オリ主が死んで周りが曇る話【新章開幕】   作:D.D.D_Official

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早柚ファンの皆様ごめんなさい。



ロリを虐めてはならない(戒め)

 

今日は九条家に侵入して汚職を摘発しようと思う。

と言っても、これは元からそうなる流れだから僕はこれといってする事はないんだよね。元々は宵宮の花火が無いとダメだったけど、僕は璃月の爆竹の作り方を知ってる。

 

だから宵宮はあんまり必要無かったんだね。次見かけた時は…といっても、もう野垂れ死んでそうだけど。まぁ万が一見かけた時は監禁でもして少しずつ"削って"いくとしよう。

 

やったね、深沙ちゃん!お肉がふえるよ!

 

おいやめろ。という幻聴が聞こえた所で、蛍の準備が整ったらしい。さぁ、出発しよう。

 

 

爆竹のセッティングは深沙や神里綾華の部下にやらせた。やり方については僕がみっちり教えたから失敗はあり得ない。

 

おっ、遠くで花火の音が聞こえる。これは上手くいったかな?

 

暫くして、蛍が文書をもって帰ってきた。

あとはコレを早柚に渡すだけだ。と言っても僕は早柚と出会った事無いから神里綾華に呼んでもらうしかないんだけどね。

 

それに、僕が早柚と会えない理由はもう一つある。忍者である早柚は、恐らく人の害意や悪意に敏感だろう。だから、僕のような人間の本性なんて見抜いてしまうだろう。そうなれば始末するしか無くなってしまう。

 

まぁ僕的にはロリは曇らせたいから生かしておきたいのが本音なんだけどね。眠るのが大好きな早柚が眠るのを怖がるようにしてやろう。あぁ、楽しみだ。

 

早柚は恐らくもう木漏茶屋にいる。僕が居るから出るに出れないのだろう。それじゃ、僕はここでお暇するかな。久々に深沙と団子でも食いに行こう。

 

 

◆◆◆◆◆

 

(早柚視点)

 

 

拙から見て、その女は底知れぬ悪意を内に秘めた怪物だった。嗚呼流の技の中には表情や声音から感情を読む術がある。

 

そいつは、表面では綺麗で高潔に見えたが拙の本能が奴は悪魔だと叫んでいた。恐ろしかった。拙が本気で何かを恐れたのは、多分コレが最初だ。

 

恐らくだが、奴めを排除せぬ限りは拙の安眠は無い。神里家のお嬢様に奴の危険性を伝えようとしたが、全員が全員奴が正義の徒であると信じきっている。

 

おかしい。何故わからない?

 

奴から感じないのか?あの目の奥にある人を人とも思わぬような底知れぬナニカを。

 

 

 

拙が神里家のお嬢様からの任務を完了させて街を見渡していると、奴が路地裏に入っていくのが見えた。

 

好機。今ならバレずに奴を始末出来る。幸い、奴からは人並み程度の力しか感じない。勝てる。そう思い拙は背後から忍び寄り大剣で斬り裂く。

 

勝った。これで…

 

「来てくれると思っていたよ、早柚。僕は君を待ってたんだ」

 

何?今、斬ったのは…偽物?

 

「仙術でね、他人の思考をある程度コントロールするものがあるんだ。そこに倒れてる男に『路地裏に行かねば』という意識を植え付け利用した。全ては君を誘い出す為にね」

 

まずいまずいまずいまずい。背後を取られている。逃げねば、逃げねばならぬ。

 

拙はそこから脱兎の如く逃げ出す。幸い、拙は早い。故に捕まることは…

 

「水牢」

 

なっ!?う、動けぬ…!

 

「あはァ!捕まえた♡これから君は、僕のかわいいかわいい玩具だ。よろしくね♡」

 

「ぁ……ぁぁ…」

 

悍ましい笑顔でそのような事を宣う悪魔に、掠れた声しか出ぬ。拙はそのまま、引き摺られ悪魔の棲家へと幽閉された。

 

 

拙は鋭い痛みと共に目覚めた。痛い。何だコレは。

 

「おはよう、早柚。と言っても、さっきから1時間も経ってないんだけどね?手足の腱を削いで動けなくした後、縄で縛ってても寝ているから仙術を使い放題だったよ」

 

「ああ安心して、早柚。失血死はさせないから。これからずっと、君は眠る度に激痛が走る事になる。そういう仙術もあるって事さ」

 

「なん……だと……!?おまえは、拙から睡眠を奪うというのか…!ふざけるな!拙から人の尊厳を奪うつもりか!」

 

「……?だって君、ムジナなんだろ?だったら人間じゃないし、僕がどうしようと勝手だろう?」

 

こいつは何を言ってるんだ。拙はどこからどう見ても人間の姿をしているではないか。人間は自身と同じ姿をした者にこうも冷酷になれるものか。

 

「僕は以前、狸に噛まれた事があってね。狂犬病は免れたんだけど、それ以来あんまり狸が好きじゃないんだ。まぁそれはあんまり関係ないんだけどね?」

 

「……このっ、外道…拙は、人間だぞ…!心は、痛まないのか!」

 

「なんだ、人間だったか。服を剥がすのはポリコレ的にどうなの?って感じだったから知らなかったけど…まいっか。もう君が人間である事は関係無いよ。君はこれから人間としては生きられないからね」

 

「な、何を…!?」

 

悪魔は何か薬品を取り出し、拙に注入した。

途端、感覚が、鋭く

 

「ぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああっっっっ!!!!!!!!!」

 

痛い。痛い。何だコレは何だコレは。死ぬ、死ぬ!死んでしまう!全身が針に刺されているようだ。

 

「おおっ!良い叫びだ!ああ、コレはね…僕が開発した『感度3000倍薬』だよ。コレを使うと、全身の感覚が3000倍になるんだ。君が今、痛いと感じているのは空気の流れさ」

 

叫びで喉が潰れる程痛む。目の前のコイツが何を言っているのかさえ、爆音でわからない。だがどうせ碌なことでは無いんだろう。

 

思わず涙が出てくる。

 

「あ"づっ!?あ"あ"!あづいいっ!?」

 

涙が焼けた鉄のように熱い。

 

どうして、どうしてこんなことに。

 

拙は、意識を失った…

 

 

 

「ぎッ!?あ"ぁ"っ!?」

 

「だから言ったじゃないか。寝たら激痛が来るって。さぁ、早柚…僕に君の苦しむ顔を見せてくれ…」

 

 

拙の生き地獄は終わる事を知らなかった。

 

 

だれか、たすけて。

 

◆◆◆◆◆

 

(ロイ視点)

 

分身を使い早柚を虐待している所で、僕は木漏茶屋に帰ってきた。定期的に栄養剤を注入してやるとしよう。まだまだ殺さないよ。

 

僕が木漏茶屋に入ると、既に九条裟羅と蛍たちが話し合っていた。九条沙羅は義父の汚職を信じられないようだが、どこか納得もしているって感じだ。

 

「こんなもの信じられるか!私は、私は…!」

 

しょうがないな、僕が助け舟を出してやろう。

 

「九条沙羅さん。そんなに疑うのなら実際に確認してみては?」

 

「……貴様は、抵抗軍の…フン、たしかに一理あるな。貴様らが嘘をついているという証拠を確認してやる」

 

「わたしも着いていくよ。何かあったらいけないから」

 

「好きにしろ…私は行く」

 

そう言って九条裟羅は言ってしまった。

 

さて、この後は天守閣に行くのが流れだ。漸くだ。漸くフラグが整った。後は、蛍と天守閣に突撃するだけ!

 

さぁ、気張っていくぞ!雷電将軍は強敵だ!




終わりが近いです。
稲妻編が終わり次第、ロイのモンドでの出来事を書いていきたいと思います。
本編の続編は恐らくスメールが出てからになります。

珊瑚宮心海は死ぬ?

  • キュートな心海は天才的な頭脳で生き延びる
  • ゴローが来て助けてくれる
  • 死ぬ。現実は非情である。
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