ミツネ達が出る幕ではない。出てしまったら人質にされてしまう。なので他に飛ばれて合流できていないA組何人かを助けに行くことに決めた。しかし
「緑谷」
「緑谷君?どうしたの?」
出久が一歩も動かないのだ。
「どうした竜間」
「緑谷くんが動かないの。なんだか様子がおかしい」
切島に様子がおかしいことを伝えるミツネ。それを聞いて「緑谷どうした?」と聞いた時だった。
ドン!!
大ジャンプしてオールマイトの所へ向かったのだ。
「な…緑谷!!?」
「緑谷くん危ない!!」
敵から攻撃されそうになっている。ミツネが叫んだ瞬間だった。
ゴオオオォォォォォ!!
燃え盛る炎が手だらけ敵に攻撃したのだ。
「え!この炎!!」
ミツネは驚く。この技を持っているヒーローはここに居るはずないのだ。
「ごめんよ皆 遅くなったね すぐ動ける者をかき集めてきた」
「1-Aクラス委員長飯田天哉!!ただいま戻りました!!!」
飯田が教師陣、さらには客として来ていたのだろうエンリュー(しかもドラゴン姿)を連れてきてくれたのだ。
「さあ。その子とオールマイトから離れてもらうぞ!!」
ゴオオオォォォォォ!!
「ぐ…!!」
「あ…!!」
エンリューの技・火炎ブレスによって弱る敵たち。さらに意識が戻った13号が捕まえようと個性・ブラックホールを発動する。他の場所に飛ばされたA組も遠距離にいる相手の位置を一瞬で把握し、急所を撃ち抜くことができる驚異の命中率を持つガンマンなヒーロー、スナイプの射撃に助けられていた。もう無理だと分かった敵たちは逃げた。
「緑谷ぁ!!大丈夫か!?」
「怪我の様子は!?」
切島と人型に戻ったミツネは急いで出久の下へ走る。しかし遠くで倒れている出久はなぜか慌ててた。
ズ
「「わ!?」」
いきなり現れた壁に尻もちつきそうになる二人。すると
ポスポス
「大丈夫か二人とも」
「エンリュー!?」
「お父さん!」
「おと!?エンリューって竜間の親父!?」
「うん」
エンリューがミツネと切島を尻尾で受け止めた。ミツネの言葉に切島は驚く。まあ父親がヒーローとは言っていないので驚くのは当然だろう。
「それより生徒の安否を確認するからゲートに行くぞ」
「ケガ人の方はこちらで対処するよ」
「そりゃそうだ!ラジャっす!!」
「わかりました」
エンリューの尻尾からいそいそと降りた二人はエンリューに連れられてゲートへ向かった。
「ところでお父さん。どうして雄英にいるの?」
「前セキュリティ3が突破されたって言ってただろ?あれが突破されるなんてあり得ない。校長にアポを取って今日来たら敵に襲撃されているって聞いてな。先生方と一緒に来たって事だ。ほら皆並んでくれ。安否確認するからな」
『は…は――い』
やはりと言うべきか他の皆も父がエンリューだという事に驚き、当然雄英は臨時休校することになった。
エンリューのドラゴン姿は千と千尋の神隠しの白竜(手足はタマミツネ)を赤くし、ポケモンのギャロップ、ポニータの様に燃えているような感じです。エンデヴァーのようにオンオフ可、噴射の勢いを利用した高速移動できます。