オリ主が死んで周りが曇る話【新章開幕】 作:D.D.D_Official
「…よし、これで…うん!できた!」
クレーは今日ね、一生懸命ボンボン爆弾以外の物を作ったよ!
ずぅ〜っと前から騎士団の皆と計画してたロイお兄ちゃんの誕生日パーティーでプレゼントするんだ!!
えへへ、ロイお兄ちゃん喜んでくれるかなぁ?
よし!早速出来たのをジン団長に見せに…だめだめ!誰にも秘密なんだから!でも、パーティーっていつやるんだっけ?
わかんないから、ガイアお兄ちゃんに聞いてみよう!
「ガイアお兄ちゃ〜ん!」
「…っ!クレーか。どうしたんだ?いきなり」
「あのねあのね!クレー、いいもの作ったから…ロイお兄ちゃんのお誕生日パーティーであげたいの!でもね、クレーパーティーの日忘れちゃったの…いつだっけ?」
そういうと、ガイアお兄ちゃんはなんでかわからないけど地面を睨んで
「クソ…恨むぜロイ…オレはなんて言えばいいんだよ…」
「…?ガイアお兄ちゃん、どうしたの?」
「いいや、何でもないさ。クレー、ロイの事はもう誰かに訊くな。いいか?ロイはな、すごく遠い所に行ったんだ。だから…返ってくるまではパーティーは出来ない。すまんな。本当に…」
ガイアお兄ちゃんはどこか辛そうな顔をしてクレーにそう伝える。
でも、そっか!ロイお兄ちゃんは強いもんね!どこかに行ってても仕方ないか!
でも、どこに行ったんだろ?前に話してた「稲妻」って所かな?それとも…
う〜ん!わかんない!
「ガイアお兄ちゃん、ロイはどこに行ったの?場所くらいはわかるでしょ?」
「…………そうだな、ロイはお空の上の大きなお城に行ったんだ。そこで大きな仕事をしているんだ。だから決して迎えに行こう、なんて事は考えるなよ?」
「う〜ん、ロイお兄ちゃんが心配だけど…でも、きっとすぐ帰ってくるよね!」
「………あぁ。本当に、恨むぜ運命様よ…」
うーん…今日はガイアお兄ちゃん、機嫌悪いのかなぁ?
「ガイアお兄ちゃん、またね!ディオナちゃんと遊んでくる!バイバーイ!」
結局、最後までガイアお兄ちゃんは元気じゃなかった。
「ディオナちゃーん!遊ぼーっ!」
大声でそうやって呼びかけるんだけど、返事がない。
「ディーオーナーちゃーん!あーそーぼー!」
もう一回呼んでも全く返事がない。
クレーは不思議に思って、ディオナちゃん家のドアを開けた。
「ひっぐ…えぐっ…なんでにゃあっ…また来るって…言ったのにぃっ…!」
え。
なんで ディオナちゃんは 泣いてるの?
「うにゃあっ…ぐすっ……ッ!?誰!?」
「クレーはクレーだよ…?ディオナちゃん、どうしたの…?遊ぼ?」
ディオナちゃんはいつもちょっと不機嫌だけど、一緒に遊べばすぐに元気になってくれるんだ。でも、今日は違うみたい。
「…ッ!なんでアンタはそんなに平然としてるのよ!あの馬鹿が死んだって言うのよ!アンタだって少なからずあの馬鹿と仲良かったんでしょ!?なんで…そんな…うぅぅぅっ!」
「ディオナちゃん…?ロイお兄ちゃんは…死んでないよ…」
「え?」
「あのねディオナちゃん、ロイお兄ちゃんは凄く高くて遠い所に行ったんだよ?だから死んでないよ!勝手に殺すのは可哀想だよぉっ!うぅ〜っ!」
自然と涙が流れてしまう。ディオナちゃんに振られたのもそうだけど、ロイお兄ちゃんが亡き者にされてて、悲しくなっちゃった。
「あぁ…そういう事…クレー。ロイはね、あの馬鹿は…死んだのよ。葬式だって行われるの。天に登る、ね。強ち間違ってはいないんだろうけど。もう、ロイはっ…居ないのよ。この世界には!」
うそだ。そんなはずはない。
だってそうだろう。
ロイお兄ちゃんは 必ず 帰ってくるって
みんな 言ってたもん
あぁ、そうか
み ん な が ク レ ー を 騙 し た の か
◆◆◆◆
(ロイ視点)
ひぇぇぇ〜っ!!!!
ロリの曇り顔…たまりませんなぁ!じゅるり。
クレー…いまどんな気持ちだろうか?
初めて突きつけられる「身近な人の死」!
くぅ〜っ!たまらん!
それにガイアの曇り顔も見れたし、万々歳だな!
でも驚いた。ディオナがあそこまで取り乱すとは。
僕の予想では少し表情に影を落とすくらいだと思ってたんだけどなぁ。
でもま、あんな泣き顔見せられたら…ひひひっ!
それにしても、葬式が計画されてるとは。案外みんな知ってるのかもな。
あ、説明をしてなかったけど…僕は増えるぜ。
ナルトの影分身みたいなもんだな。
実体の無い影分身…言うなればどこでも盗撮&盗聴機さ。
これのお陰で色んな所に赴き曇らせを堪能できるって寸法さ。
さて!次は誰の顔を見ようか?
主人公がクズでごめんなさい。
でも、楽しいんです。
評価、感想よろしくお願いします!
オリキャラ追加しても良いですか?
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いいよ!幸せにするならね!
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いいよ!曇らせるならね!
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ダメだよ!今のままがいいな!
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ダメだよ!すぐ死ぬならいいよ!