Z/Xの世界で生き延びる!   作:よーと

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 はい、ついに神様? の登場です。
 本文中に出てきますがワイバーンの手記を見ればわかりやすいかも。
 てか3日くらいかけましたが、自分で考えた設定なので穴だらけだと思います。
 何かおかしい点がありましたら教えてください。


54話「神様?」

 やっと着いた……。

 今日はいろいろあったな、明日もあいつらに会うと思うと気が重い。

 子どもとおどおどしてる千尋ちゃんでも見て和もう。

 

 「ただいま戻りましたー」

 

 「ヤッホー、おかえり」

 

 「待ってたぜ!」

 

 コクン。

 

 …………そこには金髪美人と赤メッシュと巨乳メガネがいました。

 

 「……なんでお前らここにいるの?」

 

 「いやー、メアド教えてもらっただけじゃ逃げられるかもしれなかったからね。

  思い切って来ちゃいました!」

 

 アハハッと笑う金髪美人ことアリス。

 うわー、帰ってくんないかな。

 

 「残念ながら会長がこう言うからには、俺たちは逆らえない。

  つーわけで俺たちはここに泊っていくから」

 

 赤メッシュこと基樹がしてやったり顔で言う。

 まなかは?

 …コクン。

 頷かれた。どうやら本気でここに泊まるつもりらしい。

 

 「えー、帰ってくんねぇの?」

 

 「まあまあ、ここの人たちに許可はとったからあなたが嫌とか言っても無駄よ?」

 

 そうですかそうですか、俺はこいつらに絡まれながら夜を過ごすと……。

 あー、早く消灯時間来ないかなー。

 

 

 

 

 

 

 

 

 なんとかアリスと基樹の勧誘を躱しながら消灯時間を迎えた。

 

 「ほら、もう寝るぞ」

 

 「チッ、もう少しだったのに」

 

 「今舌打ちしたか!? てかメリットもないのに入らねえって」

 

 「明日までに口説き落として見せるわ!」

 

 「そーですか」

 

 はあ、長かった。

 今日はこいつらのせいで疲れた、さっさと寝よう。

 

 

 

 

 

 

 

 「…っ、……ッ!」

 

 何か聞こえる、月下香か?

 

 「しゅう……集君」

 

 なんだよこんな時間に。

 またあの2人か。

 お灸をすえたろか。

 イライラしながら目を開けると真っ白い空間にいた。

 

 「は?」

 

 俺は夢でも見てるのだろうか?

 

 「あ、こっち。後ろだよ」

 

 声が聞こえたので振り向くと黒いパーカーのフードで顔を隠した男が立っていた。

 

 「こんばんは、あなたに話があって来ました」

 

 「……誰?」

 

 いきなりこんなとこに来るなんて……疲れてんのかな。

 

 「わかりやすく言うと神様みたいな?」

 

 「はあ……?」

 

 「あ、信じてないね?

  まあでもいいよ、信じようが信じまいが僕は勝手に話すし」

 

 「え、ちょっと待てよ。

  仮にあんたが神様だとして、今俺はどうなってんの?

  もしかして死んだのか?」

 

 「いや死んでないよ。

  コンタクトをとったのは君にどうして転移した理由とか、今後やるべきことについて伝えるためだから」

 

 「転移した理由? てかやるべきことなんてあったの?」

 

 俺にもついにチートが!

 

 「まあ、順を追って説明するよ。

  まず転移についてだけど、これはこの世界が引き起こしたものなんだ」

 

 「この世界が引き起こした?」

 

 「うん、これにはまず君たちの世界とこの世界の関係性について説明しなくちゃね。

  まず、世界は木のようになっていてそこから枝のように並行世界ができているわけなんだけど、ここの世界は今のたとえで言うなら幹、そして君たちのいた世界は枝なんだ。幹がダメになると枝もいずれダメになってしまうよね。ここまで言ったら感のいい人は何が言いたいかわかっちゃうかもしれないけど、この世界、つまり幹の世界が今は不安定な状況だ。よって枝である君たちのいた世界から、この世界を安定させるためにこの世界と神様が転移を起こしたのさ。君は元の世界でZ/Xの公式サイトの『ワイバーンの手記』を読んだかい? 読んだならわかるかもしれないけど、『並行世界はバタフライ・エフェクトによって無限に生成されるようなものではなく、歴史上の人物のような特定の人々、私が特異点と称している人物が重要な選択をした時、世界は分岐するのである』って書いてある通り、いくつか並行世界はあるんだ。だから本来は未来が5つ程度できたくらいでは動じないんだけど、今回はどういうわけか未来がかち合ってるみたいで神様たちは混乱してるんだよ」

 

 ……いきなりそんなこと言われても、はいそうですかってはならねえよ。

 

 「じゃあ、あんた達が俺たちを勝手にこの世界に連れて来たってわけか?」

 

 「違う違う、誰を転移させるかを選んだのは神様だけど、転移させたのはこの世界……もっと言うと5つの未来の世界だ。もうめんどくさいからぶっちゃけた話をするとこの世界間の戦争は決着がつかず、永遠に終わらないんだよ。で、時間が経つにつれて世界を運営するエネルギーまでも食いつくしていずれ滅んでいく……。そのことを5つの世界は本能で知っているんだ。だから自分の世界が生き残ろうと君たちをこの世界に転移させた。世界は神とは違って転移する者を選別したりしない。現状を変えられそうな者だけを連れてくる。実はそのせいで数人この世界に選別されずに転移した人たちがいるけど、君たちはちゃんと選んでるからね? 聞かれる前に言っておくと転移するトリガーは『Z/Xの世界に行きたい』とか思った人、あとは事故や病気で死ぬ人たち。もちろん治療してから転移させたよ」

 

 「あれ? 世界が才能をある奴を転移させたんなら俺たちはいらないんじゃないか?」

 

 「そうもいかないみたいなんだ。才能があるって言っても善人も悪人もいる。だから神が選別するんだ。定期的に転移させれば世界は無理に転移しようとは思わない。だからこれからも転移者は増える。君はこの世界に来てもあまり戸惑ってない、むしろ喜んでいるようにも見える。でも他の人はどうかな? 君の友達も帰りたがっているようだし、きっとこれから増える転移者にも帰りたい人はいるはずだ。でも帰るには使命を果たさなければならない」

 

 「じゃあ俺もこの世界をどうにかしないと帰れないのか?」

 

 「そーゆーこと。

  でも安心してね? ちょっと誤差はあるけど転移前の時間に戻るよ。しかも病人、怪我人は治療して戻す。さらに大サービスで世界を安定させなくてもそれに近い功績を残せば元の世界に戻してもらえると思うよ」

 

 「なんでさっきから『みたい』とか『思うよ』なんだ?」

 

 「ああ、転移させたのは僕じゃないからだよ。でも大体あってるから気にしないで」

 

 「大体あってるって……。なんかいろいろ聞いたけど、ようは世界を安定させろってことか」

 

 「そうそう。で、そのことでちょっと相談があるんだけど……君、僕の使徒にならないかい?」 

 

 「使徒?」

 

 使徒ってあれだろ? 神の使い的な。

 

 「うん、基本的には僕の言うことを聞いて世界を導いていけばいい。言うほど難しいことではないよ? 特定の人物の邪魔をしたり、誰かを助けたり……。僕のしたいことはね、第6の世界……いうなれば5つの世界が共存できる世界を作りたいんだ」

 

 「第6の世界?

  てか、さっきから他にもあんたみたいなことをしようとしてるやつがいるみたいな言い方なんだが…」 

 

 「うん、他にもいるよ。それは大抵5つの世界で神となった者達だったり、特定の世界になると有利になる者達だったりするけど僕はそんなことよりみんなが共存できるハッピーエンドを目指したいんだ。でも世界が滅ぶと僕たちも死ぬから神様と呼ばれる人たちはみんな必死だからね、僕が一人奮闘しても効果は薄い……そこで君が僕の手足となって動いてくれれば世界を新たな可能性に導けるかもしれない。どう? 力になってくれないかな?」

 

 ……なんか胡散臭いけど、悪くはないんじゃないだろうか。

 

 「俺にメリットは?」

 

 「元の世界に帰れる。それと僕ができることならなんでもしよう」

 

 「なんか曖昧な言い方だな」

 

 「て、言ってもね……僕には助言くらいしかできないし……。僕や神と呼ばれる者達は基本精神生命体だ。白の世界のエンジェルに近いかな? だから世界には肉体を持って干渉できない。それに無理に干渉しようとすれば世界ごと壊しかねないからね。RPGっぽくなっちゃうけど、宝の在処とか、使いやすいゼクスとかの情報をあげよう」

 

 ……なんかビミョー。

 

 「今ビミョーって思ったでしょ。僕だってできればもっと何かあげたいし、むしろ自分で……まあ、いいや。

  で、どうする? 僕の使途になる?」

 

 ……別に悪くはないが良くもない……まあデメリットは指令が来た時に従わないとダメなことくらいだしいいか。

 

 「……わかった。いいぜ」

 

 「本当かい!? よかったよ断られたらどうしようかと思ったよ。

  それじゃあこれからよろしく。」

 

 「ああ、よろしく」 

 

 俺たちは握手を交わした。

 

 「で、さっそくなんだけどアリスの組織に誘われてるよね? 面倒くさいと思ってるかもしれないけどそれに入ってくれないか? いずれ役に立つ」

 

 「えー……まあ、いっかそのくらい。

  てか未来がわかるみたいな言い方だな」

 

 「まあね。

  ……そろそろ時間だ。

  じゃあしっかりやってくれよ。

  あと、僕のことは誰にも言わないこと」

 

 「ああ、わかった。じゃあな」

 

 「ああ、じゃあ」

 

 俺は浮遊感とともに目を覚ました。

 




 はいなんか勝手に設定つけました。
 しかも急展開すぎてついて行けない。
 原作に沿うとは一体何だったのか……。
 まあ、原作に終わりが見えなかった時にこのSSを終わらせるための保険です。
 ですが実はちょーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー重要人物だったりします。
 まあ、登場回数は少ないかもしれませんが。
 一応まだまだ書いていくつもりですが私の気分次第で打ち切るかもしれないということを頭の隅の方にでも入れておいてください。
 ちなみに九州編終わるまでは終わるつもりはありません。
 つか、ちーちゃんを出すまでは終われない(使命感)

 ★おまけ
 千尋の日記シリーズその1
 
 集さんが金髪の美人と巨乳メガネを連れてきた。
 (((( ;゚д゚))))アワワワワ
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