まずは海運都市→魔境都市→砂漠都市→空中都市。
その後に‘ラスボス編’の予定。
「釤之助、悪いな? 急な話でよ?」
「いいんだよ? いきなりだからさ?」
「あんたも人が悪いねえ? いきなりすとおかあ? 紛いなことをしやがってよ!」
「悪い悪い、一目会うなら普通にするのはつまらないからなね?」
所長室では釤之助たちをはじめ、西郷隆盛と石原莞爾にビリー・ザ・キッドがいた。
「さてと、改めて紹介するぜ?
俺の名は「ビリー・ザ・キッド」。西部劇で一番の色男でな?
アメリカの
「日本でも知られてるよ?
まあ、西部劇ってもアニメや漫画とかそこらへんだけどね?」
「それでもいいさ? 俺の名を知らない人間はいても知ったら忘れられない色男だからな?」
「はいはいわかった……それで? 盟約を結ぶのになんで俺なんだ?
他にもできる奴がいるじゃないか?」
「まあな? 確かにあんた以外戦える人は多いさ?
でも、あんたをご指名してるんだ。向こうの盟主様がな?」
「盟主様が俺を?」
「そう、ファンみたいなんでね?
どうしてかは知らないけど、ご指名している以上仕方ないってやつだろ?」
「……まあ、行かないといけないんだろ?
現に何かあったら大変だからな?」
「OK、それなら話はまとまったということだな?」
「だな? 遅かれ早かれ、この件はケリを付けないといけない案件だからな?
海運都市に用があるからな、それでいいな?」
「石原さん、よろしくたのむ!」
「おうよ! 挨拶に行ってくるか! ‘人殺し多聞丸’と呼ばれた提督の所に!!」
こうして、海運都市に同盟を結ぶために行くことになった。
釤之助は上奈良たちと共に石原莞爾と宮本武蔵等の護衛と共に向かった……。
一行は馬車に乗って大陸の南の海岸の都市へと向かったのであった……。
「鉄道はまだ敷いていないのか?」
「ああ、その辺のところはな? 世界がまだあれだから、実用化が難しいのよ……!」
「そうか、向こうは承諾したということか?」
「ああ、海の品物が欲しいのは皆同じさ?
特に船やらそういったものはね?」
「ですが、相手はそれ相応の御仁です。
聞けば元いた軍では腫れ物のように見られていた有望株、愛国の為に持てる叡智を使う者と名声と勝利を得るためになりふり構わない者とでは心意気と覚悟と視線が雲泥の差。
我らとしては、彼らのような豪傑が欲しい所だ」
「何言ってんの? アメリカ人や日本人でも、切磋琢磨できたのも取り持ったのも君のおかげじゃないか?」
「…………」
「……まあ、その辺のところは現場指揮専門だからね?
専門家の君が秘書で嬉しいよ」
「褒めても何も出ませんぞ?」
「そうかな? それより
「む? ……ああ、独立している勢力の吸収ですか?
黒の大地とは別の集落、それと獣人族の指揮をしている方について調べはつけております」
「OK、多分驚くだろうな…………?」
とあるジャングルにて……。
「がっーはっはっはっはっ!!
どうだ!! 俺様たちの勝ちだ!!」
「浮かれてるんじゃないよ!!
大体あんた何やっていたのかと思ったら怒声をあげていただけじゃないか!」
「そう言うな、この男を無くしてはここの連中をまとめあげられなかったのだからな?」
楠木正成とアマゾネスの頭領は一人の
「よお? 随分とやってるな? ‘デストロイヤー’?」
「あ゛っ!? 何しに来た! 糞米英人!!!」
「やれやれ……相変わらずだな? ‘*1菅野直’?」
「るっせぇぞ!! 大体銃器無いくせになんで剣と弓でやるんだよ!! いつの時代の軍人だ!? てめぇ!!」
「やかましい!! この私‘ *2ジャック・チャーチル’を愚弄する気か!!」
二人の狂人の喧嘩に呆れ返っていた人たちはため息混じりで話していた……。
「やれやれ、またかよ……」
「あの二人ってなんで毎回喧嘩するのよ?」
そんな喧嘩の最中に、一人の若者が現れた。
「おーい! 大変と大変なことに!?」
「お? どした?」
「「どした?」じゃないですよ! 二人に書状が……!!
……いい加減にしてよ!!」
「あ゛っ?」
「なんだ?」
「菅野さんとジャックさん宛の書状……というか手紙が来てます!!
はいっ!」
一人の若者は二人宛の手紙を渡した!
「ったく、どこの誰……」
「私宛に? 一体どこの……」
手紙の内容と文面を見た途端、二人の顔色が変わった……。
「……?」
「どうした?」
「…………くっくっくっ」
「……ふっ」
「ふははははっ! はーっはっはっはっ!!!!」
「なっなんだ!? どうしたんだ!?」
「どうしたもこうもあるかっ!」
「傑作だ! これが笑わない方がおかしい!!」
「奴が! 奴がこの世界にいたか!! マッカーサー公!!!」
次回
海運都市到着