オリ主が死んで周りが曇る話【新章開幕】   作:D.D.D_Official

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哲平ファンの皆様、ご注意下さい。
バージョン2.5のガチャ楽しみですね。私は八重神子ちゃんが好きです。


原作で死ぬモブまで救済する必要ある?

 

よし。これで邪魔な奴は死んだな。

あとは【完璧変装】を使って魔妓阿の姿に戻って蛍に合流するだけだ。天逆鉾は失くしたけど、もう使う用途は無いから別に良いや。

 

さぁ、とっとと変装して野盗をしばかなくちゃな!

 

「待つのじゃ…この、外道…!」

 

ん?あぁ、まだそんな元気があったんだ。八重神子。

 

「クク…貴様が妾を殺しきれなかったのが運の尽きじゃな!天逆鉾は一対で一振りの剣!これを使えば…!」

 

あぁ、それね。それ何か弱そうに感じたから奪ってなかったんだよね。まぁ、もう八重神子の出番って特訓以外無いから殺しても良いか。

 

「あのな、八重神子。僕は殺せなかったんじゃ無い、殺さなかったんだ。それに、今お前がその秘密兵器を持ってきてくれたお陰で完璧にその存在理由が失われた。というわけで、死ねっ☆」

 

極太水圧レーザーで存在ごと消し飛ばしてやると、何も言い残す間もなく完全に気配が消滅した。

 

あーあ、可哀想に。もう少し無能であれば永く生きられたのにね。

 

ささ、【完璧変装】!待っててね、蛍!

 

 

◆◆◆◆◆

 

(哲平視点)

 

魔妓阿さんは、一目見た時からとても綺麗な人だった。僕はその時ニシン三番隊のメンバーだったから、魔妓阿さんとは直接の関係は無かったけど、それでも憧れだった。

 

相棒を見つけた時には、僕はチャンスだと思った。この人を抵抗軍の仲間にすれば、僕も偉くなって魔妓阿さんとお友達になれる。そう、信じてたんだ。

 

でも、現実はそうではなくて相棒が一人昇進し僕は更に惨めな気持ちになった。

 

僕が弱いから。弱いから頼られないし魔妓阿さんにも振り向いて貰えない。何とか出来ないかずっと考えていた。

 

その時だった。"協力者"を名乗る奴が僕の前に現れたのは。"協力者"は秘密兵器を僕にくれた。

 

そしてその後、僕は相棒の隣に立って功績を上げ続けた。全ては、魔妓阿さんに認めてもらう為に。

 

 

ある時からだった。僕が普段疲れないような行動で疲れるようになったのは。相棒は心配してくれたけど、魔妓阿さんには絶対言えなかった。

 

あの人は心優しい方だ。だから、余計な事を言って心配かけさせてはいけない。

 

ニシン三番隊の隊長になった時から僕はもう、前を見る事すら難しくなっていた。

 

日々衰えていく様を誰かに見られたくなくて、藤兜砦で休んでいた時、とうとう相棒にバレた。

 

「哲平…これは、誰から貰ったの…?」

 

「"協力者"から…貰ったんだ。多分、ファデュイ…なのかな。こんな風に代償を払わせるなんて…いや、そっか……欲張りな、僕には、これで…良いのかもしれないね…」

 

「哲平、ダメ。寝ないで」

 

「あぁ、大丈夫…少し眠れば、すぐ…治るさ…」

 

そうして気絶するように眠った僕だが、光を見た。

ふと目を開けると、そこは白亜の宮殿だった。

目の前に、黄金と形容すべき美しい女が立って僕をみる。

 

「ふむ、お主…生命力を邪法によって削ったな?」

 

「誰です?僕はニシン三番隊隊長、哲平です」

 

「む?そうか、では自己紹介をしてやろう」

 

そう言うと、彼女は薄紅色の唇を微笑ませながら

 

「ワタシはお前たちが”世界”と呼ぶ存在 

あるいは”宇宙” あるいは”神” あるいは”心理”

あるいは”全” あるいは”一”

そして ワシは”世界”じゃ

ようこそ 哀れな道化師よ。」

 

その言葉で理解した。いや、そのほんの一端を垣間見ただけなのだろう。だけど僕は、その人の事をすっかり信じてしまっていた。

 

「そう、ですか。神様…なんですね。その、神様なら僕の思いを叶えて貰えますか?」

 

「ふむ、何じゃ?言ってみよ」

 

「僕、実は好きな人がいて…生き返らせて欲しいんです!」

 

すると、神様の目がキラリと光りニヤリと笑われる。

 

「ほう!良いぞ!ワタシは恋愛とかそういうの見るの好きなんじゃよ!……あー、でもな。お主、死んでおるから誓約付き出なければ生き返れん。すまんの」

 

「いえ!誓約が何だって言うんですか!僕は本気です!どうか何卒!彼女と結ばれる為なら魂だって差し出せます!」

 

「ほほう?ならばその通りにしてやろう。ま、精々ワタシを楽しませてくれよ!」

 

 

神様はそう言うと、僕を現世に送り返した。

 

目を開けると、目の前には魔妓阿さんが居た。

 

「ぁ……まぎ、あ…さん!ぼ、僕…あなたの事が…」

 

何とか回らない口を動かして思いを伝えようとする。

 

 

「無様だな、コイツ…」

 

 

え?嘘だ。嘘だ。嘘だ。

 

魔妓阿さんがそんな事を言うはずがない。

僕は必死に努力してきた、魔妓阿さんに認められようと死ぬ思いで頑張ってきたのだから!そのような事が許されるはずが無いんだ!

 

僕は何の為に、誰のせいで!

 

「ぅ……うぅ…あぁ…!」

 

魔妓阿さんの首を絞める。決して叶う事が無いのなら、せめて僕の手によって…!

 

「魔妓阿様ッ!このっ!離れろ不審者!」

 

脇腹を蹴られる。だが、それが何だと言うんだ。魔妓阿さんを殺して僕も死ぬ。

 

それが僕にとっても魔妓阿さんにとっても幸せな筈なんだ!きっとそうに違いないんだ!

 

僕は…!僕は…!

 

 

「…ぇ、うそ……哲平…?なんで…」

 

「哲平!どうしちゃったんだよ!お前はそんな事する奴じゃないだろ!?」

 

うるさい…静かに…今、魔妓阿と一つになろうと…

 

「魔妓阿殿!?くそッ!血迷ったか哲平!」

 

あれ、何でみんな、武器を

 

 

あっ

 

 

◆◆◆◆◆

 

(ロイ視点)

 

なんか凄え形相で首絞められてるんだけど?

まぁ、気道絞められたぐらいで僕は死なないのだけれど。というか、それで死んだら凄えわ逆に。

 

あー、本当に…無様だなぁ…!惚れた女に蔑まれて絶望する…最高だよ、哲平。

全体的にパッとしない奴だったけど、ここまで面白いとはね。徒花が咲いた瞬間だ、感動モノだよ本当に。

 

あっ、首落とされた。可哀想…

 

 

ッ!?何だこの力の波動は…哲平の死体から抜け出ていく…この気配、さては神様かな?

 

おお!神様、あなたは私にこのような甘美な祝福をお与えになられたのですね!ありがとう!

 

青褪めた顔で起き上がって周りを見渡すと、僕のお陰で神の目を得られた子と蛍が心配そうに見ている。

 

パイモン、君が少し落胆したのはわかってるんだよ?

 

まぁ良いや。取り敢えず、全部ファデュイのせいにしちゃお♡

 

「……これは。皆さん、これを…」

 

そう言って僕は邪眼を取り出す。

 

「魔妓阿、これは…?」

 

「これは恐らく…邪眼、でしょうか。ファデュイが製造していると言う兵器です。きっと哲平はコレに操られて…」

 

お、蛍の顔色が変わったね。動揺した顔から悲壮な決意に満ちた顔になった。ご馳走様です。

 

「蛍さん…私にも手伝わせてください。このような仕打ちをした者を…許せはしません!珊瑚宮様やゴロー様からの連絡が途絶えている今、私達が船頭に立ち協力する他はありません!」

 

「うん、魔妓阿…やろう。哲平の仇を討つんだ」

 

「えぇ、当然ですわ。皆の衆!藤兜砦の防備を最大に!ここで幕府軍に敗北しては我ら抵抗軍の名折れです!奮起せよ!」

 

「「「ウオオオオオオオッ!」」」

 

人心掌握も完了したね。さぁ、散兵を片付けに行こうか!




Q.なんでこんな事する必要があるんですか?
A.より良い曇らせの為

Q.心海死なせないで下さい
A.まだ投票は確定してません。私にはどちらでも良い(某異星の神並感)

珊瑚宮心海は死ぬ?

  • キュートな心海は天才的な頭脳で生き延びる
  • ゴローが来て助けてくれる
  • 死ぬ。現実は非情である。
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