Z/Xの世界で生き延びる!   作:よーと

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 もうすぐ青の世界編です。
 章のタイトルを何にするか……。


48話「ツンデレ?」

 なんか暑い。

 そして重い。

 まだ寝ていたいが目を開ける。

 

 「どうしたんだってばよ……」

 

 すでに外は明るくなっていた。

 俺の周りには翔達や若葉ちゃん。

 そして助けた女の子が寝ていた。

 俺は体育館で寝かせれていた。

 そこに翔達も一緒に寝てるから暑かったんだな。

 めっちゃ密着してるもん、暑いはずだよ。

 てか翔達はわざとではないんだろうけど、俺の頭がある方に足が向いている。

 つーかあたってるよ。

 そう言や寝相悪かったな。

 俺の体には包帯とか絆創膏とか、手当てした跡がある。

 気絶した俺をみんなで看病してくれたんだろうか……。

 ……ん? なんか忘れてね?

 …………あ、そういえば月下香とズィーガーが喧嘩したんだっけか。

 まあでもこうしてみんな寝てるってことはなんとかなったってことだよな。

 うん、このまま寝てよう。

 

 ドコン!

 

 ……やっぱり寝てちゃいけないよな。

 うん、外に出てくるか。

 俺は痛む体に鞭を打ちながら外に向かった。

 

 

 

 

 

 

 「いい! 加減に…! 倒れろ!」

 

 月下香が息も絶え絶えに剣を振る。

 

 「それは……こっちのセリフだ!」

 

 ズィーガーが爪を振るが勢いが足りない。

 

 「うわ……まだやってんのかよ」

 

 バカにされたからって朝までやるか? 普通。

 

 「あら、起きたの?」

 

 ちょうど出入り口のところに綾瀬が毛布を羽織りながら座っていた。

 

 「ああ、しかしこれいつまでやるんだ?」

 

 「さあ……。

  夜からあの調子だもの。

  みんな最初は警戒してたけど決着つきそうにないし、こっちには被害が出ない程度に加減してやってるからみんな寝ち  ゃったわ。

  私としてはさっさと天使狩りに行きたいのだけど……」

 

 

 「まあ、あの調子だと戦い終わってもしばらくは動けないんじゃないか?

  ゆっくりしてけよ」

 

 「……わかったわ。

  ここの人たちもバスを壊されたせいで今日は動けないみたいだし、嘘けるようになるまでは居てあげる」

 

 おお、これがツンデレか。

 いや、あまりツンもデレもしてないけど。

 いつか全然好きじゃないんだからね! ///

 とか言わせたいなあ。

 

 「……どうしたの、ニヤニヤして」

 

 「あ、いや、なんでもない」

 

 綾瀬がジト目で見てきたので慌てて気を引き締める。

 あぶないあぶない……ここで綾瀬ルートを潰すわけにはいかない。

 

 「あー、っと。

  今なら無理矢理キャプチャーできるんじゃないか?

  ほら、いい加減戻ってもらわないと困るだろ?」

 

 うん。

 みんな心配するはずだし、月下香たちもリソースがなくなってきたからつらいはずだ。

 別に綾瀬が疑いの目を向けてきたから行ったわけじゃないんだからねっ!

 ……ハ!

 俺がツンデレっぽくなってしまった。

 

 「そうね、みんなストレスがたまるでしょうし。

  私もズィーガーに舐められっぱなしだと後々やりずらそうだし」

 

 綾瀬は毛布を置き、きれいな金髪を掻き上げ言った。

 

 「ズィーガー」

 

 「あ? なんだよネーチャン。

  今はこいつと……」

 

 「戻りなさい、キャプチャー」

 

 「うお! おい、出せよ!」

 

 さすがのちにエンジェルキラーと恐れられる綾瀬さん。

 すんなり押さえこみましたな。

 

 「月下香も」

 

 「おい! 集! 出せ、まだ決着が……」

 

 「はいはい、またあとでな」

 

 月下香も抵抗したが朝まで戦っていたのと、リソース供給されてなかったからか、案外すんなりと戻せた。 

 

 

 「綾瀬は今日はどうするんだ?」

 

 「今日はここでゆっくり本でも読みながら過ごすつもりよ」

 

 「そうか……俺はどうすっかな」

 

 「ああ、そういえばあなた、体は大丈夫なの?」

 

 「ん、まあ痛むけどなんとか動けるよ。

  てゆうか、もしかして心配してくれてるの?」

 

 「別に、昨日あなたを診察した医者が何かいろいろと言ってたから」

 

 「へー、なんて?」

 

 「肋骨が折れてるとか、頬骨にひびが入ってるとか。

  あともしかしたら視力が低下してるかもとか……」

 

 「え、もしかしてぼやけて見えるのって目が悪くなってるの!?」

 

 眠いからかなー、とか思ってたけど目が悪くなってたのか。

 

 「え、あなた本当に視力が落ちてるの?

  もしそうなら診察に行った方がいいわ」

 

 「ああ、飯食ったら行ってくるよ」

 

 はあ、マジか……。 

 昨日はアドレナリンが出てたからか気にならなかったけど、今は白く濁って見える。

 治るといいんだけど……。

 

 

 

 

 

 「あ、集いたぞー!」

 

 「集君、心配したよー」

 

 翔と凜が近づいてくる

 

 「集さん、どこ行ってたんですか心配したんですよ!」

 

 若葉ちゃんも近づいてきた。

 なんか怒ってるみたいだ。

 

 「ごめんごめん。

  月下香がまだ遊んでたみたいだからさ」

 

 「もう、怪我してるんですから勝手に動き回らないでくださいね」

 

 「わかった、今日は大人しくしてるよ」

 

 「今日だけじゃなくて、怪我が治るまでです。

  骨が折れてるんですから安静にしててください」 

 

 「了解っす」

 

 若葉ちゃんの後ろを見ると女の子がわたわたしながらお辞儀する。

 

 「おはよう」

 

 「本当にわかってるんですか?

  ハア……。

  昨日はありがとうございました。

  おかげでみんな無事にこうしていられます。

  もうすぐ朝ご飯の時間ですから移動しましょう」

 

 「ウッス」

 

 歩いたりしゃべったりするたびに胸が痛い。

 肋骨が折れてるからだろうか。

 あと頬も痛い。

 ゆっくり食べるか。

 




 ツンデレをどうするか……。
 原作を大きく曲げるつもりはないんで難しい。
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