「オラァ!」
「シッ!」
ズィーガーと月下香の怒涛の攻撃にカースドソウルが押され始めた。
「舐めているのはそっちの方だ!
カースドソウル見せてやれ!
リブート!」
「月下香、気を付けろ!」
紫炎がついにリブートをした。
すでに強化されたカースドソウルをどう強化するんだろうか。
月下香のように大技が来るのか?
ノスフェラトゥのイベント……1つだけあったな。
「ディザスターブレード!」
紫炎が叫ぶとカースドソウルの持つ剣に黒い靄が絡みだした。
これは……トワイライトアッシュの死体から出ている?
俺の近くにあったトワイライトアッシュの死体が溶けて、靄となって剣に集まっているようだ。
そしてカースドソウルは剣を振る。
ゴオッ!
黒い剣戟が飛ばされ風が吹き荒れた。
その剣戟はズィーガーに向かっていく。、
「この程度避けられねェとでも……ッ!」
ズィーガーが剣戟を避けようと空に飛ぶと剣戟もズィーガーを追っていく。
「ハッ! どうだ、これはお前らが倒したトワイライトアッシュの怨念の攻撃だ!
どこまでも追っていくぞ」
剣戟は次第に形を変え、亡霊が手を伸ばしているような形になってズィーガーを追う。
「クッ! しつこいンだよ!」
痺れを切らしたズィーガーが亡霊となった剣戟に攻撃する。
しかし、攻撃は躱されズィーガーに手が絡み、まるで冥界に引きずり込むかのようにズィーガーを押さえこんでいく。
「グ……なンだ……この野郎……!」
「猫! 大丈夫か!」
「おっと、行かさねえよ!」
ズィーガーを助けようと近づいた月下香をカースドソウルが道を阻む。
このままじゃズィーガーがヤバい。
「ズィーガー!」
綾瀬が叫ぶ。
「綾瀬、リブートのやり方は知ってるか?」
「知らないわ」
「じゃあリソースをズィーガーに与えるイメージでカードデバイスを弄ってみろ。
なんとかなるかもしれない」
「……リブート!」
さすが主人公、一発で決めた。
ズィーガーにリソースが供給されズィーガーは亡霊たちの拘束を逃れた。
「危なかったぜ……綾瀬、助かった。
それと見た目に反して年取ってそうなネーチャン……俺はヒョウだ!」
「なんだと!」
あ、月下香の逆鱗に触れてますよ。
ズィーガー逃げて、超逃げて。
「げ、月下香。
今はカースドソウルを倒そうぜ」
「……わかっている。
だが猫野郎、覚えとけよ……」
「アア……この戦いが殺ってやるよ、年増」
「ああ?」
「やンのかコラ!」
空気がピリピリする。
仲間同士で争わないでください。
「月下香!」 「ズィーガー!」
「チッ……まずはそこのデカブツから片付けてやる」
「わかってるって……一瞬で終わらせてやるよ」
月下香たちがカースドソウルに向かっていったからだ。
さっきまで押されてたのに、いまは阿修羅の如く滾っている月下香。
ぶっちゃけ怖い。
月下香の後ろに鬼のようなスタンド的なものが見えるよ。
隙あらばズィーガーごと斬ろうとするし……。
ズィーガーも上空からの滑空攻撃で月下香ごと切り裂こうとしてるし……。
怒らせちゃダメな人たちを怒らせたんじゃないか?
あれ? カースドソウルより月下香とズィーガーの方が怖いぞ?