闇堕ちへの軌跡   作:地支 辰巳

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長くなりましたが、Ⅶ組結成までいきました。


俺以上にラウラと連携出来る奴はいない

「なんか空気が重いね」

 

 エリオットの言う通り、五人で進んでいるのに会話が少なく空気が重い。その理由として俺とマキアスがしゃべっていないから、というよりもマキアスが俺の言葉にそっけない感じだからだろうと思う。貴族って言ったのは失敗だったのかな?でも、どうせクロンダルトと言ってもバレていただろうなー。

 

「それも仕方ないとは思うよ。クロンダルトは自分で言うのもなんだけど、嫌いな人は嫌いだからさ」

 

 クロスベルの独立に賛成をする。その家の方針自体が、クロスベルを自身らの属国としか思えない帝国人にとっては、嫌うだけの充分な理由になりうる。だから、父さんもあの鉄血宰相と仲が悪い。

 

「僕は別に君の家の方針については、気にしてはいない」

 

 少々怒った口調ながらも、マキアスはしっかりと訂正をしてきた。家の方針について特に反対されていないのは嬉しいけれど、貴族に対しての嫌悪感はぬぐえないみたい。

 そんな感じで俺とマキアスの間の微妙な空気感やリィンが何故か黙っていて、空気が悪かった俺たちのメンバーだったけど、戦闘を繰り返しながらも唯一の知り合いのラウラとやっと再会することが出来た。

 

「遅らせなれば名乗らせてもらおう。ラウラ・S・アルゼイド。レグラムの出身だ。以後よろしく頼む」

 

「……レグラム」

 

「もう一つ申しておくこととすれば、そこにいるノクトとは、ノクトがアルゼイド流を幼い頃に習いに来た時からの仲だ」

 

 ちなみに、トールズに入学するまでにラウラは中伝をもらえたけど、俺はあと一歩の所で貰えなかったんだよな。あの時ばかりは悔しくて、覚えている限り初めて泣いた。この学校を卒業するまでには、中伝以上の実力を身に付けたいな。

 俺が過去に現を抜かしている間に、若干予期していたとおり、ラウラが貴族だと知ってマキアスが突っかかっていたけど、ラウラの天然と実直な性格にマキアスも引き下がったようだった。

 

「マキアス。もしや、ノクトにも同じようにしたのか?」

 

「い、いや……」

 

「ノクトも私と同じく女神に恥じるような生き方はしていない。どうしても、貴族だからといってノクトを嫌うのならば、私も嫌ってもらって構わない」

 

 やっぱり……ラウラは凄いな。俺にはあんなに堂々と言うことは出来ないし、自分を嫌えなんてことも言うことは出来ない。あんな風に俺もなれたらいいのにな。

 

「すまない。善処はさせてもらう」

 

 この場が一旦治まったのを見計らって、隣の眼鏡の長髪の子が自己紹介を始めた。彼女はエマ・ミルスティンという名前で、首席合格者らしい。エマは典型的な委員長タイプだと思うので、このクラスを引っ張って行って欲しいとは思う。

 

 そして、リィンに偶々胸を触れてしまった金髪の女の子が自己紹介を始めた。だけど、彼女はラウラ・Rと名乗っただけで、ファミリーネームを明かさなかった。あーあ、俺もそうすれば良かったかな?まぁ、また名乗る機会があるときには、そうやって名乗ろうかな?

 しかも、マキアスとの関係が微妙で、銀髪の子のスカートの中を見てしまった俺が言う事では無いが、あいも変わらずラウラはリィンに厳しく流石に不憫に思えてきてしまう。早く仲直り出来ればいいが、何となくだが、2.3日では終わらなさそう。

 

「そうだ、せっかく合流したんだしこのまま一緒に行動する?」

 

「そうだな、そちらは女子だけだし安全のためにも」

 

「いや、心配はご無用だ。剣には少々自信がある」

 

 心配を払拭するように、ラウラはアルゼイド流の主流である両手剣を取り出して、みんなに見せてみせた。他のみんなはその大きさに感嘆しているみたいだけど、俺は何度もあの両手剣に叩き潰されているから、少しトラウマを抱いてしまう。

 

「それに、そちらには様々な流派を経験しているノクトがいるではないか?実力はそなたたちも分かっているだろう」

 

「そうだな。確かに、ノクトの戦闘能力は目を見張るものがあるのは見ていてよく分かった」

 

ラウラの言葉に男子は一定の納得をしてくれて、女子もラウラの言葉ということで納得したのか、女子三人は銀髪の女の子を探しに別れることになった。

 

「本当に女子だけで大丈夫だろうか?誰か一人ぐらい着いていったほうがいいんじゃないか?」

 

「言葉を返すようだけどマキアス君。ラウラは一年全員を合わしても一番強いよ。俺も3536戦1765勝1771敗で、若干負け越しているからね。リィン君もそう思うだろ?」

 

 プレッシャーという訳では無いが、武道を嗜んでいると思わられるリィンのライラへの見解を聞いて、リィンの実力をもう少し知りたいとは思う。まぁどうあったとしても、太刀の扱いに関して言えば、俺より上は間違い無いけど。

 

「ああ。アルゼイドといえば、帝国に伝わる二大流派の一つだ。しかも、彼女の父親はあの『光の剣匠』と呼ばれる帝国最高峰の剣士だ。実力は折り紙付きだろうな」

 

「俺も彼女は実力であるというのは佇まいから感じられた。多用な心配は要らないだろう」

 

 その後はラウラの言葉のおかげか、さっきまでよりは軽い空気で進むことが出来た。その過程でリィンとガイウスの技や得物の動かし方をよく見ることが出来て、リィンの動きが八葉一刀流だとは分かったが、ガイウスの動きは独学なのか、俺が知らないだけかで、動きの元は分からなかった。

 エリオットやマキアスの二人は、遠距離で扱い慣れていない武器にも関わらず、自身の武器が一番活躍出来そうな動きと使い方をしていて、センスがあるなーとは思った。

 

 そんな感じに順調に進んでいたけど、不意にリィンが動きを止めた。その流れで全員動きを止めたんだけど……何かあそこの柱の陰に誰かいる気がするな。リィンもこの気配を感じたから止まったのかな。とりあえず、騎士剣でも投げてみるか。

 

「お、おい。ノクトそこには多分!」

 

「けっこう危ないね。当てるつもりはなかったみたいだけど」

 

 壁に刺さった騎士剣を引き抜いて、こちらにやって来たのはあの銀髪の女の子だった。最悪だ。よりにもよって彼女だったなんて……もう生意気な口なんて聞ける訳ないよ。

 

「変態のお兄さんも危ないことするね」

 

「い、いや違う……違わないけど」

 

「冗談。別に気にしてない」

 

 バレてたし。でも、許しくれるみたいでよかった。これで、許してくれなかったら、リィンと同じようになるところだった。本当に彼女の懐の広さには感謝だ。絶対後でお礼をしよう。

 

「フィー・クラウゼル。フィーでいいよ」

 

「もう半分は超えてるから、その調子で行けばいい。それじゃあ」

 

 去ろうするフィーにエリオットが心配するような言葉をかけるも、フィーは大丈夫だと示すように段差を軽々と超えて去って行ってしまった。すごすぎる身のこなしだな。一番最初に感じた予感は外れていないのかもしれないな。

 

 また少し進んでみると、剣が何かに当たる心地よい音が聞こえてきた。どうやら、ガイウスもリィンも聞こえたようなので、その場所に向かってみると、ユーシスが魔獣相手になかなかの立ち回りをしていた。

 

「……凄い剣さばき……」

 

「あれも帝国の剣術なのか?」

 

「ああ、貴族に伝わる伝統的な宮廷剣術……それもかなりの腕前だろう」

 

俺も騎士剣を持って宮廷剣術を習っていたから分かるが、ユーシスの宮廷剣術はこの学年の貴族全般のレベルよりを大きく上回っているように思える。貴族の子供が宮廷剣術を始める時期なんて、大体一緒だからユーシスのあの腕は多分教えてくれた人の腕も教え方も上手かったんだろうな。

 

「それで、何のようだ?」

 

「いや、お見事」

 

 ユーシスの名前は一方的に知ってしまっていたので、こちらの五人もリィンを皮切りに、今日何度したか分からない自己紹介をしていく。

 

「ノクト・クロンダルト。よろしく、ユーシス君」

 

「……クロンダルトか……一応改めて名乗っておこう。ユーシス・アルバレアだ」

 

 またクロンダルトについて知っている人がいた。このクラスでは、ラウラを除くとしても二人しか知っている人がいなかったのは、嬉しいし余計な隔壁を生まなくてすむから幸先良い感じかな?

 そして、案の定マキアスとユーシスが喧嘩をし始めた。一度思い切って殴り合ったらいいのに。それで、解消される悪い仲もあるからね。というより、マキアスの言葉がいちいち俺の胸に刺さって何故か申し訳なさが出てきてしまう。

 

「さぞ、僕たち平民のことを見下しながら生きてるんだろ!?」

 

「そんなことをお前に言われる筋合いは無いな。レーグニッツ帝都知事の息子、マキアス・レーグニッツ」

 

 マキアスが帝都知事の息子だということにユーシス以外誰も気づいていなかったみたいで、エリオットなんか驚きの声をあげた。連日新聞に載っていた時期もあるのに誰も気づかないとか、結構有名人だと思っていたんだけどなー。

 それに、ユーシスが付け足したけど、ただの平民というには些か新聞に載りすぎているとは思う。まぁ貴族か平民かで、結構待遇って違うからマキアスが貴族を嫌っているのも無理は無いとは思うけど。

 

 革新派と貴族派。ユーシスが煽りついでに話題に出したから、考えてみたけど、うちの家ってどっち派何だろうな。鉄血宰相と仲が悪いから革新派は無いけど、だからと言って貴族派というには父さんは貴族の地位に対してどうでも良さそうなんだよなー。今はそんなこと気にしても仕方ないか、現在進行形で殴り合いの喧嘩になりそうだし。喧嘩したほうがいいとは思ったけど今じゃないんだよな。

 

「今のは言い過ぎだ。親の話題を持ち出すなんて余り品がいいとは思えないぞ?」

 

 お、リィンが率先して注意してくれた。やっぱりこういうところが、マキアスやエマとはベクトルが違うけど、引っ張っていく素質なんだろうなって思う。

 

「フン……確かに口が過ぎたようだ。まあ、せいぜい協力してこの場を切り抜けるんだな。俺は俺で勝手にやらせてもらう」

 

ユーシスがどういう心境なのかは分からないけど、とっとと去って行ってしまった。フィーに対してはあんまり心配してなかったけど、なんかユーシスは心配なんだよな。

 

「……色々と難しい問題があるみたいだな?」

 

「ああ、帝国ならではの問題とも言えるかもしれない」

 

「んーあのさ。俺ユーシス君に付いて行ってもいいかな?なんか心配なんだよね」

 

「そうだな。武道を嗜むノクトが居てくれば、ユーシス一人よりも安全かもしれない。他のみんなはどうだ?」

 

「僕は大丈夫だよ。さっきの話からするとあと三分の一ぐらいだからね」

 

「ありがとう。四人も無事に合流しよう」

 

 リィン達四人に一旦の別れを告げると、ユーシスを追うためにそこそこのダッシュをすることとなった。そして少し進むとユーシスの背中が見えてきたので、声をかけた。

 

「ユーシス君。一緒に行こうよ」

 

「必要性がないな。一人でも充分だ」

 

「そうかな。自分で言うのも何だけど、俺そこそこの腕を持ってるよ?それに、俺に何か聞きたいとかあるんじゃない?」

 

 俺の言葉を聞いたユーシスは思っていた心持ちが当たっていたのか、若干動揺したように見えた。そこのところは、四大名門であるユーシスに勝った気がしてなんとなく気分は良い。さっきの態度からして俺の家のことだろうとは思うけど。

 

「フン、お前の家であるクロンダルトはあまりいい噂を聞かないなと思っただけだ」

 

「ああ……まあ家の管理する領土には基本領邦軍がいないから、変な噂が立つのは仕方ないとは思うけど……それが何か問題ある?」

 

「いや……」

 

 どうやらユーシスは聞きたいことを誤魔化すために、俺が嫌がりそうなことを言って付いてこさせないようにしたみたいだけど、家の悪い噂は聞き慣れているし、別にどうとは思わない。

 

 それから、ユーシスは俺の態度を見て離れていかないと判断したのか、ツンツンしながらも同行を許可してくれて、雑談をしたり何度か戦闘を一緒にして少しは仲良くなったと思う。そこから分かったユーシスの性格は思っていた以上にいい人で、なんだかんだ上手くやっていけるだろう。

 

「お前、何の流派を学んだらそんな動きになる」

 

「うーん流派は、アルゼイド流・ヴァンダール流・八葉一刀流・シュライデン流・泰斗流・宮廷剣術で全部かな?アルゼイド流とヴァンダール流と宮廷剣術以外は齧っただけだけどね。多分こんなに習っているから、変な動きになるんだろうね」

 

 俺のこのスタイルは他の人に真似されなくて対策もしずらいけど、一つの流派を極めていることにはならないから中途半端にしか学べず、上手く物に出来るまで人より時間がかかってしまったりもする。

 

「ならば、この剣ではお前に敵わないと思った方が良いな」

 

「そんなこと言って、目から負ける気が無いって感じがするよ?」

 

「フン……」

 

 意外にユーシスって負けず嫌いなのか。やっぱり、他人を深く知っていくと、その人のことを理解出来るから大事だよね。ユーシスとマキアスもお互いそうすれば良いのに。

 ゆるゆると歩きながら進んでいると、前で魔獣と戦っているフィーがいて、華麗なステップで敵を翻弄して、上手く攻撃を受けないよう立ち回っていた。加勢は必要無いと思いながらも、俺とユーシスはフィーに近づいていった。

 

「二人ともこんな所で何してるの?他の人たちはもう行ったよ」

 

「それは、お互い様だろう?」

 

「ま、そうかも」

 

「このまま三人で合流すれば良いんじゃない?もうすぐ終点でしょ?」

 

 まだ繋がりが薄く、流れて的に作られたグループだからか、会話は少ないが、少なくともユーシスもフィーもこの空間を苦には思っていないと思う。

 やっと終点が見えてきたら、そこには、すでに俺ら以外の全員が揃っていて、明らかに強者感の漂っている魔獣の相手をしているようだった。苦戦もしているようだったので、逆転の一手を打つためにもユーシスやフィーが攻撃を仕掛ける前に駆け出した。

 

「ラウラー!合わせて!」

 

「うん、了解だ!」

 

 俺とラウラは幼い頃から幾度も技を合わせてきた。こんな強敵相手に使う技だっていちいち言わなくても分かっている。両手剣を構え、ラウラと共に魔獣の身体に剣を食い込ませる。

 

「「奥義・洸刃乱舞!!!」」

 

 だが、俺らの技をくらったにも関わらず、その魔獣はまだ死んでいなく息も絶え絶えだが、技の後で隙のある俺とラウラに攻撃を仕掛けてきた。

 

「手間をかけさせる──エア・ストライク!」

 

 だけど、ユーシスがアーツを打ち注目をそちらに向けてくれた。その隙にフィーが魔獣に対して攻撃を加えて魔獣の体力のあと一歩という所まで来た。

 

「今だ!」

 

 リィンの号令によって全員が一斉に攻撃を加えようとしたら、全員の間に光の線が見えた。そのおかげかは分からないけども、全員が各々の完璧なタイミングで合わせることが出来た。過度なダメージに耐えられなくなったのだろう、その魔獣はついに消滅した。

 

「ふぅー、結構全力でやったんだけどなー。まだまだ修業が必要だな」

 

「ああ、私もノクトもまだまだ未熟だな」

 

 どうやら、みんなも光の何かに包まれたような感覚を味わったようで、それについて様々な考察を行っていて、みんなの動きが手に取るように視えたとの声もあったし、俺もそんな感覚を味わっていた。

 

「もしかしたらさっきのような力が」

 

「そう。ARCUSの真価ってワケね」

 

 お巫山戯を取り入れつつも現われたサラ教官は煽りつつも俺たちの成功を祝ってくれた。このクラスには、サラ教官みたいな、堅苦しいよりもこんな感じにおちゃらけていた方が合っていると思うな。まぁいきなり生徒をダンジョンに落とす教官にみんな不信感を抱いているようだけど。

 

「単刀直入に問おう。特科クラスⅦ組……一体何を目的としているんだ?」

 

 サラ教官が言うには、俺たちが選ばれたのには色んな理由があるみたいだけど、一番の理由はARCUS適正が高かったかららしい。しかも、さっき光った現象である戦術リンクと呼ばれるものは、どんな状況下でもお互いの行動を把握できて最大限に連携出来るように作られた、戦場に革命を持ってくるシステムらしい。

 

「トールズ士官学院はこのARCUSの適合者として君たち10名を見出した。でも、やる気のない者や気の進まない者に参加させるほど予算的な余裕があるわけじゃないわ。それと、ハードなカリキュラムになるはずよ。それを覚悟してもらった上で、Ⅶ組に参加するかどうか改めて聞かせてもらいましょうか?」

 

 みんな全然名乗り出ないな。まぁわざわざ、運良く特別なクラスに選ばれたのにそれを捨てる大馬鹿者がいるとは思えないけど……。

 

「ノクト・クロンダルト。参加を願います」

 

「流石だなノクト」

 

「……意外」

 

「一番乗りは君か……何か理由はある?」

 

「ここは兄も父も通っていた学院です。そんな場所で特別なクラスに選ばれた。そんな名誉なこと断るはずがありませんよ」

 

「なるほどね」

 

さて、これで他のみんなも出やすくなったんじゃないか?ラウラもわざと誰かが出るのを待っていたみたいだし。

 

「ノクトも参加するのならば私も参加させてもらおう。元より修行中の身。此度のような試練は望むところだ」

 

 ラウラが名乗りを上げたのを皮切りに、リィン、ガイウス、エマ、エリオット、アリサ、教官と知り合いらしいフィーも参加を表明して、残るはユーシスとマキアスだけになったけど、二人がよくわからない問答をしているうちに二人とも参加を表明した。この二人の関係性が一番よくわからないんだけど。

 

「これで10名全員参加ってことね!それではこの場をもって特科クラスⅦ組の発足を宣言する。この一年ビシバシしごいてあげるから楽しみにしなさい」

 

 ここから俺の学院生活が始まるのか。父さんや兄さんも見返せるような成長を身につけていくのを最終目標にしていくかー。今日寝る前にまたラウラと修行しよっと。

 

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