無双OROCHI 天地人   作:梟帥

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都回
主に釤之助回


親友×悪友=心の友

士学校:会議室

 

 

 

「はっはっはっはっ!!! 

 

 昔馴染みと再会して喧嘩とは! 血気盛んな若人じゃなっ!!」

 

「血気盛んなのは良いが……あの後大変だったんだぞ? 

 

 気の済むまですて置いといたが……あの後重軽傷で瀕死になるまで喧嘩していたからのう……(汗)」

 

 

 

 会議室で事の起承転結を話していた武蔵たち、その報告を聞いた各幹部たちは笑っていた呆れていた……。

 

 

 

「まあ……鬼と天狗が彼の幼少期からの仲なのは彼女たちから聞いた。

 

 しかし、止めに入ることはできなかったのか?」

 

「鬼と天狗と喧嘩できる人間様の喧嘩に仲裁しろと?」

 

「言いたいことはわかる、それで……3人は?」

 

「しばらくは養生させてはいる……2人とその他見張りを与えたんだが……」

 

「だが?」

 

「…………医師の話だと、通常は年月を有する重軽傷を2〜3日で外傷は完治、内傷は1〜2週間で完治してケロッとしてる。

 

 この前は意識朦朧声を出すのも一苦労なボロ体にも関わらず、飯と睡眠だけで治る化け物とのこと」

 

「…………もういっかい言って?」

 

「簡潔に言うと…………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

士学校:病室

 

 

 

「ぶえっくしっ!!」

 

「いっくしっ!!」

 

「えくひょいっ!!」

 

 

 

 釤之助・伍楽・昏真の豪快かつド派手なくしゃみが病室を中心に響き渡った。

 

 

 

「あ〜かい〜な〜! 

 

 おーい、痒み止めない?」

 

「辛抱しろ、スライム療法で皮膚神経が正常化している証拠だ。

 

 痒いのはジワリと来ている効能だ、潔く寝てろバカ」

 

「ちっ、酒はねえのか?」

 

「病人怪我人は禁酒かつ禁煙、黙って生姜湯や玄米茶でも飲んで養生しろバカ鬼」

 

「はあ……しかし、あれだけやりあっても生きているとはね……死んでおけば良いものを……」

 

「死んでたらここにはいねえし、寝てもないし」

 

「そうだぞ、脳みそ天狗」

 

「やれやれ……うるさい2人がいては熟睡もできませんね? 

 

 あと伍楽、脳みそ天狗は暴言ですよ? 脳なし餓鬼は黙って寝てろ」

 

「おい今何つった?」

 

「脳なし餓鬼以外何が良いんですか?」

 

「……完治したら殺してやるぞ?」

 

「はあ……結局殺すことしか脳がないんですね? 脳筋鬼」

 

「んだとコラっ!!」

 

「静かにせんかい!!」

 

 

 

 上奈良の電撃が伍楽に直撃した!! 

 

 

 

「あぎゃっ!!?」

 

「生きてるだけでもありがたく思え!!」

 

「はあ、喧嘩するほど仲が良いという三人組ですからね? 

 

 喧嘩の規模は命に関わるくらいですから命を大事にしてね?」

 

「あが……ぐふ……」

 

「ったく、流石妖怪とタメを張ることだけはあるな? 

 

 少しは自重しろよ?」

 

「あら、先生」

 

「やれやれ……華岡先生と綱吉先生はあんたらの怪物並みの生命力にドン引きしてたぞ?」

 

「でしょうね?」

 

「……そうそう、あんたらの怪我具合? 

 

 明日になりゃあ全快完治だってよ? すげえな?」

 

「だろうな?」

 

「…………慣れてる? もしかして?」

 

「三人の喧嘩は街一つぶっ壊したり、空き地や浜辺を戦場跡地に変えるほどやっていてな? 

 

 ガキの頃……ていうか幼稚園児時代の3人の喧嘩は廃墟廃ビル一帯を更地に変えてな? 

 

 あたしら総力で止めてやっとだよ?」

 

「なるほど、そりゃあ手慣れてるなら心強いよ?」

 

「ありがとさん、それと来たら……」

 

 

 

「ぐがぁ〜」

 

「ずぴ〜」

 

「ぐう〜」

 

 

 

「すげぇ寝息だな? 

 

 近所迷惑どころか近隣騒音じゃないか?」

 

「ひどい時は山の中でさえも響き渡る、夜中にやまびこするくらい酷い」

 

「そのせいで獣たちは山から逃げて村や都心に居座る始末……」

 

「なるほど、その話は長くなりそうだから切り上げようね?」

 

 

 

 その後、一晩が過ぎた……。

 

 

 

「かあ〜っ! やっと治ったかあ!」

 

「よいしょっ!!」

 

「やれやれ……」

 

「君たち? 妖怪なのはわかるけど、人間さまは何者なの? 

 

 何でケロッとして元気になってんの??」

 

「ん? いつものことだよな?」

 

「当たり前じゃん?」

 

「貴方たち? 私とお前は妖怪だから、人間の釤之助の回復力に驚いているんですよ?」

 

「おいお前? お前って言った?」

 

「お前以外に誰がいます?」

 

「ちっ!」

 

「ったく、裁き倒してもケロッと起きるからな……まあいいけどよ?」

 

「よっしゃあっ!! 完治したことだし、食い倒れに行くぞ!!」

 

「ほお……?」

 

「ふむ……?」

 

「……金はあるんだろうな? 自腹だからな?」

 

 

 

 釤之助の発言に、二人は目を合わせて懐から大金を出した。

 

 

 

「…………」

 

「…………」

 

「…………」

 

 

 

「OK! 全種制覇してやるぞ!!」

 

「酒! 米! 肉! 野菜! 水! 茶! 

 

 全部食い尽くしてくれるわぁっ!!」

 

「丸ごと平らげに行きますか……!」

 

 

 

「てめぇらちったあ自重しろよっ!!?」

 

「醜い……! 

 

 野ブタ、イノシシ以上に醜い……!!」

 

 

 

 

 

 その後、上奈良と小夜風の2人は3人の傍若無人ぶりの暴飲暴食ぶりに呆れていたのであった……。

 

 




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