えちえち回なので、苦手な人は飛ばして下さい。
では、本編どぞー。
「……ごめんね、アベル」
不意にアリアはそのまま膝を曲げ腰を下ろす。
「は……? な、なんで膝に乗って来るの……?」
アベルの腿にアリアが座ると、柔らかく心地好い重みが圧し掛かった。
困惑しながらもアベルはアリアの背にそっと手を回す。
腕から伝わる彼女の冷たく濡れた髪の感触が、アベルの熱い身体を僅かばかり冷やしてはくれるが熱は上がるばかりだ。
ドッドッドッドッ……――。
アベルの鼓動は早鐘を打ち、真正面のアリアをじっと見つめる。
すると彼女は始め俯いていたのだが、アベルの視線に気付き顔を上げた。
……顔を上げたアリアの瞳孔が開いている。
「……私はアベルのこと好きだよ。すごく……好き……」
「っ……、アリア……、なに、僕に抱かれる気……?(ここで!?)」
彼女が陶酔するような瞳で自分を見てくるので、アベルはとりあえず軽く唇を重ねてから訊ねた。
だが、アリアは首を左右にふりふり。
「ううん……、それはイヤ」
「イヤって……、ヒドイ……。アリアって残酷過ぎる……」
――うぅ……わかってたけど、ヘコむぅ……。
はっきり拒否され、さすがのアベルもガクッと項垂れる。
“その嫌って、もしかして年齢関係なく僕とは嫌だってこと……?”……とは怖くて訊けなかった。
「……アベルとはまだ寝たくない」
「そ、そりゃ十八にはまだなってないけど……、あと一、二か月だよ……? 少しくらい早くたって僕は……」
――
アリアの言葉をアベルは都合よく解釈し、ぶつぶつと文句を垂れつつ唇を尖らせてみる。
……すると彼女は困ったように眉を下げ黙り込んでしまった。
そうしてからアリアが口を開く。
「……アベルとは寝たくない」
アリアは再びはっきり告げていた。
「う……。そんな言い方ってあんまりじゃないか……僕がこれまで どれだけ君に尽くしたかわかってるのかい? この間 君はもう逃げられないって僕 言ったy……」
「……黙って、アベル」
アベルの抗議の途中だったが、アリアはそれを最後まで聞くことなくアベルの頬を両手で包むとその唇を自らの唇で塞いでいた。
「ん……ンンッ……?」
――アリアからキス……!! っ……舌が……、ぁぁ……、甘い……ぬるぬるして気持ちいい……!
アリアの舌がアベルの舌を絡めるように口の中へと滑りこんで来る。
アベルはすぐさま応えるように舌を絡ませていった。
彼女の背に回したアベルの手がそっと背を撫で上げると、アリアの身体はビクリと震える。
二人ともに鼻に掛かった甘ったるく熱い吐息が、息継ぎする度互いの鼻の下に掛かり 濡れた上唇の上端に渇きを感じさせた。
その渇きを潤すようにアベルとアリアは交互に上唇を甘噛みし、たまに吸ったり吸われたりを繰り返す。
下唇も同様に丁寧に舐めたり、ちゅぅっと吸ったり。
互いの舌先を擦り合わせながら淫らに唾液の交換を楽しんだり……。
……こんなキスなら既にこれまで山ほどして来ている。
何度しても夢見心地になる、アベルが大好きな行為だった。
アリアとキスをしているだけで興奮するし、背中に何かが這うようなぞくぞく感。心地好さに頭が痺れてくる。
「はぅ……ン……ふ……っ……」
アリアから甘いさえずりが聞こえると、アベルはそれを漏らさないように深く口付けていった。
アリアはさえずることすら許してもらえず小さく「はぁ、はっ……」と浅い呼吸を繰り返し、息苦しそうにアベルの肩に手を添えながら受け止めている。
キスの合間アベルはアリアの髪を撫でたり、彼女の様子を見ながらそっとタオルの中に手を忍ばせ白い【メロン】を優しく揉んだり、隠れん坊から見つかった小さな実を指先でそっと擦ったりと、好きなように
……ちゅ。ちゅぅ……、くちゅ、ぴちゃ……と、水音はしばらくの間続いていたが、気持ち良すぎてアベルはキスを止めたくなかった。
(……どうせ これ以上はさせてくれないんだ……、このままずっとキスしてたっていいよね……。)
――気持ちいい……、けど、苦しい……。
キスは気持ちいいが、下半身のムラムラが止まらない。
せっかく寝た子なのに、また起こしてアリアはいったい どうするつもりなのか……。
アベルは先程から
そんなことをアベルが考えているとアリアは唇を離し、今度は額を合わせて小休止……。
唇が離れた拍子に二人の唇の間を繋いだ透明な糸がプツンと切れた。
「はっ、はぁ……、はぁ……ごめんね、アベル。いっつも我慢させちゃって……、辛いよね……?」
「はぁ……、わかってるなら……はっ……、早く僕のものになっちゃえばいいのに……」
見つめ合う二人の頬は上気していて、互いに目は虚ろ。息も絶え絶えだ。
そんな中、アリアは熱い吐息を吐き出しながら目を細める。
「はぁ……ふふっ、そういうわけには行かないんだぁ……」
「えっ……っ!? ぁっ……なん……!?」
アリアが妖艶に微笑むと アベルの目が瞬時に見開かれた。
それはなぜ……?
……それは、アリアの手がアベルの
そこは。
――えっ、なにっ!? アリアの手が、ぼ、ぼく、の……?
(えっ、ソレ触っちゃうの……!?)
アベルは瞬時に全身を真っ赤に染め、術者や味方全体を鉄の塊にする呪文【アストロン】の如く身体を硬直させてしまった。
すでに下半身は硬直しているので、そこはダブル掛け……、か?
「……アベル大きい……、痛かったら言ってね……? あ、声は控えめでね……♡」
アリアは伏し目がちに妖しい瞳でアベルをチラッと見ると、艶美な笑みを浮かべてタオルを取り去り 静かに清水の中へ身体を沈ませる。
そして、再びアベルを見上げ、彼女は小さな口を開け……――。
(ああっ、うそぉ~~んん♡♡ どういうこと~~??♡♡)
……………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………アベルは天に昇って行った……――。
◇
ザバァッ……!
アリアは水の中からアベルが座る隣に上がって先程巻いていたタオルを再び身体に巻き付ける。
ボタボタ。ポタポタと髪から伝って落ちる雫をぎゅっと絞ってからボーッとしているアベルを見下ろし一言。
「……気持ち良かった……?」
にこっとはにかみ訊ねていた。
「……気持ち良かった、って……………………はぃ……、とても……」
疲れと興奮と、快楽と解放と、虚脱感。
その総てが一気に押し寄せたアベルはしばしボーッとしてから頬を赤く染め頷く。
「よかったぁ。上手く出来るか不安だったの。じゃあ おやすみなさい! また明日ね♡」
アリアはいつものように無邪気に笑いアベルの頬に“ちゅ♡”とキスして馬車へと戻って行った。
「……………………、ええっ!?!?」
アベルは今起きたことが夢かと思い頬を抓ってみる。
――っ! 痛いっ、夢じゃない……!!
……どうやら夢ではなかったらしい。
「……ちょ、アリアぁ……、なに……これ……。僕、もう……いっぱいいっぱいだよ……」
アベルはそのまま背を地面に預け、脱力してしまう。
顔が熱い気がして両手で顔を覆った。
頬は燃えるように熱く、先程の出来事が嘘じゃなかったと物語る。
二度目の確認が取れるとアベルは胸がいっぱいになり、そして。眠りに落ちていった……。
……次の日、水に浸かったままだったアベルの足がふやけたことは言うまでもない。
アリアは何したんですかね。
肩揉みかな~、解れたようで良かったわぁ♡(鼻ホジ)
R15なのでこれくらいはいいかな……(毎度大丈夫が気になる)。
本当はもっと色々書いていたんですけど泣く泣く削除しました。
具体的過ぎてなんかダメな気がしたので雰囲気だけにしました……無念。
えちえち回を書いていると、R18を書きたくなってきますね。
需要なさそうなので妄想だけで満足しときます。気が向いたらその内。
愛と冒険とエロがテーマなので(友情と笑いを忘れてたw)大体この三つのルーティンで書いていたりします。
これビアンカで書いても面白そうだなと思ったけど、きっと誰かが書いてるから私はいいや。
ドラクエⅡで同じテーマで書きたいのがあるのですが、書けるようになるのはいつになるやら。
----------------------------------------------------------------------
読了お疲れ様でした、そして読んでいただきありがとうございました!