無双OROCHI 天地人   作:梟帥

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キメラ戦
リオレイアは既に逃走済み。


合同任務〜決着×再会〜

陸海岸の渓谷・中央エリア

 

 

 

 キメラの咆哮によって渓谷全体が響き渡った。

 

 

 

「これは……!?」

 

「おっ始めやがったか!?」

 

 

 

 合同に来ていたアメリカ・旧日本軍等の面々はその咆哮をした先へと向かった。

 

 

 

 その先、もとい戦場では釤之助と忍者組がキメラと戦っている最中に幼馴染という名の「悪友」「盟友」が現れた。

 

 

 

「ややっ!? 今度は鬼と天狗!?」

 

「おおっ!? なんと美丈夫なっ!!」

 

「なんじゃ!? くのいちの娘っ子に名忍猿飛佐助!? 

 

 それに服部と風魔!? どういう顔ぶれ足並み!?」

 

「こっちが聞きたいくらいだよ!! 

 

 それより二人とも!!」

 

「おうっ! あのきめら? とやらをぶちのめせばいいんだな!!」

 

「やれやれ、積もる話はこの怪物を退治してからですねっ!!!」

 

 

 

 戦線は釤之助と幼馴染、そして忍者との同盟による戦線が展開し始めた。

 

 

 

 キメラは口から火炎の息吹を放った! 

 

 

 

「うおっ!?」

 

「あっつ!?」

 

「ご丁寧に火を吹くのか、すげぇな!!」

 

「感心している場合!? 

 

 さっさとやっつけることに専念しなさいよ!!」

 

「がってん!!」

 

 

 

 伍楽は自身の金棒を振り回し、キメラに攻撃を仕掛けた!! 

 

 

 

「くらいやがれ!!」

 

 

 

 キメラにダメージを与えた!! 

 

 与えた拍子でキメラは怯んだ!! 

 

 

 

「よっしゃあっ!! 

 

 こっから猛攻していくぜっ!!!」

 

「全く、馬鹿力が取り柄のバカ鬼に遅れを取るわけにはいかん!!」

 

 

 

 昏真はそう言って獲物の錫杖に妖気と闘気を纏わせて攻撃を繰り出した! 

 

 

 

「誰がバカだっ!! 力を馬鹿にするんじゃねえっ!」

 

「真っ直ぐ過ぎて感情的に言う貴方だから言える言葉ですよ!!!」

 

 

 

 伍楽と昏真は二人がかりの連携でキメラを追い詰める。

 

 

 

「へえ〜? あの鬼と天狗、なかなかやるじゃないか?」

 

「なんなんだあ? アイツの周り怪人揃いじゃねえか? 

 

 雷娘に風娘、鬼と天狗たあ豪勢だな? 

 

 百鬼夜行でも始めるのか?」

 

「さあな?」

 

「そうとしか見えない面子だからか、仕方ないとしか言いようがないな?」

 

 

 

 蚊帳の外にいる兵たちは釤之助たちの戦いに度肝を抜かれていた。

 

 

 

「はてさて、勝ち戦確定か

 

 それとも負け戦に堕ちるのか、どうなることやら?」

 

「これで負けたら洒落にならないけどな?」

 

 

 

 

 

 

 

「どぉりゃあ!!」

 

「はぁっ!!」

 

 

 

 伍楽と昏真の連携攻撃でキメラは劣勢となった。

 

 

 

「流石だな!! お二方!!」

 

 

 

 釤之助は二人の連携に続いて攻撃を仕掛けた! 

 

 

 

「釤之助!? って、お前!? その剣!?」

 

「ん? 知ってんのか? 話は終わってからだけどね!!」

 

 

 

 釤之助と伍楽と昏真の三人は連携を始め、キメラを追い詰めた!! 

 

 

 

「とどめの一撃はデカいやつが相場だよな!!?」

 

「あなたの鉄棒で? 単調かつ実直すぎますよ!!」

 

「それなら俺がしようか?」

 

「「どうぞどうぞ!」」

 

「おいおまえら、打ち合わせでもしたのか? 

 

 でも出血サービス!!」

 

 

 

 釤之助は叢雲牙を構えた!! 

 

 

 

「威力弱えが見映えは自信作!! 

 

 獄竜槍破!!」

 

 

 

 釤之助の奥義がキメラを目掛けて放たれた! 

 

 そしてキメラは咆哮上げる間も無く討ち倒れた!! 

 

 

 

「よっしゃあ!! 俺の手柄だぁ!!」

 

「すっげぇ……!! お前の(それ)「叢雲牙」じゃねえかっ!? 

 

 闘牙王の三つの牙と呼ばれた名剣じゃねぇか!!? 

 

 どこで手に入れたんだ!?」

 

「まあまあ落ち着けって!? 後顔を寄せるな!!」

 

「落ち着けっ!! とにかく、お主に会えたのが何よりの救い。

 

 ……無事でよかった、釤之助」

 

 

 

 釤之助は伍楽と昏真、上奈良と小夜風の再会に喜んでいた。

 

 

 

「もしも〜し? あたしらいいですか?」

 

「ん?」

 

「えっと、束の間お聞きしますが……そちらの妖怪方とはどういった?」

 

 

 

 釤之助と伍楽と昏真は顔を見合わせ……。

 

 

 

「う〜む」

 

「そうだな……」

 

「そうですね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「「馬鹿(と・で)阿保(で・な上に)(大・どうしようもない)間抜け(だ・です・だな!!)」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

………………

 

 

 

 

 

「小夜風、待っててくれ」

 

 

 

 叢雲牙をすっと小夜風に手渡す。

 

 

 

「…………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「誰が馬鹿阿保間抜けだゴルァっ!!!」

 

「じゃがましい!! 頭でっかち天狗に生意気人間がナマ言うなっ!!」

 

「脳筋に痴呆者風情相手に馬鹿阿保間抜けは心外滑稽極まりないですねぇ!!」

 

 

 

 

 

 突然、釤之助と伍楽と昏真の三人は突然殴り蹴り合い始めたっ!! 

 

 

 

「えぇぇぇぇええぇぇぇっ!!!?」

 

「どぅえぇっ!?」

 

「…………これは意外」

 

「これは中々の混沌……」

 

 

 

 忍者組は突然の喧嘩に驚いた! 

 

 

 

「やれやれ……()()ですか?」

 

「再会早々これかよ……。

 

 ほんっとうに男って直情的なんだ?」

 

 

 

 その喧嘩の光景は、傍観席にいた偵察兵たちも驚いていた。

 

 

 

 しかし、この時の喧嘩をしていた三人の顔は()()()()()

 

 当人たちからすれば、東西南北地理地形もわからない異世界となった世界で、親友との再会は喜んでいたのであった……。

 

 

 

 




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