Z/Xの世界で生き延びる!   作:よーと

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 ( ゚∀゚)o彡°オールハイル軍師( ゚∀゚)o彡°オールハイル軍師
 はいどうも!
 下半期展開発表会の情報に戸惑いを隠せない作者『よーと』です。
 いやー、CV決まったり、ガムビエルがディアボロス化したり、レア君が初代色欲説、Vジャンプの応募者全員サービス……などなど、いろいろありました。
 そんな中、様々な情報に錯乱&影響されつつ、第五章始まりまーす!
 
 前話で書くの忘れてたとこ書いときました。


第五章 「転移者襲撃 中国・九州編」
83話「 ( ゚∀゚)o彡°オールハイル軍師( ゚∀゚)o彡°オールハイル軍師」


 「俺、そろそろ……」

 「基樹、無理すんな。

  あとは俺たちに任せとけ!」

 「悪い……うっぷ」

 

 「ピェーッ!」

 「スコル!

  もっと高度上げろ!」

 「んなこと言ったって姉さん……これ以上近づいたらまたバチバチ来ますで?」

 「構わん!」

 

 俺達は今船の上で、空を飛ぶ〈駿足の電気石トルマリンホーク〉数体と対峙していた。

 基樹は若干船酔い気味でダウンしてるし、まかなも少し顔色が悪い。

 未だゼクスを手に入れてないアリスが一番元気だ。

 

 そうそう、船は学校経由で何とかしてもらった。

 神に言われた当日に出発し、昼頃本州の端近くまで来て船で九州に向かって出発!

 ……だったんだけど。

 

 「ピェェェ!」

 「ピェーッ!」 

 「ピィィ!」

 「あ、ちょ、あぶな!」

 「死ね!」

 

 とまあこんな感じで戦闘中だ。

 

 艦長さんの話では、学校は『ゼクス使い派遣』ということで話していたそうだ。

 なるほど、どうりで俺たち以外の客が多いわけだ。

 ちなみに船は船旅に使うやつと同じ位のやつで、人も車もたくさん乗せている。

 

 「シィッ!」

 「ピ…ィィ……」

 

 あ、今一体倒した。

 相手は特に強いわけでもないんだけど、数と電気を使うのが厄介だ。

 それにでかいしな。

 そもそも電気石とは熱せられると電気を帯びる鉱石らしいんだけど、そのせいか電気を放ちながら降下して攻撃してくる。

 まあ電気石についてはテクネチウムに教えてもらったんだけどな。

 そもそも本州の端、中国地方に入った時点で赤の領土に入ってるんだが、ゼクスとの戦闘はほとんどなかった。

 せいぜいクォーツクラブが船の進行の妨げになったくらいだ。

 

 九州につくまでの時間は二時間弱。

 トルマリンホークと戦闘になったのが出航から一時間半くらい経ったくらい。

 戦闘になってから三十分位経ったからそろそろついてもいいと思うんだが……。

 

 ドォォォオオオンン!!

 

 「なんだ!」

 

 数機の戦闘機がトルマリンホークの気を引き、その後に極太のビームのようなものがトルマリンホーク数体を葬った。

 これは……進行先から来た攻撃だな。

 

 「我が名はアレキサンダー。

  汝らのことを歓迎しよう!」

 

 わお!

 アレキサンダーだ。

 黒馬に乗ってきたけど、どうやって浮いてんの?

 

 「なんだこの偉そうな奴は!?」

 「ふむ、そこの女……なかなか強そうではないか。

  どうだ? 我が軍に下るつもりはないか?」

 「弱者が強者の下につくのは分かる。

  だが……お前はアタシより強いのかい?」

 

 月下香が猟奇的な顔でアレキサンダーを見る。

 

 「おい、二人とも! 前!前!」

 「知っておるわ!」

 「うざったいね!」

 

 うわぁ……トルマリンホークが一瞬で瓦礫となって海に沈んだよ。

 今までの戦いはなんだったんだ。

 

 「ちょ、ビリビリするんやけど!

  姉さん、もっと慎重にお願いします!」

 

 スコルも大変だな。

 

 「ところで集、あの鳥の亡骸は回収しなくてもいいのか?」

 「ん、テクネチウム……なんで?」

 「あの鳥の体を見るに、全身がトルマリンだ。

  体の大部分は『インディゴライトトルマリン』、背中と羽の水色っぽく見えるのは『パライバトルマリン』、目は『ドラバイトトルマリン』でできていると思われる……」

 「……」

 「さらに、奴らは全身がトルマリンでしかも巨体だ。

  つまり、売ればかなりの金になると思われる」

 「イグニッション!

  クー子、全部回収して来い!」

 「えー、羽が重くなるし、海の中に入りたくないよー」

 「成果次第では毎日腹いっぱいカレーが食えるだろう」

 「行ってくる!」

 

 ちょろいな。

 だがこれで財布はぽかぽかだな。

 しばらくは金に困らないで済みそうだ。

 

 

 

 「ふう……なんとか着いたわね……」

 「船があんなに辛いもんだとは思わなかったぜ」

 「……同じく」

 「一つ…二つ…三つ……」

 

 ホント大変だったぜ……。

 クー子が溺れかけたり、スコルが半泣きで助けを求めて来たり、月下香がアレキサンダーと一戦交えそうになったり……。

 だが、トルマリンは無事回収したぜ。

 最初に倒したのは回収しきれなかったが、とりあえずバッグいっぱいに詰め込んだ。

 ふふふ……宝石数えんのって楽しいんだな。

 

 「お前らか、学園から派遣されたゼクス使いというのは」

 

 あ、あれは!

 

 「みかどん!」

 「ほう、俺を知っているようだな。

  だが、その呼び名はやめてもらおう」

 

 ( ゚∀゚)o彡°オールハイル軍師( ゚∀゚)o彡°オールハイル軍師

 というわけで、やってきたのは天才軍師こと黒崎神門だった。

 

 「集、知り合いなの?」

 「あー、知ってるけど知り合いではないというか……」

 「俺と知り合いかどうかなど今は関係ない。

  お前らに用がある。

  ついて来い」

 

 そう言って歩きだす軍師。

 

 「アイサー。

  ほら、行こうぜ」

 「うーん、気になるわね」

 

 

 「へー、こんなとこに自衛隊の基地なんかあるのか」

 「海にもゼクスは出るからな。

  それに今日はお前らが来るということもあって厳戒態勢だ」

 

 連れてかれたのは、海から少し離れたとこにある自衛隊の仮設基地。

 そこを少し奥に行った作戦を立てるようなテントで話をするようだ。

 ここまでに来るまで何人もの自衛隊員やゼクスと会った。

 戦闘機や戦車もあるあたり、結構な戦力を持って来たんじゃないだろうか。

 で、なんでそんなに戦力を持って来たのか、何を話すのかを考えれば……。

 

 「それで話だが……単刀直入に言おう。

  俺のもとで働け」

 

 ま、こうなるだろうな。

 

 「断るわ!」

 

 そしてこっちも。

 

 「何故だ?

  お前らもここにある戦力を見ただろう。

  我々は自衛隊を始め、ブレイバーやマイスターの力がある。

  他の世界に引けはとらん。

  むしろ、自衛隊と協力している事で民衆との連携も他の世界と比べ容易にできる。

  そこにお前らが入れば日本の掌握も容易くできるだろう」

 「でも私達は日本が欲しいわけじゃないの。

  困ってる人を助けているだけで満足できる。

  それに、あなた達のやり方は気に入らないわ。

  戦闘機やそれを浮遊できるゼクスがいるならもっと早く援護しに来ればいいのに、三十分も放置してたのは一般の人に自分達の有能性を知らせるためでしょう?

  一般人を危険にさらすその考えは好きじゃないわ」

 

 なるほど。

 艦長が連絡したはずなのにすぐに来なかったのはそういう事だったのか……。

 

 「ふむ、確かにそうとられても仕方ない。

  だがあれはゼクスの統率が取れていなかったのとトルマリンホークの電気の影響で連絡が取りづらかったからだ。

  ブレイバーには我が強い奴らがたくさんいるからな。

  故意にやったわけではない。

  それに、俺は多少の犠牲は目を瞑ることにしている。

  しかし、それで不快な思いをさせたというなら謝ろう」

 

 そう言って神門は頭を下げる。

 

 「それで、さっきの話だがお前らは俺の誘いを断るという事でいいのか?」

 「ええ、あなたの下で働きたくて来たんじゃないしね」

 「そうか……。

  ならば仕方ない」

 

 不意に神門が片手を上げる。

 

 ザッ!

 

 「……何のつもり?」

 

 テントの外から現れたのは複数の自衛隊員。

 俺達を囲むようにして銃を向けている。

 俺達を逃がさないつもりか。

 

 「お前らが学園に帰ると面倒なんでな。

  ここで働く気になるまで監視させてもらおう」

 「こんな事しても揺るがないわよ」

 「なら殺すしかないな」

 「ちょ、待ってください!

  姫、ここはいったん大人しくしようぜ?」

 「……ふん!」

 

 アリスはそっぽを向いてるが大人しくしてくれるようだ。

 にしても監視って……。

 俺達どうなるんだ?

 




 ( ゚∀゚)o彡°オールハイル軍師( ゚∀゚)o彡°オールハイル軍師
 ???「All Hail ZERO」
 ???「オール・ハイル・ルルーシュ!」

 あ、船の九州までの時間は山口から大分だと思います。
 西日本には滅多にいかないからようわからんわ…。
 端って言ってもホントに端までは行ってないと思う。

 次の更新は10か11です。
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