Z/Xの世界で生き延びる!   作:よーと

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 決着ゥゥーーーーーーーッ!!

 すいません、にわかなんです。
 長かったなー。なんでこんなに長くなっちゃたんだろ。でもやりたいことで来たしいいか。


47話「逃亡そして戦い」

 ガッキィィィィ!! と剣がぶつかる音がする。

 月下香が跳び、カースドソウルの上から斬りつけるが防がれる。

 しかし、がら空きになった腹にズィーガーが隙をついて爪で鎧を傷つける。

 鎧を壊すには至っていないが確実に傷は増えている。

 トワイライトアッシュが二人の邪魔をするが一瞬で切り裂かれ、噛み砕かれていく。

 さっきまでは俺や避難民にトワイライトアッシュを向けていたが今はカースドソウルを守るようにしている。

 余裕がなくなってきているのだろう。

 

 「く、リブート!」

 

 「ならこっちもリブートだ!」

 

 「リブート」

 

 これで紫炎は2回目のリブートだ。

 俺もクー子をしまって休んでいたおかげで1回分くらいは回復できた。

 綾瀬もさっきのでコツをつかんだのかリブートをする。

 ソトゥ子の部屋の本に書いてあったグラフだと5段階評価でリソース容量は5、リソース技術は4だったからこのくらい余裕だろう。

 

 「ディザスターブレード!」

 

 「ティンバーフォース!」

 

 「月影葬送牙!」

 

 黒い剣戟と雷を纏った剣戟、そして黒い影のような爪の斬撃がぶつかり合う。

 ドッ! と技の衝撃で3体のゼクスを中心に風が吹き荒れ、思わず目をつむる。

 

 「やったか!?」

 

 おい誰だ今言ったの。

 それはフラグだと何度言ったら……。

 だが、確かに致命傷は与えられたはず……。

 

 目を開けるとカースドソウルはあれだけの攻撃を受けながら立っていた。

 だが、腹に大きな傷を負っている。

 これならいける!

 

 「月下香!」

 

 「ああ!」

 

 片をつけるために再び斬りかかる。

 カースドソウルはそれを防ぐが、さすがにさっきの攻撃はきつかったのかギチギチと鎧が軋む音が聞こえる。

 ズィーガーも回り込むようにして攻め続ける。

 

 「く、しょうがない……。

  こうなったらもう一体のゼクスを……。

  チッ、こんな時に……!」

 

 紫炎がカードデバイスに手をかけたところで、連絡でも来たのか携帯を取り出した。

 チラリと携帯を見ると舌打ちをしてこちらを向いた。 

 

 「チッ…あいつら……!

  カースドソウル、帰るぞ。

  お前たちとの勝負はお預けだ!」

 

 紫炎はカースドソウルに合図すると遠くからエンジン音が聞こえてきた。

 けたたましい音を出しながら来たのはバーサークバイクだった。

 そしてカースドソウルと紫炎はそれに跨り走り出した。

 

 「おい、待て!」

 

 だが待つわけもなくあっという間に姿を消した。

 

 「くそっ、逃げられたか……」

 

 もう少しで倒せたんだけどな……。

 だがさっきの紫炎の様子じゃ、紫炎やここにいる奴ら以外にも仲間がいて、しかも紫炎と対等かそれより偉い奴がいるって感じだな。

 もしかしたら円卓会議のやつらも絡んでいるのか?

 

 「逃げられたか……。

  だがようやく体も温まってきたところだ。

  貴様との殺し合いもようやく始められるってわけだ……」

 

 「そうだな、やっとテメェを殺せるぜ…」

 

 「誰を殺すって、猫野郎」

 

 「なんだと年増」

 

 あ…ああ……ヤバい。

 そういえば喧嘩してたなこいつら。

 目が怖い。

 マンガみたいな視線で火花が飛んでるように見える。

 

 「やめろよ二人とも…」

 

 「止めるな……。

  それともお前はこの猫を擁護するのか?

  もしそうなら……お前ごと斬る!」

 

 月下香が俺を睨み言い放つ。

 怖ェーよ。

 視線で人殺せるんじゃないか、これ。

 

 「ズィーガー、やめなさい」

 

 「止めてくれんな、嬢ちゃン……。

  こいつは気に入らねェ。

  それに最近は歯ごたえのない奴らばっかだったからよ…。

  血がうずいてしょうがねェ」

 

 ズィーガーは歯をむき出しにして言う。

  

 どうすれば……。

 無理矢理カードデバイスに入れたら月下香に殺される。

 綾瀬も昨日ズィーガーと知り合ったばっかりだから、手綱をしっかり握れてないし……。 

 あ……察し。

 これ誰にも止められないやつだ。

 これマジでヤバい奴じゃん。

 そうこうしてるうちに戦いが始まった。

 

 「ティンバーフォース!」

 

 「月影葬送牙!」

 

 「バッ……!」

 

 いきなり大技ぶつけてきやがった。

 モーションとってたから止めようと、バカといいかけたところで爆風が来た。 

 止めようと近寄った俺はもろに風に煽られそのまま地面を転がり壁にぶつかった。

 俺が止めなければ……。

 頭をぶつけたからか、戦いの疲れのせいか、俺はそのまま意識を失った。

 

 

 

 

 

 ★★★★

 

 

 「あらら……気絶しちゃったか」

 

 月下香たちに見つからないように気配を消していた一人の女が呟く。

 

 「まだ見てたかったんだけどね」

 

 女がふふふと笑う。

 

 「でもまあ、あの人攫い屋の筆頭ゼクス使いを払いのけたんなら案外すごい奴なのかもね」

 

 そういって女は闇に紛れ去っていった。 

 




 やめて!
 月下香とズィーガーが戦ったら、紫炎との戦いで消耗した集のSAN値が燃え尽きちゃう。
 お願い、死なないで集。
 あんたが今ここで倒れたら、みんなを関西まで護る約束はどうなっちゃうの!?
 ライフはまだ残ってる。
 ここを耐えればマ○○に勝てるんだから!

 次回
    集 死す

 デュエルスタンバイ!
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