USJ襲撃事件
本日のヒーロー基礎学は珍しく相澤、オールマイト、もう一人の3人体制になった。授業内容は人命救助訓練。敵事件、事故、災害などで命の危機に瀕している人たちを助けるための訓練だ。訓練場が遠い場所にあるため、A組はバスで移動することになった。バスの中では個性の話題が上がった。
「あなたの個性オールマイトに似ている」
「!!!」
(あれ?)
梅雨の言う通り、出久の個性はオールマイトに似ている。しかしなぜか出久は慌てた。出久のコスチュームはオールマイトの髪型や笑顔をイメージしている。つまりファンだと分かりやすいのだが喜ぶどころか慌てるのは少しおかしい。ミツネが思っている間に切島が「似て非なるアレだぜ」という。でも羨ましそうだ。曰く自分の個性、硬化は地味だという事。
「プロにも十分通用する個性だよ」
「それにそれは考え方次第だよ」
「考え方?」
「考え方」
ミツネは説明する。
「私が人型の時は泡でしょ?でもシャボン玉で危険な物を閉じ込めたり、滑ることを利用してスケートの様に滑走しているじゃない。更にそのスピードを利用して攻撃仕掛けることが出来る。」
「おー!なるほど」
その説明に切島は納得。実際、ミツネの個性を見て大丈夫なのかと心配したが見事な考えで個性把握テストや戦闘訓練を乗り越えていた。ミツネの話を聞いて考えてみることにする。
(人型?)
爆豪はミツネの「人型の時」と言う言葉に疑問符を浮かべる。つまり人型以外の時があるということだ。そう思っていると
「爆豪ちゃんはキレてばっかだから人気出なさそ」
「んだとコラ出すわ!!」
梅雨の「人気でなさそう」と上鳴の「クソを下水で煮込んだような性格」と言う失礼発言(でも正論)によってそれは吹き飛んだ。
「すっげ―――――!!USJかよ!!?」
事件、事故、災害は種類豊富。到着した訓練場はあらゆることを想定しているためか色んなものがあった。そのため有名なテーマパークUSJと思ってしまう。そんな生徒たちにそこで待っていたスペースヒーロー・13号が言う。ここはあらゆる事故や災害を想定した訓練場
「
…………本当にUSJだった。
(なんかドヤ顔が見えた)
コスチュームが宇宙服の為、顔は見えないはずなのだが、ミツネは13号のドヤ顔が見えた気がした。その後、13号は小言を4つ言う。でもその小言はとてもためになる。なので「ステキ—!」「ブラボー!!ブラーボー!!」と生徒は称える。流石出久いわく紳士的なヒーローだ(でも性別は女性)。
さっそく訓練を始めようとした時だった。
相澤が「一かたまりになって動くな」と叫ぶ。相澤の視線の先にあった広場に怪しいもやがあるのだ。事故災害はいきなり起きる事なので入試の様に起きたのかと思ったが
「
大きく広がる黒いモヤ。そこから現れたのは絶対雄英に来るはずのない敵だった。