無双OROCHI 天地人   作:梟帥

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叢雲牙の持つことの意味。
それに重荷を感じた釤之助は、
鞘と今後のことを話をする。
そうこう話してる間に刀鍛冶の「刀々斎」と出会う・・・。


刀々斎と釤之助

宿屋

 

 鞘の話を聞いた俺は、今後のことを考えていた

 

 叢雲牙を他者に渡れば、殺戮兵器と化す。

 

 そうなっては責任重大、なれば己自身強くならないといけない

 

 その為に、自身の封印していた力を知る必要がある。

 

 だが、それには一つ大きな問題が……

 

 

 

「なあ、鞘? 一体どうやったら俺は強くなれるんだ?」

 

 

 

「そうは言うが、

 

 まずはこの世界の地理を知ることじゃ。

 

 そこからじゃの……」

 

 

 

「だな……

 

 まずはそこからだな……

 

 ……にしても、寂れてない?」

 

 

 

「ああ、恐らく

 

 お前さんが話した()()()()の影響じゃろうて……」

 

 

 

「アリシアもプリムも、あの空の異変を知っていたとはな……」

 

 

 

 時は遡り、この宿屋に入る前の話だ。

 

 この街に着いた時、人気がないことを気づいた俺はこの件を伝えたら、例の()()()()の件でこの有様らしい。

 

 それを聞いた俺はその空に巻き込まれたことを言ったら顔色が変わった。

 

 その後、二人は城に向かってきりだ。

 

 時間潰しに持ち物チェックをするも、叢雲牙とあの災厄によってぶっ壊れてしまった携帯しかなかった……。

 

 

 

(もしかして荷物はかごめさんに……!?)

 

 

 

「そういえば、お主は荷物はどうした?」

 

 

 

「たぶん、叢雲牙の時

 

 かごめさんに全部預けてたような……(汗)」

 

 

 

「ありゃりゃ……

 

 何か大切なものが入ってなかったか?」

 

 

 

「大したものはないけど……

 

 心配しても仕方がないか……

 

 そういえば、叢雲牙は?」

 

 

 

「ああ、大丈夫じゃ

 

 わしを納め直してからはなんとかなっとるわい、

 

 さて……お主はどうする?」

 

 

 

「何もしないわけにはいかないさ、

 

 なんとか腹も満たしたし、やっと休めれたし。

 

 散歩でも行こうか?」

 

 

 

「散歩のう……

 

 まあ、お主からしたら()()()()()()()()()を知る目的で散歩するのだろう?」

 

 

 

「そゆこと、叢雲牙は流石に持たないとね……」

 

 そう言い、宿屋の女将さんに散歩に行くと伝え、宿に出る。

 

 

 

七の砦

 

 ここはなんでも、()()()()の砦の一つで

 

 その盟主が治める「七の砦」と言う話だ。

 

 他にも「一〜六の砦」があるらしい

 

 曰く、砦にはアリシアやプリム等が率いているらしい

 

 一の砦にはアリシアが、二の砦はプリムがその砦の主らしい。

 

 砦の人たち曰く、中々の美人らしいとのこと。

 

 

 

「しっかしまぁ……これが砦とか……」

 

 

 

「ああ、砦の中には見たこともない街並みじゃ

 

 ここはまるで、城そのものではないか……」

 

 

 

「ああ、街の作りから見ると……

 

 まず、中世ヨーロッパから……ヴィクトリア時代より少し前か?」

 

 

 

「なっなんじゃ? ゔぃくとりあ……

 

 まあ、それは置いといてだな……

 

 良いかの? 釤之助よ?」

 

 

 

「ん? なんだい?」

 

 

 

「お主の事じゃ

 

()()()()()()()()()()と言う話じゃ、

 

 暮らしていたのなら()()()()()()()()のはともかく……、

 

 お主の身体から()()()()()()のはどういうことじゃ?」

 

 

 

「ああっ……それは……」

 

 

 

 近くにベンチを見かけ、腰をかける釤之助

 

 そして釤之助は自身のことを語った……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺が赤ん坊の時、()()でポツンといてな……。
「ほへっ!?」

 

 その時、大鬼に拾われてな……。

 

「なんと、妖怪は現代(いま)もいたと言うのか!?」

 

 ああ、普通食われるのが目に見える光景だけど…………

 

 大鬼は、どういうわけか沖縄……鞘的に言えば「琉球王国」かな? 

「ああ……名前くらいは聞いたことあるが……」

 

 そこに、()()()()()()()()()()()があったんだ。

 

「ほお……それは初耳じゃわい

 

 つまり、お前さんはそこの妖怪達と?」

 

 まあな、そこはいわば「寺子屋」みたいなところでな? 

 

 子供の妖怪や半妖がいて、賑やかなところでな……。

 

「ほお……」

 

 そこのまとめ役は大鬼と「乳の親(ちーのうや)」って言ってな? 俺はそのお二人の子として過ごしていたんだ。

 

「ん? 乳の親? それって……」

 

 ああ、沖縄の妖怪……と言うか妖怪達の間では「沖縄の母」で名を知れている。

 

「ああ! 別嬪妖怪で有名な!?」

 

 そう、実を言うと赤ん坊でも、()()()()()()だったんよ? 

 

「…………は?」

 

 乳の親……まあ、義母にあたるけど

 

()()()()()よ、うん。

 

「はあ! それまた良く育つわい、

 

 通りでお主から()()()()()()()()のはそういうことじゃったのか!!」

 

 ん? なんのことだ? 

 

「乳の親は、童墓や水面が鏡のように綺麗なところに現れる妖怪じゃ。

 

 言い伝えでは、死んだ赤子を供養する為に現れ、お主のようにまだ生きている子を"あの世"を引き摺り込むと言われているのじゃ。

 

 じゃが、お主の話は妖怪の子や半妖の子達を育てる為にしているようじゃの?」

 

 ああ、もの心をついた時にここは何なのかを話したんだ

 

 なんでも、今の社会に溶け込むように暮らせるように

 

 組織の跡を継ぐ為に設けたって話なんだ。

 

「ほお……時代が変わっても、妖怪達も一生懸命にくらしているのじゃな、世の中は不思議なことがあるものじゃなあ」

 

 まあ、これ以上の不思議なんてないけどね? 

 

「じゃな……

 

 それはともかく、お主と話してわかったことがある」

 

 なにが? 

 

「お前さんの身体から妖気を感じることじゃ

 

 恐らく、()()()()()()()()()()ときに妖力を身に付いたのじゃろう?」

 

 えっ? それどゆこと? 

 

「お前さん、まだ乳飲み子のときに()()()()()()()()()のじゃろう? 

 

 その時、()()()()()()()()()()()()()のじゃろう? 

 

 それが原因で()()()()()()()()()()()()()()()()()のじゃ」

 

 へぇ〜。

 

(はぁ、先が思いやられるわい……

 

 しかし、こやつ自身()()()()()()()()()()()()()()()()()とは……。

 

 これに関しては当分先の話になりそうじゃのう……)

 

 

 

 自身語りを終え、散歩を再開する。

 

 町一帯を歩き回り、釤之助と鞘は()()()()()に違和感を感じた。

 

 

 

(……鞘

 

 気づいているか?)

 

 

 

(お主もか? 

 

 町の人たちの目線が()()()()()()()()()()()()……)

 

 

 

 皆目検討はつく、()()()()()()()()だということだ……。

 

 まあ、確かに不審がられるのは仕方のないことだ…………、

 

 見たこともない人間と聞いたこともない話やら、色々と起こったからなぁ……。

 

 空の異変が原因で、その不安と恐怖心が煽られている……

 

 それは俺や他の人たちも同じだ、でも怯えては何もすることもやることもできない…………。

 

 子供の頃からの性分か、悪癖か……、俺はそういう状況下で棒立ちは嫌いだ。

 

 右も左も分からないこの世界で、アリシア達と会えたのは運がよかったほうだ。

 

 だが、俺には抱えている問題がある……

 

「叢雲牙」だ、こいつを持っている身としては責任がでかい。

 

 もし誰かに渡ってしまったら()()()()()()()()()()()……、

 

 こいつを抑えられるほどの強力な力の持ち主ならまだしも……

 

 これに支配されてしまえば最後だ、誰にも止められない。

 

 

 

(はあ、なんか嫌気を感じるなぁ……

 

 辺り一面歩き回ったから帰ろうか?)

 

 

 

 散歩にきりを付けて宿屋に帰ろうとしたその時。

 

 

 

「お〜い、そこの若いの!」

 

 

 

「ん?」

 

 

 

 どこからともなく、老人の声がした……。

 

 

 

「おや? この声は……?」

 

 

 

「あっ? 鞘、知ってんのか?」

 

 

 

 鞘の知り合いか? と思った瞬間……

 

 突如、目の前に雲を纏った牛の妖怪をまたがった老人が現れた。

 

 

 

「よう、あんたの持ってるの叢雲牙か?」

 

 

 

「えっ……? 

 

 だっ誰?」

 

 

 

「おおっ!! 

 

 刀々斎ではないか!?」

 

 

 

「おお、鞘! 

 

 やはりお主であったか!!」

 

 

 

「…………えっ? 

 

 知り合いなの?」

 

 

 

 刀々斎という妖怪は、なんでも刀鍛冶を生業としている妖怪だ。

 

 ここで話すのもなんだし、宿屋に誘ってことの巻末を話した……。

 

 宿屋の一角、机の上に叢雲牙を置いて事の詳細を話をして、

 

 自身の力のことを打ち明けた……。

 

 

 

「なるほどのう、それは災難じゃったのう……」

 

「まあな、でもなんとか抑えたのは幸いだよ

 

 …………今のところはな」

 

「ふぅむ……しかし、お前さん人間でありながら妖気妖力の類の力を持ってあるとはな……」

 

 

 

「刀々斎、実はそのことで話があるのじゃ」

 

 

 

「ああ、安倍釤之助じゃったの? 

 

 ……お前さんに宿る妖力のことじゃが…………」

 

「うん……」

 

 

 

「はっきり言って

 

 強力な妖力を勿体無いと言わんばかりに無駄が多い!!」

 

 

 

「…………は!?」

 

 

 

「確かに叢雲牙を抑えるにはそれなりの力を要する、

 

 しかし、その為に使うのはわかる……

 

 じゃが、それのせいで()()()()()()()が半端ないのじゃ」

 

「あっ…………」

 

 

 

 釤之助は、叢雲牙を抑えるために()()()()()()()()した事を思い出す。

 

 

 

「その時、お前さんの身体は莫大な疲労感と声も上げられない激痛を伴ったじゃろ? 普通の人間は急死してもおかしくもなく、妖怪からしたら消滅絶命してもおかしくない……、しかしそんな状態から生きていたのが奇跡じゃ……」

 

「はあ…………」

 

「しかし、そんな中()()()()()()()()()()によってことなきことを得た…………」

 

「ああっ、あの時犬夜叉とかごめさんと一緒にいたから……

 

 でも、あの後パッとしないうちにいなくなったんだ。

 

 まるで神隠しのようにね……」

 

 

 

「ああ、その大男は()()()()()()()()()()()()のじゃ」

 

 

 

「何?」

 

「ん? そうなのか?」

 

 

 

「ああ、それだけじゃない

 

 大男は()()()()()()()()()()()()の? 

 

 その上、()()()()()()()に関して博識じゃったのじゃ」

 

 

 

「うむ……しかしその大男は空の異変の時に行方不明になってしまった……、じゃがこの件はしばらくわしが預かろう。

 

 今は、釤之助の力が最優先じゃ」

 

「……俺の力?」

 

「そうじゃ、鞘の話によると

 

 幾多の妖怪たちに育てられたのじゃろ? 

 

 その経緯で、知らず知らずに積み重ねられた妖力を使えるようになれば、叢雲牙の抑える負担は克服し、自身の強力な戦闘能力が手に入れる。

 

 今のお前さんはその力を無駄にしているから反動がでかいのじゃ」

 

「はい……」

 

 

 

 そうして、話は一見まとまったように見えるのだろうが、刀々斎は外に出て、妖牛にまたがった。

 

 

 

「よし、ちょっと場を用意するから待っておくれよ?」

 

「えっ? どこ行くの?」

 

「なに、今わしにできることをしようと思ってな? 

 

 しばらく時間がかかるから、できたらその時話そう。

 

 鞘よ、釤之助と叢雲牙のことを頼んだぞ〜!」

 

 

 

「あぁ、わかったよ」

 

 

 

「刀屋の爺さんよ!!」

 

「ん? なんじゃ?」

 

「犬夜叉とかごめさんに会えたら「俺は大丈夫」って伝えてくれよ?」

 

「あぁ、わかったよ

 

 会えたらお前さんのことを言っておくからなあ〜」

 

 そう言い、空を飛んでいった……。

 

「しっかしまぁ……すげぇ爺さんだな

 

 鉄砕牙と天生牙を作ったんだって?」

 

 

 

「そうじゃ、その二つの刀はお館様の牙を用いて作ったのじゃ」

 

 

 

「へえ、今度叢雲牙の代わりの剣を作るよう言っておけばよかったかな……?」

 

 

 

「そうは言うが、刀々斎はお前さんの潜在能力を高く買っておる、しばらくは付き合わざるを得ないじゃろうて?」

 

 

 

「…………はぁ、わかったよ」

 

 

 

 複雑な感情を抱いた釤之助は、今後の課題を立てた。

 

 

 

自身の強力な妖力を使いこなせるようにすること。

 

 

 

 これを極めれば叢雲牙を使いこなせれるって話だ。

 

 ちなみに、刀々斎と鞘曰く「天生牙と叢雲牙と鉄砕牙を揃えたら一人で天下統一が成せれる」らしい。

 

 確かにそれらを持てば、鉄砲よりもその三つが欲しくなる人が出るだろうな……。

 

「さて、今日は昼にしようか……

 

 色々とあったからなぁ……」

 

 

 

「まあの、この間といい

 

 この町に着いたばっかりじゃ。

 

 それからじゃ、やるべきことは」

 

 

 

「だな、……ん?」

 

 

 

「ん? どうした?」

 

 

 

「なあ、あれなんだ?」

 

 

 

 釤之助が指した先に、()()が来た……。

 

 

 

「…………ん? 

 

 あれって、アリシア達?」

 

 

 

 馬車から降りてきたのはアリシアだった。

 

 アリシアは釤之助が泊まっている宿屋に着き、宿屋に入る。

 

 

 

「釤之助はいるか!!」

 

 

 

 釤之助は、何事なのか? 

 

 そう思い、部屋を出て、アリシアに会う

 

 

 

「どうした……? そんな急に声を上げて?」

 

 

 

 釤之助を見つけたアリシアは、彼にこう言った。

 

 

 

「釤之助、あなたをお連れするように言われてきたのだ」

 

「…………えっ?」

 

「我らが盟主、「セレスティン様」が、あなたにお会いしたいと……」

 

 

 

………………

 

「はあっ!?」「なんじゃとっ!?」

 

 

 

 突然、同盟軍の盟主が釤之助に会いたいと言われ、驚いたのである。

 

 それは「鞘」も同時に驚いて声を上げた…………。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あれ、わし()()()()()()()()()()()()()()ような……?」

 

 刀々斎は()()()()()()()()()()しまったことによって

 

 釤之助は後々大変なことになることになったのであった……

 

「まあええか…………」

 

 その後、犬夜叉達と再会し、釤之助のことを伝えた……。

 

 そして、この後()()()()()()()()()()()()()()()()()大いに慌てていたと言う……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

?????? 

 

 戦場

 

「この程度か、貴様らは?」

 

 殺生丸は、()()()()()()と戦っていた……。

 

「ぐっ…………こんな…………」

 

 瀕死になっていた男の名は「ヴォルト」。

 

 彼を中心に率いる「黒犬傭兵団」の団長である。

 

 彼らは、「黒の城」の軍と戦争している最中

 

 殺生丸はたまたま近くに戦場(ここ)を通りかかったら急に両軍の兵に襲われ、両軍共に返り討ちにしていた。

 

 現在、殺生丸はすこぶる機嫌が悪く、傭兵団と魔軍両方をボコボコにしていた……。

 

 魔軍の兵は殺生丸の妖気と覇気と殺気に恐れ、散り散りに逃げていた、しかし殺生丸の奥義「蒼龍破」によって壊滅。

 

 同時にその攻撃に巻き込まれた傭兵団は、哀れにも半壊していた。

 

 それに怒ったヴォルトは殺生丸を討ち倒さんとまとめ直した。

 

 結果、ヴォルト達は惨敗、今に至る。

 

「貴様らは「史上最強」と謳われた軍団にも関わらず、この様か……」

 

 殺生丸は「闘鬼神」を片手に、傭兵団を殲滅していた……。

 

「この……化け物がぁ……!!」

 

「つまらん……」

 

「がはっ!!」

 

 殺生丸は、闘鬼神をヴォルトに突き刺し、トドメを刺した。

 

 一方、りんは邪見と一緒避難していた。

 

 急な襲撃から振り切って、今「阿吽(あうん)」にまたがって空に逃げていた。

 

 

 

(愚かな人間どもめ……! いくら熟練の戦人でも、殺生丸様に戦を仕掛けてくるとは……!!)

 

 

 

 邪見は、上空から戦場を見渡していた。

 

 そして部下達にこの世界の情報を集めさせていた、

 

「竜騎兵」と「獣騎兵」と言う隊を作り、それらを統括していた。

 

 元々頭領の妖怪格の邪見は、それらの手腕は優れていたのだ。

 

 

 

「邪見のカシラ!!」

 

「おおっ! 戻ってきたか!」  

 

 

 

 邪見の配下の一人、現在は「竜騎兵」の隊長を務めている。

 

 主に、槍や弓等を使い、空中での戦いや弓の射撃を得意とする。

 

 

 

「それで、何か分かったか?」

 

「はい、集めた情報(はなし)によりますと……」

 

 

 

 集めた情報によると、空の異変によって「世界が混ざってしまった」ことと、今いる場所は「セレヌス大陸」と言うことであった……、

 

 そして、この世界にはエルフやドワーフやハーフリング等の「亜人族」がいることを……。

 

 

 

「ふむ…………それで、他に何か?」

 

 

 

 セレヌス大陸は、かつて「チンギス・ハーン」が築いた帝国以上の巨大な大陸で、日本列島が小さく見えるほどである。

 

 

 

 そして、その大陸全土に「見たこともない建造物」を見かけ、そして崩壊していて今や「怪物や妖怪達の住処」と化していた。

 

 

 

「そうか、わかった…………。

 

 では各隊に今後とも任務を続けるように伝えよ!」

 

「はっ!!」

 

 

 

 竜騎兵隊長は部下の元に戻り、宙をかける。

 

 

 

「邪見さまってすごいんだね……」

 

「なに、武蔵野州の頭領をやっていたんだ、伊達に殺生丸様の第一家臣は名ばかりではない!」

 

 

 

 安全確認を済ませ、地上に降り立つ。

 

 

 

「おーい! 邪見の旦那っ!!」

 

「おおっ! 無事であったか!!」

 

「あったりまえでい! 

 

 しっかし、流石は殺生丸様だ……邪見の旦那がついて行きたくなるのもよくわかるぜ……!!」

 

 

 

 獣騎兵の隊長、彼は当時邪見が頭領の時代に支えていた古参の一人、

 

 彼は男気溢れる妖怪だが、智勇に優れている一面がある。

 

 突然の両軍の襲撃に驚くものの、戦いに対処していた。

 

 魔軍傭兵団相手にゲリラや奇襲で持ち堪えていた、しかし……当の殺生丸は不機嫌であったため、戦は殺生丸一人でカタを付けたのである……。

 

 

 

「邪見の旦那、ウチの部下全員幸い無事だったけど、あの蒼龍破って大技に巻き込まれていたら俺たち全員御陀仏だよ……」

 

「じゃか、お前達はこうして生き残っておる! 

 

 お前達の働きは、いつか殺生丸様の天下統一に繋がるのだっ!!」

 

 

 

 胸張って高笑いしているその姿に呆れかけてるりんと獣騎兵隊長であった……。

 

 

 

「邪見さま……」

 

「むっ? なんじゃ、りん?」

 

「殺生丸さま、どこかに行きますよ?」

 

「…………ほげっ!? 

 

 殺生丸様っ!! お待ちを!!!!!」

 

 

 

 慌てて走りかける邪見の姿を見た二人は、呆れつつも微笑んでた。

 

 

 

「あっ、邪見さま! 

 

 ……そうだ、おじさん達はこれからどうするの?」

 

「ん? 俺たちは仲間を集めてここを離れるさ、その間に俺たちは竜騎兵組とは別々に力を蓄えるさ、向こうは頭のキレがいい奴らが仕切ってるからな、俺達は獣騎兵と竜騎兵の若い奴を鍛えるように言われな?」

 

「へえ、そうなんだ……それじゃあ頑張ってね?」

 

「ああ、お前さんもな……

 

 それと、早くここから離れた方がいい……」

 

「えっ? どうして……?」

 

「聞けば、竜騎兵の兄弟の話によると()()()()()()()()らしいって話だ」

 

「えっ……!?」

 

「聞けば、あそこは「黒の城」と言ってな? 

 

 あそこに住まうは「黒の女王」と言われた「ダークエルフ」の女が構えている話だ、元々はこの「黒犬傭兵団」があれを攻略するはずだったんだ…………」

 

「……!」

 

「そっ、殺生丸様が一人で魔軍と傭兵団をぶっ潰しちゃったのさ、

 

 そうなったら()()()()()()()()()()()()()()()()

 

 この両方の軍隊に()()()()()()()()()()()んだよ……」

 

「それって、つまり……」

 

「ああ、つまり殺生丸様は……

 

 この世界で()()()()()()()()()()()()()()のさ……」

 

「!!」

 

「まあ、心配すんなよ? 

 

 仮に殺生丸様を圧倒するような奴なんてそうそういないから安心しな? 

 

 じゃあな、道中お気をつけて!!」

 

 

 

 そう言い、獣騎兵隊長はそそくさに戦場を後にする。

 

 りんは、阿吽に乗って殺生丸達の後を追う……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

黒の城・バルコニー

 

「あれは……一体!?」

 

 この時、殺生丸は知らなかった

 

 殺生丸の戦いぶりを見た女王は驚愕していた

 

 屈強なる魔軍と最強の傭兵団が、

 

 たった一人の()()()()()()によって壊滅されたのを……!! 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(この匂い……この感じ……

 

 間違いない……!!!)

 

 刻一刻と、刻一刻と近づいてきた……

 

 殺生丸と釤之助の戦いが始まろうとしていた……!!!!! 

 

 

 

 




黒獣の話は、まだ「黒の女王」と言う異名のダークエルフと戦争中である。
戦争中に殺生丸様は両軍皆殺しにしちゃったよ、テヘッ!(^∇^)
女王様、びっくり!!
次回、殺生丸対釤之助
叢雲牙が暴れて、犬夜叉達がやってきた!!
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