城の跡地にて、殺生丸と犬夜叉と釤之助の三人は「叢雲牙の魂」と戦っていた。
殺生丸の切られた左腕を媒介して釤之助から掠め取った大太刀で肉体を作り、三人と対峙していた。
「貴様にはガッカリだな、殺生丸?」
「下衆な剣には捨てた腕が相応しい……!」
「ふん、貴様にはこの「叢雲牙の力」を扱うことはできん」
「どけぇ!!」
犬夜叉は両者の鍔迫り合いを割り込み、切り掛かってきた!!
「俺がお前をぶっ壊す!!」
(馬鹿野郎どもが……!! そんな戦い方じゃあかえって不利だろうが!!)
『ダメじゃ、いくらあの三人でも
「しかし、釤之助のやつはそれをわかってるはずじゃ!!」
「わかってるから
「左近殿!? それはどういう??」
「大方、短い付き合いでお二方の性格を理解している……。
その短期間で二人は
「はあ!?」
「釤之助本人がどれだけ強く言っても
どれだけ正解を言っても跳ね除ける柄だから放置気味になっている……」
「釤之助君…………!
…………っ!」
するとかごめは結界を触れた!
「素戔嗚さん!! この結界の中に入らせて!!」
「っ!?」
「っ! 何をっ!?」
「お願い!! あの三人を説得しに行きたいの!!」
「っ!! 正気か!? この結界の中の邪気に触れれば、いくら耐えても限度があるぞ!!
例え巫女の素質がある其方でも耐えきれるはずが……!!」
「いいから! お願い!!」
「……っ!
……
素戔嗚は念じて手元に勾玉のペンダントをかごめに渡した。
「……これは?」
「八尺瓊勾玉が宿した勾玉だ。
それを身につければ如何なる邪気をお前の身を守る、それとこれを使え」
素戔嗚は念じて一本の矢を作った。
「今日だけだ、行け。
かの“天地人の三剣士”の心をまとめてみせよ」
「……っ!」
「それと、その勾玉の力なら我らの作った結界の出入りができる。
身の危険を感じたらすぐさまに……」
「あの……素戔嗚さま?
かごめ様、もう行ってます……」
一方、犬夜叉たちは叢雲牙の魂と戦いを繰り広げるも
連携もバラバラな戦況だった……。
「ちくしょう!! 何やってんだよ!! そんなんで勝てる相手じゃないってことぐらいわかってんだろ!!」
「うるせぇ!!」
「黙れっ!!」
苛立ちを抑えつつも、なんとか戦ってやり合うものの限界が感じていた……。
その時だった……!
「かごめっ!?」
「……!」
「かごめ先輩!?」
「殺生丸と一緒に戦って頂戴!!」
「んなことできるかぁ!!」
「それができたら苦労はないって!!」
「殺生丸っ!! 犬夜叉たちと協力してやってよ!!」
「んなっ!?」
「先輩!?」
「聞いてるの!? 殺生丸っ!!」
しかし殺生丸は無視して叢雲牙の魂と戦っていた……。
「そうです殺生丸様っ!!
犬夜叉如き半妖なんぞつるむ必要はありませんぞっ!!」
「邪見…………?」
「……っ!」
「あううう……殺生丸様……。
ぜひ、犬夜叉様とご協力を……!」
「少しは場をわきまえてものを言え……殴るぞ?」
「殴ってから言う? 普通?」
一進一退の攻防を繰り広げるも、不統一な連携をしていた……。
「あんた達みたいなわからずや、もう当てにしないわよっ!!!」
犬夜叉達と叢雲牙の魂との戦いにシビレをきらしたかごめは叢雲牙を狙いを定めて矢を放った!!
放った矢は叢雲牙の体の左腕に命中した!!
「矢が!?」
「今だっ!」
そこにすかさず殺生丸が入り込んだ!!
「殺生丸!?」
「っ! てめぇ!!」
すると崖が崩れ始め、かごめは落ちかけようとしていた!!
「かごめっ!!」
それを犬夜叉はすぐにかごめの元へ飛んだ!
「先輩!」
一方殺生丸は叢雲牙の魂と戦う最中、叢雲牙の魂は自身の剣に邪気を発して闘鬼神にダメージを与えた!!
「
その時、地震が起きた!!
「っ!」「!?」
結界付近の大地が徐々に崩れ始めた!
「なっなんじゃ!?」
「うっうおわぁ!? 地震かっ!?」
「違うみたいだな、こいつは……!!」
『いかん! 穴が広がり始めたんじゃっ!!』
「なんですって!?」
「おいおいマジかよ……!?
神様の結界すらもしのぎきれないってのか!?」
「逃げましょう!! ここにいては我らもあの穴に落ちてしまう!!」
「じゃが、まだかごめと犬夜叉と釤之助が!」
「悠長にはできん!!
我らも今結界の幅を広げさせてこれだっ!!」
「どえっ!?」
「そんな……!?」
所変わって戦場では……。
「……使えぬか」
「殺生丸!! 下がって!!」
(一か八か……!!)
釤之助は叢雲牙だった剣を霊気を込めた!!
「見様見真似の獄龍破!!」
釤之助は叢雲牙の技を使った!!
「っ!」
「ほお? まさかできるとはな? 付け焼き刃の分際如きがっ!!」
叢雲牙の魂は獄龍破を放った!!
釤之助の獄竜破は元祖の獄龍破に飲まれたっ!!
「いいっ!?」
叢雲牙の獄龍破が釤之助を襲う!!
「どけぇっ!!」
「っ!?」
犬夜叉は獄龍破を切り掛かった!!
「犬夜叉!?」
「早く逃げろっ!!」
「っ! わかった!!」
釤之助はすぐさまその場から逃げ離れた!!
犬夜叉は獄龍破を抑えた!
しかし勢いが強く弾き返される!!
「犬夜叉!」「犬夜叉っ!!」
犬夜叉は獄龍破を二度抑えた!
「ぐっ! 爆竜破!!」
犬夜叉は爆竜破を放って獄龍破を打ち返した!!
「くっくっく、なかなかやるな? 面白い!」
(あの威力……!)
「くそっ! 外したか……!」
「犬夜叉……!」
「ここで待ってろ、必ず戻る!!」
「……うんっ!」
犬夜叉は戦線復帰した!!
「今度こそ!! もう一発!!」
釤之助は二度見様見真似の獄龍破を放った!!
「またその技か? 格の違いをまだわからんかっ!!」
叢雲牙の魂は獄龍破を放とうとしたその時、殺生丸の光の鞭が腕の剣を絡め取った!!
「っ!」
「何っ!?」
獄龍破の軌道が外れ、犬夜叉と釤之助の間に目掛けて放たれた!!
「っ! 犬夜叉!!」
「うるせぇ!! 爆竜破!!」
釤之助の獄龍破と融合するかのように吸収され、爆竜破は強化された!
強化された爆竜破は叢雲牙の魂の獄龍破と衝突するが掻き消された!!
「なっ!?」
「爆竜破が破れた!?」
獄龍破が二人を襲いかかってきた!!
「くっ!!」
「釤之助!?」
釤之助は全身に霊気を纏い、剣に注いだ!
獄龍破はそのまま釤之助に直撃する!!
「抑えきれないなら……!
うぉうりゃあっ!!! 火事場のクソ力!!!!!」
獄龍破を野球玉の如くに打ち返した!!
「なっ!?」
「嘘っ!?」
「……ぐっ!!」
すると釤之助の全身に筋肉と関節の痛みが走った!!
(やっぱり全開で使うもんじゃないな……!!!!)
そこに殺生丸はすかさずに素手で叢雲牙と戦い始めた!!
(あいつ……! 素手で……!?)
(さしもの殺生丸さまも、素手では分が悪い……!)
「ほえ〜! 釤之助の奴、獄龍破を打ち返すとは……!
……あと獄龍破の威力ってあんなもんだっけ?
幾ら釤之助でも吹き飛ばされてお陀仏になるはずじゃろ?」
『天生牙と鉄砕牙がそばにあるからな
叢雲牙の奴も十分に力が出しきれんのじゃろう。
あと今気づいたんじゃが、釤之助の持ってる剣は
「えっ? ああ本当じゃっ!? どういうことじゃ!?」
「っ!?」「だっ誰じゃっ!?」
一同の背後から「夢幻の白夜」が現れた!
「おおっと、身構えるなよ?
俺はあんたらと死合う気はないよ?
……さて、爺さん方は何故どうしてな感じだから来ただけさ?」
「はあ?」『なんじゃと!?』
「まあ聞いてって? あれは叢雲牙であって叢雲牙じゃない、
「はあ? 魂?」
『どういうことじゃ!? 叢雲牙の奴、あの剣から抜け出したじゃと!?』
「抜け出した……と言うより
「憑き替えた……!?」
「……まあ、そりゃあそうだろうよ? 普通なら考えつかないもんな?
「なんなんだお前は? お前自身相当やな気配がするぜ……!」
「そりゃどうも……さて、さっきの話の続きだが……。
簡単だ、
「魔法石?」
「そ、偶然見つけて拾ったものでね?
その石の中で
あとはその石に媒体となる肉片を植え付ければ復活するなり蘇生なりとできちまうものなのさ、あとはわかるな?」
『っ!? まさか……アイツは!?』
「そう、あの叢雲牙は「魂」そのもの。
殺生丸様の切られた左腕を媒体して、そこらへんの刀で自身の力をぶちこんであの姿さ?」
「なんと……!? じゃがどうしてそんなことをしたんじゃ?」
「そんなことも何も、思い出せよ?
「釤之助様のお力……? ……そうか、釤之助様自身の力は
「そーゆこと、でもまあ。
勝ち目があるのか見ものだな……?」
「釤之助!!」「犬夜叉! 釤之助君!!」
「俺は大丈夫……! くそ! 良い線だったのに……!」
「釤之助! 今は休め、あとは!」
「大丈夫だ……! まだ動ける!!」
「うるせえ! 立つのがやっとの状態じゃあかえって不利だろうが!!」
殺生丸は叢雲牙の魂と戦うも、分の悪さが生じて劣勢に立たされていた。
しかしそれをものともせずに戦う!
そこに犬夜叉が入り込み、叢雲牙の魂に切り掛かった!!
しかし避けられた!!
「ふふふ、
叢雲牙の魂は獄龍破を放った!!
「邪魔だっ!」
「っ!?」
「うげっ!?」「殺生丸様!」「殺生丸殿!!」
叢雲牙の魂が放った獄龍破が殺生丸に襲いかかる、その時!!
「何っ!?」「っ!?」
叢雲牙の魂が放った獄龍破が横から強大な何かに衝突して爆散した!
「どぅえっ!? なっなんじゃ今の!?」
「……っ! あれは!?」
「……貴様!?」
「……一か八か、試してみたが……一発成功とはな……!!」
そこには片手突きをしていた釤之助の姿があった。
『なんと……!? 今のは!?』
「あの若造……!! 殺生丸をお助けするとは……!!」
「今のは獄竜破じゃ! どうやってあんな強力な……!?」
「おい冥加、お前かごめと一緒じゃなかったのか?」
「………………いや、そみょう……」
「釤之助様はどこであのような力を……?
あの力はよくて大妖怪に近いものを感じる……!」
「ええ、それなのに人間である釤之助君はその力を
(……やはりか、安倍釤之助。
お前が……!)
「おのれぇ!! 一度ならずも二度までも!!!」
叢雲牙の魂は獄竜破を放った!!
「……来たか!! 見せてやるよ! 即席の必殺奥義!!」
釤之助は剣に霊気を込めて纏い、構えを取った!
片手突きの勢いで螺旋に渦巻く獄龍破を放った!!
叢雲牙の魂が放った獄竜破と釤之助の獄龍破が衝突する!!
「いっけぇ!!!」
螺旋獄龍破が叢雲牙の魂が放った獄竜破を押していた!!
「ほお? 中々だな? だが所詮はその程度だ!!」
叢雲牙は二発目を放った!!
二発目によって獄龍破はそのまま融合して、螺旋獄龍破を打ち破った!!
「嘘だろ!?」
「釤之助!!」
犬夜叉は爆流破を放った!!
しかし掻き消された!!
「はぁ!?」
「爆流破がっ!?」
巨大な獄竜破が二人を襲った!
「犬夜叉っ!!!! 釤之助君っ!!!!!」
獄竜破はそのまま二人を飲み込んだ……!!
「ふっはっはっはっ! 幾ら貴様の力が強かろうとも、戦の場数のないものには相応しい最期だったな! 釤之助!!」
「何っ!?」
するとそこには満身創痍ながらも釤之助が立っていた!
そして後ろには犬夜叉がいた!
「…………うぐっ!」
釤之助は倒れかけるも、体勢を立て直した!!
「釤之助! お前……!!!!」
「バカな!? あの一撃を受けたのだぞ!? それを何故!?」
「…………」
あの時……瞬時に結界を張らなかったら死んでいた……!!
「ええいっ! どこまでも忌まわしい奴めっ!! ならば今度こそ、貴様ら三人諸共っ! 引導を渡してくれるわっ!!!」
叢雲牙は全身全霊の獄龍破を放った!!
「来たか……! いけるな? 犬夜叉!!」
「うるせえっ!! 人間のくせによう!!」
「人間だからこそじゃないか?」
「ああ、人間の血を流れてる俺だからこそ……」
犬夜叉は爆流破を、釤之助は螺旋獄龍破を放った!!
二人の奥義が入り混じり、最大出力の獄龍破と衝突したのだ!
「馬鹿め!! 鉄砕牙だけでは勝てるものか!! 貴様らがどう足掻いたところで、黄泉の国はこの現世を飲み込むのだ!!!」
「ごちゃごちゃうるせえっ!!」
「それがどうしたっ!!」
だから、俺は絶対に諦めねえっ!!」
すると、天生牙が震え始めた!
“お前に
「殺生丸さま!」「殺生丸様!!」
「殺生丸……」
「守るものだと……?」
「もう一発!!」
「いくぞぉっ!!!」
犬夜叉と釤之助は全身全霊の爆流破と螺旋獄龍破を放った!!!!
守るものなど無いっ!!!!
犬夜叉と釤之助の奥義に、殺生丸の天生牙の一振りの「蒼龍破」を放ったことで三者の奥義はより強大なものとなった!!!
「なにっ!? ぐおおおオオオォォォォ…………」
三者の奥義は天翔る竜の如くに舞い上がり、叢雲牙の身体は砕けていき、魂は天生牙込みの雷を浴びて消滅した!!
「やった!!」「勝った……!!」
釤之助は勝ちを確信したか、倒れる……。
「釤之助! ったく、最後まで世話かけやがって!!」
そう言い、釤之助を担ぎ
かごめと合流してその場を離れた!!
一方殺生丸もその場から離れていた。
「殺生丸さま!!」「殺生丸様!!」
「なっなんだ!? 空の暗雲が!?」
「吸い込まれてるぞっ!?」
暗雲が吸い込まれると同時に、下の亡者の群れは暗雲の渦に巻き込まれて呑まれていった……!
「犬夜叉!!」「犬夜叉殿!!」
「かごめちゃん!!」
「釤之助様!!」
「無事じゃったか!!」
「…………ん? ここは天国か?」
「ギャグ言ってる場合?
生きてるわよ?」
「そうか……って! 叢雲牙は!?」
「ん? アンタのそれがじゃないのか?」
「えっ? あっ本当だ、じゃなくて!! 魂の方!!」
「ああ、消滅したよ?」
「そうか……っ!?」
「良いもの見れたから、俺はこの辺で。じゃあな」
夢幻の白夜は折り鶴を使って関ヶ原を去った……。
「なっ!? アイツ!?」
「しまったすっかり忘れてしもうた……!!」
「犬夜叉……今の!?」
「ああ、アイツ奈落の……!」
「……それよりも、あれはなんだ?」
空から壊れた大太刀と魔法石、そして殺生丸の切られた左腕があった……。
「あれは……?」
「叢雲牙が身体作りに使ったものだ、魂が消滅して戻ったようだな?」
粉塵舞う大穴に左腕と共に落ち、するとそこに巨大な光が放った!!
「っ!?」
「なんだ!?」
「…………!!!」
光の中から犬の大将こと「闘牙王」の姿が現れた!!
「あれは……!?」
「「「親方さま!!!」」」「犬神!?」
「親方……っ!? 犬夜叉!! あの人!?」
「親父だって!?」
その場にいた群雄とアリシア達は犬の大将の姿を見て、神々しさと同時に覇気を感じて驚いていた……!!
お前達がこれを見ていると言うことは、二人はついに答えを見つけたということか。
本来ならば、剣のそのものを封ずるはずが
よもや異なる形で叢雲牙の中にいた魂を完全に消滅させたようだ?
これで事実上、魂は永久に冥界に封じ込められた。
もう、お前たちに言い残すことはない
これで私も
さらばだ、殺生丸…………
さらばだ、犬夜叉…………。
「親父!!」(父上……)
闘牙王は光と共に消えた……天に還るかのように…………。
「親方さまは、お二人のご子息を信用して
全てを託しておったんじゃな」
「託した?」
「何を託したの?」
『本来、災いの剣「叢雲牙」葬るには
「なるほど……あの時鉄砕牙の爆流破で身体をぶち壊して、中の魂を完全消滅させる為に天生牙で放った蒼龍破でトドメを指す、そうすりゃあ完全に叢雲牙を倒せる…………そういう目論みだったと?」
『そうじゃ、親方さまはそう願っておったのじゃ』
「けっ! いい気なもんだぜ!」「くだらん……」
関ヶ原の戦いの勝利は各陣営から世界各国に知れ渡った。
多くの人々は歓声をあげていた。
「それで? 殺生丸様は何処へ?」
「もう行かれましたよ、殿?」
「…………であるか」
「こら鞘! 大将の遺言を聞いていたんならもっと早く言えばよかったろうが!!」
『これも、二人のためと思えばこそ……』
「さては忘れておったな!!」
「やれやれ、可愛いお年寄りだね?」
「じゃな?」
「お父さん、優しそうな人だったね?」
「カッケェお犬様じゃねえか?」
「そうか?」
「会えてうれしかった?」
「別に?」
「実際どうなんだ?」
「……お父さんに、何か言いたいことがあったんじゃない?」
「ねぇよそんなもん」
「…………意地っ張り」
「なんだよ?」
(実際、本当は嬉しいくせに?
でも真に嬉しいと言えば、殺生丸も同じか?)
荒れ果てた関ヶ原上空に、二匹の雲雀が飛んでいた……。
戦いに勝った殺生丸と犬夜叉達と釤之助達を祝うかのように……。
次回
ある意味本番・偉人登場等
そうか、白の女神が予言していた「天地人の三剣士」のことだな?
“はい、三者はそれぞれ離れて去りました
殺生丸と犬夜叉は奈落一派との戦いに戻り
安倍釤之助は「都」に移り住むことになりました”
そうか、首尾は?
“ギルドはナチスとの戦いに巻き込まれた難民たちの救助をしています。
中には数多の種族を受け入れています”
なるほど、流石は日本人の都だな? 奴らの多様性とは大違いだな?
“それを
言ってはいけないか?
“そうですね?
連盟やナチス等は統一して一つにするのに対し
我々は受け入れて多種族の街づくりをする。
私たちの当たり前が世界の非常識というやつですか? ”
そう、だからこそ
“ありがた迷惑ですね? ”
さて、私たちはこれから本格的にやらないといけなくなったようだな?
“それはつまり? ”
連盟とナチスとの本格的な戦いだよ
“では、ついに!? ”
そうだ、最もこの戦いは長引く恐れがある……
“……まさか? ”
いや、そこまではしない……。彼等の舞台は彼らの物語がある、我々だけでもやるつもりだ
“ですが、この件は
人間には人間の戦がある、神の介入はありはしない
“…………”
さて、問題は彼らだが……
“手を出さなければ穏便に進めるものかと……”
だな、特に曹魏と織田が危険だ。彼らの軍事力は三国と豊臣と徳川等の中でも抜きん出ている、下手に刺激すれば壊滅する
“それが賢明です”
それならば……ギルドとやらだな?
“そこでしたならば、あるいは……”
価値はあるだろう?
“……そう願いたいものですよ? ”
マッカーサー元帥?