俺は今、徳叉迦さんのところに行くために森の中を歩いている。
進むにつれて少しずつ頭痛とめまいがひどくなっていく。
ちなみに朝食は昨日のあまりの蟷螂を使った塩焼きとりんご丸々一個だった。
蟷螂はやはり海老みたいな味で塩がいい具合にきいていて香ばしくておいしかった。翅はパリパリしていて食べれるが足は固くてなかなか飲み込めなかった。
りんごはシャキッとした歯ごたえと、とてもジューシーで程よい甘酸っぱさでめちゃくちゃうまかった。
と、朝食のレビューをしているうちに頭痛が我慢できないほどになってきた。
「すいません。少し休憩してもいいですか?」
「ああ、いいぞ……って、顔色悪いけど大丈夫か!?」
タイガーさんが俺に駆け寄る。
「すいません。…ちょっと頭が痛くて」
眩暈がする。立ってられない。
「おい! 大丈夫じゃねえだろ! どうしたんだ!? 」
「…たぶんリソース症候群です。大丈夫です。少し休めば治ります」
ああ、迷惑かけないようにしたかったのに。結局迷惑かけちまった。
なんだか…視界が……狭く…………
「おい! しっかりしろ!」
「くそっ! どうすれば……徳叉迦ならなんとかなるか!?」
ウェアタイガーは集を背負って走り始めた。
★★★★
……ここはどこだ?
木製の天井が見える。
気絶していたのか。
俺は布団に寝かされているようだった。
「目が覚めたようですね」
俺の横から声が聞こえた。
見てみるとそこには徳叉迦さんがいた。
「もう大丈夫なのかよ?」
その隣にいたタイガーさんが心配そうにいった。
「ええ、もう病気の進行は止まったはずです」
「俺は集に聞いてんだ。それで大丈夫なのか?」
言われて気づいたが、頭痛や眩暈、おまけに花粉症まで治っているようだった。
「はい、もう大丈夫です。心配かけてすいません」
「本当に心配したんだぞ!? いきなり倒れてリソース症候群だとか言われてどうしていいかわからなくて徳叉迦のとこまでお前を背負って走ってきたんだからな!」
「本当にすいません」
「困った時はお互い様だといっただろ。 なんで言わなかったんだよ」
「迷惑かけたくなくて…」
「お前を助けた時点で迷惑かかんのは承知の上だ。むしろ今回何にも言われなかったせいで迷惑かかったぞ。これからは何かあったらすぐにいえよ。心配すんだからな」
そう言うタイガーさんは本当に心配してくれたのだろう。集落を出発する前はしっかりセットしてあったはずの鬣は少し乱れていた。
「まあまあ、無事だったんですからいいじゃないですか」
徳叉迦さんはそう言ってタイガーさんを静めてくれた。
「まあ今回は許してやるけど、次なんかあった時は誰でもいいからすぐに言うんだぞ」
「はい、すいません。今後気を付けます」
「それでは、少し休んでから話を聞くことにしましょう」
そう徳叉迦は言った。
そういえば俺の話をするんだったな。
俺のどんな話をするんだろうか……。
ギガンティックあげーるよー ギガンティックあげーるよー
本当の勇気見せてくーれーたらー
ギガンティックあげーるよー ギガンティックあげーるよー
タフリル・ハジェスかっこいいという理由でギガンティックのデッキ作ったらギガンティックにはまっちゃいました。
いやー、強いですよね。
……アンバーステゴが