オリ主が死んで周りが曇る話【新章開幕】   作:D.D.D_Official

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デイリー任務の理由のこじつけ具合エグい


種まき

さて、今日は璃月港に遊びに行くぞ!普段は望舒旅館から出ようとすると何かと依頼を押し付けてくるヴェル・ゴレットを仙術を使って部屋に閉じ込めた。これで安心!

 

僕がウッキウキで道を歩いていると、何やら眩しい力を纏った子供がトボトボ歩いていた。心なしか申鶴に似てる気がする…

 

「やあ!そこの君、そんな浮かない顔をしてどうしたんだい?僕で良ければ相談に乗るよ〜!」

 

上機嫌な僕はその子供を呼び止め、訳を聞いた。

 

「えっ!?あぁ、すまない…気にしないでくれ。俺は何ともないから」

 

「いやいや、僕にはわかるよ〜?君が悩んでいる事。そしてそれを解決する方法も!」

 

恐らく、純陽の体の事で悩んでいるのだろう。仙眼を持っている者からして見れば一目瞭然だ。全身から溢れ出る陽のオーラ。多分、陽の許容量が肉体を超えているんだろう。そりゃあ妖魔も寄り付かないよ。

 

因みに、解決方法はある。他人の陰のオーラを奪い取り自らの物とする禁術…即ち、【五鬼陰奪】の印だ。これは留雲借風真君から固く禁じられているけど、人助けの為…もとい曇らせの為の布石だ。多少は許せよ、これも修羅へ至る為…

 

ま、僕は修羅にはならないんだけどね。

 

「本当かっ!?是非、教えてくれ!俺は純陽の体を何とかしたいんだっ!頼む!俺にできる事なら何でもしよう!」

 

「対価は取らないさ。これは僕の為でもあるからね。今から君に印を刻む。刻んでから半刻後に効果が出始めるから、その辺は留意しといてね」

 

「わかった!ううっ、やっと、やっと方士として大成できるぞ!」

 

「それじゃ、刻むよ〜。悪、影、惨、妬、悔ッ!その身に五つが大悪を記せ!何人もこの印に逆らうは赦さぬ!来れ簒奪の使者よ、この者に宿り穢れなき魂を穢せ!【五鬼陰奪】!」

 

「おおっ!?おおおおおっ!?」

 

子供(恐らく重雲)の身体に逆さ五芒星の印が刻まれる。これで良し、これで全自動陰気回収機の出来上がりだ。

 

因みに、通常の人間は急に陰気を抜かれると性格が豹変し脳が急激な陰陽バランスの変動に混乱して文字通りパンクする。つまり死ぬんだね。それも、すぐに死ぬ訳じゃない。徐々に蝕まれて行き、最終的に死に至るのだ。

 

仙人や神などの影響下にある者は死には至らないが、最悪脳の処理が追いつかなくなり植物人間になるだろう。だから禁術なんだね!ガハハ!

 

まぁ僕には効かないし関係無いな。だって僕転生者だし。神様の影響モロに受けまくってるし。

 

さっ!悪い事したし、璃月港にいこーっと!

 

 

〜〜〜〜〜

 

はい!という訳でやって来ました璃月港!

 

うーん、料亭から漂ってくる香ばしい匂いが素晴らしいね!出店かな?こう言う時、誰かと一緒に回れたら楽しいんだろうなぁ。いつかやってみたいものだ。

 

「泥棒だ!誰か捕まえてくれ!」

 

おっと、アクシデントかな?僕が助けてあげよう!

 

「へへっ!誰が捕まるかよ…ってうわっ!何だテメェ!」

 

「泥棒に名乗る名など無い。観念しろ」

 

「何だとぉ!?テメェ…イカれた格好しやがって!舐めんな!俺は璃月武術大会準優勝のザコーナ様だぞ!?」

 

は!?何だとこの雑魚野郎!軍服のどこがイカれてんだよ!カッコいいだろ、ぶち殺すぞ!

 

…まて、落ち着け僕。僕は修羅じゃない。人を無闇矢鱈に殺さない。そう決めたじゃないか。

 

「ふぅん…ザコーナ、ね。弱すぎて聞いたことも無いなぁ?どうせ僕には勝てないんだからさ、早く捕まっちゃいなよ」

 

「うるせえよクソダサ洋服!どけっ!俺は急いでんだよ!」

 

「前言撤回。僕は修羅。お前殺すわ」

 

コイツだけは殺さなきゃ…ここで始末しなきゃ…

 

「ひ、ひいっ!?何だ、お前、その…ヴォ"エ"ッ!」

 

うわ、汚。余りに力の差が隔絶し過ぎてて吐いちゃったよ。これだから碌に修行もしてない様なゴミは…

 

「汚いな、ゴミ虫。ゴミ虫には吐瀉物がお似合いだぞ?」

 

「い、いやだぁっ!あああああっ!」

 

うええ…糞と小便撒き散らしやがった…きったねえ。これ掃除すんの千岩軍の皆様なんだよ?多少は遠慮しろよ。泥棒は倫理観すら無いのか…

 

「はぁ…もう良い。消えろ」

 

「ひっ!ひひっ、ひひひひっ!いひひひひひっ!あ"、あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"っ!!!!」

 

泥棒は自分に火をつけると、発狂しながら燃え盛って踊っていた。おー怖。

 

「キャーッ!?」「何だこれは!?」「オレは何を見ているんだ!」「人が燃えているぞ!千岩軍を呼べ!」「もう呼んでるわ!」「ちくわ大明神」「誰だ今の!」

 

市中は阿鼻叫喚だ。混乱に乗じて僕も逃げよう。胡蝶幻影を使って僕の姿を消して退散した。

 

 

さて、場所は変わって往生堂前。人死が起こったので胡桃に会えるかなと思い来てみたのだ。すると、千岩軍の兵士が往生堂に駆けてくる。

 

「失礼、胡堂主!胡堂主は居られるか!緊急の依頼だ、市中で人死にが出た!早急に弔って欲しい!」

 

すると、幼げな少女が出て来た。あれが胡桃か。あっ、鍾離も出て来た。鍾離はゲームで見た時と変わんないな。

 

「依頼?良いけど、緊急の依頼は高くつくよ?まぁやるけど」

 

「忝い!では胡堂主、こちらへ!」

 

そう言って、兵士と胡桃は駆けて行ってしまう。仕方ない。また今度話すとしよう。

 

「おい、お前何者だ。俺の知らない間に修羅の幼体が生まれていたなど聞いていないぞ」

 

突然鍾離が変な事を言い始めた。修羅呼ばわりするんだから恐らく僕の事だろう。認めたくは無いが僕の評価は修羅らしい。

 

「何ですかいきなり、失礼な人ですね。僕はロイ。ロイ・マギアと言います。貴公の言っている事は良くわからないのですが、よろしくお願いします」

 

普通の人なら初対面でこんな事言ってくる奴とよろしくしたくないだろう。だが僕は大人だ。大人の対応をしなければ。

 

「……しらばっくれても無駄だ。分かっているぞ、その身に潜む圧倒的な力を。正体を表せ。どこの魔神の使い魔だ?」

 

なーに言ってんだコイツ。勘違いも甚だしいわ。

 

「使い魔…魔神…?すいません、何かの勘違いでは無いですか?僕の力を見抜いた慧眼は素晴らしいですが…些か人を見る目に問題があられるようで」

 

一般捻くれクソ野郎なら言いそうな事を吐く。これも疑われない為。急にフレンドリーな奴なんてパイモンぐらいしか居ないだろう。それにパイモンは何かと特別だしね。

 

「うむぅ…まぁ良い。貴様が何者であるかはこの際どうだって良い。何が目的だ?」

 

「目的…ですか。散歩ですかね、普通に」

 

「散歩……散歩だと!?貴様の様な修羅の幼体がか!?貴様の主人は何を考えているんだ…?」

 

「はぁ…主人はいませんが、師匠ならいます。それに僕が璃月に来たのは人の心を学ぶ為です。何か問題でも?」

 

「人の、心…だと?修羅にか?意味がわからん…まぁ良い。今は見逃してやるが、必ず尻尾を掴んで見せるぞ」

 

「そうですか、僕は人間ですので尻尾はありませんが…頑張ってください」

 

そう言って、鍾離と別れた。一体何と勘違いしているんだ?まぁ仕方ないか。武闘派魔神のモラクスさんだもんなぁ。そらそうなるよ。

 

 

今日はもう疲れたな、明日こそ甘雨に合おう。

天衝山にでも泊まるかな。玉京台も近い事だしね。

どれが見たい?

  • 魔神戦争で沢山愉悦!
  • カーンルイア動乱でどさくさに紛れて愉悦!
  • モンド戦役でアビスとの熾烈な闘争!
  • 璃月山中で仙人組と刻晴と戯れる!
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