劉備の出陣に獅子奮迅の闘志を発し
曹魏・織田の連合は新式兵器と戦術を
秀吉がまとめ上げた連合軍の連携で五分の戦をする最中、かごめとりんが鬼に城へと連れ去られてしまった。
その報を聞いた犬夜叉と殺生丸と釤之助は城へと目指した!
秀吉を筆頭とする連合軍の陣営に、かごめとりんの誘拐を聞き混乱と焦りが生じていた。
「安倍釤之助?」
「ええ、彼はかごめ様達が誘拐された報を聞いて単身城に・・・!」
釤之助は誘拐の報を聞き、天馬を乗って城へ向かって行った。
当のアリシアも事態を聞き、協力して釤之助の後を追って叢雲牙の居城へと向かった。
「彼奴、己が身を顧みずにか?」
「はい・・・」
その場に立ち会っていたクロエは驚いていた、
赤の他人でもあり無関係の人間を助けに行くその行いを・・・。
(安倍釤之助・・・・・・。
真に不思議な男じゃ・・・)
「伝令!」
「はーい、なんでしょう?
早く言って?」
「南の赤衣と北の白狼王、猛丸の居城に向かったとのこと!」
「っ!?」
「赤衣・・・?白狼王・・・?」
「白狼王・・・・・?
・・・・それって、殺生丸様のことでは!?」
「赤衣・・・・・それはもしや犬夜叉か!?」
弥勒と珊瑚を除いて、連合軍の人たちは驚きの声が上がっていた・・・!
「私もその二人のことは聞いている、石原殿だけではなく
「そうか・・・」
(元帥?閣下?)
「・・・?どうしたんじゃ、弥勒?」
「・・・・いえ、なんでも」
(・・・・・おかしい、私達や釤之助のことは皆無のはずなのに。
何故
「それで、戦況はどうなっている?」
「はいはーい、戦況は持久戦一方ですね?
まず、南側は劉備様が戦線に出て各隊の士気が爆発的に跳ね上がって押しあがってるね?
北側は曹操様の新式兵器と移動要塞式の軍艦と部隊で優勢・・・。
その途中、白狼王こと殺生丸様の戦ぶりを直に見たいために出陣されました、信長様と一緒にね?」
「そうか・・・」
「そして我らはこれからオリガの魔法の力を借りて火攻めにしようとした矢先のことだ」
「二人が鬼に誘拐された・・・」
「そうだ・・・・・」
「・・・・・・・」
本陣の空気は僅かな静寂が走った・・・。
「・・・行きましょう!」
「っ!」
「弥勒!?」「法師様!?」
「我らがここで座するよりも打って出ましょう!」
「ちょちょっ!
今出たら・・・!!」
「空の上ならどうだ?」
「えっ?」
「お前達のことは聞いている、釤之助という若者は天馬を使って敵本陣に向かったのだろう?ならば我らもそのようにすればいい。
特に
「へっ?」
「私も行こう、不服か?」
(・・・・・・・)
「・・・・・いえ、あの石原殿が寄越した援兵ならば相当の実力者なのでしょう?」
「・・・・・ふっ、あのスケベ親父は采配と指示に関しては東條よりかはマシだ。
それに、閣下は此度のことで力を貸してやりたいが手が離せない・・・・・・、故に私が赴くことになった」
「そうですか・・・」
「法師様!七宝ちゃん!」
珊瑚は装備を備え、雲母に跨っていた。
「よし・・・・とその前に」
「?」
「あなたは誰ですか?
石原殿が寄越したということは、あなたは
「・・・そうだ、察しがいいな?」
「!」「っ!?」
「なるほど・・・・・?では、お伺いしましょう・・・あなたは何者なのですか?」
「私は旧日本陸軍軍曹兼分隊長を務める」
「むぅん!!」
「ぶっ飛びやがれぇ!!」
赤兎馬に跨り、偃月刀で屍兵を叩き切る関羽
翼獣に跨り、蛇矛で屍兵を薙ぎ払う張飛
翼竜に跨り、槍と火吹きの連携で一掃する趙雲
「よしっ!これならば・・・・」
「うおおおっ!!」
一方、的盧と共に戦地をかけ走って双剣を振るって屍兵を退治していた劉備。
その側と付近に四獣隊の精鋭が劉備を守らんと命懸けで奮っていた!!
「うおおおおっ!!!
蜀漢の重臣たちはこんな大殿の為に戦っていたなんて!
なんて漢の中の漢を体現した英雄なんだ!!
無茶振りでもやってやるって気概が感じられるぜぇぇぇぇぇっ!!!!」
「盛綱!!!!涙流すのか血を流すのかをはっきりせんかい!
てか、酒ぐらい飲ませろっ!!
これじゃあ飲む暇もないじゃないかっ!!」
「忠真っ!盛綱っ!
無駄口言うとる場合かっ!!!
黄漢升の遅れを取られるようでは童同然じゃっ!!」
「「黙れっ!石川!!
いつから年長者になったんだ!!」」
「がっはっはっ!!
わしも負けてはおられんということじゃ!!
馬超たちも関索たちも中々の猛々しい武者じゃ!
この黄漢升っ!老いてなお鬼島津と源平の小僧共には引けを取らんわいっ!!」
黄忠の2〜3発の弓矢を連発に屍兵達を射抜いていた!
一方、島津軍の猛攻撃によって屍兵を薙ぎ払っていた!
「大チェストぉぉぉぉぉぉっ!!!」
豊久の巨大な鉞を振るい、屍兵を薙ぎ払っていた!
「ぬるいぞっ!豊久!!!
これぐらいしてみろっ!!!!」
義弘は大槌をぶん回して天高く屍兵をぶっ飛ばして薙ぎ払っていた!
「あ〜らら、流石島津。
これじゃあおじさんの剣はいらないみたいだね?」
「何がいらないんのですか、宗矩殿?」
柳生宗矩と真田信之は襲いかかってきた屍兵を神速の業をもって一掃していた。
「ふふっ、そうだね?
おじさんの剣は義経公や武蔵達に人気だからね?」
「それはさておき、また来ますよ!」
二人が武器を構えた瞬間。
犬夜叉の風の傷で屍兵たちが一瞬で吹き飛ばされた!
「っ!?」「おおっ!?」
「くっ!かごめぇ!!!」
犬夜叉は敵味方になりふり構わず居城に向かって走っていった。
「おい待て犬夜叉っ!!」
「・・・・今の、赤衣の犬夜叉と妖狼族の鋼牙?」
「・・・ですね?
って、私たちも参りましょうっ!」
一方、張遼は楽進と共に屍兵を一掃し
李典はその二人の背後を守りつつ屍兵を倒していた。
「流石、関羽殿!」
「関羽もなれど、張飛の翼獣と趙雲の飛竜も侮れませんねっ!」
「おいおいお二人さんっ!!
赤兎馬と翼獣と飛竜に見惚れてる場合かっ!?
ていうかこれキリがないんだけど!?」
何度切り伏せても蘇る屍兵、張遼達が数千近く倒しても蘇ってしまうが為に繰り返していた・・・。
「張遼殿っ!これ以上幾ら我らであっても消耗してしまうだけです!
ここは引いて・・・!」
その時、郭嘉の放った球体が展開して屍兵は球体の引力に吸い寄せられた。
「これはっ!?郭嘉の!?」
「忝いっ!!」
張遼は双鉞に覇気を込め、十字の如くに叩き切った!
叩き切った球体は爆発して、その他の球体にも誘爆した!
「郭嘉殿っ!」
「助かりましたっ!郭嘉殿っ!」
「ご無事でなにより・・・。
どうやら、敵の狙いが新しくなったようですね?」
「何?」「それはどういう?」
「おそらく、本来白狼王と赤衣のご兄弟を葬るはずが
しかし、叢雲牙の使い手にその知恵も戦略も無い・・・・・」
「・・・要するに、
「その通りです、そしておそらくかの居城に・・・」
「叢雲牙に身体を与えた
「鋭いね、李典殿。
そう、そして
しかし想定外が起こった」
「りんちゃんが天生牙を拾った矢先に巻き込まれてさらわれたってか?」
「そうです、そしてそれは・・・・・・」
郭嘉の視線の先には、城壁を難なく軽く飛び越えて入った殺生丸の姿があった・・・・・。
「・・・・・あぁ、なるほどね?」
「どうやら、白狼王にとって
「っ!ならば尚のこと!」
張遼は双鉞を振るって居城に向かった!
「っ!おいおいおいおい!!!
一人で突っ走るなって!!」
「おっお待ちくださいっ!張遼殿!!!」
李典と楽進は張遼の後を追って居城へ向かった!
「・・・流石、合肥の守護神。
満寵殿の言う通り、後世に轟かせたことだけはある・・・」
「郭嘉殿っ!」
「おや?陳羣に満寵殿?
どうなされましたか?」
「どうなされましたか?じゃないですよ!」
「今し方、孫呉の使いが来て
「・・・策?
・・・ああ、アレですね?」
「アレって、わかっておられるなら早く!」
「わかりました」
(張遼殿?あなたらなその城一つ落とせますよね?)
「各自配置につけ!」
「さてと、面子は揃いましたか?」
「ええっ、それでは皆さん。
準備はよろしいですね?」
一方、秀吉側の軍は策の実行の為に本陣に退避していた。
「よし!火計は整ったか?」
「はっ!呉軍の陸遜の報せにより、朱然の隊は実行準備完了とのこと!」
「よっしゃあ!他に遅れてる者はいないか?」
「はいっ!加藤清正・福島正則達先制部隊は離脱を確認!
蜂須賀隊は各隊と合流して持ち場に到着!
アリシア率いる騎士団及びおねね様の忍び部隊も離脱!」
「よっしゃあっ!!!一気に行くでぇ!!」
本陣の物見櫓から、五人の弓兵は鏑矢を天高く射抜いた!!
鏑矢の風切音は関ヶ原全域に響き渡った!
「・・・・・来たか?」
「ふうむ!オリガとやら?其方の魔法、見させてもらうぞ!!」
「うるさい」
オリガは風魔法を唱えた!!
「おお・・・・っ!?これが・・・!」
「これが、この世界の魔法・・・!
黄蓋殿!朱然殿!」
「よっしゃあっ!!!」
呉軍は火矢部隊に指示を出した!
「放てっ!!」
呉軍の火矢部隊は一斉に火矢を放った!
オリガの起こした風によって火矢は遠くに飛び、周囲の草地が火の海になり始めた!!
火の海の中にいた屍兵は火に焼かれて灰となった!!
「屍兵の焼き討ちに成功!」
呉軍の火攻め成功の報は連合軍に知れ渡り、士気を大いに上げた!
「そうか、でかしたっ!!」
「っしゃあ!!」
「そうか・・・!」
「船坂殿!空中隊の編成が整えました!」
「そうか、では行くぞ!」
「おっ?次はお前さんたちの番か!気をつけて行くんじゃぞ!!」
「うむっ!」
「おおいっ!?待てよ!俺たちも一緒だろ!!」
「よし、ではいきましょうか!」
「あいよ!今度は俺たちの大仕事だ!!」
船坂弘は弥勒たちと島左近たちと共に叢雲牙の居城に向かって飛び立った!!
三剣士の由来は「天地人」の名剣です。
犬夜叉と殺生丸の噂話が広がってる理由は後々語ります。