織田信長、閃きが冴えて
ぶっ飛んだ物を発明したよ!!
ここで、少し話を変えましょう。
かつてヨーロッパに名を馳せた一大勢力で、この世界に迷い込んだ時の彼らは勢力を広げていた。
その時、その精強ぶりを感化した曹操は彼らを引き入れようとあの手この手で策を練った。
初めは互角の戦いを繰り広げるも
織田信長の協力を経て辛勝したのだ。
バイキングが勢力回復してる最中、勧誘の誘いをするものの…………。
当初は反対していたが、鉄砲と鉄甲船を目の当たりにしたことによって考えを改めたのだ。
彼らの傘下に入ることで、バイキングの存続と富国化を条件に加わったのだ。
バイキングとの交渉を済ませ、傘下に加わることになった。
司馬師達は船を降り、司馬懿達の前でそれらの報告をした。
「そうか、ご苦労だったな……」
「はっ……」「はっ……」
「師よ、お前はこれからの戦に備え
編成を急げ!」
「御意」
「昭よ、お前は「光秀」と「久秀」と共に本隊の中軍に就け!」
「はっ!」
「光秀ならともかく、久秀のことを「めんどくせ」などと言うでないぞ!」
(うっ!?)
心境を見透かされた気を感じた司馬昭であった…………。
司馬懿の指示において、司馬師の元には「荀攸」・「郭嘉」等軍師と「張遼」・「曹仁」等猛将が付き……。
司馬昭の元には「諸葛誕」・「賈充」・「文鴦」を始め、「曹休」・「徐晃」・「張郃」等の名将が付く……。
「本格的だな、曹操様と信長公は……」
「しっかしまあ、そんなにすごい剣なのか?」
「天下覇道の剣と謳われた剣だ、あれを得たものは天下を取れるとも過言ではない……、曹操様と信長公にとっては
……かの白狼王も喉から手が出る程のな?」
「へえ……?
あの白狼王様がねぇ……?」
司馬兄弟が話している中、諸葛誕達は戦場の見取り図を読んでいた。
「鄧艾」と真田昌幸とその弟の「信尹」、そして昌幸配下の「出浦昌相」から送られた見取り図をこと細かく描かれていた……。
関ヶ原には、数々の山があった。
「天満山」「松尾山」「岩倉山」「笹尾山」
「野瀬山」「朝倉山」「南宮山」「南天満山」という山がある。
叢雲牙は、「天満山」にあった城を拠点にしていた……。
関ヶ原の地の利は
大軍勢で攻めてはかえって不利の地形で、魑魅魍魎の屍兵にとっては有利な条件下だった。
「ふむ……、これでは大軍勢で攻めては窮屈だ
この関ヶ原と言う地は、
進軍は難しい……」
「だが、ここで奴を倒さなければ我々に被害が及ぶ……
曹操様と信長公の本隊は「岩倉山」に陣を構えるって話だ
秀吉は家康達と話をつけて、秀吉側の軍は「南宮山」に構え
家康の軍は付近の「松尾山」に構えるって話だ」
「っ!? 待たれよ!
松尾山と言えば、叢雲牙が構える天満山の目と鼻の先っ!
そこに構えると言うことの意味はわかっておられるのか!?」
「だからだろうな、何しろ
「ん〜、そう言えば……秀吉の方はどうしたんだっけ?
あいつは確か
何をする気なんだろうな……?」
「さぁ、流石にそれは解りかねまする……
幸い半兵衛殿と官兵衛殿がおられるから大丈夫であろうな?」
「まっ、大丈夫でしょ?
とりあえず、今後の話をしよう。
北側に曹操様達が構えて、
東側に秀吉達の軍勢がそこを陣取る
南側に劉備と家康の軍を構えるって算段なのだが、
問題は……」
「
いかに鉄砲や大砲を用いても数の壁には太刀打ちできるかどうかはわからない……か」
「しかし、この戦いは避けて通れない戦いだ……
幸い、司馬師達が「バイキング」という勢力を引き入れたことで我が軍は強くなった、彼らと連携すれば勝ち目はあるはずだ」
「どうかな……仮に成ったとしても
「っ!」
「賈充!! 言葉が過ぎるぞ!」
「事実を言ったまでだ、たとえ
「……!」
「ふふっ、二人の言い分は正しい……」
諸葛誕と賈充の言い争いの最中に郭嘉が割って入る。
「郭嘉……何が言いたい?」
「確かに、同盟関係が長く続くとは限らない……
しかし、彼らは曹操様の傘下に加わると言ってきた
お二人の心配はいりませんよ?」
「郭嘉殿、なぜそのようなことが言い切れるのだ?」
「言い切れるも何も、
バイキングの数と精強さは確かに指折りのものだ
しかし、曹操の軍事力(主に戦術・戦略)と織田信長の兵器と戦術(鉄砲と大砲・戦列歩兵・鉄砲三段撃ち)の前では勝算はなかったのだ。
かつてここ夷陵では、曹魏・織田の連合軍対バイキングの戦いがあった。
バイキングの怒涛の快進撃を耐え忍んだ連合軍は一定の距離に入ったバイキング達を鉄砲の前に無惨にも敗れ去った。
奇襲を仕掛けるも前田・柴田隊に破られ
勢いをつけた猛突撃を行うも、典韋と張遼の活躍によって防がれる。
これ以上彼らと戦っては未来はないと悟ったバイキング達は、連合軍の傘下に加わることで生き延びることにしたのだ。
「ふん、それがどうしたのだ?
奴らは略奪や簒奪を繰り返し、我らの領内の作物や家畜を掠め取ろうとした連中だ。
仮に降ったとしても忠誠心など微塵のかけらもない連中だ、
対し郭嘉よ、何故そう言い切れる?」
「彼らはこの世界で彼らのやり方をしようとしても、遅かれ早かれ我々のような者達と対峙してしまう未来があるからです。
鉄砲と大砲、そして我らの軍と対峙したことによって、彼らはいち早く知ることができたのです」
郭嘉の問いは確かだ、いくら大斧や大盾を装備しても鉄砲という武器と大砲という兵器の前では成す術がない。
「ふん、要は彼らは
「でもまぁ、彼らの強さは本物だよ?
以前戦っているみんなならわかるけど
船の上での戦いや、城攻めの時の彼らの勢いはすごいよ!」
「ふうん?
剣も槍も弓も使えないお前がいうとはな?
……あの時のお前は馬もまともに乗れずにしがみついて逃げ回っていたお前がそう言わしめるほどの価値があるのだからな?」
「おいっ!!
それを言うなよ!?」
「よせ、賈充
今は関ヶ原の叢雲牙のことを考えろ。
我が軍の兵の数は如何に?」
「えっ?
ええっと、確か……?」
「八万だ、昭」
「そうだった、八万……
八万っ!?」
「何っ!?」「ええっ!?」「はぁ!?」
会議室の若人達は
「軽装兵は槍の隊500と弓の隊300で800
重装歩兵は槍の隊2000と盾の隊4000で6000だ」
重装・軽装の歩兵隊6800
「騎兵隊5000
竜騎兵隊3000……」
陸・空の騎兵隊8000
「戦車隊
槍組5000
弓組2000」
(合わせて戦車隊は7000)
「衛生兵1000
主に負傷者を運ぶことや
戦闘不能者を戦地から避難させる役目だ」
「あぁ……そういうの作ってたな?」
「確か発案者は秀吉殿と光秀殿でしたな?」
「そして、切り札の鉄砲兵団は30000だ」
「……あれ?
兄上? その隊だけだと
「何が言いたい?」
「まず、数の多い順で計算すると……
30,000
8000
7000
6800
1000
この数だと52800……
「なんだ、
実を言うと
「えっ?」
「魔法隊と
「……んっ?
兄上? 今なんて?」
「む? 魔法隊と航空隊だが?」
「…………はぁっ!?」
司馬師の口から出たのは、魔法隊……否。
航空隊を発したのだ。
「いやいやいやいやいやいやいやいや!!!!???
航空隊って何!? 魔法隊ならまだしも、航空隊!?」
「司馬師殿!? 航空隊とは何ですか!?」
「……以前、信長殿は
そこから閃いて作った隊だ」
「はぁっ!?」「それって、あの
「そうだ、その飛行船を買って
「へっ!?」「まさかそれって、
夏侯覇と杜預たちが言った「ヨーロッパ」と「種子島」着いて話そう。
種子島は、元々南蛮の商人が種子島に到着した時「鉄砲」と言う兵器を献上する。
種子島当主は同じ物を作ろうと決起し、「火薬」は完成をするも、問題の「ネジ」等の道具を知るために鍛冶屋の娘の人肌の働きによって「種子島」と言う鉄砲が完成する。
それを見た南蛮の人たちは従来の鉄砲と上等で高性能の鉄砲を見た時は驚いたと言う。
だが、この世界には世界各国の文化が入り混じっている世界であり、魔法と魔物が普通に存在する世界だ。
領地争いをしてる中、織田信長と曹操は
信長曰く「空から移動や商売をすればいいのでは?」
曹操曰く「空から攻撃や偵察に注力したら最高なのでは?」
結果、かの連盟が涙流して絶句して作ったのが「織田式飛行船」だ。
この世界だと魔法があるため、船にプロペラを取り付けたモデルが主流だ。
ところが織田信長はそれらを
おかげで配達やら運送やらで経済が竜巻の如くに回って億万長者になっちゃったとさ!
「ああっ!!
そういえば、なんか
「そうだ、航空隊は鉄砲隊と弓兵隊組で分けて3600だ、上空から弓と鉄砲で攻撃すると言う話だ」
「えぇっ……それ無理があるんじゃないか?」
「言いたいことはわかる、自分自身もこれを言って自分を見失いかけた。
話を戻すが、魔法隊は地水火風の使い手達で構成してる、ちょうど四隊で5000だ」
(ということは……
歩兵隊6800
騎兵隊8000
戦車隊7000
衛生兵1000
航空隊3600×2=7200
魔法隊5000×4=20000
……確かに80000になれるな……)
「でも、それだと心細いと言うかなんというか……」
「昭、お前は
「??????」
「ここだけの話だ、父上から聞いたのだ…………
操舵者や天候予報士達が速攻で作業してる中、信長の登場で場の空気が張り詰めていた……。
「信長さま!」
「弥助、首尾は?」
弥助……織田信長の側近の一人
かつて宣教師が連れてきた奴隷の黒人の男。
信長はそれを大層気に入って、森蘭丸と並ぶ側近の役目を持った者。
彼は現在の役目は「親衛隊一員」、森蘭丸が隊長を務める親衛隊の一人だ。
着いた異名は「黒拳の弥助」。
「はっ、武器兵器の設備完了しています!
各隊は戦闘配置について、出撃はいつでも可能とのこと!」
「で、あるか」
「お待ちしておりました、曹操様」
「満寵か、ついに?」
「ふふっ、
この船は織田信長の仕切り、号令を!」
「ふっふっふっ、ふっはっはっはっ!!!」
信長の高笑いは司令室中響き渡った、まるで
「機は熟した!!
さあ、参ろうぞ!!」
司令室の組員達は配置につき、司令室の隣の「放送室」で号令が下った!
これより、戦の支度に取り掛かれ!
繰り返す! 戦の支度に取り掛かれ!!
船の中は駆け足してる組員達は、持ち場に向かった!
「李典殿! 楽進殿!」
「わかってるって!!」
「いよいよ戦が始まるのですね!!!」
張遼達は各員の誘導や案内を行なっていた。
「航空隊、船体の異常は?」
「異常ありません!!」
「そうか、ならば持ち場に付け!!」
于禁の迅速な采配によって支度は整いつつあった。
「郭嘉殿!!」
「陳羣どのか、どうなされたのですか?」
「「どうなされた」ではない!!
このような時に、何
「慌てることではありませんよ、戦に向けて嗜んでるだけですよ」
「郭嘉殿!?」
「おや? 荀彧殿ではございませんか?」
「あなたという人は……!
何をやっているのですか!?」
「何とは決まっているではございませんか?
どうですか? お二人の分もご用意しますが……」
「そんな事をしてる場合ではないっ!
魔法隊の指揮はあなたが担っているというのに、何呑気なことをっ!!」
「やれやれ、陳羣殿も荀彧殿も息を抜かないと身を壊しますよ? それに、魔法隊の方は心配はいりませんよ?」
「お主という人は……!
とにかく、持ち場につくのだ!」
陳羣の説教によって郭嘉は持ち場に向かった。
「いそげ! 早く曹操様の元にっ!!」
「待つだよう! 典韋!」
典韋と許褚は曹操様の元に向かう途中だったその時。
「やぁ、お二人さん
何をそんなに慌てて走っているんだい?」
「ぬおっ!? 賈詡!?」
「あれれ? 賈詡? なんでここにおるだかぁ?」
「いやぁ、実は二人に見せたいものがあってね?
この
「あぁ?」「えっ?」
二人は賈詡と一緒に「機関室」に向かった。
「…………?」
殺生丸は、甲板に立っていた。
[あなたはしばらくここにいてほしい
そうすれば、面白いものが見れるぞ? ]
司馬懿がここを去る前にいった言葉、
その言葉を何を意味するのか、殺生丸は次の瞬間知ることとなった……。
「殺生丸があの船に!?」
「ああ、よりにもよってあの奸雄とうつけのな!」
殺生丸の親衛隊(自称)は殺生丸の行方を探していた、置いてかれた邪見様達のために働いていた。
四方八方東西南北駆け巡って殺生丸を探していた、その最中に「叢雲牙」にまつわる情報を得ていた。
関ヶ原という地に叢雲牙が根城を築いてることや、
武田・上杉・北条の同盟軍と秀吉・騎士・雑賀衆等の軍隊が向かっていることや、徳川・蜀・源平武士が結束して関ヶ原に進軍していたことを知ったのだ。
そして、徳川の連合軍の中に犬夜叉がいたことや
秀吉の側には釤之助達がいたということも……。
「しっかしまあ、なんだって殺生丸様はあんなうつけと一緒なんだ?」
「知らねえよ!
でも殺生丸様が
「あっ? それってどんな?」
「いっいやぁ、わからねぇけどよ……
何かあったんじゃないか?」
親衛隊達は、あれやこれやと話し合い
船に向かっていったのだ。
親衛隊たちは、織田・曹魏の連合軍の船を見ていた。
「こりゃあすげぇ……あれ鉄で覆ってるのか!?」
「ああっ……なんでも「九鬼義隆」っていうやつが発案したそうだ」
「マジかよ、火炎息吹でも弓矢も焙烙火矢もきかないって話は本当だったのかよ!?」
大型鉄甲船の前に、親衛隊は度肝を抜かれていた。
「にしてもでっけぇな……、こりゃあ攻め入るのも難儀しそうだぜ……!」
「上の本体は鉄で覆われてるから、下の方は……」
「下も覆われてますぜ?」
「げぇっ!? マジかよ!?」
「てことは、あの船は
大型鉄甲船の全貌を見た親衛隊たちは、冷や汗をかいていた
おそらくこの船を作った人間は
しかし、親衛隊と船の乗組員たち及び各文官武将たちは
「どっどうしやす?
あの船に殺生丸様が乗ってるんだろ!?」
「決まってるだろ!
いくに決まって」
「あっあのう……隊長?」
「なんだ!?」
「船が……
「……へっ?」
親衛隊たちは見た
大型鉄甲船が
「見るが良い……我が船の真の力を!!」
船全体の揺れは多くの人たちを驚かせた。
「ななななんだ!?
何が起こってんだ!?」
「こっこれは一体!?」
「まさか……この船が揺れている!?」
「そりゃわかってるっての!!」
「なっなんだ!?
この揺れは!?」
「遂に来たか、
「なっなんだここは!?」
「すげぇっ!! 見たことないものがいっぱいあるだぁ!?」
「あっはっはぁ!
やっぱりその反応だよな!
俺もここを見た時には度肝を抜いたよ、曹操様が信長公と気が合うのが良くわかるよ……!
まさか、
「……っ!?」
突然の揺れに驚き、その異変を目の当たりにする。
「なっなんだ!?」
「これは……
「へっ!!!?
いやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいや!?
船が陸地に移動なんてできないっしょ!?」
「見るがいい、これが
甲板には司馬師と司馬昭達がいた、そして殺生丸は目の当たりにする…………。
誰が想像しえたであろう、もしも
そう、織田信長はそれを
織田信長は閃いたのだ!
そして、織田信長は九鬼義隆と満寵たちにこう難題を課せられたのだ!
水上陸上でも移動できる巨大な船を作れ!!
九鬼義隆と満寵はこう言った……。
「ウチの大将から言われたからには命をかけてやってのけた」
「あの人は何故曹操様と気が合うのか理解できた」
とはいえ、地上での移動と水上での移動にどうするか?
幸い、「ヨーロッパ連盟」と交渉して「キャタピラ」と言う車輪に変わる物と「スクリュー」と言う船の移動器具があったことを思い出す。
しかし、キャタピラに水上移動に使うのに適性がない……。
スクリューで地上での移動は蛇足……。
だか、魔法のある世界にそんな常識は無い!
あの手この手を尽くして、彼らはついに完成したのだ!
完成したキャタピラは「織田式無限軌道」と呼び
スクリューは「織田式螺旋暗車」と呼ぶようになった。
結果、融合世界初の
「嘘だろ!?
この船地上でも移動できるのか!?」
「そんなバカなっ!!?
この鉄甲船が!?
地上に!?」
「マジかよっ!?
こんなでかい船が陸地に移動なんてしたら……!?」
「そうだ、この船は船として、
「ははっ……海や湖に浮かべば船に、地上だと鉄の砦……、その上
「そうだ、そしてこの戦でこの地上戦艦は世に知れ渡ることになる……、そうなれば世界各国の権力者たちはこの船欲しさであの手この手を使って近づくだろう……」
「なるほどなぁ、この船を使うことじたいが
「…………」
殺生丸は、内心呆れていた。
「こんな物を発明する人間の馬鹿さ加減」に……。
その後、親衛隊は接近を試み
殺生丸がいる甲板に着陸する。
そして、殺生丸はこう言った
「勝手にしろ……」
結果、親衛隊は「勝手に」ついて行くことになった……。
夷陵を越えて「関ヶ原」に向かった……
後に「叢雲牙の戦い」と呼ばれるこの戦いによって
殺生丸・犬夜叉・安倍釤之助の三人の名は世界を轟かせることになることを、三人は知る由もなかった……
殺生丸編後編完了
織田信長は「飛行船」と「水陸両用戦艦」を作っちゃったよ!?
次回、犬夜叉が一人で歩いてると家康と劉備たちと出会う。