オリ主が死んで周りが曇る話【新章開幕】   作:D.D.D_Official

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拙いですがよろしくお願いします


モンド&璃月編
自己紹介、蛍の後悔


やあ。

 

早速だが僕は異世界転生者だ。

名前はロイ・マギア。

気がついたら原神の世界にいた。しかも神の目付きでね。いやあ、一時は焦ったけど何とか順応してモンドで代理団長補佐という立場を得たんだ。

 

さて。そんな僕だが一つ好きな事がある。

 

 

それは曇らせだ。そう、曇らせ。

キャラクターの顔が悲痛に歪む様が僕は堪らなく好きなんだ。

 

異常であるという事は理解しているし、それも他人に押し付けるモノでもないという事は百も承知だ。

だが、僕の愛は抑えられなかった。

 

 

僕の神の目は水元素。そして能力は水膜レンズによる光の屈折、及び増幅だ。

 

騎士団のみんなには光の増幅の力しか教えてないけどね。

さて、この力で何をするかというと、ずばり

 

死んだふり、だ。

 

この世界では神の目持ちの人間は大抵の場合死ぬと光の粒子となって消えていく。

それを利用して、僕の死を偽装してみんなの反応が見たい!

幸いモンドや璃月のネームドキャラとは交流を持ってたんだ。思う存分楽しむぞ!さーて、ドッキリ開始だ!

 

◆◆◆◆◆

 

(蛍視点)

 

「降星ッ!」

 

掛け声と共にわたしのスキルがファデュイ先遣隊を吹き飛ばす。これで最後の一人だ。

 

「ふぅ…ファデュイもしつこいなぁ…」

 

今から思えば、わたしの油断が全て悪かったのだろう。わたしは戦闘が終わったと思い、仲間の元へ向かっていく。

 

すると突然、ロイがわたしの方に走ってきた。

なんだろう、と思い手を振る

 

「蛍ッ!後ろだっ!逃げろおおおおお!!!」

 

「…えっ?」

 

後ろを見ると、地面に埋まっていた遺跡ハンターがわたしめがけて攻撃を仕掛けてきていた。

まずい、このままだと殺されると思ったわたしは思わず目を瞑ってしまった。

 

「どけえっ!」

 

強い衝撃と共に生暖かい液体がわたしに降りかかる。

 

これは なんだ…

わたしはなにを あかい あたたかい

 

目の前には 血まみれの ロイ が

 

「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!???????」

 

「蛍っ!」「旅人!」

 

あと二人の仲間も駆けつけてくる。

 

「ッ!これは…止血を!だめだ、血が、血が止まらない…!」

 

「死んじゃだめよっ!ロイ!だめっ!息をしなさいっ!ロイ!」

 

ベネットとエウルアが必死にロイに呼びかけている。

 

「あ…あぁ…!ロイ…ごめんなさい…ごめんなさい…!」

 

わたしの口から漏れ出してくるのは意味もない謝罪のみ。

するとロイが咳をして、どこか遠くの方を見ながら虚空に手を伸ばして

 

「ああ…皆…そこに…いるのか…?」

 

まだ、まだ生きている。

 

「ロイっ!ここにいるよっ!皆、ここにいるよ!」

 

だが、返ってくる言葉はわたし達に向けられたモノではなく。

 

「アーガス…マックス……ゲホッ!随分と…またせた……」

 

それを聞いてエウルアの顔が更に青白くなる。

 

「アーガス、マックスって…まさか、ロイっ!そっちに行ってはダメよ!お願い、戻ってきて!逝っちゃダメええっ!」

 

「いま…そっちに…ああでも、後輩達が…」

 

ロイは死に瀕していても、騎士団の後輩の事を気にかけてくれているようだ。

 

「ロイっ…!お願いよぉっ…!」

 

エウルアが慟哭しながら懇願する。わたしは泣きながらそれを見ているしか出来ない。

 

「あぁ…エウルア…喧嘩は…いけま…せん…よ…」

 

「ええっ…ええ!もうしないと誓うわ!だから…逝かないで…」

 

ロイは苦しそうにしながら刻一刻と死を待つばかりだ。そんな時、ベネットが提案してきた。

 

「ロイは苦しそうだ。なぁ、もう楽にさせてやらないか?」

 

わたしには、それがどうしても許せなくて。それがロイの為だと言うのは百も承知なのにわたしはロイに死んでほしくなくて。ベネットに食いかかってしまった。

 

「ベネット!ふざけないで!ロイは、ロイはまだ…!」

 

「…っ!このままロイが苦しんでいるのを俺に見てろって言うのかよ!いいか、ロイはお前を庇って死ぬんだ!だがそれは栄誉ある事だ!それに、冒険者や騎士をやっている以上はいつでもあり得た未来だ!それが早いか遅いかの違いだろ!?」

 

「ッ!」

 

ベネットの剣幕に押されてしまう。

 

「俺は、このまま誇り高い騎士が苦しみの中死んでいく事を認められない。お前がやりたくないなら、俺が介錯する」

 

「それはダメよ!」

 

エウルアが叫んだ。

 

「私がやるわ。いい?ベネット。貴方は冒険者。私は罪人。どっちがやった方がいいか明白でしょ?」

 

そういうとエウルアは大剣を掲げそのまま…

 

振り下ろした。

 

 

 

 

 

わたしは どうすれば良かったのだろう。

 

どうか、わたしの罪が許されぬように。

 

決してこの痛みを忘れはしない。

 

◆◆◆◆

 

(ロイ視点)

 

うっひょ〜!

 

堪んねえなぁ!美少女や美少年の顔が歪む様はよぉ!

 

因みに彼らが僕だと思っているのは僕が錬金術で作った肉人形だ。僕の元素スキルで幻覚を見せている。

 

いやぁ、いい叫びでした。あとは肉人形を光の粒子にして…よし!工事完了です…

 

さぁて、まさかエウルアが介錯するとはね。

彼女の性格上しないモノだと思ってたんだけどね。

ま、珍しいものが見れたし満足だな!

 

あとは、僕死亡の報せを聞いた皆の反応を見よう!

 

ふへへ、楽しみで仕方ないなぁ!!




原神ファンの皆様ごめんなさい

評価、感想よろしくお願いします!

オリキャラ追加しても良いですか?

  • いいよ!幸せにするならね!
  • いいよ!曇らせるならね!
  • ダメだよ!今のままがいいな!
  • ダメだよ!すぐ死ぬならいいよ!
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