オリ主が死んで周りが曇る話【新章開幕】   作:D.D.D_Official

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昨日は体調が悪く、更新出来ませんでした。申し訳ございませんでした。
 


杏仁豆腐大好き仙人とツンデレ

 

という訳で無事に望舒旅館に着いた。成り行きで煙緋も付いてきてしまったが別に何も問題は無い。何故ならここで帰すからだ。

 

「さ、煙緋。ここでお別れだ、僕はもう疲れてしまってね。早く寝たいんだ」

 

「そんな!折角ここまで付いてきたのに、私を返してしまうのか!?その、私の身体は未熟だが…」

 

「ばっ!?!?!?何言ってんだお前!!そんな事出来るわけ無いだろ!ふざけんなよ!」

 

本当に何を言ってるんだ。結婚もしてないのにそんな事出来るか。

 

「そうか…私が勘違いしていた。謝ろう、この通りだ」

 

そう言って煙緋はペコリと謝り、すごすご帰っていく。全く、何だったんだアイツは…?まぁ良い。兎に角、僕は無事に望舒旅館に帰ってくる事が出来た。これでゆっくり一休み出来るな。

 

 

〜〜〜〜〜

 

一週間ほど経った後、僕は所用で遁玉の丘まで来ていた。ヴェル・ゴレットが食事中の僕に依頼を出してきたのだ。依頼内容は『ヒルチャール雷冠の王の討伐』だ。何で湧いてんの?(殺意)それに加えて、受けなかったら望舒旅館から追い出すとまで言われた。ふざけんな。

 

とにかくだ。ヒルチャール雷冠の王といえば硬いデカい痛いの代名詞だ。無論、防御を上げれば何とかなるのだろうが。

 

それにしても、僕は今に至るまで聖遺物を付けていない。単に巡り合わせが悪いのか、そもそもこの世界に存在しないのか。真相は定かでは無いが、水元素使い的にはフィニンドールの頂上には行っておきたいな。

 

さて、目標の雷冠の王を見つけた……お?誰かが戦っている。誰だ?あれは…刻晴か!これまた不利な戦いだな。それに、周りにはアビスの魔術師もいるじゃないか。これじゃただのリンチだ、死なれたら困るからね。助けに行ってあげよう。

 

◆◆◆◆◆

 

(刻晴視点)

 

「くっ…!せやッ!……数が多い!」

 

私は今、絶体絶命の状況に置かれていた。恐らくこれは、私が以前潰した組織による陰謀だ。本来これは千岩軍で対処すべきモノを私一人にやらせるなんて。

 

だがそれでも諦めるわけにはいかない。このレベルの軍勢が璃月港に行ったらどうなる?最終的に岩王帝君や仙人達が何とかするとは言っても、何人かは犠牲者が出るだろう。それだけは避けねば!

 

「ヴォアアアアアアアアッ!!!!」

 

ヒルチャール雷冠の王が吠え、紫色の障壁を張る。まずい、元素による障壁まで張られたら本当に勝ち目が無くなる…!

 

次の瞬間、目の前には雷冠の王の巨体が…あ、死ぬ。

 

目を瞑ってその時を待つも、一向にその時が来ない。恐る恐る目を開けてみると、目の前には既にバラバラの肉塊になった雷冠の王の無残な骸が転がっていた。

 

「ぇ…?これは、一体?」

 

私が混乱に呑まれていると、前方から凄まじい力の圧を感じた。その瞬間、時が止まったようにすら思えた。力の奔流の源には紅い眼をギラギラと光らせ群青の髪を逆立てる男…ロイがいた。あまりの圧にアビスの魔術師やヒルチャール達が---特にアビスの魔術師が---平伏していた。

 

「裁きを…【天誅】」

 

ロイがそう呟くと、何処からともなく光の柱がヒルチャール達を呑み込み消滅させる。

 

「アビスのゴミどもよ、お前の主人に伝えろ。璃月には手を出すな…と。手を出せば僕が貴様を妹ごと消すと伝えろ。行け!」

 

ロイが一喝し、アビスの魔術師達はそそくさと居なくなっていく。私、助かったの…?

 

「ね、ねぇっ!貴方、ロイよね?その、助けてくれてありがとう…」

 

「刻晴、無事で良かった。怪我はないかい?」

 

私が声をかけると、ロイは先程の威圧感溢れる話し方では無く、以前会った時と同じ優しい声で返してきた。その声があんまりにも優しいモノだったから、私はついその場にへたり込んでしまった。

 

「よしよし、怖かったね…さ、僕が背負うから璃月に帰ろう」

 

ロイはそういうと、私をおぶって跳躍した。その大きな背中に私はどこかで安心感を覚えていた。

 

 

それからというもの、私の任務には必ずロイがついてくるようになった。それに対して、私の中で若干の叛骨心と共に甘い時間をくれていた。

 

◆◆◆◆◆

 

(ロイ視点)

 

最近、刻晴がかわいい。僕が褒めると、何かと反抗してくるのだ。ツンデレかな?かわいいね。

 

それはともかく、ここ最近僕は原作のストーリーを守る為に刻晴の任務についていっている。刻晴は何者かに狙われているとヴェル・ゴレットから聞いたからだ。道理であんなに敵が湧いてた訳だよ。

 

それと、人の心を知る為の一環として人に優しくしている。例えば、刻晴が何かする度に誉めたりだ。当然、刻晴の照れる顔を見たいという下心ありきだが。

 

そんなこんなで璃月港に来て三ヶ月経った訳だが、僕は今魈と対面していた。何で?

 

月が綺麗だったので杏仁豆腐を摘みながら空を見ていたら隣に魈がいた。

 

「お前、杏仁豆腐好きなのか?」

 

「えぇ…まぁ…?食べます?」

 

確か魈は杏仁豆腐が好きだったよな。

 

「頂こう……!?美味いな、これは…」

 

「お口に合ったようで光栄です。僕が手ずから作った甲斐がありました、もし良ければまた作ってきましょうか?」

 

「あぁ、頼む。我は杏仁豆腐に目が無くてな…」

 

よし、これで魈との関係性も築けた…のか?まぁ良い。原神キャラと仲良くしたいって言うのが今の目標だ。いずれ曇らせるにしても、そのキャラを良く知って居ないとだしね?

 

 

それにしても、最近は平和だなぁ…平和すぎて奥蔵山での破茶滅茶な日々が懐かしい。

 

そうだ!明日は璃月港で人探し…もとい、原神キャラを隈無く探してみよう!甘雨とかとも会ってみたいなぁ。

 

ふふっ、楽しみだなぁ!




璃月修行編の曇らせ要素はとても少ないです。璃月曇らせ編は絶対書きます。書かねばならぬ。

どれが見たい?

  • 魔神戦争で沢山愉悦!
  • カーンルイア動乱でどさくさに紛れて愉悦!
  • モンド戦役でアビスとの熾烈な闘争!
  • 璃月山中で仙人組と刻晴と戯れる!
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