暗殺教室の世界に来たのに原作開始時高校卒業してんだけど(活動報告にて連絡あり)   作:ゴロゴロ鼠

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どぞ


第二話

律を改良し直してから結構立つが、今は研究施設で律を処分されないように何とかある程度実績の捏造をする毎日を過ごしている。

 

『・・ター・・・マスター!』

 

「ん?どうした律」

 

『どうしたじゃありません!もう深夜の二時を過ぎています明日も朝早くから予定がたっぷりと入っているのですから早く寝てください!』

 

ちなみに現在俺は情報漏洩防止などの理由から研究所内の個室で寝泊まりをしている

 

<彼女に同意します>

 

<睡眠時間の短縮は思わぬ事故を引き起こす可能性有り>

 

「お前たちもか」

 

『ほら!お兄様とお姉さまもこう言っていますから』

 

俺と律以外の二人の男女の声は俺が最初に作った学習型AIだ。前はもっと機械っぽかったのだが律と話していく内に自分たちの自我と言うべき物を取得したらしい

 

「分かったよ、お休み」

 

<<『お休みなさい、マスター』>>

 

 

 

 

 

 

「・・・はぁ」

 

「だいぶお疲れの様ですね」

 

「ええ、最近している研究何ですがそろそろ実を結びそうでしてね。時間があまりないので早く結果が出ればいいのですが」

 

「それならばここに居ても大丈夫なので?」

 

「はい、と言っても研究所に居ると俺が休まずに作業を続けちゃうので休めと追い出されただけですけどね」

 

『当たり前です!私たちが放っておくと普通に徹夜するからです、何の研究をしているかも教えてくれませんし』

 

「流石にね、凄い口留めされたし」

 

結果によっては殺せんせーがどういう動きをするのか分からないからだろう。原作を知っている俺からすれば問題は無いと思うけど

 

「それにしても、すごい事をしましたね。宇宙ステーションに研究データを強奪しに行くなんて。生徒の皆は喜んだんじゃないですか?あなたが爆発する確率が高くても1%だってことに。あなたを絶対殺さなければいけない訳じゃなくなったんですから。彼らが卒業した後もここで先生を?」

 

「いえ、教壇に立つのは今年度限りと決めておりまして。その後の事は決めてないですねぇ」

 

「そうなのですか。では私の研究所に来ませんか?あなたの律を改良した腕、あれを見れば十分に実力があるのが分かる」

 

『それはいい考えですね!私も卒業した後殺せんせーに会えるのは楽しみです!』

 

「ヌルフフフ、研究対象としてではなく研究者としてですか?嬉しい申し出ですね。考えておきます」

 

「はい、お待ちしております」

 

余り声に力が入っていない、律は気づいていないようだが殺せんせーは分かっているのだろう。地球の消滅がかかっているギャンブルで1%と言う数字の大きさ。そしてそのギャンブルに勝ったとしても死ぬまで付きまとう平穏とは程遠い生活を

 

<マスター、防衛省層部から連絡です>

 

「なに?こんな時間にか?」

 

<防衛省のデータベースに侵入、解析したところマスターの研究を嗅ぎつけた様です>

 

「・・・成程、まああいつらにとっては都合の悪い部分もあるからな。今から来いって?」

 

<はい>

 

「残念、それじゃあ二人とも、少し早いですが私は帰ります」

 

「はい。それにしても、こんな時間からとはいったいどんな研究を?」

 

「フフフ、秘密です。今言って結局間に合いませんでしたでは恥ずかしいので。では二人ともお休みなさい」

 

「お休みなさい」

 

『おやすみなさい、マスター』

 

 

~~~~

 

息抜きに二人と楽しく遊んだりしていたのにこんな深夜って呼べる時間に飛び出すかね全く

 

「こんな時間に呼び出してしまって申し訳ありません、しかしあなたの今までの言動とこの研究内容は見過ごす訳には行きませんでしたので」

 

「・・・外に漏らしていないはずの研究内容が漏れているのはこの際何も言いませんが。それで、どうします?私の研究は既に他の所でもされているしあなた達もこの研究の成功を期待していたはず」

 

「他と貴方が完成させるのでは結末が大きく変わってくると考えていますので」

 

「・・・それで?結局はどうしたいのですか?」

 

「これからは貴方に最低でも一人の監視を付けます。そして来るべき日には我々と共にいてもらいましょう」

 

「研究結果は完成しだいすぐ没収、という事で?」

 

「研究の結果次第です。研究所まで送ります」

 

そう言って俺はそのまま研究所に送られ俺の部屋の外には監視が付くようになった

 

(研究の結果はもうどうでもいいみたいだな)

 

彼らの中ではもうどうするか決まっているのだろう

 

「アルファ、ベータ」

 

<はい>

 

<何でしょう>

 

「お前たちに頼みたいことがある」

 

~~~~

 

あれから一ヶ月ほどか・・・おそらくここで殺せんせーと会えるのは今日で最後になるだろうな

 

「外で音がすると思ったらあなたでしたか、お久しぶりですね。律さんが寂しがっていましたよ」

 

「こんばんは、殺せんせー、お久しぶりです。あの後面倒なことになりましてね、外出もほとんど禁じられているんです」

 

「成程、では彼らは貴方の監視役ですか」

 

付いてきているのは一人だと思ったがどうやら複数人居るらしい

 

(俺の事信用してないんだな)

 

「それで、今日はどうしたんですか?いきなり律から連絡が来て来てくれと言われたのですが」

 

「にゅや!そうでした!!時間もありませんので中へお早く!」

 

そう殺せんせーに急かされて教室へと歩いていく

 

「殺せんせーは入らないんですか?」

 

「時間が無いのでお早く!」

 

俺は訳が分からず部屋の中に入る、そこはいつもの教室で律がスリープモードに成っておらず俺が教室に入ってくるのを確認すると嬉しそうに笑った

 

『マスター!お久しぶりです!!』

 

「久しぶり、最近来れて無くて悪いな」

 

『いえ、私こそいきなり呼んで申し訳ございません。実は、これをマスターに渡したかったのです』

 

そういって律は綺麗にラッピングされた包みを俺にくれた

 

「これは?」

 

『チョコレートです、今日は好きな人や感謝している人にチョコを渡す日と聞きましたので』

 

「そういえば、今日はバレンタインか。すっかり忘れてた」

 

『ですのでどうしても今日中に渡したかったのです。無理に呼んでしまいすみませんでした』

 

そう言って律は顔を伏せてしまう。自分の我がままで呼んでしまって申し訳ないとでも思っているのだろう

 

「そんなこと無いぞ律、お前は俺の子も同然だ、むしろこんなふうにもっと頼ってほしい。それにチョコありがとう、凄い嬉しいよ。」

 

『マスター・・・はい!』

 

そう言って俺は律の頭を撫でる、すると律は嬉しそうな表情を浮かべ満面の笑みで返事をしてくれた

 

(・・・泣かせたくないよなあ)

 

殺せんせーの暗殺期限まであと少し、俺はそんな事を考えながら研究所に戻った

 

殺せんせーの暗殺期限まで一週間、殺せんせーが居るE組校舎が光のバリアに包まれているのを俺は両脇を防衛省の人間に固められ作戦室のモニターで見ていた

 

「やっぱり殺すんですね」

 

「当然です、例え奴が爆発しないにせよやつをあのまま野放しには出来ないので」

 

俺はその返答に予想はしていたのでため息をした後近くに置かれたテレビを見る

 

「・・・胸糞悪い」

 

そこにはE組の生徒たちが生放送で無数のカメラをマイク、そして大きなネタにニヤニヤとした顔を中学生である彼らに向けられている映像だった

 

「一年前、急に超生物の暗殺を押し付けた仕打ちがこれですか?」

 

「それに関しては本意ではありません。今烏間君を向かわせています」

 

その後、俺は携帯などの通信機器を没収され一週間常に見える位置に監視がいる生活を送った。そして・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

殺せんせーの暗殺期限まで一時間を切った

 

(頼んだぞ)

 

~~~~

 

E組の校舎のある山の中、機械音を発しながら二体の小型ロボットが目的地を目指して進んでいた

 

『急げ、自衛隊などの監視を潜り抜けるのに時間がかかった』

 

『分かっている、ここからは監視が無い、全速力で進め』

 

 

 

 

 

「皆に暗殺をされて、先生は幸せです」

 

『暗殺中に失礼、貴方に聞きたいことがあります。殺せんせー』

 

皆が突然聞こえた声に一斉に音がした方向を向く。そこには小さいロボットが二体、目を光らせながらこちらを見ていた

 

『お兄様とお姉さま!?』

 

「知ってるの律?」

 

『はい、二人はマスターによって私よりも先に作られた人工知能です』

 

『ご紹介にあずかりました、私はアルファ』

 

『私はベータ』

 

『『以後お見知りおきを』』

 

『お兄様たち、どうしたのですか。今は時間が無いのですが』

 

『分かっている、律』

 

『私達はマスターからの頼みによってここに来た』

 

『マスターの?』

 

アルファは自身の中に内蔵されていた薬を取り出し皆に見せた

 

『これはマスターが開発した殺せんせーが100%爆発しない薬だ』

 

「「「なっ!?」」」

 

その言葉にその場にいたアルファとベータ以外の全員が驚愕した

 

「そんな薬があったのか?」

 

「じゃあ何でわざわざこんな大掛かりな暗殺を・・・」

 

「烏間先生は知っていたんですか!?」

 

「いや、そんな話は聞いていない。しかし・・・!まさか君たちのマスターがここ一週間ほど防衛省が身柄を保護していたのは」

 

『マスターは殺せんせーを助けようとしたので自由を奪われました』

 

『国のトップは殺せんせーが爆発せずとも殺すことを前から決定したようでした』

 

「クソッ!」

 

『時間がありません、殺せんせー生きたいならこれを』

 

そういってアルファが倒れている殺せんせーに近づいていくが

 

「お前たちのマスターは殺せんせーを暗殺するために律を送ってきたんだろ?何で殺せんせーを生き永らえさせようとするの?」

 

そう言って赤い髪の少年、カルマがアルファが殺せんせーに近づくのを止める

 

『私達もマスターに聞いたことがあります、なぜ殺す予定の生物を生存させる薬を作るのかと』

 

『返答は律が悲しまないようにするためと聞いています』

 

『私が?』

 

『マスターは殺せんせーの暗殺後、E組での生活を経て律が悲しむと予想、律が悲しむ顔を見たくないと言う理由で研究をしていると聞いております』

 

『マスター・・・ありがとうございます』

 

律は声がマスターに届かないと知っていても感謝の言葉を自身のマスターに発した

 

『もうすぐレーザーの発射時刻です』

 

『現在光のバリアの一部を消して通れる道も作っているのでお早く』

 

「・・・分かりました」

 

「殺せんせー」

 

「生徒たちに暗殺されるのも良いですが、これからも生徒たちの成長を見守られるのならそれほど嬉しいことは無い」

 

そういって殺せんせーはアルファが持っている薬を飲んだ。すると

 

「「「溶けた!?」」」

 

殺せんせーが溶け、某ゲームに出てくるスライムの様な姿になった

 

『マスターは中学生たちが作った薬を元にしていると言っていた』

 

『丁度いい、服はそのまま置いて行け』

 

「にゅや!?服置いて行くんですか!?」

 

『現在こちらを監視している全カメラの映像をすり替えています』

 

『このまま彼らには殺せんせーの暗殺は成功したと思わせておきます』

 

『『そういう訳ですのでよろしくお願いします』』

 

そういって二人は烏間の方を見る、すると彼は頭が痛そうに手に頭を押さえていた

 

「やってくれたな」

 

『ご希望なら麻酔針を注射しましょうか?』

 

『あなたはなぜか眠気が起きて寝てしまい、起きたら殺せんせーは死んでいた。殺せんせーは生きていません』

 

「・・・はぁ。結構だ、俺は何も見ていない」

 

『ご協力感謝します』

 

『それでは殺せんせー、あちらの方角のバリアを一部解除しております。お早く』

 

「ええ、分かりました「殺せんせー!」にゅ?」

 

「また、会えるよね?」

 

「ええ、また明日」

 

「ッ!はい、殺せんせー。また明日」

 

その場から殺せんせーが消えた数秒後、光のバリアの中に余すところなくレーザーが照射された

 

 

 

 

~~~~

 

殺せんせーの暗殺期限から一日経過。俺はせっかくなので卒業式に来ていた。残念ながら律がAIだとバレるわけにはいかないので現在は返してもらった俺の携帯から式を見ているが。

 

烏間先生にもあったが小声で「やってくれたな」と言われた。しかしそれと同時に「礼をいっておく」と言われた。後ビッチ先生にも抱き着かれてお礼を言われた。男としては嬉しいはずなのだが律とベータの態度がどんどん冷たくなっている感じがするのでやめてください。

 

その後、式が終わった後。E組が式が終わり出てくると

 

「E組だ!」

 

そういって烏間さん達が入るなと言っているのにそれを無視し彼らの元へ行こうとするマスゴミの群れ

 

烏間先生の「生徒の気持ちを考えろ」と言う言葉に「知るか」という者までいる始末

 

(あれはもう獣だな)

 

E組にマイクを突き出しニヤニヤと笑う者までいる始末

 

「アルファ、あいつらのカメラを・・・!」

 

俺がアルファたちにカメラを止めるようにいようとすると、室内なのに突然風が吹き彼らの持つカメラが一つ残らず壊れた

 

(・・・ま、生徒の大事な日にあなたが来てない訳ないですよね)

 

E組の彼ら分かったのだろう、嬉しそうに笑っていた

 

その後はA組の今までE組と戦っていた者たちが彼らをマスコミから守りバスに乗せバスは発車した

 

~~~~

 

卒業式の後、俺はE組にある律の本体を解体するためにE組に来ていた。律には作業が始まる前に俺の元の研究室に空いてあるパソコンに避難してもらった。

 

解体が終わり皆が撤収する中俺は教卓に一枚の紙を置いて教室を出る

 

『マスター、あれは?』

 

「仕事を紹介するって言っちゃったからね」

 

俺が教室の扉を閉めようとすると、強い風が吹き、教壇に置いてあった紙は無くなっていた

 

この小説連載で読みたいですか?すごく遅くなると思うし完結できるか分からないけど。14日までに読みたいが多かったら活動報告に詳細書きます

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