とある帝国にて、各地で戦線を広げていたが
連戦連敗を繰り返していた……。
会議室の皇族貴族達は頭を抱えていた…………。
「それで、戦況はどうなってる?」
「最悪です、「海運都市」には山本五十六と東條英機達筆頭格がおり、我らの軍は惨敗です。
それに「渓谷の集落」と「密林の民族」の攻略も停滞しており、撤退させました」
「っ! 貴様……!!」
「何を勝手に!!」
会議室から仰々しい覇気と貫禄を併せ持った派手な衣装を着た人間? が現れた。
そしてその側にはその人に似た二人の人間? がいた……。
「あっあなたは……!?」
「*1サンジェルミ、何しに来た……!!」
「いい? あなた達前言ってたわよね?
帝国の大願である「世界統一」なんて馬鹿げた野望は不可能って、海運都市攻略に各集落と原住民の村の攻略は無理だってことも。
何しろあちこちには
そんな人たちを倒すなんて100%不可能よ?」
サンジェルミ伯爵の登場で、会議室の空気は変わった。
「さて、もうこれ以上の戦争はかえって国を悪くするので……停戦と和睦を出すべきよ? これ以上「ユグドラシル」の国力を無駄に消費したらかえって自滅するわよ? それでも良い?」
「…………」
「……仕方あるまい、サンジェルミの案を受け入れよう」
会議はサンジェルミの案を受け入れ、会議は終わった…………。
会議の後、サンジェルミは私室兼執務室に戻った。
「やれやれ…………ほんっとアイツらバカねえ?
元々はこの世界の人間の帝国、元いた世界の“一神教”とこの世界の“人間至上主義”は嫌わねえ……!」
「おひいさま、そんなことより
「剣士……? ああ、あの「白狼王」と「赤衣」ともう一人は……」
「「安倍釤之助」よ、おひいさま」
「えっ? 安倍晋三? アイツ確か後ろがガラ空きのところに撃たれて死んだ? そしてその後「統一教会」の不祥事がバラされた不運のお間抜けさん?」
「おひいさま、それは違いますよ。
そんなヴァカな男が剣士なわけないじゃない、政治屋よ?」
「あら、そうだったわね?
それで、その釤之助がどうしたの? お尻振ってぞうさん振ってるあの子が?」
「おひいさま? それは埼玉県春日部市の名物幼稚園児ですよ?」
「冗談よ、その子がどうしたの?」
「今その子が例の都で有名になっているそうよ?
会ってみる?」
「あら? 意外と詳しいのね?
……さては内緒で行ったわね?」
「申し訳ありません、お詫びと言ってこの「オリガ・ディスコルティア」と「セレスティン・ルクルス」の等身大抱き枕を……!」
「どこから買って来たのよ!? 下手したらやろうの逸物まみれになる代物じゃない!!」
「というのは嘘で、本当はこちらの品々です」
*2アレスタが差し出した品は「任天堂製の麻雀牌」と「トランプカード」等だった。
「あら? 任天堂のゲームセット?
元を辿れば花札やカードの専門店だったわね?
それが今じゃファミコンからスイッチなんて作ってヒット作を出してるそうね?」
「時の流れは複雑怪奇、でも私達の美しさはあいもかわらず……ポン」
「あら? 言うようになったわね? *3フラメー? カン」
「あら? おひいさま、それロンですわ。
国士無双の役満ですわ」
「ちょっと? あなたすり替えたんじゃないわよね?」
「ごめんなさ〜い♡ついスっちゃったみたい♡」
「三麻の最中、失礼します」
「おや? なに?」
「蔦谷週間です」
配達員は新聞紙を執務机に置いた。
「あら? *4べらぼうの蔦谷の記事じゃない、ええっと……」
ところ変わって、楓婆さんとこの村。
融合されてかごめの町と楓の村が融合されており、古今の地域住民達とは打ち解けていた。
「なっなんじゃとおっ!? この話は真か!?」
「うわぁっ!? いきなり大声上げてどうしたの!?」
「何事じゃ、騒々しい!」
「かっ楓よ!! これを見ろ!!」
「??? これは……?」
「「蔦谷週刊」ですよ? なんでも蔦谷重三郎? っていう人とその仲間達が書いた記事……新聞紙ですよ」
「ふうむ、で? この週刊紙? がどうかしたのじゃ?」
「どうかした? じゃと!?
安倍釤之助の快進撃始まる!!
「ほお、釤之助と言えばかごめの幼馴染か!
士学校と言えば確か……」
「それって、宮本武蔵とか強い人たちがいる?」
「そうそう! この前、釤之助兄ちゃんと会ったんだ。
この前“クルペッコのせいでイビルジョーに襲われた、マジ許さねえ”って言ってたよ?」
「そうか……あやつも息災であったか」
「バカもん!! そっちではなくこっちじゃ!!
あの「福沢諭吉」が講演会を開いた話じゃ!!」
楓の家はかごめの家族がいて、現在は田畑や神社の仕事をしつつ生活していた。
時たま通る行商人や絵師も通って情勢の話も聞けることもあった……。
「楓さま? いるかい?」
「おお、お主か?」
「よお、草田? 元気してっか?」
「あっ! 釤之助兄ちゃん!!」
「ぬおっ!! 現れおったな!!
スケこましの青二才めっ!!
わしの孫娘をやらんぞっ!!」
『全く、相変わらず元気な爺さんじゃな?』
「魂の爺さんがいうか?」
『なんじゃと!』
大荷物を背負って時たま楓達の村に足を運んできた釤之助。
大荷物の物のほとんどは金だった。
「ほお、随分と稼いだもんじゃな?」
「まあな…………ほんっとうに苦労したんだからな!!」
『そりゃあお前さん、あの鳥が妙な鳴き声をあげたら恐ろしい怪獣が現れて死に物狂いじゃったんじゃからな?』
「そうだったの……」
「じゃが、こうして主は生きてるではないか?」
昼飯がてらの鍋飯、団欒(祖父除く)の飯をありつけていた。
「全く、異世界になっても何を呑気にしてるんじゃ!!」
「呑気にしとるというが、今はワシらがこうやって暮らしているのがやっとなのじゃぞ?」
「まあ、確かにな?
「ラジオ」とか「*5サイレン」なんて初めてだったんだろ?」
「ラジオはともかく、サイレンは私たち初めてよね?」
「ううむ、いっときは皆驚いたものじゃ。
あれは確か「朝の時間」から「夜の時間」になったら鳴るからくりなんじゃろ?」
「まあな、朝方の6時と昼の12時と夕方の15時と夜の18時に設定してるから大抵時間帯のボケはなんとかなれるだろ?」
「そうだけど……」
「……うるさいのはわかる、でも実際長く聞くと慣れちまうもんさ?
「あら? もうこんな時間」みたいになっちまうのさ」
「そうじゃのう……かごめ殿のいた国……元いた時代の少し過去から今に至るまで使われているところが少ないとは聞くが、実物を見ると不思議なものじゃのう……」
「でもまあ、それに馴染む慣れる人たちもすごいけどね?」
「ねえねえ? それよりテレビないの?」
「あるわけないだろ、特に楓側の家のほとんどは……。
せいぜいラジオがあるくらいだよ」
「らじお……?」
「ラジオ? ああ、そういえばあったな……?」
祖父殿はラジオに電源をつけた……。
一方、犬夜叉たちは旅道中で茶屋にて足を休んでいた。
茶屋では諸国の行商人や傭兵等がいた……。
「そうじゃったか、そのようなことが……」
「最近このところ戦が起きていてな?
あたしらは迷惑してるのさ」
「なんでも帝国ってやつが自分たちの大陸に我が者顔で当確を表してる人たちの国を襲ってるのさ、武田や上杉と北条。
そして大友や朝倉もその帝国とやらと戦って迷惑してるって話さ?」
「帝国……それはいったい?」
「元々はこの世界が融合する前「セレヌス大陸」という元の世界の大陸の王都だったんだ。
それがあんたらの元の世界の大陸と入り混じっててんやわんやになってしまってな?
帝国の言い分じゃあ“我らの領土を侵す輩を殲滅せよ”って言ってな? あと“我らが女神ラーレンティアの加護がある限り戦い続ける”の一点張りで恐ろしくてな、傍迷惑な戦をしているんだよ」
「そうだったのか……」
行商人たちと傭兵たちの話を聞いた一行。
ふと脳裏に故郷と仲間と家族のことを思い出す。
「胸糞悪い話だぜ、俺たちが何をしたって言うんだ?
魔族に獣人族、はたまたエルフとドワーフ。
その上竜人や巨人に小人、そして魚人と人魚たちは帝国の奴隷として売られ慰め者にされる……。
こんなことならセレスティン様の元に逃げるか都に逃げるのとで必死よ」
「わかった、それを聞いて何よりです」
「そうかよ、赤衣の兄ちゃんも気をつけろよ?
アイツらはてめぇみたいな半妖とか仲間達のような人を雑草と道端の糞のように見るからな?
親父、勘定受け取ってくれ!」
「まいどあり!!」
行商人は茶店を出た……。
「聞いた話によると、この世界の歴史はどうやら
女神と魔神とやらの戦いがあり、それがこの世界の本来の歴史。
ですが、空の歪みから発せられた雷によってこの世界と私たちの世界の歴史と時代が入り混じってしまい、本来の時代と歴史にない文明が太古の歴史で存在してしまった……」
「それって、釤之助くんがマイアさんと一緒に行った「失われた古代遺跡」のこと?」
「ええ、実は
刀々斎さまも道中でそれをお見かけになられた。…………ところが、この世界の人たちはそれが
「どういうことじゃ?」
「……考えられる仮説はただ一つ。
「そう言われてみれば、以前かごめちゃんの家族と友達に会った……。
それからものの数分も日数も経っていないのに仲良くなったんだよね?」
「楓さまもご家族だけではなく、村に足を運ぶ商人や武士たちが来たこともありました。
しかし商人や武士たちはここにおられる人たち同様に
「は? どういうことなんだ? 弥勒? わかりやすく言えってんだよ!」
「話は最後まで! そもそも前々からおかしいと思いませんか?
先ほどの行商人は犬夜叉のことを“赤衣”と呼ばれた、そして殺生丸は“白狼王”と呼ばれている。
殺生丸はあらかた襲い掛かる妖魔を露払いの要領で払い除けてるから、その振る舞いと覇気貫禄がその名が着いた。
しかし犬夜叉、あなたは殺生丸ほどではないのも関わらず
「それがどうしたんだ?」
「…………おかしいと思いませんか?」
弥勒の答えに、犬夜叉たちはハッとした!
「先の戦い、犬夜叉は源平武者と蜀漢と徳川の方々と会っている。
にも関わらず、犬夜叉のことを
この時点ですでにおかし過ぎるのです」
弥勒の言葉に、一同はこれまでのことを思い出す
都についた後と旅を再開するまでの間の
一行が考えてるその時、テレビから速報のニュースが流れた。
某月某日にて、帝国の奴隷たちが解放される事件の首謀犯が判明しました。
首謀犯と思われる人物は
「ロビンフッド」「石川五右衛門」
「燕子李三」「洪吉童」
そして「ワイルドバンチ強盗団」であることがわかりました。
彼らは多くの奴隷にされた種族及び人民たちを救ったことで話題になっておりました。
現場では今帝国の衛兵たちが駆けつけており、現場の調査をされております。
取材班は今彼らに助けられた奴隷たちとの接触に成功しました。
「彼らは救世主です」「まるで英雄のように現れた!」
奴隷たちは今帝国の追っ手から逃れ、現在は樋口中将率いる軍兵たちに保護され「都」の受け入れ準備をしています。
以上「蔦谷放送」の「*6百地三太夫」が現場をお送りしました!!
そしてサンジェルミはこの話を知って驚愕したのはまた別の話……。
歴史上において奇妙奇天烈摩訶不思議
実在しているか否かもわからない。
それが不思議の錬金術師「サンジェルミ」である。
「あら? あなた意外と詳しいのね?」
「「ドリフターズ」経緯で知った、オカマなのは「個性」のためです」
「どゆことだゴルァ!!」
「だってFGO皆無だし歴史面そこまでなんです!!」
好みの男は「ヒゲで歴戦のナイスシルバー」である。
好みの男は「片目隠れのポニーテールの少年」である。
ちなみに「べらぼう」というのは2025年度の大河ドラマのタイトル。
「SIREN」じゃないよ?
主に戦前から現代の田舎や工場等で使われる大きな音の発生器。
一般の電信柱みたいな先端にメガホンみたいなのがそれ
ちなみに作者自身の地域地元、正確には家族経営の餅屋にあります。
服部半蔵と風磨小太郎と並ぶ忍者代表格の一人
現在ではどういうわけか「蔦谷通信社」の記事者兼リポーターを務め、たとえ火の中水の中でも現地放送をする。
次回
日常・戦闘回