とうとうトーナメント。一番の楽しみがレクリエーションの後に始まる。
「………百ちゃん達何その姿」
ミツネは聞く。昼休みが終わり、会場に戻ったら何故かミツネ以外のA組女子はチア服を着ていたのだ。
「じ…実は昼休憩に峰田さんがレクリエーション中、女子は応援合戦するって相澤先生から伝言預かったと言われたんですが……騙されて」
「………相澤先生が当日に、しかもアレな峰田君にチア服着て応援合戦するって伝言預けるなんて絶対しないと思う」
「は、はい。そうですよね」
ミツネの言う通り合理的主義の相澤なら当日に性欲権化な峰田にチア服着て応援合戦の伝言は絶対にしない。そのことに気づかなかった八百万はさらに落ち込む。
「峰田君から相澤先生からの伝言って言われたら先生たちに確認すること。「報・連・相」めちゃ大事。わかった?」
「はい。とても大事だと身に沁みましたわ」
報告・連絡・相談はとても大事だと心から分かった八百万であった。
「それじゃあ組み合わせ決めのくじ引きしちゃうわよ。組が決まったらレクリエーションを挟んで開始になります!」
そう言ってミッドナイトはくじが入った箱を用意する。
「その前に連絡が一つ。青山君が個性の連発のせいで体調を崩しちゃったの」
「えぇー?」
「そういえばかなり顔色が」
A組はお腹を壊しやすいと知っているので心配する。
「保健室で寝ているから大丈夫だけどねー。それで棄権することになったから5位の拳藤チームの誰かが繰り上がりになるんだけど」
そういってB組女子たちのチームを見る。するとその拳藤が「ほぼ動けなかった私らよりアレだよな?な?」と確認する。
「最後まで頑張って上位キープしてた鉄哲チームじゃね?」
心操のように敵情視察に来ていた鉄哲が率いるチームが良いと提案したのだ。
「なれ合いとかじゃなくさフツーに」
自分たちは轟の氷のお陰でほぼ動けなかった。それなら最後の最後まで行動した6位の鉄哲チームの方が良いと思ったのだ。
「お…おめェらァ!!!」
「そういう青臭い話はさァ…好み!!!拳藤チームの希望を認めます!」
ミッドナイトの許可ももらったので鉄哲チームはさっそくジャンケン。その結果は…
「頑張れよ鉄哲」
「負けんなよー」
「私たちの分まで頑張ってください」
「アリガトなおめェら!!(泣)」
鉄哲本人に決まった。そしてトーナメントは
「組はこうなりました!」
・緑谷VS心操
・轟VS瀬呂
・上鳴VS芦戸
・飯田VS発目
・尾白VS竜間
・常闇VS八百万
・鉄哲VS切島
・麗日VS爆豪
「早速だね!」
「うーん。物凄くやりづらい(汗)」
同じチーム同士でやることになったミツネと尾白。尾白の言う通り、物凄くやりづらいだろう。