(この間のマスコミ暴走事件。先生たちが対応している間にカリキュラムを盗んだんだ)
明らかに目的があり用意周到に画策された奇襲だ。相澤はこの場の足止め、13号は
避難するA組の誘導しつつ校舎へ連絡することになった。
しかし
「させませんよ」
敵たちをワープさせた黒モヤの敵がA組の前に現れる。しかも奴らはオールマイトを殺すことが目的だったのだ。A組は黒モヤの個性によって、なんとか避けられた数人をこの場に残し、USJ内のどこかに飛ばされてしまった。
***
「きゃああああ!?空中!?土砂ゾーン!?」
「透ちゃん!轟君」
空中の飛ばされたミツネの傍にはコスチュームが出来るまでジャージを着ることにした葉隠。少し離れたところで轟が居た。このままでは地面に激突である。
「ふっ」
ぽよん
「え?」
ぽよん
「お」
ミツネは自分と葉隠、轟に巨大シャボン玉を出した。おかげで怪我一つしていない。
「ミツネちゃぁん!ありがとぉ!!」
葉隠は空中に放り出されたのが怖かったのか一緒に入っているミツネに抱きつく。轟も小さい声で「助かった」と言う。
「別にいいよ。それよりも……」
ミツネは地面を見る。敵たちは間違いなく土砂に隠れているだろう。降りた瞬間、3人を襲うハズ。轟もそう思ったのかミツネに聞いて来た。
「竜間。自分の意思でこの泡壊せるか」
「うん。普通にできるよ」
それを聞いた轟は「俺が入っている奴を割ってくれ。先に降りて一網打尽にする」と言う。
「了解」
ミツネが指をパチンと鳴らすと轟が入っているシャボン玉もパチンと割れた。その瞬間轟は落ちるが…
ガキィイン
現れた敵共々、周りを氷漬けにしていた。
「子ども一人になさけねぇな」
「つ…!」
「しっかりしろよ大人だろ?」
「おぉーさっすが轟くん!」
「透ちゃん。私達も降りるよ」
「うん」
葉隠のために地面近くでシャボン玉を割ったミツネ。その間に轟が敵に聞いていた。
「あのオールマイトを殺れるっつう根拠…策って何だ?」
オールマイトは平和の象徴と呼ばれるほど強い。簡単には倒せない。なのに黒モヤは殺せるようなことを言っていた。一体どういうことなのか
「し…知らねぇよ」
しかし様子からして強がっている。
「轟くーん。こいつ絶対話してくれないよー」
葉隠は不満気に言う。
「そうだな……本当に言わねぇのか?」
「言わねぇよ!バーカ!」
するとミツネが言う。
「もう少し怖い目に遭えば言ってくれるかな。」
「まあ…そうかもしれぇが…」
「それなら任して。後透ちゃん、轟君。私の本当の個性を見せるから泣かないでね」
「は?」
「え?」
ズズズズズズズズズズズ
「ガアアアアアァァァァァァァ!!」
『ギャアアアアア!!?』
「お」
「ドラゴン!?」
まさか本当の個性がドラゴンだと思わなかった轟と葉隠は驚き、敵たちは悲鳴を上げた。