無双OROCHI 天地人   作:梟帥

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海運都市の現勢力

スキピオ・御陵衛士・旧日米軍
鎌倉・室町武士・アマゾネス等

岩崎弥太郎の回は龍馬伝のテーマ曲が流れます(雰囲気かつ脳内)


海運都市-⑷

空母‘飛龍’

 

 甲板

 

 

 

「マッカーサー元帥、あなたもここにいようとはな……」

 

「同感だ、元帥になって最中にあの異変だ。

 

 我らは彼らの助けを無くしてはこうして立つこともままならなかった……」

 

「お前たちも,積もる話があるだろう……だがこんな世界だ、何があってもおかしくはないだろう」

 

 

 

 アメリカ軍元帥とイギリス軍人の二人は積もる話をしていた一方……

 

 

 

「親王様、本当にあなたなのですか!?」

 

 

 

 新田義貞は護良親王との再会に喜びと驚きに溢れていた。

 

 

 

「本当の私だ、新田。

 

 お前が私を見て驚くというのなら本人であるということだ、だがお前がいたという報せは本当だった様だな?」

 

「親王様……!」

 

 

 

 一方楠木正成は……。

 

 

 

「驚いたな……! まさかこうしてお前たちと会うとはな……!? 

 

 てっきり死んでいたのかと思っていたよ?」

 

「私だって、いきなり何が起きたのかはわからなかったですよ? 

 

 でも盛重殿のおかげで、こうして生きてこられたのですから」

 

「ええ、我ら諏訪一族も一時はどうなるかと思っていましたが……」

 

「……で? お二人の話によると、あまぞねす? という剛の女たちのおかげで勢力を擁立した、小田原たちと保科たちと再会で軍事力を得たが仲違いしそうなところに彼女たちの鉄拳制裁を受けて団結したと? 

 

 なんともまあ凄まじい出会いと過程だな?」

 

 

 

 楠木正成は後の南北朝のキッカケとなる武者「北条時行」とその恩師「諏訪盛重」と話していた……。

 

 

 

「なんとも奇妙なことだ……。

 

 元いた時代では敵であり味方である人間が、こうして同じように立つとは……」

 

「そうか? っても、あたし達も言えた義理じゃないな?」

 

「……私もあの異変で何もかもがバラバラになってしまった。

 

 そんな折に集落を見つけられたのは幸いだった、そこでゴタゴタに巻き込まれて……大変だったよ、本当に」

 

「ふーん? まあ、あたしらの場合は鎌倉だの室町だのでギャーギャー叫ぶ奴らを頭かち割って叩き倒したからなぁ……。

 

 ほんっとアイツらバカすぎる……」

 

「言うな、それにその後私が住んでいる集落と君たちとの出会いを経てから苦労したんだからな……?」

 

 

 

 スキピオとアマゾネスのリーダー格は過去の苦労を思い出していた……。

 

 

 

「……話は済んだか?」

 

「ああ、今しがた」

 

「そうか……では君たちも?」

 

 

 

 マッカーサー・山口多聞の時代は「世界大戦」。

 

 新田義貞や北条時行の時代は「鎌倉末期・室町南北」。

 

 彼らが最期の瞬間の目前と戦乱の最中に空の雷によって遮られ、気が付けば異世界にいた……。

 

 山口多聞の場合はミッドウェー目前に竜巻の水柱に巻き込まれ、マッカーサーは本国が巨大雷によって本国諸共異世界に飛ばされた。

 

 新田義貞は足利尊氏の息子の軍と共に鎌倉攻めをする最中に紫の雷をまとった嵐に巻き込まれ、北条時行は盛重と共に逃げる最中に……。

 

 

 

「なるほど……つまり私はローマ共々この異世界に……。

 

 だが……」

 

「国も街も何もかもがバラバラ……等の仲間も軍も……」

 

「私の場合はいきなりだった、目が覚めたら見知らぬ森林……歩いて彷徨っていたら彼女達に助けられたんだ。

 

 あとは先に話した通りだ」

 

「あ〜ありましたね? 確か私たちと小田原と保科さん達との喧嘩を両成敗していましたね…………」

 

「その話を聞いた時は、耳を疑いました。

 

 一目見て、それが変え難い……というより超衝撃的なものでしたよ……。

 

 それで、小田原……貞宗氏と保科弥三郎さん達は?」

 

「アイツらは翼獣を乗る自信がないから、牙で都市の方に行くことになっている。

 

 まあ、距離を考えれば着くのには数日か数週間だ。

 

 ……あれ? アイツらは?」

 

「飛竜艦内にいる、積もる話がそれだけなのでしょうね?」

 

 

 


 

 

 

空母‘飛龍’

 

 艦内

 

 

 

 艦内に入った旧軍人達は、当時の装備を見て回っていた。

 

 

 

「すげぇ……! まんま残ってるじゃねえか!!」

 

「そうだ、だがここにあるものはほとんどがガラクタ当然。

 

 今ある物の修理修繕補強等ができる技術者たちがいない……。

 

 良くて一丁だけ盟主方にさんぷるとして提供した、未だ開発と完成の報せは無い」

 

「そりゃあそうだろう! 仮に銃器職人(ガン・スミス)や兵器開発ができる者がどこにいるのかさえわからずじまいだ! 

 

 ドワーフ達に見せて作らせてもらうのか? ああ?」

 

「盟主殿もそのように考えられている。此度都市国家の都と盟約を結ぶのは()()なのだよ」

 

「なに……? ……そうか、そこなら()()()()()()()というわけか? 

 

 さすればこの空母の復活が成せるかも知れんな?」

 

「そうだ、それを狙っている……のだが、ひとつ質問していいかね?」

 

「なんだ?」

 

「あちらにいる古代ローマの人間は誰なのだ?」

 

「む? ……おお、そういえばまだ聞いてなかったな?」

 

「聞いてなかったって……あの隊の中にいたのだ。

 

 私の名はスキピオ。「スキピオ・アフリカヌス」だ」

 

 

 

 スキピオの名を聞いた途端、山口多聞とマッカーサーとジャックは驚きの瞬間だった。

 

 

 

「スキピオ!? もしやローマの!?」

 

「スキピオだと!? ポエニ戦争でザマの戦いを制した!?」

 

「スキピオ・アフリカヌスと言えば、あのハンニバルと雌雄を決して唯一打ち勝った!?」

 

「あ? スキピオ? てめぇが? だったらカエサルを連れてこいよ?」

 

「そうだ……それに、ここはなんという……!! 

 

 こんなものがこの船の中に!?」

 

「……! そうか、年代を見ればあなたは最古の軍人。

 

 歩兵銃や戦闘機は初めてでしたな?」

 

「銃だって!? それに、戦闘機だと!? 

 

 ……まさか、これが!?」

 

「ご存じなのか?」

 

「いや……存じているも何も、以前そこの日本人……菅野直がいた集落と別の集落の人たちがそれらと同じものがあったのだ」

 

「なんと……!」

 

「別の集落にも? それはどこの国の軍だ? 国旗のようなものはなかったのか?」

 

「国旗? ……いや、わからない。

 

 一時森林に迷っていて彼の会ってからは浅い……だが当時の集落にも似たようなのはあった」

 

「そうか! それで、色と模様はどんなものだったのだ?」

 

「色と模様? うむ…………。

 

 確か……赤色だった、その旗の左上に()()()()()()()()()があった。

 

 将兵はいたが、将軍や指揮官がいなかったぞ?」

 

「…………へ?」

 

「…………何?」

 

 

 

 ジャックとマッカーサーはキョトン顔をしていた。

 

 

 

「スキピオ殿……もしやそれは()()()()()では?」

 

「ソ連? なんだ、それは?」

 

「…………マジで!?」

 

「なんと!?」

 

「なっなんだ急に!?」

 

「かぁ〜っ! これまた面倒な奴らもこの世界に来ていたか〜っ!」

 

「ソ連……ソビエト社会主義連邦が、この世界に来ていたか……! 

 

 以前ナチスの報せは前々から聞いていた、ソ連もということは……中国やフランス……そしてドイツも可能性が出てきたな……!」

 

「……お二方の懸念はわかる。

 

 だが、憶測に過ぎない。

 

 仮にそれらの証拠の証明ができたら確信が付けれる」

 

 

 

 元帥と将校たちが心配な空気の出している中……。

 

 

 

「だっーはっはっはっ!! 

 

 多聞に鬼畜米英共見ろ!! 

 

 のらくろ!! のらくろだぁ!!」

 

 

 

 菅野直は共に来ていた獣人に当時の軍服を着せて銃器を装備させていた。

 

 

 

「何やってんの……!?」

 

「……えっと、その者たちは本物なのか? 

 

 着ぐるみではないのか?」

 

 

 

 ゲラゲラと笑う中、スキピオは辺り一面を見回していた。

 

 

 

「……元帥殿、よろしいか?」

 

「なんだ?」

 

「気になったのだが、この大破した空母には()()()()()()のか?」

 

「仲間? ……ああ、この飛龍の? 

 

 それは提督が一番に知っている、そうだったな?」

 

「む? ……ああ、当時の乗員たちのことか? 

 

 彼らは()()()()()。都市の方に住まわせて、私はここで寝泊まりしている。

 

 飛龍が蘇る日を待ち侘びてね? ……というより、ここからの海景色と夜明けと夕焼けが一番美しいから、ついな?」

 

「そうか……。

 

 ……それならば、頼みたいことがある」

 

「なんだ?」

 

「私を海運都市に連れて行ってくれ! 

 

 この世界の文明利器を()()()()に!」

 

「なんと……! あなたが!?」

 

「おおっ! これは大きく言ったな! 

 

 だがお前にはできるのか? 遙か2000年分の歴史をか!!」

 

「ああ、こんな世界だ。

 

 私の知略が通じたのが幸いだ、だがこの先このようなものと戦うとなると。

 

 知る必要がある!」

 

「なるほど、確かにそうですな? 

 

 現に我々も魔法とやらを知るために学んだのだからな」

 

「魔法も!?」

 

「そうだ、現に我々も魔法のことを知ってからは大変だったよ。

 

 まあ、()()()()()の助けがあったから幸いだが……」

 

「……ふはははっ! 

 

 ならばなおさらだ、2000年の歴史だろうと魔法だろうと追いついてみせる! 

 

 あのハンニバルと戦ったのだ、私に不可能はない!」

 

「……なるほど、それならばこれを聞いて驚くなよ?」

 

 

 

 

 

「実はその都市で()()()()()()か開発されたのだ」

 

 

 

 マッカーサーの爆弾発言に、スキピオは驚愕の驚声を上げたのは別の話……。

 

 

 


 

 

 

海運都市

 

 

 

「おお〜っ!! これはなかなかじゃのう!!」

 

「がっはっはっはっ!! 

 

 どうじゃ龍馬!! わしの腕がかかれば一時臭く汚らしいこの街を綺麗にして仕上げたのじゃ!! 

 

 交通網! 造船! そして軍備!! 

 

 おまんらがあちこち回っている間、わしの偉業がこの街並みが物語っとる!! 

 

 かの豊臣秀吉とナポレオンは、元を辿れば農家平民! そんな大業が四民平等に成せるのなら! 貧乏武士と呼ばれたこのワシでもできたのじゃ! がーっはっはっはっはっ!!!」

 

 

 

 弥太郎は龍馬と一緒に海運都市を歩き回っていた。

 

 噴水公園と船が行き交う街並み、多くの人たちや水夫に軍人たちが多くいた。

 

 

 

「見たか龍馬!! この海運都市の絶景をっ!!」

 

「龍馬さん! 龍馬さん!! 

 

 かつて薩長同盟を果たし、大政奉還の発案者と聞いていますが!?」

 

「船中八策についてお話を!」

 

「おうおう!? まあまちいや! 

 

 そがいに一辺に話しかけなや!」

 

「あの! オリガ様とセレスティン様の同盟については!」

 

「って、こらぁ!! ワシが話とる最中に何しとるんじゃっ!!!」

 

「まあまあ、弥太郎よ。みんな龍馬のことでてんやわんやになっとる。

 

 薩長や大政奉還に関しては確かに龍馬の活躍もある、弥太郎は海運都市の経済と産業を築いたのだろ? 

 

 変に妬むようなことをしてないだろ?」

 

「かぁ〜っ! 中岡! お前は相変わらずだな!! 

 

 あいつは! 龍馬は*1東洋の件で容疑かけられ脱藩したんじゃぞ!! 

 

 にも関わらず! 京都長崎等奔走して薩長と同盟! 徳川に大政奉還をさせた! 

 

 この功のデカさを比べてみたら火を見るより明らかじゃっ!!」

 

「はあ……。まあ、積もる話が山のようなのはわかった。

 

 ところで、聞いていいか?」

 

「なんじゃ?」

 

「何故、ここに海援隊があるんだ? 

 

 我らは近江屋であの空の異変に巻き込まれた、お前と海援隊はいつから?」

 

「いつも何も、ワシの三菱の祝いの最中じゃ!! 

 

 祝いの最中に外が雨かと思ったらいきなりデカい雷が落ちたんじゃ! 

 

 落ちて外に出て様子を見たら「なんじゃこりゃあっ!?」。

 

 あたり一面はボロい町や変な港に変な船があったんじゃ!!! 

 

 それならまだしも、メリケンやらエゲレスやらでもう言い争い! 

 

 その間ワシはまたしても死にもの狂いで街を綺麗に建てたんじゃ!!」

 

「ああ……そうか……それは大変かつ難儀だったな?」

 

「そうじゃ……じゃが幸いなことに、そんなワシの偉業を共に上げた()()の人間がいたんじゃ!!」

 

「は?」

 

「まあ、口で言うより一目合えばわかるものはわかる」

 

「??」

 

「お〜い! 中岡! 弥太郎! 待ってくれぇ!!」

 

 

 

 その時、龍馬はたくさんの人たちの中からなんとか抜け出して二人の元へと追いついてきた。

 

 

 

「大丈夫か? 龍馬?」

 

「はあ……はあ……話すにしてもこうも大変じゃから……」

 

「へっ! 流石の龍馬もこうも有名じゃあ疲れるじゃろう!」

 

「まあの……わしは足であちこち一仕事をしてきたからのう……」

 

「ふふふ、その程度で参るようじゃあそこが知れてしまうわ! 

 

 聞いて驚け、この先にはな……」

 

 

 

 弥太郎は龍馬に耳打ちをした……。

 

 

 

「……その話は本当か!?」

 

「そうじゃ!」

 

「中岡! わしゃ一足先に行ってくる!!」

 

 

 

 龍馬は足早に走って行った……。

 

 

 

「なんだ?」

 

「なんだも何も、龍馬にとっては()()()()()()()だ。

 

 それもとびきりのな……」

 

 

 


 

 

 

海援隊:会議室

 

 

 

「がっはっはっはっ!! 

 

 そうか! つまりここに牟多口共がいたというわけか!! 

 

 それでお前たちがあまりにも無礼で無節操な奴らにブチギレて閑職の窓際に追いやったのか!! 

 

 えらい!! わしなら真っ先に射殺していた!!!」

 

「随分と私怨があったんですね?」

 

「私怨も何も! アイツら日本の為だなんだと言って碌な作戦も一つも作れん馬鹿どもじゃ!!! 

 

 流石のアイツらもスキピオ大先生や将軍楠木正成の前では頭も態度もデカく上げられないのだろう!」

 

 

 

 会議室では石原莞爾たちと盟主たちがいた。

 

 盟主はかつてこの街を仕切っていた商業ギルドの頭領、空の異変に巻き込まれた時に岩崎弥太郎たちと山口多聞とマッカーサーたちの助けを得て海運都市を築いた。

 

 

 

「かぁ〜! こんなに笑ったのはいつ以来だ? 

 

 でもまあ、この街並みは見事じゃ! 

 

 アメリカと日本がごっちゃになってるが、見た目はアメリカだけど中身は日本! 

 

 しかも、あにめと漫画とやらで中々ではないか!!」

 

「ええ、ここ海運都市はあなた方の都市国家とはまだ程遠いですが……。

 

 異国での珍品や商品はたくさん揃えていますよ」

 

「そうかそうか、なら一つ……」

 

「石原先生? 我らは観光に来たのではない、同盟の件で訪れたんですよ?」

 

「おお! そうだったそうだった! 

 

 …………それで、お前たちの取引と我らに求める見返りはなんだ? 

 

 内容によっては絶縁になることも視野に入れておけ」

 

「ご心配なく、その点に関してはバカしませんよ? 

 

 我らは山口多聞の空母艦‘飛龍’の修理修繕を求めている」

 

「飛龍を? 何を言っておる、そっちには空母が揃えているだろ? 

 

 ペガサスとグリフォンとドラゴンを乗せて航空隊を作っているではないか? 

 

 今更あの飛龍を…………。……そういうことか?」

 

「お察しの通り、あの中には()()()()()かたくさんある。

 

 中身のものは差し出しますが、飛龍そのものは我らにとっては宝の山。

 

 あれらの開発が成せば戦略が確実なものとなる」

 

「だが、あの多聞だ。

 

 そう簡単にはいかないぞ? 

 

 アイツはああ見えて意外と教育指導ができている。

 

 今ある空母艦だけでも十分だろ?」

 

「そうですね、あれだけの艦隊を鍛え上げた多聞先生の手腕は海運都市の名物です」

 

「なら、それは除外だな?」

 

「ですね? でもこれについては受け入れる……どうです?」

 

「なんだ?」

 

「実は、異変に巻き込まれたのはあの飛龍()()()()()()のです」

 

「……なんだと?」

 

「飛龍はここから離れた湾岸の岩礁に打ち上げられています。

 

 ところが、魚人探索隊の報せがありましてね? 

 

 そしてこれは多聞と元帥だけの極秘情報(トップシークレット)。そしてあなた方が一番に知るもの……」

 

「俺たちの知る……?」

 

「そうです、実は我らの領海の底に……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「戦艦‘大和’と‘長門’。

 

 今もそこに沈んだ状態になっているんです」

 

 

 

 盟主の言葉に石原莞爾たち戦時軍人組はその名を聞いて驚いた……。

 

 

 


 

 

 

????? 

 

 

 

 とある海航路にて。

 

 

 

「やれやれ……いつになったら着くの?」

 

「そうすぐには着きませんよ、あと数日といった所ですかね?」

 

「それで? 海運都市の方角は合っているの?」

 

「ええ、合っていますよ。コンパスと「方解石」を用いた方角計測器、それにこの()()()

 

 これで道を迷っては多聞に*2タルのカタパルトの刑にされますよ? 

 

 そのおかげで尻叩きや石正座の方が幸せと感じる人たちが続出しましてね?」

 

「ああ…………そうなのか……」

 

「……それで、あなたは何が目的なの? 

 

 私たちやこの船に乗せている人たちを集めて海運都市に行くの?」

 

「盟主様の命令でしてね? 

 

 漂流者や難民を支援する為にね?」

 

「ふうん? 奴隷とかにはしないの?」

 

「効率が悪い、そんなの足手纏いになるのと人道に背きます」

 

「アッサリと言うのね?」

 

「アッサリも何も、あなた方()()()()()()()はあの人たちの底知れなさを知らない……。いえ、むしろ()()()()()()()からなのと()()()()()()()()()()()()のと二つですね?」

 

「違うって……その岩崎弥太郎って人と()()()()()()()()のことでしょう? 

 

 一体誰なの?」

 

「正確には()()()

 

 私もその人の元で勉学をしました、人種問わずにね?」

 

「なんですって?」

 

「あの人だけじゃあありません。

 

 産業と教育を見れば、その意味がわかりますよ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*3「アン・ボニーとメアリー・リードさん?」

 

 

 

 そして、彼らが海運都市に到着したのは()()()3()()()だった……。

 

 

 

 

*1
龍馬伝参照

*2
風のタクトでリンクが魔獣島侵入にしたアレ。

*3
大航海時代で名を馳せた女海賊コンビ。

 

 当時空の異変で嵐に巻き込まれる

 

 その時二人はボロボロの船で当時の船長と仲間たちが行方不明となっていた。

 

 付近の無人の諸島で一時サバイバル生活をしていたところに海運都市の捜索船に拾われる。

 

 外見のイメージモデルは「宇宙海賊サラ」

 

 アン・ボニーは「サラ・スコーピオン」

 

 メアリー・リードは「シリア・フォン・ベルシュタイン」




次回
魔族と魔物の襲撃
陸地と海上の戦い
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