ビッグ3
「ミツネちゃん久しぶりー♪あ、毛先赤い!機嫌悪いの?大丈夫?」
「ねじれ先輩!久しぶりです!悪くないですよー。合宿以来こんな感じになっちゃったんです」
「た、竜間さん助けて。ジャガイモだって思っても体が人間だから依然人間にしか見えない。言葉が…言葉が出てこない」
「ジャガイモじゃなくって雪だるまをイメージしませんか?全身雪で手は枝なのでジャガイモよりはマシだと思いますよ」
「竜間さん久しぶりー!元気ですか―――!?」
「元気です!でも・・・・・・・・・8点」
「10点満点中?」
「100満点中です」
「厳し!!」
『・・・・・・・・・・・・・(・□・;)』
ミツネと三人の先輩の会話に出久達A組は固まる。彼らは「通形ミリオ」「天喰環」「波動ねじれ」。雄英高校トップに君臨する3人実力者、通称・雄英ビッグ3なのだが会話を聞いての通り、ねじれは明るく、天喰はどんより気味に、通形はアントニオ〇木のものまねでミツネに話しかけている。そんな4人に相澤は言う。
「はいはい。まずは自己紹介。天喰から」
相澤に言われ、天喰は
ギン
『!?』
さっきとは打って変わって鋭い目つきで皆を一瞥。その迫力にA組は只者じゃないと思ってしまう。ただし
「駄目だ ミリオ、波動さん、竜間さん。」
天喰曰く雪だるまと思っても今は夏だからおかしい。溶けてしまったら人間だと思ってしまうそうだ。
そして最終的には
「帰りたい……!!」
『(ええ!?)』
帰りたい発言だ。
「竜間竜間。あの人、ヒーロー科のトップなんだよな?」
瀬呂が彼らと親しそうなミツネに話しかける。
「うん。かなりの実力者なんだけど…心が繊細過ぎるんだよね」
「Mrガラスのハートって事か」
ミツネの説明に瀬呂は納得した。ちなみにねじれは「ノミの心臓」と称している。
「彼はノミの「天喰環」。それで私は「波動ねじれ」。今日は"
ねじれは天喰の分を入れて自己紹介、そして先輩らしく来た理由を言う。ただし
「君は何でマスクを?風邪?オシャレ?」
皆に気になるところを質問攻めだ。
「竜間。彼女は一体」
常闇の問いにミツネは「あの人は初対面の人にはああだよ。」と言う。
「私と初めて会った時もあんな感じだったし」
「そうか」
ちなみにその時の様子はと言うとだ。
「ミツネちゃんって言うの?よろしく!髪型狐耳だねー。ワックスでセットしたの?それとも癖っ毛?」
狐耳ヘアについて質問であった。
「合理性に欠くね?」
相澤は静かに怒っていた。
「イレイザーヘッド安心してください!!大トリは俺なんだよね(汗)
前途――――――!!?」
『(ゼント?)』
「多難―っつってね!よぉしツカミは大失敗だ!!」
大笑いする通形。A組はどう反応すればいいのか分からない。
「な、何なんだ先輩たち」
「性格が個性的すぎる」
「本当に実力者?」
「まあ三人とも確かにああだけどね。ビッグ3って呼ばれるだけあるよ。戦ったら絶対皆納得する」
半信半疑な皆にミツネは言う。3人は本当に性格が個性的すぎるがビッグ3と呼ばれる実力者なのは確かなのだ。とりあえず通形が"校外学習"の経験を見せるために一旦皆と戦うことになった。