今回はゲスト付き
「……ここが、“朽ち果てた荒地”。
……ここも同じだ、古代遺跡と同じ…………」
岩山の洞穴でキャンプ地にて、高台で風景を見ていた……。
荒れて車も通れない雑草を突き破ったアスファルトの道路と砂塵まみれで死んだ電信柱。
岩山の付近に廃車やガラクタがあった……。
(遠方にはエアーズロックに似た岩山、サバンナに似た地理地形……。
なんなんだ? ここは……?)
「おーい! 釤之助! 何かわかったかい?」
「全然! 近くに行かないとわからないのと正確な情報が少な過ぎる。
以上!」
「了解!」
キャンプ地に戻り、編成を整えていた……。
「さて、今回この地の任務を言う。
今この地で暴れている「アンジャナフ」を撃退することだ、狩猟捕獲どちらでも構わん!」
「OK!」
釤之助はそう言い、荒野へと向かって走った!
「あっ! おい待て!!」
「やれやれ…………仕方ないよ、釤之助!
お前一人だと手柄は重いぞ!」
士学校の仲間の一人は釤之助の後を追った……。
「やれやれ……まあ今回は
荒野へと降り立った釤之助、岩山のてっぺんに立って辺りを見渡した…………。
「……あそこだな?
……??」
アンジャナフを見つけるも、既に
『なんじゃ……既に
「誰か戦ってるのか……?
行ってみるか!」
釤之助は八艘跳びの如くに駆け走り、戦地へと向かった……!
鋼牙はアンジャナフと戦っていた!!
アンジャナフは怯むも体勢を立て直した!
「ちっ! さすが蛮顎竜……! その名は伊達じゃねぇってか!!」
「嘘だろ……!? 鋼牙の兄貴の自慢の武器でも倒れないのかよ!?」
「なんなんだよ!? こいつやべぇよ!」
「お前ら! こいつがでかくて凶暴だからって、怯んでんじゃねえぞ!!!」
アンジャナフは火球の息吹を放った!
「くっ!」「うおっ!?」「うわあっ!?」
「やるじゃねぇか……!!!!」
アンジャナフは飛びかかった!!
「っ!?」「「兄貴っ!!」」
するとその時! 横から釤之助が飛び蹴りをぶちかました!!
「っ!? お前っ!?」
「……お前、犬夜叉と一緒にいた!?」
「そういうお前はかごめたちと一緒にいた奴じゃねえか!!」
「ああっ! 兄貴! こいつ士学校のところの!!」
「そうだ! 名前確か……!」
「安倍釤之助! 話は聞いてるよ!」
「!!」
時を遡って、話の始まりはキャンプ地でのことだった。
妖狼一族の縄張りから朽ち果てた荒野にアンジャナフが暴れているという話、若き次期棟梁の「鋼牙」直々にアンジャナフ討伐に向かったこととその助けを求める依頼だった。
依頼主の「*1菖蒲」は鋼牙の婚約者であるため、石原莞爾が即承諾したため今に至る……。
「さて、こいつをどうする?」
「決まってるだろ、シメる!!」
アンジャナフは咆哮をあげて釤之助と鋼牙を襲いかかった!!
「足引っ張るなよ、妖怪人間!!」
「妖怪は余計だろうが!! 妖狼の若頭!!!」
戦地は怒号の爆音が響き、荒野全体に響いた……!
「あ〜あ、こりゃあ俺たちの出る幕ないか?」
どんどこどんどこと太鼓が叩き、森林地の戦場は響きまわっていた……。
「うげぁぁぁぁっ!! くっせぇぇぇぇっ!!?!!?!」
砦の登り穴から人糞尿と牛糞と鶏糞の汚泥水を流し込み、帝国の兵たちにぶちかけていた!
「よっしゃあ! そんだけぶちかませば破傷風で痛い痛い!
流石の帝国も糞尿をバカにできまい!!!」
「そっそうだが……ここまでするとは……!?」
「なんて男だ……!! 敵を倒すために、窯と壺の糞尿を……!?」
「それが、あいつの戦い方だ。
鎌倉幕府と*2尊氏をあっと驚かせたことだけはある……」
「よっしゃあ! おい女たち!!」
「うるさいぞ! 男!! 言われずとも言うとおりにしてやる!!」
女の族長は旗を掲げて合図を出す!
そして陣の左右から女の兵たちが槍と斧を持って帝国の兵隊たちを襲った!!
「うわあっ!!!」
「退け! 退けぇ!!!」
帝国の軍は敗残兵をまとめて逃走した!
「よっしゃああ!! これで一旦わしらの勝ちじゃ!!!
山本の爺さんとスキピオの親父に報せろ!!」
「応っ!!」
武者の配下は直ぐ様伝令兵を出して此度の戦果を伝えた!
「……なんて汚い戦い方をするんだ、正成?」
「言ったろ? 武器は刀剣や弓矢だけじゃないってな?
丸太で轢き落としたり糞尿で汚して怪我させる、敵を倒すというのは敵を倒した数ではなく如何に多く倒すかで決まる。
お前たち*3アマゾネスは律儀に戦うからダメなんだよ?」
「貴様……!!」
「よい、お前たちに助けられるようでは我らは落ちぶれていない。
だが……」
「アイツらの武器性能は上だ、だが地の利と人の心に関してはこっちが上だった。
俺はそれを最大限に使って戦っただけだ、文句は言うなよ?」
「正成、伝令」
「ん? なんて?」
「‘撤退して本戦に備えろ’とのこと」
「本戦……上等じゃねえか!!」
その後、楠木正成はアマゾネスたちと協力して援軍と合流して帝国軍に圧勝した……。
見知らぬ場所にて、人間の姿した妖怪の者たちがいた……。
周辺では多くの妖魔たちが倒れていた……。
「全く、ウチらを喧嘩するけぇ……」
「あんたが無茶苦茶にするけぇじゃ! ワシらまでまる焦げになるとこやってん!!」
「ほんま……なんでこんなことになっとん?
大体どこなん?」
「知らんよう! いつのまにかピカッとなってドガァンってなってこれやないか!!」
そこには角を生えて金棒を担いでいた少女と大きな袋を持って槍を持つ少女がいた……。
「そんなことより! はよう「都」っちゅうところにいそがんと! 腹減ってきた!!」
「あんたなぁ、この前牛丼定食10杯分食ったやん!
あんだけ食ってりゃあー普通は減らんやん? 減るの早いっちゅうの!!
まだ昼にもなっとらんやん!!」
謎の二人組の少女はふらりと歩いた……。
「よっしゃあっ!!!」
「倒したぁ!!」
アンジャナフを倒した釤之助と鋼牙
息を上げながらも激闘を制した……。
「これでしばらくは大丈夫だろうよ?」
「ああ、こんなヤツに俺たちの縄張りを荒らされたらたまったもんじゃねえよ。
それに……どうなってるんだ?」
「何が?」
「この場所だよ、見たこともないボロゴミといい建物といい
あんた、かごめと一緒にいたんなら何かわかるんじゃないか?」
「いや……流石にそこまでは……。
でもここらのものは俺らの世界……もとい時代は適切かつ手順を踏まえて処理するものだけど、ここの場合は打ち捨てられてるものだ……それも……」
釤之助は廃車に触れた……。
「こいつは相当経っている……十年……いや下手したら百千年以上だ、崩れてもおかしくない……」
「そんなに!? ていうかわかるのか!?」
「ある程度はな……。でも……」
「でも、本来なら錆びて鉄屑が風化するはずが原型が保たれている。
それが君のおかしいというものかな?」
「!?」「っ!?」
「おっと、驚かせてごめんね?
僕は*4毛利元就、君たちの代ならわかるね?」
「毛利……?」「元就……!?」
毛利元就の登場に、釤之助と鋼牙は驚きを隠せなかった。
「あ! そうか、僕と君は関ヶ原で会っていないんだったね?
ごめんね?」
「はあ……って、そんなことより。
なんでお前がここにいるんだ?」
「調査だよ、ここの物を調べていてね?」
「……???」
「この辺りの廃車? という物といい電線という物が何故ここにあるのか?
それを調べるうちにいつの間にかここに来てしまったね? でも、都にあるものとは違うもの……。
それがなんなのか、調べていたんだ」
「なんなのかって言われても……」
「わかっている、これは君のいた時代があったもので、君の時代の過去にもあったもの。
でもそれがどうしてここにあるのかは気になってね?
…………おっと、悠長に長話をしてしまったよ」
元就はそう言い、荷物をまとめた。
「さて、僕は別件があるから。それじゃあ」
元就はそう言って釤之助たちに別れを告げた……。
「なんだったんだ……?」
「さあ?」
その後、釤之助と鋼牙は報酬(釤之助は金と素材・鋼牙はジャナフ装備(鋼牙ご要望特注))を得た……。
「ったく、ウチらが怖いなら喧嘩すなやっちゅうに……!」
妖魔が横たわっており、その真ん中に二人組の鬼の少女二人が立っていた……。
「ここにはいないようですね……?
本当にどこにいるのでしょうか…………?」
「すごい……!」
「お主ら……何者なんじゃ!?」
「? ウチら? ウチは雷神さまの一人娘の「上奈良」や」
「私は風神さまの愛娘の「小夜風」ともうします」
楓と草太たちは付近に妖魔が現れた瞬間、怒号の雷鳴と怒涛の暴風が巻き起こったことで駆けつけた時には既に事終わっていた場面だった。
「ばあちゃん、見たところ霊力ありそうやな?
ほんならな、一つ教えて欲しいことがあるんよ」
原作本編にいないキャラクターだが、意外にも人気と整合性がある。
完結編では鋼牙と結婚する。
新田義貞と楠木正成と並ぶ鎌倉幕府討伐の功労者。
京都で「室町幕府」を築く
そして三代渡る「南北朝時代」の戦いに身を投じる。
ギリシャ神話で名高い女戦士のこと。
現代人の野郎の頭の中は「ボン・キュッ・ボーン」な集まりだろうと思っているだろ?
筋肉質かつ柔軟、下手したら吉田沙保里が
それくらいの強さを持っています。
中国地方が生んだ「謀神」
厳島の戦いにおける奇襲は河越夜戦と桶狭間と並ぶ伝説史上の奇襲戦で全国に震撼させた大大名。
そして息子と二人の家臣が教訓に語った「三本の矢」がある。
しかし、本来継ぐはずの毛利隆元が急病で倒れてしまい
その一人息子の「輝元」が継ぐこととなる。
輝元の代にて、徳川幕府の時代に生き残り
後に「吉田松陰」が「松下村塾」を作り、「久坂玄瑞」や「高杉晋作」、そして「伊藤博文」たちを輩出することになったのは幕末の時代になってからである……。
ちなみに本作と無双ではご隠居さまである
趣味として歴史書を読んだり遺産の調査をして生き生きしている。
次回
日常回(伏線?)