これがやりたかっただけです。
オマージュ、パクり、パロディ、リスペクト……。
ヘッドゥヒン、もしくはイヤッッホォォォオオォオンでファンサービスのテーマを聞きながら見ると雰囲気出るかも。
幽鬼たちが月下香に向かって行く。
「この程度!」
月下香は剣ごと相手を切り裂いていく。
数が多いとはいえさっきほどの数はいない。
月下香ならこの程度何とかなるだろう。
この勝負勝った!
「まさか、こうもあっさり僕のゼクスが……!」
「もう諦めたらどうだ?」
「く、アクティベート!
トワイライトアッシュ!」
だが紫炎はまだ戦うようだ。
「このゼクスは周りにゼクスの死体が多ければパワーが上がります!」
無駄にアクティベートしてどうするかと思ったらそういうことか。
だが月下香を倒すには至らないだろう。
「鬱陶しい!」
月下香は痺れを切らしたのか、周りに被害が及ぶと危険だから使わなかったはずだが、剣戟を飛ばした。
トワイライトアッシュは上下真っ二つになって崩れていく。
「エクセレント。
そうですか、あなたのゼクスはそんな攻撃もできるのですか……。
というか、これはまずい……」
紫炎は余裕そうに言う。
「一気に片付ける!
リソースを!」
それにムカついたのか月下香はリソースを求める。
まあ、このままいけば倒せるしいいだろう。
「リブート!」
リソースを送ると七支刀が放電を始める。
「おお、三度目のリブート!」
「ああ、このままじゃ!」
「食らえ!」
雷を纏った剣戟がトワイライトアッシュをなぎ倒していく。
「く、だが甘い!」
「集! 後ろだ!」
月下香が俺に向かって叫ぶ。
とっさに俺は横に跳ぶ。
次の瞬間俺がいた場所に剣が振りおそされた。
ゼクス使いの方を……!
このままじゃ月下香は間に合わない。
またできるかわからないがやるしかない!
「イグニッションオーバードライブ!」
「キュウ!」
何とか成功したか。
クー子がトワイライトアッシュを遠ざける。
「すごいよ! イグニッションを成功させるなんて。
君はなんてゼクス使いなんだ!」
バカにしてるのかこいつ……。
「いい加減終わりにする!
集、もう一度だ!」
「おう、リブート!」
ぶっちゃけキツイがこれで決まるだろう。
「これで終わりだ!
ティンバーフォース!」
雷を纏った剣戟が紫炎に向かっていく。
ズッシャアアアアアアア!
それは紫炎に当たり砂埃を巻き起こしながら止まった。
これで終わったか……。
避難所の方から歓声が聞こえる。
これでみんなも安心できるだろう。
「いやあ、見事ですね。
すばらしい攻撃だ……。
だが僕はダメージを受けていません」
ッ!
砂埃が少しずつ晴れて人影が見える。
「紫炎さんよ……。
急ごうぜ。
そろそろ回収班の来る時間だぜ?」
縄に縛られたまま男が言う。
「わかっている。
そろそろ見せてやろうか……。
俺の本気を……!」
「希望を与えられ、それを奪われる。
その瞬間こそ人間は一番美しい顔をする。
それを与えてやるのが俺の仕事さ……」
「お前たちは素晴らしかった!
コンビネーションも戦略も!」
「だが!」
「しかし!」
「まるで全然! この俺を倒すには程遠いんだよねえ!」
「アクティベート! 黒剣カースドソウル!」
ッ!
でかい……3mくらいあるぞ。
持っている剣も同じくらいでかい。
カースドソウル……。
トワイライトアッシュが多かったのはカースドソウルの破片から作ったからか。
「俺が無駄にゼクスを死なせてると思ったか?
こいつは周りに死体が多いほど強くなる!」
カースドソウルが大剣を振るう。
「くっ! こいつ!」
月下香が押されてる!?
今まで倒したゼクスは20体以上いるから、カースドソウルの強化条件が満たされたのだろう。
しかし、まずい。
手持ち最強の月下香が苦戦するとなると、クー子を向かわせるべきだが焼け石に水だろう。
それにもしクー子がやられたらカースドソウルを強化させることになるかもしれない。
リブートしようにも疲れて集中力がない。
インターバルをはさみたいがそれまで月下香が持つか……。
とりあえずクー子をしまって俺の回復に専念しよう。
東北編からやりたくてしょうがなかった。
後悔はしてない。