2014/6/13
修正
「よっしゃあああああああああああ!!」
見たか!
俺を本気を!
「眠い……zzz」
「「シープちゃーん」」
おっと、仕返しをしたいところだけどシープさんを出さないとな。
「アクティベート!」
俺がそう言うとカードデバイスからシープさんが出てきた。
「もー、いきなりだったからびっくりしたよー」
「ほんとー、楽しくおしゃべりしてたのにね、シープちゃん?」
「…………」
「わあああ。シープちゃんが死んでる! どーしよラビットちゃん!」
「集君の人殺しー。もとい、獣人殺しー」
「くー」
「寝てただけかよ!」
なんだ?
カードデバイスから出したらいきなり漫才が始まったぞ。
いつもこんな感じなんだろうか。
タイガーさんの呆れたような顔をしたのにも頷ける。
「ラビットさん。
キャプチャーできるようになったし、
ゼクス捕まえに行きましょう」
「えー、また行くの~?
これからラットちゃんのところにご飯食べに行こうと思ってたのに」
「じゃあそれからでいいから行きましょうよ」
「う~ん。とりあえずラットちゃんの家に行こうよ」
★★★★
「いらっしゃーい。お昼ごはん用意してたよ」
ラットさんの家に行くとラットさんとキャットさんがいた。
自己紹介を済ませたあと、昼飯を食べることにした。
ラットというだけあって、昼飯はチーズフォンデュだった。
具は茹でた野菜とパン。
食べ方もチーズを絡めて食べるだけだったけど、とてもおいしかった。
チーズは数種類あり食べ比べも面白い。
ラットさんがそれについて何か説明してくれたけどあんまり覚えてない。
みんなで鍋を囲んでパン入れてつつき合って…。
なんかまさしく「鍋料理」って感じだった。
「あーおいしかった。
チーズフォンデュって初めてだったんですけど、おいしかったですね」
「でしょ?
わたし食べ物の中でチーズが一番好きなんだ」
「あれ?
そういえばチーズってどうやって手に入れてるんですか?」
「ふふん。
それはね、わたしが酪農してるからだよ」
「え!
ここ酪農もしてるんですか?」
「そーだよー。
まあ、ほとんどアントラーさんに任せっぱなしだけどね。
みんなで一緒にお手伝いに行ったりするんだよ。
あっ、アントラーさんはこの集落で野菜とか作ってくれてる人だよ」
「そうなんですか。
でも俺その人と会ったことないですよ?」
「そうだろうね。
この集落の端っこに畑があるからそこに家があるからね。
他にもたくさん人がいるんだよ。
ここ周辺の警護をしてる人とか縄張りに入った外敵を駆除する人とかいるけど、
守ってるのはここだけじゃないから会うのは難しいかもね」
「へー。
機会があったら会ってみたいですね」
「そうだ!
アントラーさんのところにお手伝いに行ってみようか。
たぶん今日は会えると思うよ」
「そうしようか。
あそこは集落の端っこだからもしかしたらプラセクトもいるかも。
そうすれば集君のゼクスも捕まえられて一石二鳥だね!」
ラビットさん、森に行くのめんどくさいだけなんじゃないですか?
「まあ、そういうことならいいですよ」
「じゃあ、アントラーさんのとこまでかけっこだ!」
そう言うとラビットさんやラットさん、おしゃべりをしていたドッグさんとキャットさんが走り出した。
「ちょっと、シープさん寝てんですけどどうするんですかー?」
「背負って連れてきて-」
「えー」
そう言うと四人は走って行ってしまった。
くそ。このままでは見失う。
しょうがないので俺はシープさんをおぶって走り出した。