Z/Xの世界で生き延びる!   作:よーと

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 憎しみの魔人VS4色軍
 の時の出陣メンバーに困っています。(集たちが戦いに参加するかはわかりませんが)
 動かしやすくてそこそこ強い奴らってなると難しいですね。

 あと、犯人はヤス。


36話「夜の戦い」

 「ぐはっ!」

 

 見るからに怪しい男を気絶させる。

 これで3人目か。

 避難所が見えるビルなどの建物に入ると望遠鏡を覗く奴らがいた。

 特に何事もなく気絶させる事ができたが、こいつらは本当にヤバい奴らなんだろう。

 こいつらの荷物を漁っていたら、刃物や拳銃などが見つかった。

 ゼクスだけじゃなく銃も使うのか。

 こいつらが人攫い屋で間違いないだろう。

 ロックがかかってない携帯を見つけたのでメールなどを見てみると、黒い仕事の事がびっしりだった。

 こんな仕事をしているのにロックしないなんて不用心な……。

 詳しく見てみると、今監視をしているのは8人で、交代する者を含めると10人強。。

 交代まではあと2時間あるからそれまでにあと10人以上倒さないといけない。

 時間も限られているし手早く終わらせよう。

 

 「次行くぞ!」

 

 「了解」

 

 急かされてしまった。

 月下香は血に飢えているというか、結構楽しそうに戦っている。

 相手のゼクス使いに強敵がいると思っているんだろうか。

 月下香に勝てる奴なんてそうそういないだろうに。

 

 

 

 

 

 

 

 「くそっ、どこに隠れている!」

 

 メールで確認した人数だと残り数人という時になって、敵が発見できなくなってきた。

 そのせいか月下香は不機嫌だ。

 今までゼクス使いもいなかったし、退屈でイライラしてきているんだろう。

 月下香の感は結構当たってたんだが流石に相手もバカじゃない。

 連絡をとって通じないやつがいれば警戒するだろう。

 さっき俺が奴らから奪った携帯に連絡が来た。

 もちろん出れるわけもないし、これで敵は味方がやられたことに気づいたわけだ。 

 

 

 

 しかし、見つからないな。

 敵が見つからないと月下香に八つ当たりされる。

 俺も考えてるんだけどな。

 

 

 

 そういえばメールにはゼクス使いも監視しているみたいなことが書いてあったな。

 今までにゼクス使いはいなかったと思う。

 ということは、今見つからないのはゼクス使いか。

 

 …………しょうがない、リソースを見るか。

 ここは避難所の近くだ。

 BPに近づくとリソース症候群の症状が出る人がいるからBPからはある程度離れている。

 やってみるか。

 

 うおっ! なんだこれ。

 緑のリソースを見た時は緑の光が見えたのに、黒のリソースは靄みたいだ。

 真っ黒の靄のようなのが空気中を薄っすらと漂っている。

 ただでさえ暗い夜がさらに暗く見える。

 だがどこにいるかは分かったぞ。

 月下香に伝えて乗りこませよう。

 

 

 

 

 

 リソースが特に強かった場所に行くと、ゼクス使いと思われるスキンヘッドの男の他にも数人の男たちがいた。

 たぶんこれで全員だな。

 

 「くくく、バカな奴だぜ……。

  アクティベート!」

 

 「シャーーーー!」

 

 「ハア!」

 

 「シャアアアア!!」

 

 「なんだと俺のゼクスが!」

 

 「そんな、ヤスさんのゼクスが!」

 

 おお、クリンゲが出てきたと思ったら一瞬で沈んだ。

 月下香が剣についた血を払いながら言う。

 

 「これだけじゃないだろう。

  出し惜しみしないでさっさと次を出せ」

 

 「ま、待ってくれ!

  もうゼクスはいない」

 

 「そんなわけないだろう。

  お前らは人攫い屋なのだろう。

  こんな雑魚ゼクスなわけがない」

 

 「本当だ!

  この仕事をしたのは魔が差したんだ。 

  抵抗しないから見逃してくれ」

 

 この男は月下香がゼクスを警戒してゼクスを出せと言っていると思っているのだろう。

 必死に言い訳している。

 だが月下香は戦いたくてゼクスを出せって言ってるんだよなあ。

 

 「なんだと……せっかくゼクス使いが出てきたと思っていたのに……!」

 

 あっ!

 月下香が男たちを蹴り始めた。

 月下香はゼクスだからその蹴りは人間とは比べ物にならないだろう。

 一応手加減はしているみたいだけど、いつまでもつか……。

 あ、気絶した。

 でも蹴るんだな。 

 やめて、男たちのライフはゼロよ!

   

 「月下香、もうそのくらいにしとけよ」

 

 「っ……くそ! もっと強い奴はいないのか!」

 

 ああ、このままだと俺にまで被害が及びそうだ。

 早いとこ自衛隊にこいつらの処理をしてもらおう。

 

 

 そのあと避難所に戻り自衛隊に説明をした。

 なんで抜け出したのかとかちょっと睨まれたけど、何とかなった。

 自衛隊の人に怪しまれないようにしないとな。

 

 月下香も何とか機嫌を直してくれた。

 もうすぐ朝だけど寝ちゃおう。

 




 ある日、カードデバイスからも外の状況を知ることができることがわかった時のエピソード

 集「月下香、強い奴に会えないからってイライラするなよ」
 月下香「……そんなことない」
 集「そんなことないことないだろ」
 月下香「うるさいな。それにお前だってイライラしてるんじゃないか?」
 集「そんなことないさ」
 月下香「そうか? お前だって男だろ」
 集「あ? お前何言って…………」
 月下香「お前の秘密を知っている!」 
 集「……!」
 月下香「昨日の深夜、お前はトイレで……」
 集「ああああああああああ!!」

 そこへ偶然通りかかった若葉。
 若葉「何の話してるんですか?」
 月下香「ああ、実はな……」
 集「やめてええええええ!」

 集だって男の子。
 たまるもんはたまります。
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