緑のゼクスでできればしゃべらないという理由でプラセクト。そして愛着がわくような奴がいいんですけど……
難しいです。
俺はあれからタイガーさんの家に泊った。
晩飯は俺のことを襲った蟷螂の揚げ物だった。見た目はあれだったが味は意外と酸味が強く、酢酸系の鼻に抜ける香り。味は海老に近い穏やかな香り。だが筋張っており、口当たりはやわらかいのに口に残ってしまう。そんな感じだった。
夜、タイガーさんは必要なものをとりに行くとかで隣の集落へ行ってしまった。
たぶん食料とかだろう。緑の世界は土地がやせているらしいから、俺一人が増えるだけでも大変なんだろう。
ちなみに寝間着はタイガーさんに借りてる。俺より身長が高くガッチリした体格のせいかダボダボしていて裾をひぎずってしまう。俺の身長は175cmだからタイガーさんは鬣を含めて2mくらいあるんじゃないだろうか。威厳があるからかもっとでかく感じる。
そのあと俺は一人ベットの上で今後のとこを考えていた。
まずこの世界で生き延びるには何をすべきかだが、現在Z/Xの主人公たちが動き出した後か前かでやることは変わると思う。具体的にはBPが発生してからどのくらい経ってるかだが、それは明日聞くことにしよう。
俺についてだがなぜ転移したのかわからないが、たぶんZ/Xの世界に行きたいとか言ったからだろう。俺にも物語の主人公たちみたいに使命とかあるのだろうか。
俺は8弾までの情報ならある程度なら持っているが、それをどう活かすかだ。
生き延びることだけを考えればこのまま緑のBP周辺にいてもいいかもしれないが、それには問題がある。
まず一つ目、花粉症の症状を止めることだ。今は転移直後ほどひどくはないが、今も目はかゆいし、くしゃみも出る。ラビットさん宅で手当してもらってる時も何度もくしゃみをして、風邪を引いたのか聞かれた。緑の世界の住人は花粉症とかはない設定だったはずだ。羨ましい限りだ。
二つ目は、リソース症候群のことだ。集落に来てから症状が少しひどくなった。我慢できるが立ちくらみのようなくらくらする感じと頭痛がひどい。これはあづみが
三つめは、戦う手段がないことだ。カードデバイスもなければ武器もない。だが武器があってもZ/Xを倒せるわけでわけではないし、生きるにはカードデバイスを手に入れるほうが手っ取り早いだろう。 参考までに…普通の人間は10程度のパワー。武器を持ってる人間でも…100から1000くらいだ。これは自衛隊の基地に行き、貰うかパクるかして手に入れよう。
あっ、忘れかけてたけど静也、白石、輝、その他のZ/Xプレイヤーも俺と一緒にこっちに来ているんなら探さなきゃな。
他にも問題はあるが大きくまとめると大体こんなもんだろう。
これらをまとめて今後の方針を立てるなら、
徳叉迦に会いに行く→自衛隊の基地に行く→自衛手段が整ったのち友達探し
って感じかな?
俺は借りを作るのはあまり好きじゃないし、この世界で借りを作ると大変そうだからできる限り人に迷惑をかけないようにしていこう。
考えていたらまた頭が痛くなってきた。
今日はもう寝て、明日タイガーさんに相談しよう。
★★★★
朝日と鳥のさえずりで目が覚めた。
気持ちのいい朝だ。まだ頭痛は治らないが、朝日の心地いい暖かさが俺に生きていることを実感させる。
昨日は散々だったからなぁ。
ああ、生きてるって素晴らしい…。
寝室から出てリビングに行くとタイガーさんがいた。
「おっ、目が覚めたか。おはよう」
「おはようございます」
「突然なんだが、朝飯食べたら隣の集落に行くぞ」
「えっ、なんでですか?」
「いやな、昨日隣の集落に食料と服をもらいに行ったにだけどな、お前のことについて少し話してたら八大龍王の徳叉迦ってやつがお前に会ってみたいってゆうからよ」
「そうなんですか。あっ、食料とか服とか取りに行ったのって俺が来たからですよね。わざわざありがとうございます」
「いや、いいってことよ。困った時はお互い様だしな。
まあ、そんなわけで飯食ったら徳叉迦のところに行くぞ。
そこでお前のことを聞かせてもらおう」
「わかりました」
マジか。いきなり目的の一つ目の徳叉迦に会うことになったぞ。
でもなんで俺に会いたいんだろう?
俺は期待と疑問を胸に朝食を口に運んだ。
集はZ/Xの設定に詳しいという設定のつもりで書いてたんですが、
これを書いた後で集が自分でリソース症候群だといってるのにゼクスをむしゃむしゃしてることに気づきました。
でもまあそこはご都合主義というか集がわすれてたってことでお願いします。
ほら、あづみも赤の世界のカラス食べてたし。