飯テロ?安心しろ、出来の良し悪しは君たち次第。
「かあ〜っ! やっぱ蕎麦美味え!!
特盛りのコロッケ山菜のかき揚げ美味え!!」
「美味え! うどん特盛の天ぷらと揚げ物卵は格別!!」
「やれやれ、脂の取りすぎですよ?
まあ、あなた方はそれで良いでしょう?
カケの山盛りも悪くはない……」
「あんたら食い過ぎ……。
ちったあゆっくり食えよ?」
「他人のことは言えませんよ? 山菜の月見山盛り?」
「うるせえ、天ぷら3人前」
釤之助たちの豪快な食いっぷりに、親父と他客は惚れ惚れと引いていたのとで感情が渦巻いていた……。
「っぱあ! ごっそうさん!! 勘定置くぜ!」
勘定を置き、一行は店を出た。
「かあ〜っ! いろんな飯屋があるんだな?
さっきの麺屋も悪くねえな!」
「がっはっはっ!! 美味い酒はあるか?
なけりゃあ茶でも水でも構わんぞ!」
「やれやれ、まあ寿司も悪くないですね?
天ぷら専門や刺身屋、トンカツ等も……」
「あんたら食い過ぎじゃない?
完治したからって程々にしなさいよ?」
「そうですよ? 治ったからって肥満になったら助けませんよ?」
通りを歩く一行、人間やオークにゴブリン等が行き交い賑わっていた。
エルフやオーガ、ドワーフに巨人と小人たちは和気藹々と行き交っていた。
「にしても、この都は中々の景気。
明治か大正時代と見間違える光景だな、これほどの発展をしている街は……」
「ん? 他にもあるのか?」
「まあな、だがほとんどが野盗や蛮族に襲われている。
魔物に半壊されたのがほとんどだ、ここ都をのぞいてな?」
「そうなのか?」
「……都暮らし故、世間は疎くなったのですか?」
「病室寝たきりの俺にそれ聞く?」
「……でしたね」
通りを歩く一行は、締めの店……アイスクリーム屋に訪れた。
一行はそれぞれアイスを頼んで話をしていた。
「実を言いますと、私たちがこの世界に訪れる……というより巻き込まれて来た故に私たち同様に混乱した人たちもいました。
インディアンやアイヌ民族、ユダヤ人等が集落や町だった町に住んでいたのですが……」
「……が?」
「魔物の襲撃と魔族という種族の戦争に巻き込まれ、バラバラになって難民となっていたものたちがいたのです」
「……!」
「じゃがまあ、アイヌやインディアンはサバイバル能力があるから何とかなれたにはなれた……ユダヤはちとな?」
「なるほど……」
「まあ、この都はインディアンやアイヌ民族にユダヤ人がいるから無事であることは確かです。
独立勢力は地の利やら立ち回りの強みがあるから保っているところがあります、その中でも‘足利連合’という勢力がその筆頭格ですね?」
「‘足利連合’??」
「ええ、正確に補足しますと
*2剣豪将軍が筆頭の連合です、連合の傘下はほとんどが戦国時代や三国志等の名家を含み、各時代の豪族と勇士が集っている連合組合だ」
「へえ……初耳だな……」
「まあ、三国志の主役級勢力に天下三傑や最強大名と出会っていますから、彼らの存在感は影に隠れてしまっていますからね? 仕方ありませんよ?」
「…………」
「……まあ、話を続けます。
足利連合の傘下には袁紹と今川義元を始め、西洋の騎士傭兵に西部の銃士少々。
領地に関してはそれなりに持っていますが、内は*3存じている方には割愛しますがね…………」
「……そうだったな、袁紹とこの家臣って確か……だよな?」
「ええ、*4官渡の戦いを知っている方ならの話ですが、今川の場合は幸い雪斎がいる。
そして連合の筆頭……盟主は剣豪将軍と名高い足利義輝、この辺に関しては安心はするだろうと思っている。
知っているだろ、足利義輝を?」
「剣豪将軍義輝……あの*5塚原卜伝の弟子か?」
「そうだ、噂じゃあその塚原卜伝は最近弟子をまた取ったらしいんだ。
どういうわけか、それも
「へえ……。
……ん?」
「それだけじゃない、新撰組の師事をしたり時たまお前のギルドに通っては時々師事をしているそうだ。
……一度は仕合たいものだな」
「そう簡単に会えるのか? 諸国漫遊流浪旅の剣聖様に会えたら会いたいもんよ?」
「会えたら……の話ですがね?」
「だな…………」
一行はアイスを食べ終え勘定を払った。
「ところで、一つ私たちにお願いがありますのですが……」
「ん? なんだ?」
「あなたの所属しているギルド「士学校」に入っても良いでしょうか?」
「……え?」
「何、俺たちゃ旅先で傭兵暮らしな日々をしていてな?
金もそろそろって感じなところにあんたと再会したんでね?」
「……ああ、もしかしてあんたらの自腹は‘稼ぎ’だったの?」
「ああ、使い切る金だったからな? どうせならぱぁっと使おうってね?」
「なるほど……要は働き先が欲しいってか?」
「そゆことだ、良いよな? 先輩?」
「まだ入ってもないのに、早いんじゃない?」
「へへ、今の内に言っておかないとな?」
「まあ、後日改めて。
それで良いですね?」
「ああ……まあ入れるかは知らないぞ?
俺は先の戦いで最前線で即採用されたんだ」
「ああ! 関ヶ原の!!」
「ああ、後のことは自分たち次第だ。以上」
その後、伍楽と昏真は士学校に‘採用試験’というものを受けた。
結果はまさかの採用、当人たちの採用理由は‘常識破り’ということらしい……。
その常識というのを何なのかは
応仁の乱=8代目足利義政。
袁紹家臣団
「顔良・文醜」は脳筋で罠に引っかかりやすい
「審配」は独善的かつ無計画
「逢紀」は向こう見ずの自分勝手
「許攸」は貪欲で身持ちにおさまりがない
「田豊」は献策や諌言をするが袁紹から見ると強情で刃向かう
郭図組に逢紀・審配等
田豊組は沮授・許攸等
政の大半は田豊組と太原雪斎が事実上仕切っている。
袁紹軍数十万と曹操軍数万の決戦で知られている。
曹操の少数精鋭を持ってしても兵糧では劣るが、許攸の降りがキッカケで
門下生には
室町幕府13代目将軍‘足利義輝’
側近の‘細川幽斎’
武田軍師‘山本勘助’
今川義元の息子‘今川氏真’
新陰流創始者‘ 上泉信綱’
忍城城主‘成田長泰’
居合の剣豪‘林崎甚助’等がいる。
次回
ギルド回