どんどこどこどこ…………(太鼓の音)
ハッ! ハッ! ハアッ!
だだーーーーん!(太鼓を大きくたたきフィニッシュ)
ボッカーーーン!(大きな爆発音)
今回から少し書き方かえました。
「まあ、テクネチウムがこう言うなら連れていってくれて構わないが、青の世界の情報を流出させるわけにはいかないからバージョンダウンと不都合な記憶の消去、さらにテクネチウムの縮小化などを行ってから渡すことになるが構わないな」
「ああ、テクネチウムが仲間になってくれるならいいぜ!」
「それで今までのように動けるかはわからないがこう言ってくれているんだ、私もそれで構わない」
「そうか、なら明日の昼頃には渡せるようにしよう」
「ん、明日の昼だと出発に間に合わないから朝にできないか?」
明日は関西に向けて出発する日なんだよな。
「じゃあ何とか朝には間に合わせよう」
「あざっす」
「というわけでもう帰っていいぞ」
「「「「ありがとうございましたー」」」」
俺たちは部屋を出る。
「あ、集は残ってくれ」
「ん、了解」
3人が出ていって俺と輝だけが残る。
「あー、疲れた。これも仕事だから言葉遣いには気を付けないといけないんだよね」
「それであんな堅苦しいしゃべり方だったんだな」
「まあ慣れたけどな。
はい、これ」
「なんだこれ、メガネケース?」
輝が渡したのは黒いメガネケースだった。
「ああ、昨日目が悪くなったって話してたじゃん? だから簡単に改造されたメガネを作ってもらった。
機能はターゲットのロックオンと追跡、ズーム。それとマップも開けるし緑の世界の樹海に入ってもいいようにマップ作成ツールもある。さらにレンズは視力が回復しても使えるように度が変えられるし防弾使用だ。
ついでにフレームも自由に変えられる」
「マジで! これものすごくすごいじゃん!
……うお、マジだ。よく見える」
かけてみるとすぐに度を変えよく見えるようになった。
ちなみに上に黒い縁があるサーモントフレームだ。
「機能は右にあるボタンで使えるようになる、充電式だからバッテリーがきれないように気を付けろ。
一応3日は持つらしいけど毎日充電しとけ。
あとこれも」
そういって渡されたのは銀色の4枚のディスクだった。
そしてディスクにはそれぞれ違った模様が入っている。
「これは、もしかして…!」
「そう、ディスクアニマルだ」
ディスクアニマルとは仮面ライダー響に登場するサポートツールで、動物の形をとり動くことができる。
「俺の好きなライダーものがこの世界なら再現できるからな、最高だよ!
機能も原作とほぼ同じにしておいた。
唯一違うのは色が赤や青にもできるけど目立つから基本的に保護色になってるから地味ってことくらいだ。
まだ試作段階だから3枚しか作れなかったがこれから何度か試験を通して強化していくつもりだ。
今渡したのは
これが見てる景色もそのメガネでリンクできる」
まさかディスクアニマルを実現させるとは……さすが青の世界だ。
「マジか、すげえ……。
ありがたく貰ってくよ。今は何もできないけどこの借りはいつか返す」
「ああ、思う存分使ってくれ。
本当は骨折とかも治せたらよかったんだが、まさかサイボーグにするわけにはいかないからな。
そうそう、言い忘れてたけどこれは特注品だから気楽に使えるけど、他の青の世界の物を使うときは気を付けろよ。
大抵のものは青の世界のコンピュータや上層部につながってるから危険だ。
今渡した奴はもちろん、テクネチウムもそういうのはないようにしておくから安心してくれ」
輝も色々気を使ってくれてるんだな。
「ああ、ありがとう、気を付ける」
「それじゃあ俺ができるのはこれくらいだ。
みんなのことはお前に任せる、頑張ってくれ」
「任せとけ!」
「じゃあ、気を付けて」
「ああ、じゃあな!」
―――
外に出るとアリスが一人で待っていた。
「遅かったじゃない。
……あら? メガネどうしたの?」
「ああ、視力落ちてたからメガネ貰ってきた。
……みんなは?」
「みんなこれから明日の準備をしに家に戻ったわ。
なにもこれから説得って時に行かなくてもいいのに」
「説得?」
「あっ、言ってなかったわね。
私、カードデバイスを手に入れたこと家族に伝えてないの。
だから今から説得しに行くの。
私ひとりじゃ駄目かもしれないけど、あなたみたいなゼクス使いがいればお父さんも許してくれるでしょう」
「え、なに、俺もいくの?」
「あたりまえでしょ、会長が言ってるんだから従いなさい」
名前だけじゃなく性格までお姫様だ。
「はいよ、了解しましたー」
「よろしい、では行きましょう」
集が帰った後の輝
輝「いずれは俺もバトルヒーローに……」
スーッ、スッ、サッ
輝「変身ッ!」
ギィ……。(ドアを開ける音)
ゲンマ「輝、この前の戦いだが…………すまん……」
ギィ……。(ドアを閉める音)
輝「ああああああああ! ゲンマさん! これはちがっ、ああああああ!」