オリ主が死んで周りが曇る話【新章開幕】 作:D.D.D_Official
早速戦争の為の仲間集めをする事になった。
私達は様々な所でアビス達を仲間にしていった。
東のマギア・ソフィア学院のモチャラス学長。
西のヒルチャールの王ギ・ゴギアス。
南の堕ちた騎士団の将軍リチャード。
北の巨人達の王モンゲリオス。
禁域の主、終わりの賢者ミドラス。
彼らを力や大義によって従えた私たちは、ボレアス旧王城跡に結集していた。集まってきた軍勢の数、およそ1000万。それぞれが一騎当千の猛者達だ。
「これより、集まってきた者達の部隊分けをする!」
ダインが壇上に上がり拡声魔術で指示をする。
これから私たちは四つの軍団に分かれる事になる。
一つは、前線で盾の役割を持つ“騎兵連団”
一つは、後方で魔術攻撃を受け持つ"魔導連団"
一つは、後方支援をする"衛生連団"
一つは、遊撃部隊である"突撃連団"
この四つだ。
私やウォレアスは当然魔導連団。他にも、モチャラス学長や賢者ミドラスが所属している。
暫くして、部隊分けが完了したためダインから作戦の指示が出される。いよいよ、戦争の始まりだ。
「いくよウォレアス、多重詠唱!『山海滅すは我等が星。我等が友、星見の魔女の代行者として天に希う。今一度、不浄なる世界に鉄槌を。我等快哉をあげ、怨敵を殺さんとする一つの刃である。いざ、世界に大逆を成す時は来れり』!」
「了解ですヘウリス様!『封印禁術、限定解放。廻れ、廻れ、廻れ、廻れ、廻れ。我が力は勝利への道を五巡し、我が栄光を確かなものとする。誓約条件限定緩和。管制理念凍結展開、敵味方識別確認、発動。盤石よ、砂と化すが良い』」
「「【
巨大な音と共に文字通り天に穴が開く。圧倒的質量の塊が大地を裂き、私たちの道標を生み出す。
「総員!地上を征服せよッ!!!!」
「「「「了解」」」」
私も魔導連団を先導する形で外に出た。
辺り一面を占める濃厚な力…まだ英雄の時代が終わったばかりという事もあって人間にもそれなりに強い奴はいそうだね。
さぁ、侵略の時間だ!
◆◆◆◆◆
(モラクス視点)
未明、俺は一人茶を嗜んでいた。
ふむ、これはどこの茶葉だったか……?
などと考えていた矢先、空に強大なエネルギーが集まるのを感じた。何だあれは。何が起きようとしているのだ!
一つの星が空から落ちる。場所は巨岩深淵の方か!?急ぎ仙人達に異常を通達し、千岩軍を動員する。
前方の平原に陣取る怪物達を発見した。
あれは…何だ!?俺の見たことも無い怪物だ。
だが、地下からやってきているのを見るに恐らくだがカーンルイア人なのだろう。人間が怪物に身をやつすとは!
「そこの怪物ども!俺は岩神モラクスである。神を捨てた地底人めが神々の土地である地上に何の用だ!」
「黙れ岩神!お前達がいるから、悲しみの連鎖は終わらないんだ!消えろ!『幾億もの刃は汝を断罪し、最も残酷な死を送ろう』!」
「何を……ぐぁっ!?」
突然正体不明の斬撃を喰らう。だが、俺は咄嗟に岩を出して致命傷は防いだ。
だが、このままでは不味いな。敵の術者と思われる女の力は未知数。下手をしたら俺よりも強烈な攻撃を繰り出せるやもしれん。ここは一旦引くか?
「不浄の魔!覚悟ぉっ!」
「きゃっ!?何!?」
良い横槍が入った。上半分が割れたような鬼の仮面を被った青年…恐らく夜叉か修羅なのだろう。その者が敵の術者の女に吶喊した。
「私は修羅ッ!名無しの修羅ッ!かつての雪辱、晴らさせてもらうッ!」
「雪辱って…アンタ関係ないでしょ!邪魔するなら…『死ね』!」
「そんな鈍間な攻撃、当たるものか!せやっ!」
凄まじい攻勢だ。大軍に囲まれ血を流し骨を折りながらなお闘っている。これが留雲借風真君の最高傑作か。成る程確かに鬼よりも恐ろしい力を秘めている。
「モラクス様!千岩軍一同、到着致しました!」
「よし。全軍突撃!不浄の者を一人たりとも逃すな!全員始末しろ!」
「「「うおおおおおおおおおおおお」」」
勇猛果敢な千岩軍が合流すれば、この戦間違いなく勝てる。術者の女は修羅が抑えている。あとの雑兵どもは千岩軍で対処できるだろう。
「くっ!ウォレアスっ!何とかしろ!」
術者の女が空に向かって叫ぶと、どこからともなく炎の柱が乱立し千岩軍の兵士達の一部が物言えぬ灰になる。
「『No.356』【紫電一閃】。『No.753』【蒼陽失楽】。『No.573』【鮮血神殿】」
「「「ぐわぁぁぁぁぁぁ!?!?!?」」」
紫の雷が戦場を駆けたかと思えば俺の頭上に小さな蒼い太陽が降り注ぐ。そして地面から多数の兵器を装備した神殿が迫り上がってくる。
これからの鈍色の展望に俺は少しの頭痛を覚えた。
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璃月七不思議、黒い剣士の謎
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