「……おっと、もう【封魔の鈴*1】の効果が切れそうだにゃー」
「はいはい追加の奴ねー。作戦用の物資は大量に魔女ネキから預かって来たから」
恐山大異界内部、そこでメイドスキーニキこと【土御門元春】は音のしなくなった鈴の代わりに漫画家ネキこと【本条二亜】から新しい鈴を受け取り、それから涼やかな鈴の音を鳴らす事で周囲に悪魔祓いの簡易結界を展開して先へと進んでいった。
「あー、こん中で一番レベルの高いメイドスキーニキが【封魔の鈴】を使えば恐山の悪魔も殆ど寄ってこないから楽に動けるな」
「この物騒な神器を使って結界を敷かなければいけない以上は無駄な消費をしている暇もないわ。これが一番効率的よ」
その隣には呪布に包まれた【十握剣】を持ったイタコネキこと【恐山アンナ】と腰に刀を提げた青森代表ニキこと【麻倉葉】も居て、彼らは悪魔祓いの結界を頼りに漫画家ネキの【マッパー*2】とイタコネキの土地勘及び霊脈探知を駆使して目的地である『恐山大異界の霊穴』を目指していた。
霊穴とは大地に流れる霊脈の中でも特に力が強くなっているポイントの事を指し、彼ら四人は恐山大異界の中にいくつか存在するその場所に【十握剣】を介した結界の起点を配置して異界全てを覆う大結界を作り出す事で異界を修祓する作戦の為に行動しているのだ。
「ま、この【封魔の鈴】も完璧じゃないから警戒はしとくにゃー。単純に俺以上のレベルの悪魔には効かないし、そんな悪魔に使役か命令されてる相手にも効きにくい。勿論人間には一切効果はないぜい」
「そう言っても鈴の効果以前に悪魔とかこっちには殆ど来てねぇぞ? 他のネオベテルメンバーやヤタガラスやエクソシストの部隊が間引きと囮を兼ねて異界の悪魔を狩り出してるしな」
「機械式判定Lv45のメイドスキーニキよりもレベル高いのはボスの【イタコ祖霊】ぐらいでしょう。そっちは確か【葛葉ゲイリン】が偵察がてら牽制してるって話よね」
「追加のメシアンとかが万が一居れば私が感知出来るからね。それよりもボス相手に単独で偵察とかそのゲイリンさんは大丈夫なの?」
今回の異界攻略作戦ではまず恐山の霊脈を安定させて異界と内部の悪魔を弱体化させた上でボスを倒して修祓するという手段を取る予定であり、その為にまず異界内の悪魔を倒して異界MAGを減らす事と異界の霊脈を安定させる結界の準備を並行して行っているのだ。
……まあ実態としてはさっさと結界を敷いて直ぐに攻略したいイタコネキ達と、丁度いい狩場で少しでも長く悪魔を狩ったり美少女悪魔を仲魔にしたい転生者達との意見の擦り合わせの結果だったりするが。幸い並行して攻略可能な戦力はあったので神父ニキが折衷案を提案して話は纏まった。
「イタチは葛葉の中でも忍者系の家系の生まれだし、本人の霊的才能自体はそこそこだが卓越した戦闘センスによって格上の強敵を撃破して限界突破する事でレベルを上げて四天王にまで選ばれた叩き上げだからにゃー。こと偵察・隠密や格上相手での時間稼ぎの技量なら俺以上、むしろ下手な援軍はアイツの生存率を下げる」
「はーん、やっぱり葛葉四天王ってヤバいんだな。というかよく知ってたなメイドスキーニキ」
「昔ちょっとだけアイツと一緒に仕事をしていた時期があってにゃー……っと、全員ストップだ。エネミー・ソナーに反応あり」
そうして喋りながら順調に進んでいた彼らだったが、目標地点である霊穴の近くに来た所でメイドスキーニキが持っていたCOMPに入れていた既存の悪魔探知プログラムを強化した最新ソフト【エネミー・ソナー】が反応を示したので山肌に隠蔽の術を使って隠れつつパーティーメンバーに静止の指示を出した。
このCOMPインストールソフトに関してネオベテルではロボキチニキを始めとするプログラマー系メンバー達によって開発が進められており、とりあえず『デビルサマナー ソウルハッカーズ』に出て来たソフトを参考にして同じ名前・効果を再現できないかと広域マップ表示の【ネオ・クリア】やらターゲットの防御相性を表示する【ギボ・アイズ】などが試作されていたりするのだ。
「やっぱり霊穴付近には悪魔が根城にしてる所もあるか。【封魔の鈴】は向かってくる悪魔は退けられても、固定エンカウントの敵にこっちから向かっていく場合には機能しないからにゃー」
「…………【ラジエルの書】によるアナライズ終了。【妖鬼 オニ Lv 23〜25】が9体、防御相性は物理耐性と電撃・破魔・混乱・睡眠弱点。【幽鬼 ピシャーチャ Lv31〜33】が3体、防御相性は呪殺無効に火炎・破魔弱点。そして頭と思われる【鬼女 ラミア Lv39】が一体、防御相性は電撃・毒耐性と氷結・幻惑弱点。各悪魔の保有スキルも解析するよ」
「成る程、凄まじい解析能力ね。アナライズ系スキルは目視範囲内でかなり接近しなければ使えない上に使われた事は気付かれてしまうんだけど、ここまで相手が見えない状態でも気付かれる事無く一方的に情報を抜けるのは大きいわ」
漫画家ネキの固有スキル【ラジエルの書】は使用中に無防備になる上に解析に時間が掛かるので戦闘中には使えないが、その有効射程は通常のアナライズ系スキルと比べても遥かに高く、更に対象に一切気付かれる事無く情報を抜き取る事が可能なので今の様に戦闘が始まる前に敵の情報を全て把握する事すらも可能なのだ。
……その分一神教関連以外の相手で
「とりあえずオニとピシャーチャには破魔系が効くからイタコネキと漫画家ネキの範囲破魔と施餓鬼米*3でいけるか。問題はラミアだが弱点は氷結だから俺のゲンブを主体にして攻略出来る。レベルも上回ってるしな」
「スキルに関してはオニとピシャーチャが物理系、ラミアは呪殺持ってるから漫画家ネキは【テトラジャ*4】を頼むわ。状態異常は適時治療でドレイン系は短期決戦で行けばいいでしょ」
「私は悪魔変身してると呪殺に弱くなるしねー。人間用の装備品を悪魔が付けても機能しないから【テトラジャ】ぐらいしか対策も打てないし」
「それだとオイラは有効な手段を持ってないから前衛壁役と支援に回った方がいいか。……んじゃ、行くか【マタムネ】【阿弥陀丸】」
『『御意』』
そう言った青森代表ニキがCOMPから仲魔である着物を着た二足歩行の猫──【軍神 ネコショウグン Lv25】を呼び出し、同時に腰に提げた刀──武装型造魔である【造魔 阿弥陀丸/春雨 Lv29】を引き抜くと共に鎧武者の様な幻影がその身に重なって刀にも一部鎧の様なパーツが展開された。
「おお! それってオーバーソウル? マンキンの原作再現かな?」
「んー、製作者達が元ネタ関係で悪乗りしたのは事実だろうけど、実態は武器型造魔の試作品の一つで『内蔵された悪魔を装備者に憑依させてその戦闘能力とスキルを得る』ってコンセプトで作られたらしいぞ。確かカード式の悪魔変身や魔晶武器、後は『IMAGINE』の【デジタライズ*5】とかを参考にして作られたんだってさ」
「見た目は“オーバーソウル”だけど実際は“憑依合体”の方に近いわよね。術式も神降し系がベースみたいだし」
この【阿弥陀丸/春雨】は霊的資質は高いが基本的に戦闘の素人しか居ない転生者用に『戦闘・武術の能力が高い悪魔を憑依させて誰でも戦える様にしよう』という考えから作られた武装型の造魔であり、通常の武装型の様に意思を持った武器として独自のスキルを使用するサポートだけで無く悪魔の有する“武術の達人であるなどの情報”を降ろして素人でも達人並みの動きで戦える事を目的として作られたのである。
まあ実際には憑依用の悪魔はかなり精密な調整が必要(【阿弥陀丸】の場合は【妖鬼 モムノフ】をベースに忠誠心を上げたりしてる)で手間がかかって生産には相応のコストが必要な上、現状では憑依に適性のある人間にしか使えない事からいくつかがデータ収集用に試験運用されている段階のものだが。
「そんじゃ俺も仲魔を呼び出すかねい。こい【ゲンブ】【フローラ】」
『ほう、ワシの出番かの』
「お仕事ですね、ご主人様」
「あ、私も護衛は出しておかなきゃ」
そしてメイドスキーニキも手にした封魔菅から尻尾が蛇となった巨大な亀──仲魔である【龍神 ゲンブ Lv40】を呼びだし、更にCOMPから青髪をツインテールにしたメイド服の少女──人造魔人【造魔 フローラ/妖精 シルキー Lv34】を呼びだした。
それを見た漫画家ネキも急いでCOMPから護衛役として神父ニキと脇巫女ネキに渡された【造魔 ジム・ガードカスタム Lv14】と【造魔
「ッ⁉︎ そこに居るのは誰だっ!?」
「まあこれだけ人数増やせば隠密も機能しないにゃー。……じゃあ戦闘開始だ」
そうして戦闘準備を整えた彼等にようやく気が付いたラミアの誰何の声をキッカケとして霊穴を巡る戦いが始まったのだった。
──────◇◇◇──────
「チッ、やはり敵か! だがこの霊穴は渡さん「ごちゃごちゃと言う前にまずは行動するにゃー! 喰らえ施餓鬼米!」
「施餓鬼米をシュート! 超エキサイティング!」
「破魔弱点を揃えて即死対策も無しとかバカかしら。マハンマオン!」
「レベル差があっても即死狙いならイケるのがお約束! マハンマ!」
『『『『『GYAAAAAAAAA aaaaa!!!?』』』』』\HEAVEN!/
先手を取った彼等はラミアが配下に指示を出そうとする前にメイドスキーニキと青森代表ニキの施餓鬼米と、イタコネキと漫画家ネキによる全体破魔の一斉攻撃をオニとピシャーチャに浴びせかけて大半を昇天させた。
「残りはオニ2体にピシャーチャ1体! やっぱりレベル差があると弱点突いてもあんまり効かないか」
「即死対策してない相手ならハマ・ムド系の効果を必要に応じて即死特化に切り替える(当然特殊技能)のがオススメよ。……後は私達だけで十分だから漫画家ネキは下がってサポートで」
「あの三体ぐらいなら俺らだけでなんとかなるからメイドスキーニキ達はラミアを頼む」
「了解だにゃー」
そして青森代表ニキはイタコネキがもう一度魔法を撃つまでの時間稼ぎと、メイドスキーニキとラミアとの戦いに横槍を入れられない様にする足止めの為に阿弥陀丸を担いでマタムネと共にオニとピシャーチャ達へと斬り掛かって行った。
『では参ります。倒せずとも技を封じれば足止めは出来ましょう』
「足並み乱れたら攻撃回避余裕! そしてそこにヒートライザ!」『からの全体ぶった斬りでござる!』
『『『GUUAAAAAA!!!』』』
まず手始めにマタムネが全体状態異常の魔封を掛けて敵悪魔の一部スキルを無効にした上で全体バフを掛けて、それでも封じられていない物理攻撃を使って来る相手は青森代表ニキが壁になって捌き、自身の自己強化と阿弥陀丸の剣技スキルを並行して発動させる連携によって放たれた斬撃波によって斬り払って行く。
そんな状態異常からバフを掛けて殴ると言う彼等の必勝戦術ではあったが物理耐性持ちのオニとそこそこのレベルを持つピシャーチャを完全に倒しきる事は出来なかった……が、足止めには十分過ぎる活躍だったので、その直後に放たれたイタコネキによる二発目のマハンマオンによって敵はもれなく全員昇天したのだが。
「くっ、これは魔封か! これでは魔法が……」\CLOSE!/
「おっラッキー、これなら呪殺と遠距離攻撃を気にする必要は無いにゃー。……つー訳でやっちまえ」
『良かろう! カァァァァッ!!!』
「私も参ります! 凍てつけ、ブフーラ!」
【ブフーラ*17】
「キャァァァァァァッ!!?」\WEAK!/
そしてメイドスキーニキの方は運悪く魔封に掛かってしまったラミアに対し、容赦なくフローラの氷結魔法とゲンブの口から放たれる猛吹雪による遠距離攻撃で弱点をつきながら攻め立てていた。
……おちゃらけた言動が目立つメイドスキーニキではあるが、京都に於ける霊能家系の最高位である土御門家の分家に生まれて幼少の頃から鍛錬を続け、色々あってフリーになってからも腕利きのデビルサマナーとして様々な依頼をこなして来たので戦闘においては徹頭徹尾クレバーである。
「グゥッ⁉︎ ……だが、この霊穴を、恐ザンノカナメをワタス訳にわァァァ!!!」
【鉄鋼針*18】
「っと、サマナー狙いか。まあ防御するが……しかし、通常のラミアとは毛色が違うしボスらしい祖霊の影響を強く受けてるのか?」
それでも異界のボスである【イタコ祖霊】の影響下にあるラミアは大量の針を口から飛ばしてサマナーであるメイドスキーニキを狙うが、歴戦である彼は自分が狙われる事を予想してきっちりと急所への針を弾く事で防御していたのでダメージを最小限に抑えられた。
また、彼は向こうが手番を消費した隙を突く様にゲンブとフローラに契約を介して
「もう一度ブフーラ! 攻撃魔法これだけですので!」
【ブフーラ】
「氷で動きが鈍ったのなら懐に潜り込む事など容易いわ! 喰らえっ!!!」
【氷結プレロマ】【氷龍撃*19】
「ああアアアアアァァァァァァaaaaa!!!?」
それに答えてメイド服の少女が再度放った氷結魔法によって凍りつき動きの止まったラミアは、その間に接近していたゲンブが極寒の冷気を纏わせながら伸長させて龍蛇の尾による一撃を受けて氷の粒となりながら砕け散ったのだった。
「ご主人様大丈夫ですか? 今回復します」
「おお、助かるにゃー」
『そのぐらいの負傷なら息吹で治るであろうに。……まあ、かつて土御門家を出奔してからの根無し草の時と比べれば今の主人は充実している様だがな』
「んー、とりあえずエネミー・ソナーにも反応無いから周囲に敵は居ないと」
「じゃあさっさと結界を敷いてしまいましょうか。時間も押してるしね」
そうやって霊穴に陣取る悪魔達を殲滅した彼等は油断なく周囲の警戒をしつつも負傷の治療を行い、その後すぐにイタコネキを中心に結界を展開する準備をしていった。
「さてと、まずこの【超・占事略決】に載っていた結界術式『セーブポイント設置』と『異界難易度カジュアル化』を組み合わせて、霊穴を中心とした悪魔が発生しない簡易結界を敷きつつ異界全体の霊脈に干渉して強度を弱める訳だけど」
「それは分かるんだが、その凄い術式をなんかゲーム設定みたいな呼び方で良いのか?」
「……仕方ないでしょ、この【
「組織名も安価で決めたのを押し通すタイプだからにゃー。脇巫女ネキって」
まあ、術の名前がアレでも結界を張れる事には変わらないのでイタコネキは霊穴の中心部分の地面に【十握剣】をぶっ刺してから【超・占事略決】に載っている術式を展開していき、それ以外のメンバーは再度【封魔の鈴】を使いつつ周辺を警戒しながらイタコネキの指示に従って必要な霊装などを敷設していった。
「……ふぅ、とりあえずこんなもんでしょ。これでこの周囲に張った結界内には悪魔は発生せず寄っても来ないし、それに加えて異界のMAGを部分的にちょろまかす事によってこの結果内にいる者に軽度だけどHP・MP・MAGの自然回復効果が得られるわ」
「はーすげぇな。まさにセーブポイントって感じ」
「流石に死亡したら戻って来れるなんて事は無理だけどね。霊的に安定してるから蘇生確率が上がるぐらいよ。……流石にこんなレベルの結界、今の私じゃ【十握剣】の助けがなければ展開出来ないけどね。一度展開すれば維持に関しては既存の霊装で十分だけど、ホント頭オカシイ出来の術式よね」
「こんなアホみたいな難度の結界を二時間程度で作れるなら十分過ぎると思うがにゃー。とりあえず休みながら連絡を入れるか。結界を守る人間も必要になるだろうしな」
そうして大体二時間後、結界を敷設した彼等は異界での連絡用に渡された特注トランシーバーを使って味方に連絡を取りセーブポイントの見張り員を呼び、それが来るまでの間は結界敷設で消耗しているイタコネキの事もあってしばらく休む事にした。
……こうして安全に休める場所が出来て、更にそこから異界のMAGの支配権の一部をボスから奪い無駄遣いさせる事によってその強度を落としていく事を彼等はいくつかの霊穴で行なっていき、それと他の参加者達の奮戦も相まって【恐山大異界】の攻略は終盤へと向かって行く事になったのだった。
あとがき・各種設定解説
【覚醒者 麻倉葉 Lv31】
ステータスタイプ:魔・体中心のバランス型
防御相性:破魔無効、呪殺・精神耐性
能動スキル:【スラッシュ】【静寂の祈り】【マハタルンダ】【マハラクンダ】【マハスクンダ】【ヒートライザ】【デカジャ】【デクンダ】
自動スキル:【呪殺耐性】【精神耐性】【瞬間回復】【勝利のチャクラ】【延長強化】【食いしばり】
汎用スキル・その他:【剣術】【降霊術】【霊視】
・いつの間にか青森代表にされてた一般転生者だが、実は実家の麻倉家は没落して一般人になった元霊能家系だったりするので霊的なセンスは高く基礎的な霊視や降霊術は習得している。
・能力は基本的にバフデバフ中心の補助型であるが、武装型造魔である【阿弥陀丸】を装備・憑依させてそのステータス・技術・スキルを自分に降ろす事で前衛として戦うスタイルを取っている。
・この【阿弥陀丸】の様な“憑依武装”はマスターに造魔が習得している技術やスキルを使わせる事も出来るので、作中の様にマスターがバフスキルを使うと同時に造魔がその肉体を動かして物理スキルを使ったり、マスターと造魔が共有している物理スキルを連続して使うなども可能。
・だが、悪魔を憑依させて自分の身体を動かさせる必要もあるのでその辺り拒否感が出て上手く使えなかったり、そもそも悪魔を憑依させられる降霊術系の適正がないと負担が大き過ぎて運用出来ないので現状試作運用が少しされている程度。
・彼の仲魔である【マタムネ】は元々彼の飼い猫だったのだが寿命で死んでしまい、それで脇巫女ネキが希望者に行なっている『デビルサマナー志望・ペット復活系悪魔転生コース』を受けて運良く悪魔として転生したもの。
【超人 土御門元春 Lv45】
ステータスタイプ:力・体中心のバランス型
防御相性:破魔無効、呪殺耐性
能動スキル:【ハードヒット】【霞駆け】【牙折り】【鎧通し】【目潰し】【地獄突き】【真空投げ】【白龍撃】【黒龍撃】【ディアラマ】【パトラ】【四神召喚】【アナライズ】【マッパー】
自動スキル:【呪殺耐性】【勝利の息吹】【活脈】【猛反撃】【ミナゴロシの愉悦】【龍の反応】【食いしばり】【奈落のマスク】
汎用スキル:【格闘技】【神道式悪魔召喚術】【陰陽術】など
・メイド好きを公言してる凄腕悪魔召喚師な転生者で、元は京都の霊能家系である土御門家の分家に生まれて封魔管による二体同時召喚や伝説の四神の分霊全てと契約が出来た神童として名を馳せていた。
・だが、その所為で本家の嫡男より優れてるとされて本妻側から嫌がらせを受けたり(嫡男自身とは割と仲が良かった)、病弱だった母親が死んだ事もあって色々面倒くさくなって家を出てフリーのデビルサマナーとして京都から離れた関東圏で活動していた。
・その後は腕前は一流なので凄腕の霊能者として知られてはいたが京都での事を尾を引いて適当に依頼をこなしつつ、メイド喫茶に通ったりサブカル付けの日々を送ったりと自堕落に過ごしていたが、他の転生者とネオベテルの存在を知ってそこに加わってからは雰囲気があっていたのか同類との出会いがキッカケになったのか持ち直して段々とかつてのやる気があった頃に戻っている模様。
・戦闘スタイルは修行で身に付けた格闘技と陰陽術、契約した【龍王 ゲンブ】【聖獣 ビャッコ】【霊鳥 スザク】【龍神 セイリュウ】を使役する神道家召喚術。
・更に陰陽道系の『瞬間的に仲魔を召喚して強力なスキルを使う』召喚術と神道系の封魔管召喚術を組み合わせ、封魔管内の仲魔にMAGを注ぎ込んで瞬間的な召喚をしながら一撃のみを超強化して放つ【四神召喚】という召喚攻撃の固有スキルを開発している。
・それ故にCOMPを手に入れても人造魔人との契約以外には封魔管を使い続けており、基本的に一体を召喚しつつもう一体の枠は【四神召喚】用に空けておく戦闘スタイルを好む。
・契約している高級造魔・人造魔人の【フローラ】は『ファイアーエムブレムIF』に出て来るキャラクターがモチーフで、家事手伝いの伝承がある【シルキー】の分霊がベースなので付けられて汎用スキルもあって非常に高い家事能力を有する。
・一見メイド好きの趣味で手に入れた造魔に見える(勿論趣味も多分に入ってる)が、能力は回復と補助に特化させていて戦闘に特化し過ぎている自分と四神の弱点を補う様にガチで組まれている。
読了ありがとうございました。
長く続いた恐山攻略編もそろそろ終盤。次かその次ぐらいで多分終わるかな。感想・評価・誤字報告などやってくれれば感謝です。