文化祭準備
エリちゃんが入院してしばらくしてだ。
「文化祭があります」
『ガッポォオォイ!!(学校っぽいの略)』
学校の定番イベントの一つ、文化祭が始まるのだ。しかしこのご時世に文化祭はアレだろ。と思うが事情がある。体育祭がヒーロー科がメインとすれば文化祭は普通科などヒーロー科以外がメインである。さらには敵連合の襲撃などで雄英は寮生活など仕方がないとはいえヒーロー科主体になっている。なので普通科の生徒たちはストレスが溜まっているのだ。そういうわけで後日開始される文化祭の出し物についてA組は考える。しかし全然決まらない。無情にもチャイムが鳴ってしまった
「実に非合理的な会だったな。明日、朝までに決めておけ。決まらなかった場合公開座学とする」
『(公開座学…!!)』
(こ…怖い)
相澤による公開座学。ミツネの思う様に恐怖でしかないだろう。早く決めないといけないのだがインターン組は補習。なので決めるのは他の皆に託した。
「それじゃあ補習始めるぞ。その前に」
『?』
「緑谷、エリちゃんが、お前に会いたがってる」
「エ、エリちゃんが!?」
正確には出久と完成された個性破壊薬が入った弾丸に当たったミリオを気にしているそうだ。意識が戻ってから始めて言った要望。暴走する気配もないので面会が許されたのだ。
「………分かりました。行ってきます」
その言葉に出久は行くことを決めた。
ーハイツ・アライアンスー
「ただいまー!」
「今日の補習終了!」
今日の補習を終わらせたミツネ達が寮に帰った。一階共同エリアにはご機嫌そうなA組。
「うん?皆ご機嫌だね。出し物決まったの?」
ミツネが聞くと芦戸が応える。
「ダンスとライブに決まった!」
「まあ提案が轟だったから驚きだったけどな!」
「そうか?」
生徒たちはこのご時世のせいでストレスが溜まっている。なので出店よりダンスやライブで楽しんでもらおうと決まったそうだ。
「いいねライブとダンス!!」
「絶対楽しいよ!!」
生徒たちも楽しんでもらえるステージにしようとダンス&ライブに決まったA組だった。
ー数日後ー
「うーす」
「補習今日でようやく穴埋まりました本格参加するよー」
インターン組はやっと補習が全て終わった。今日から本格的に参加することになったのでミツネは「今日は何を決めるの?」と皆に聞く
「次はライブの中心、ボーカル決めるつもりなんだ!」
「皆さんは誰が良いと思いますか?」
八百万の問いにお茶子とミツネはあっさりと言う。
「へ?うたは耳郎ちゃんじゃないの?」
「響香ちゃん音楽上手だよね?」
耳郎の趣味は音楽。実際部屋は楽器だらけ。なのでボーカルは耳郎がいいとお茶子とミツネは思ったのだ。しかしなぜか耳郎はやりたがらない。なので切島、峰田、青山がやりたがったがジャンル違う。音痴。わけわからんなので却下になった。すると葉隠が「耳郎ちゃんだと思うんだよ!!」と推薦する。実際、歌も上手だからだ。それでも嫌がる耳郎にマイクを向ける。すると
「♪~♫~!!//////」
少々はずかしそうだったがメチャクチャ上手かった。どれだけ上手いのかと言うと
「耳が幸せ―!!」
「ハスキーセクシーボイス!」
「響香ちゃんやっぱカッコイイ!!」
ハスキーボイスでハートを鷲掴みにし、満場一致にさせた。こうしてボーカルは決まったので耳郎と楽器をやるバンド隊、演出隊、ダンス隊を決めたA組。明日から一段と忙しくなるだろう