずなのに、いつもたくさんの量を食べている。それってつまり、食事の時間が文にとってとても大切で、とても幸せなひと時だということだ。

 

 

「ごめんな、文」

 

 

 未だに泣き続ける文の肩を引き寄せ、そっと抱きしめる。やっぱり俺には、大好きな人の大好きな時間を奪うことなんてできない。二人言葉を交わすことなく、ぎゅっと抱きしめあった。優しく体を撫でてあげると、どうやら泣き止んでくれたみたいだ。

 

 

「俺の料理にそこまで思っていてくれて、本当に嬉しいよ。ありがとう」

 

 

「ええ」

 

 

 文と抱きしめあい、心にふつふつと湧きあがってくる幸せをかみしめる。こうやってしっかりと抱きしめあったのはいつ以来だろうか。

 

 

「でも、食べる量を減らさないとなると、残るは運動しかないか」

 

 

「運動?私毎日飛び回ってるけど…」

 

 

「歩いたり走ったりしてる?体全体を使って動けば、それだけ体についた余分な脂肪を燃やすことができるよ。その分体重も減るし。よし、んじゃあ一緒に散歩に出かけようよ!幻想郷中を歩き回るんだ」

 

 

「えっ、でも、今から?」

 

 

 きょとんとした様子の文の腕を引っ張って立たせる。体がうずうずして止まらなかったからだ。

 

 

「そうだよ、思い立ったが吉日。どうせなら弁当を作って景色のいい場所で食べようよ。そうと決まったらさっそく作りに行こう!ほら、行くよ文!」

 

 

「うふふっ、もうしょうがないんだから。そんなに欧我が張り切るのはいつ以来かしらね?」

 

 

 文と手をつなぎながら白玉楼の台所に向かう。2人一緒に台所に立って弁当を作っているとき、心の中は幸福感と楽しさで満ち溢れていた。おそらく、久しぶりに文と2人だけの時間を過ごすことができる。それがとっても嬉しかったからだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 こうして完成したばかりの弁当を携え、緑色の葉っぱが茂った桜並木の間を歩く。同じ場所で同じ風を感じながら2人並んで歩いていく。何も言葉を交わさなかったが、繋いだ手から伝わる文の温もりを肌で感じ、無意識のうちにふふっと笑みが漏れた。

 

 

「何笑ってるの?」

 

 

「ん?いや別に。ただ、こうやって文と二人でいるだけで楽しいなって思ってね」

 

 

 前を向いたままそう返すと、隣から文の微笑む声が聞こえる。俺の手を握り返す力が少し強くなった。

 

 

「私もよ。欧我って最近レストランにこもりっぱなしでしょ。だから、私もあなたと一緒に過ごせなかったから今すっごく楽しいわ。でもね、欧我…」

 

 

「ん?」

 

 

「なんで欧我は歩かないの?言い出しっぺのあなたが歩かないのは不公平よ」

 

 

「歩かないんじゃない、俺は歩けないの。幽霊になってからというもの、地面に立つことすらできないんだから」

 

 

「でもこの前人間の里で歩いているのを見たわ」

 

 

「あれはギリギリまで高度落として、足を動かしているだけだよ」

 

 

「じゃあそれでいいからやりなさいよ」

 

 

「はいはい」

 

 

 文から強制されたため、仕方なくギリギリまで高度を下ろし、歩幅を合わせるように足を動かした。文は俺の脚を確認した後、「よろしい」と言って笑顔になり、上機嫌な様子で歩みを進めている。そう言えば、生前よくこうやって2人並んで歩いたな。言葉を交わさなくとも、手をつないで、同じ速度で歩いていたこともあったっけ。あれから色々なことがあって、別れたこともあったけど、今もこうして2人だけで歩いていることがとても幸せな気持ちだ。文も今この幸せを感じているのだろうか。

 そうして歩き続け、気づいたら桜花結界の前にたどり着いた。結界に開いた穴からは、はるか眼下に広がる幻想郷が一望できる。真夏らしく木々が青々と茂り、太陽の光を受けた霧の湖がキラキラと輝いている。そして、結界越しではあるが、かすかに真夏の暑さも感じられる。

 

 

「さあ、どこにいこうかな?」

 

 

「えっ、まだ決めてないの!?」

 

 

 幻想郷を見下ろしながらつぶやいた言葉に、文が驚いたような声を上げた。まあ当然だよな。散歩に行こうと誘って無理やり連れだした本人が目的地も決めていないというのは、連れ出された本人からすれば信じられないだろう。でも、文と散歩に行きたいという気持ちで一杯だったから目的地を決める余裕などこれっぽっちもなかった。

 

 

「うーん、まあ、いろんなところを歩こうよ。とりあえず霧の湖でもぐるっと一周する?」

 

 

「そうね、たまにはのんびりと歩きましょう」

 

 

「うん、じゃあ行こうか」

 

 

 手をつなぎ、結界を抜けて幻想郷へと落ちて行った。

 

 

 

 

 

 

 

 湖にかかる霧は、今日もうっすらと立ち込めている。湿気が多く、着衣が肌にべたっとくっついてしまう。しかし、湖の上を流れてくる風はひんやりとしていて、周りの暑さを和らげてくれているので、高い湿度を我慢すれば比較的過ごしやすいだろう。

 どこからともなく聞こえるセミの鳴き声、霧の間から見える眩しい太陽、真っ青な空に天高くそびえる入道雲。冥界とは違う刺激が、今の季節が夏であることを教えてくれている。

 

 

「まさに真夏だなぁ。顕界に来たら季節をはっきりと感じられるから、なんだか楽しいよ」

 

 

「欧我は冥界にいるからいいけど、私は毎日取材で炎天下を飛び回っているのよ。だからあなたみたいに夏を楽しむ余裕なんてないわよ…」

 

 

 そう言って額から流れる汗をぬぐった。幽霊になってからというもの暑さをあまり感じなくなったため夏を楽しむことができるけど、生きている文からしたら蒸し暑さによって体力を奪われ、余裕がなくなってしまったのかもしれない。そのせいか顔中から止めどなく汗が流れ落ち、着ているシャツもぐっしょりと濡れてところどころ肌色が透けて見える。

 このままでは熱中症を発症する危険性が考えられるため、頭上の空気を固めて水蒸気を操り、疑似的に雲を作り出した。さらに周りの空気から湿気を排除し、流れを速めて風を生み出す。自分の持つ『空気を操る程度の能力』をフル活用し、少しでも快適な空間を作り出せるようにできる限りの手を尽くした。そのおかげで少しは体力を取り戻せたみたいだ。お茶も多めに持ってきたし、当分は大丈夫かな。

 お茶を飲みながら休憩していたところに、空から何者かが姿を現した。

 

 

「おーい、アタイと勝負だぁー!!」

 

 

 威勢のいい宣戦布告とともにチルノちゃんが登場した瞬間、真夏の暑さが一瞬のうちにかき消された。目の前に現れ、腕を組んでエッヘンと胸を張る。文はその背後に一瞬で移動し、がばっと抱きすくめた。

 

 

「うわっ!?おいぶんぶん!離せー!」

 

 

「離しませんよー。ああぁ、冷やっこい…」

 

 

 チルノちゃんの放つ冷気を間近で感じ、文は気持ちよさそうな笑みを浮かべている。真夏の暑い中食べるかき氷と同じく、チルノちゃんを抱きしめることは暑さを吹き飛ばすにはちょうどいい方法なのだ。

 

 

「離せぇ!アタイは勝負しに来たんだ!」

 

 

「あら、あなたの自由を奪っているからこの勝負は私の勝ちですよ。負けたくなければ自力でこの束縛から脱出して、やり返してみなさいよ」

 

 

「このーっ!むぎぎ!」

 

 

 チルノちゃんは必死に体をよじらせ、文の腕の中から抜け出そうともがいている。しかし文は逃がすことなく、更に抱きしめる力を強くした。チルノちゃんは必死にもがいているけど、文は完全に遊んでいるな。

 しばらくこう着状態が続いたが、不意に文が抱きしめる腕の力を緩めるとチルノちゃんはここだと言わんばかりに腕の中から飛び出した。どうやら自分の力で脱出できたと勘違いしているようで、両手を腰に当て胸を張っている。自慢気な表情からも、自分の力で抜け出せたと思っているようだ。そしてそのまま文の背後に回り、がばっと飛びついた。

 

 

「どうだー!捕まえたぞ!これでアタイの勝ちね!」

 

 

「あやややや、捕まってしまいましたねぇ。でもやっぱりこうしてると冷たくて最高です」

 

 

「え、最強?」

 

 

「そうですよー。最高で最強ですよー」

 

 

「えっへっへー!アタイったらさいきょーね!ぶんぶんにも認められたわ!」

 

 

 そう言ってかなり上機嫌な様子で足をバタバタと動かし、満足気な笑みを浮かべる。遊ばれていることに気付かず、無邪気に文に勝った嬉しさを身体全体で表している仕草がとても可愛くて、非常に微笑ましい。

 

 

「そう言えばぶんぶん達ここで何してるの?」

 

 

「俺たちは今を散歩しているんだよ。ダイエ…」

 

 

 その瞬間殺気を感じ、口ごもった。文の表情を見たらわかる。「ダイエット」という言葉は禁句のようだ。言ったら、文に確実に殺される。

 

 

「だい…何?」

 

 

「えっと…ダイ…だい……あっ、大ちゃんはどうしたの?」

 

 

 文に殺されないように必死に脳をフル回転させ、なんとか話題を切り替えた。どうやら文の放つ殺気も収まったようで、ふぅっと胸をなでおろす。

 

 

「大ちゃん?ああ、大ちゃんはねー……いっけない!私たちかくれんぼしているんだった!早く見つけてあげないと!それじゃあぶんぶん、欧我!またね!」

 

 

 そう言い残し、チルノちゃんは霧の中へと消えていった。手を振ってその背中を見送ったのだが、文はなぜだかしょんぼりしていた。おそらく真夏の暑さを和らげてくれるチルノちゃんがいなくなってしまったからだろう。

 

 

「はーあ、冷たくて気持ちよかったのに、これで灼熱の暑さに逆戻りね」

 

 

「しょうがないよ、チルノちゃんは自由奔放なんだし。微力だけど俺も涼しくなるようにするから、散歩続けようよ。ほら、手をつないで」

 

 

「むー…」

 

 

 文は少々不満そうな様子だったけど、差し出した手をぎゅっと握り返してくれた。その手のぬくもりを感じながら、2人並んで湖のほとりを歩いていく。しばらく歩いていると、風に乗って誰かの歌声が聞こえてきた。

 

 

「この歌声…」

 

 

「欧我も聞こえた?やっぱり澄んだ声をしているわね。もっと近くで聞きに行きましょうよ」

 

 

「あ、ちょっと!」

 

 

 そう言って嬉々とした表情で駆け出した文に腕を引っ張られた。常に浮かんでいるため踏ん張ることができず、引っ張られるがまま後を追って足を動かした。でも、今日は無理やり連れだしたんだから、たまには彼女に振り回されるのも悪くないな。

 不思議と心に嬉しさがこみ上げ、無意識のうちに笑みが漏れる。さあ、歌声の主はもうすぐだ。

 


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